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(  ゚¥゚)わが赴くは獣の群れのようです

51 ◆d7bMXbKy6Q:2016/04/03(日) 04:52:29 ID:4QLUhYnU0
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用語解説


『辺境の民』

 すでに失われたはずの技術を多数保持している、獣を滅ぼすためならば死すら恐れぬ、狂信者達の集団。
 その出自により、数千万人に一人とされる強化内骨格適正を民族のほぼ全員が持つことが特徴。
 また、優生学を取り入れた人間の品種改良すら行い、太陽系で最も武芸と研究に特化した人類となっている。

 獣の脱走事故により獣達が太陽系全体に蔓延り、クシナイアン文明の滅亡も間近とされていた時代。
 僅かに残された上層部は、強化内骨格適正のある科学者・兵士を集め、自己修復と資源生産機能を持つ宇宙コロニーに乗せた。
 獣から隔離された空間にて幾千年宇宙空間を漂いながら研究を続け、対抗手段を手に入れるための計画だった。
 この二千年も前に建てられた計画の成れの果てがこの民族である。

 辺境の民が外界へと連絡を取った時にはクシナイアンは滅び、獣たちもそれにより弱体化し絶滅間近となっていた。
 二千年の間に獣の駆除に関わらない科学は形骸化し土着宗教へと変貌したが、逆に駆除に関する技術を全て残す結果となった。
 そのため、クシナイアン文明の半生命体ナノマシン技術以外の様々な技術、開発能力を未だ保持している。


『『獣』』

 「それ」「けだもの」「怪物」と呼ばれる生命体。クシナイアン文明時代に南極にある大磁極基地にて研究されていた生物兵器。
 ある日、極秘裏に研究されていたこの生命体が脱走し、クシナイアン時代の幕を閉じる引き金となる。
 この生物兵器が何故南極で研究されていたのか、どのような経緯で脱走したかは不明。

 他の生物と同化し細胞を模倣する能力を持つ、クローンを製造し続ける生命体。
 同化した生命体の、神経細胞の状態を含めて完全コピーするため、製造されたクローンは被害者の記憶を有する。
 ただし、製造された生物の多くは不完全なコピーであり、様々な生物の腕や肺がない頭などが融合した生命体となる。
 また、クローニングを繰り返すたびに劣化し、元の姿から離れていくため、常に同化対象を摂取し続ける必要がある。

 クシナイアンは半生命体ナノマシンを利用した技術に優れており、その機器類のほとんどが半生命体で構成される。
 そのため、兵器を含めたあらゆる施設を獣にまるごと乗っ取られる形となった。これが強大な文明の主な敗因である。
 文明崩壊後、クローニングの劣化により獣は大幅に弱体化し、現在は一部地域で猛威を振るうだけの存在。


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