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( ゚¥゚)わが赴くは獣の群れのようです
38
:
◆d7bMXbKy6Q
:2016/04/03(日) 04:44:24 ID:4QLUhYnU0
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用語解説
『技術記憶の埋め込み』
記憶はエピソード記憶。意味記憶。手続き記憶。など複数の種類に分類される。
これら記憶は、それぞれの種類により、脳への記憶方法や場所が異なることがわかっている。
例として、主に思い出に当たるエピソード記憶は海馬に保存される。
つまり、海馬に損傷を負った人間は、手続き記憶であるピアノの演奏を習得することは可能である。
だが、何故どうやって習得したのか、その過程に当たる思い出は一切思い出せず、ただピアノの演奏技術だけが残る。
更に、あらゆる生物は本能的に幾つかの手続き記憶を、生まれつき所持していることがわかっている。
例えば、イルカは超音波にて簡単なコミュニケーションを行うが、生まれた直後からこの超音波語を話す事が可能だ。
他にも猫の着地など、生きるのに必要な技術を経験せずとも本能と呼ばれる形で「記憶」していることが判明している。
これを利用し、特定の技術を生まれつき本能に刻む技術が開発された。
生まれつき兵士として必要な技能を持つ兵士の誕生である。これにより訓練期間を大幅に短縮することが可能となった。
クシナイアン時代はこれら技術は倫理に反するため開発されなかったが、現在はVIP帝国が発明し独占している。
『強化内骨格』
強化外骨格(パワードスーツ)の欠点として、最終的には装着する人間自身の強度が性能限界を決めていた。
また義体による全身改造手術は脳や神経との接続ラグにより、人体を超える感覚器官を得ることが難しい問題を抱えていた。
それら問題を解決するために編み出されたのが、強化内骨格である。
ナノマシンにより全身の神経を残しつつ、骨格・筋肉などを複雑な義体と換装する。人間と機械の融合といえよう。
これにより全身の神経を最大限まで活用。状況次第で機械化により補助することが可能。
損傷は常にナノマシンにより修復し、骨にも筋肉の働きを付与することで見た目に反した高出力を得た。
最大の欠点として、神経と機械の相性があり、数万人に一人とされる適性がなければこの手術を受けることができない。
そのため、長年様々なアプローチが試みられるもクシナイアン時代には研究段階で頓挫し過去の遺物となっていた。
辺境の民はこの適性を全員が持つ点で特異であり、全人口が適性を持つことで技術を実現。
これは、最初からこの適性を持つ者だけで始まり、外部からの混血を許さなかった民族だからこそ可能となった。
故に辺境の民だけが、現代までこの技術を残している。
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