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(  ゚¥゚)わが赴くは獣の群れのようです

44 ◆d7bMXbKy6Q:2016/04/03(日) 04:48:16 ID:4QLUhYnU0
44
 
( "ゞ)「ハアッ!!」

 構える。今度は間に合う。気合の声に合わせてバックステップ。雷撃を避けた。
 全身の筋肉を震わせ、雷撃から叩き起こし、溜めを作る。
 相手は腕を振り上げて、振り下ろす直前その溜めを爆発させた。

――バゴンッ! =三   ¥゚)

 強化内骨格の全力機動は通路の地面を砕き、雷撃を紙一重で躱す。
 何がくるのかを把握していれば、あとは殺気を読むだけだ。距離を取り、刀を納刀して弓を引き抜いた。

――キリリリリ…… =三   ¥゚)

 剛弓で狙う。『獣』は高い再生能力を持つため、致死には至らないだろう。
 だが、足止めくらいは確実に行える。『獣』も痛覚は存在するため、攻撃を無視できない。

――ダンッ! =三   ¥゚)

 まず一射。同時に急旋回。内骨格の出力を限界まで振り絞り、二の矢を放ちながら、ジグザグに獣へと迫る。
 相手は矢を雷撃で迎撃する。無駄だ。それは読んでいる。雷撃を目眩ましに三の矢を続けて放った。

(...:.;:ゞ)「ぐうっ」

 左目に直撃。脳の動きが止まり、相手は再生しながらも一時的に意識を失う。

(   ¥゚)(好機!)

 弓を投げ捨て、抜刀と同時に袈裟斬りを放つ。
 意識が飛び、相手の間合いに入る隙を俺は逃さない。確実に仕留める!
 同時、ぐるりと白目を剥く『獣』の残った右目が、ぎょろりと動いて、俺と目が合った。

( "ゞ)「飛雷閃!!」

 気を失ったのはフェイクか、あるいは瞬時に気絶から立ち直ったか!?
 相手へと迫る俺の身体を、雷撃の嵐が吹き荒れ熱く焼き尽くした。


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