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雑談場所「7」
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行き当たりばったりで書いた物語(?)
少女は異端で、少女は異常だった。
異彩を放ち、異人のようにも感じる異色の少女は、やはり僕とは異なる者なのだろう。
少女がそれほどまで異質にみえるのは、少女があまりにも、どうしようもないくらい、『優しくなかった』からだ。
少女は、善でも、悪でもなかった。手伝うこともなく、耳を傾けるわけでもなく、見ているだけのただの傍観者。ただ、『優しくなかった』ことでそのあと起こった出来事の引き金を 引いたのだ。
少女を流れていく人の心と言う川の中で動かない石だとするなら、周りに合わせない少女は変わろうと思わないし、少女は変わらないのだ。
『優しくなかった』ことで、少女は強かった。
自分であり続けるそれを『強さ』と呼ばれた。望まれない強さ。のちに少女はそれが何より憎く、許せなかった、と語る。
『強さ』は少女の弱さだ。短所が長所になるように、少女には長所が短所になったのだ。
強さを蔑む少女を、僕は『異形』とつぶやいた。
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