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( ゚¥゚)わが赴くは獣の群れのようです
28
:
◆d7bMXbKy6Q
:2016/04/03(日) 04:38:31 ID:4QLUhYnU0
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用語解説
『軌道エレベーター』
クシナイアン以前から現在まで主流となる宙域射出装置。エレベーターと名がつくが、イメージ的にはカタパルトが近い。
大気圏外まで伸びた巨大な剥き出しのエレベーターに、宇宙艇を固定し射出する装置である。
これにより、従来のジェット噴射法と比較して大幅な燃料節約を果たし、小型艇での大気圏外移動を可能とした。
クシナイアン製と現代製が存在するが、クシナイアン製は非常に高度な射出機能を誇る。
現在、現代製は地球の大気圏外距離で射出まで約9時間掛かるのに対し、クシナイアン製は1時間24分で到達する。
そのため、クシナイアン製軌道エレベーターは殆どの惑星で支配階級が独占しており、利用料金が高額に設定されている。
なお、中型艇まで対応しているが、巨大な戦艦などは積載できないため、戦艦は宙域待機が基本である。
その場合、戦艦と惑星を行き来するために小型艇や中型艇を利用するのが基本。
現在、ケレスには現代製の軌道エレベーターが4基存在する。
『時空管制塔』
太陽系全体の時空間跳躍航法を制御するクシナイアン文明の遺産。太陽系のあちこちに点在する。
現在は、二大勢力を含めた全ての政治組織がこの遺産への不可侵条約を締結している。
現在の時間跳躍には、非常に融通が利かない欠点を有する。
例えばこの跳躍に使用するワームホールの入り口は、発生から消滅まで0.13秒以下であり、過去と言っても出口を作った瞬間までしか戻れない。
さらに、次のワームホールを作るためのエネルギーは過去に戻ることを利用して取得する。
宇宙艇視点では、今作った出口に出れる入口は指定時刻ジャストにほんの一瞬発生し、それを逃すと次のタイムスリップができないことになる。
分解冷凍睡眠による搭乗者の不在を含めれば、一瞬で数光年の距離を移動できるが、途中予定外の行動ができない航法となってしまう。
更にはタイムスリップに失敗すると何もない宙域にガス欠を起こして取り残される事態が懸念される。
この対策として、自動制御の時空管制塔がクシナイアン文明の時代より設置されている。
距離を無視して瞬時に信号をやり取りする量子テレポーテーション通信施設を備え、時空間跳躍に関する情報を全てに対して共有している。
この管制塔にアクセスすることで、安全を確認することが可能となっている。
その上で到着連絡がない場合、宙域に取り残されたと断定し、他の船に救難信号・難破状況を送る機能も有する。
ただし、管制塔に連絡せず跳躍を行うとその跳躍を共有することができず、安全確認したにも関わらず事故を起こすことになる。
非アクセス航行が太陽系国際法により殺人以上の重罪となっているのはそのため。
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