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夢日記

21ボール:2014/10/31(金) 10:32:58 ID:r5XkL4Ic
俺には美人な姉がいた
髪はブロンドのロングでかわいいワンピースを着ていた
俺は一人の男として姉をかなりきれいなそしてかわいい人だと思っていた
そして俺は姉そっくりな見た目の双子だった
髪型と服装も揃えていて声すら同じで
違いは胸の有無と一人称くらいだったが胸パッドを入れて一人称も真似れば見分けることは不可能だった
ある日姉から電話で連絡が入った
どうやらストーカーに狙われるようになったらしい
俺と姉は遠く離れた場所で別々に暮らしていたので
恐らくストーカーには俺の存在は知られてないだろう
俺は見た目が姉とそっくりであることを利用して姉を助けようと思った
俺と姉には2つの超能力があった
一つは二人の場所を瞬間的に入れ替える能力で交換ワープ
もう一つは思ったことを互いに伝え合える能力で視覚と聴覚情報すら送信できる意識内通話・・普段は通話と呼んでいた
どちらの能力も距離に限界がありどちらも同じだけ届くらしかった
通話が届けばワープも届くということだ
能力を使える条件は距離以外にもう一つ
お互いが能力を使うことを許しあってる場合のみということ
拒否してる場合でも相手が能力を使おうとしてることだけは解るようになっていた
まずは公共交通機関を使って姉と意識内通話が届く距離まで移動
姉からの通話があった
どうやら今は屋外を歩いてるらしかったそして後ろにはストーカー
姉は打ち合わせ通り人気の無い灰ビルに入るために道を曲がった
ワープした瞬間の不自然さを隠すため姉がストーカーからの死角に入った瞬間に交換ワープで俺と姉の位置を入れ替えた
その後ストーカーも姉が俺と入れ替わってると知らずに後を追うように廃ビルに入ってきた
俺は自ら追い込まれるように長い髪をなびかせながらすまし顔で階段を登り上階へと上がっていった
後ろをちらちら見てみるとストーカーはうまい具合におびき寄せられていた
俺は女子トイレのほうに近づいていった
このビルのトイレは入り口が塞がれれば逃げ場は完全に無くなる構造をしている
俺はそろそろかと思い姉に意識内通話して警察を呼ぶように言った
警察が間に合うかどうか
それどころか警察が動いてくれるかどうかもわからない
しかし俺には最後の切り札、男という事実がある
俺は女子トイレに入っていった
作戦とはいえ恥ずかしいものがある・・と普段からの自分の格好を棚に上げて思った
ストーカーは様子を伺ってるらしくすぐに入ってくるような気配はなかった
少し疲れて気を抜いて俺は入り口から少し目を離してまた入り口のほうを見てビクっとした
ストーカーがそっと顔を覗かせていたのだ
俺は訊く
「何か用ですか?」
ストーカーは無言だった
俺は何をしようもなく突っ立っていた
何分がすぎただろうか
ストーカーは意を決したように動き出した
こっちに向かってずんずんと歩いてきて
取っ組み合いになった
激しい攻防が続いているが何とかしのぎ続けている
警察が来る気配はない
しばらく必死の取っ組み合いを続けているとストーカーの後ろから大声がした
聞きなれた声だった
俺とストーカーは同時にそちらを見た
そこに居たのは俺と同じ姿をした女がいた・・姉だった
ストーカーは頭の中が真っ白になったような顔をしていた
すぐに警官も来た
サイレンを鳴らさないようにパトカーを走らせていたらしい
男はハテナ顔のまま現行犯逮捕された
俺が男だったため婦女暴行ではなく傷害罪と姉に対するストーカー行為や下着の盗難などでで裁かれることになるようだ
ストーカーの懲役の期間中に姉は学業を終えて別の土地に引っ越すことになるようだ
姉とストーカーが顔を合わせることはもうないだろう
大好きな姉を守れてよかったと思った・・どうやら俺はシスコンらしい・・で目が覚めた


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