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小説書く場所
171
:
零月
:2015/08/25(火) 22:03:28 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・第玖「忌華家」
新宇宙〜忌華邸〜
本邸へと帰宅し、忌華一族が集結する会議で異次元の世界で起こっている「終焉」について話し合っている。
匠「・・・まず、今日集まってもらったのは、ある世界で起こっている「終焉」と呼ばれる者についてだ。」
朱雀「先代様、この題は零月が解決してくれると思うのですが・・・」
匠「まぁ、彼奴ならやり遂げるかも知れんが、彼奴だけでは今回は倒せないと私は思うのだよ。」
皇「巨匠様は何故そう思うのですか?」
匠「彼奴・・・「終焉」は長年の復活でありとあらゆる力を身につけている
もう・・・封印は叶わないと踏む。」
刹那「・・・そこで、零月の力では叶わんと考え、忌華家の誰かが異世界へ行くと?」
纏「飛沫が私は良いと思うのだがな・・・今の飛沫なら彼奴を倒せる力は備わっている。」
飛沫「嫌だねぇ〜、貴方様こそ力は備わっているはずでは無いのかな?」
鐵「・・・お前等、この中で一番強い奴が行けばそれて済むんじゃねぇのか・・・?」
日羲「それだったら折角の楽しみが台無しじゃないか、僕達はお助け役としてだよ。」
匠「それに、成長もしないのでな。」
樂戚「・・・それだったら誰にするんだ?」
藜「それだったら、誰にするんだ?」
永久「・・・確か、零月に義理の兄貴が居たはずだが・・・」
神威「あぁ、瞬真の事か。そういえば彼奴来ていないな。
彼奴の事だからどうせ海外にでも行ってるんだろうよ。」
樂戚「そういえば瞬真の奴、また株で稼いでるらしいな。」
皇「とりあえず、瞬真は放っておけ。
今は誰を異世界へ連れて行くかの話だろう。」
朱雀「・・・先代様が決定されて下さい。それで今日の会議は決定となります。」
匠「・・・私は・・・」
続く。
172
:
大和
:2015/08/26(水) 17:01:51 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
会議がなんか、ちょっとほのぼのしてるwwwww
173
:
零月
:2015/09/27(日) 18:58:44 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾肆「本能字学園戦」
本能字という所へ足を踏み出した颯輝達、本能字学園へと入ると、此処の学園の鬼龍院皐月という女に出会う。
侵入者と言われた颯輝達は鬼龍院皐月を説得しようとするも無駄で、戦いに入る。
そこに纏流子という同じ気を放った女がバイクで学園に入り、鬼龍院皐月とのバトルを颯輝達から横取りをする。
颯輝「此方の話を聞かないのでしたら、僕の方からも攻撃致しますよ?」
威圧感のある言い方で言うも無意味、そしてついに、颯輝は鬼龍院皐月と纏流子の激しい戦いの中へと足をゆっくり、一歩ずつ踏み出して歩いていく。
メタナイト「颯輝、無茶をするなよ?」
颯輝を心配するメタナイト、激しい戦いの中へ入る途中に、颯輝は背中を向けながらこう言った。
颯輝「大丈夫ですよ、戦いを止めるだけですから。」
そう言うと、戦いの中へと入っていった颯輝。その姿をみた因幡てゐはこう言った。
てゐ「そうだと良いんだけどね…でも颯輝の体から威圧の気があふれ出していた。何をしでかすか分からないよ…」
困った顔で言う因幡てゐ、2人とも戦いの渦を見ながら立っていた。
……
一方、戦いの渦の中では、鬼龍院皐月と纏流子が激しい戦いを繰り広げていた。
皐月「纏!お前の力はそんな物か!」
纏とぶつかりあいながら喋る皐月。
流子「鬼龍院皐月…今日こそ片太刀バサミの真実を教えてもらうぞ!」
険しい表情で皐月に語りかける流子、その戦いを見た颯輝は。
颯輝「…分からない様ですね…全く。」
そう言うと、一気に体の中から気を放つ。その大きい気に2人は反応し、颯輝に構える。
皐月「…!」
皐月が構えると、颯輝は言う。
颯輝「...話を聞かない未熟者が、大人しく戦いを止めなさい…」
皐月は颯輝へと攻撃を仕掛けようとする。
颯輝「...貴方の行動は理解が出来ませんね、折角話で解決しようと思ったのですが…これじゃ無意味ですか。」
そう言いながら、攻撃を弾き返す。
皐月&流子「人の戦いを邪魔されて怒らない奴が居るか!」
攻撃を弾き返されるもひるまず、攻撃をどんどん仕掛ける皐月と流子。
颯輝「話で解決しようという気は無いと、成程、ならばこちらからも攻撃を仕掛けなければなりませんね…!」
皐月と流子を気の力で攻撃を弾き返すと、片手を前に出して、エネルギーを溜める。
颯輝「…波動掌!」
攻撃を繰り出すと、2人は吹き飛び、壁にめり込む。
流子「…何なんだよテメェ…」
颯輝へと問う流子。
颯輝「神崎颯輝…やっと話を聞いてくれる気になりましたか。」
そう言うと、地面に座ってる流子に手を差し伸ばすと、流子は手を掴み、立ち上がる。
流子「私の名前は纏流子、そしてこの服の名前は鮮血だ。」
鮮血「神崎颯輝、宜しく。」
自己紹介が終わると、鬼龍院皐月が自力で立ち上がり、颯輝と流子に言う。
皐月「…次は負けんぞ。」
そういうと、学園の中へと入っていく皐月。
流子「...颯輝、と言ったか?」
颯輝へ問いかける流子。
颯輝「えぇ、そうですよ?」
流子「もし良かったら…私を旅に連れていってくれないか?」
To be continued……
174
:
大和
:2015/09/28(月) 23:07:00 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
おこなの?ねぇねぇ、おこなの?
175
:
零月
:2015/10/02(金) 05:26:06 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・第拾 「スプラトゥーンの世界」
※外伝の第玖話にある忌華家の会議の続きについては今後、何処かで書こうかと思っております。
紅魔館での件が終わった後、気晴らしに散歩へ出かける事にした零月達。
紅魔館から少し遠く離れた所で散歩している。
零月は前回、紅魔館へ人間に擬態したイカが侵入していた所を見つけ、前に何処かで見かけた様な気がするものの思い出せずに考えている。
零月「(…人間に擬態したイカ…やはり思い出せんな…)」
考え込んでいると、大和が零月に話かけてきた。
大和「零月、さっきから下ばっかり向いて何考えてんだよ?」
大和が零月に問いかける。
零月「…いや、何でも無いさ。」
口を歪めさせながら言う零月、それと聞いた大和は「ふーん」と軽く言って、また折鶴と話し始めた。
零月「...まぁ、この事はまだ考えるべきでは無いのかも知れんな。」
そっと独り言を呟くと真っ直ぐに見つめる零月。そうすると、折鶴が指を差しながら言った。
折鶴「ねぇねぇ!あそこに街が見えるよ?」
何やら都会の様な街を折鶴は見つけ、その目的地へと零月達は歩き続ける。
都会の様な街を見つけてから数分後、ついに零月達はその街へと辿り着くものの周りに鉄格子がある為、中には入れない様子だった。
折鶴「鉄格子…?」
折鶴がそういうと、大和は折鶴に対して慌てて喋る。
大和「お、おい。鉄格子を壊そうなんて思ってんじゃねぇぞ?」
鉄格子の間から街が覗ける所が一ヶ所だけあった為、零月は折鶴と大和を呼んで、一緒に街を見る。
零月「…ん?」
零月は何かを見て首を傾げた。
零月の瞳に写っていたのは、紅魔館の件の時に一瞬だけ見たあの、人間に擬態したイカをもう一度見た。
それを見た零月は
零月「間違いない…あの光景と同じ現象を俺はもう一度見た…。」
と、驚いた様子で呟いた。
更に街を鉄格子の間から見てみると、見た事も無い文字、聞いた事の無い言葉を零月達は聞く。
大和「…どうやら、此処は人間という存在は居なさそうな感じがするな。」
零月の方を見て語りかける大和、それを聞いた折鶴は
折鶴「…人間という存在が居ない?どういう事なの?」
折鶴が大和に詳しく聞く。
大和「そのままの意味だ、俺がこの街の気配を一瞬で探った結果、この街には人間という哺乳類の存在が消えているみたいなんだよ。」
To be continued…
176
:
大和
:2015/10/02(金) 07:21:53 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ハイカラシティ編 始動
177
:
零月
:2015/10/11(日) 16:46:03 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
前回の続き。
ある街へと辿り着いた零月達、しかし街は鉄格子で囲まれており入れない状態だった。
零月が鉄格子の間から見たのは、紅魔館で見たのと同じ光景を見る。
大和がこの街の気配を探った結果、この街には人間という哺乳類が存在しないという衝撃の事実を知った零月達であった。
零月「・・・此処に扉があるな・・・」
鉄格子に囲まれていない所に、一つだけ扉があった。
大和「此処から街に入れそうだな、開けるか。」
大和が鉄格子の扉を開けると、人間に擬態したイカ達が一斉に零月達を見た。
折鶴「・・・何かヤバい雰囲気?」
街へと一歩歩いたその瞬間だった。
イカボーイ「(誰だ?侵入者か?)」
不思議と零月達の頭の中にそのイカボーイの喋っている言葉が入ってくる。
大和「俺達は別に怪しい者じゃない、此処の街の偉い人に会いたいんだが」
大和がイカボーイに問いかける。
イカボーイ「(此処だったら、アタリメ司令って人が偉いのかな?)
イカガールが頭を傾げながら答える。
零月「アタリメ司令・・・何処ら辺に居る?」
イカボーイに問いかける零月。
イカボーイ「(俺が呼んできてやるよ、君達はそこのベンチに座ってて待っててくれ)」
そういうと、イカボーイがアタリメ司令という人を探しに走っていった。
零月達はベンチに座っていると、辺りがざわつき始め、イカボーイ2人の話が終わると、走ってマンホールの中へ潜っていく。
折鶴「・・・何か辺りが静かに騒ぎ始めたね、何かあったのかな?」
そういうと折鶴はイカガールの所に行き、何が起こっているのかを聞き始めた。
大和「ん、さっきのイカボーイが戻ってきたな。」
さっきのイカボーイが血相変えて走ってくる。
イカボーイ「(アタリメ司令が行方不明に!)」
その事実を知ったのは零月と大和だけでなく、辺りに居たイカガールとイカボーイを聞いて騒ぎ始める。
更にイカボーイが口を開く。
イカボーイ「(此処最近、またオオデンチナマズが消えたのが原因なのかな・・・?)」
それを聞いた零月はイカボーイに問いかける
零月「オオデンチナマズとは?」
零月が言うとねイカボーイは口を開く。
イカボーイ「(此処ハイカラシティの電力を賄う大事な役目を持っているナマズだよ。
それが無くなるとハイカラシティが電力不足になってしまう・・・!)」
その事を聞いた零月はイカボーイに言う。
零月「・・・なぁ、そのオオデンチナマズって物を盗むという罪を犯す奴に心当たりはあるのか?」
To Be Continued・・・
178
:
大和
:2015/10/11(日) 19:01:29 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
まさかのストーリーモードを部外者が攻略wwww
179
:
零月
:2015/10/17(土) 20:01:28 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾伍 「新たな仲間」
流子「私を仲間にしてくれないか?」
流子は颯輝の方を向いて言った。
颯輝「良いですよ、大歓迎です」
微笑みながら優しく言うと、颯輝は握手を求める。
流子「宜しく頼む!」
そういうと、流子は強く颯輝の手を握りかえした。
颯輝「・・・しかし、まだ此処を出るには早い様ですね。」
そういうと、颯輝達を黒い敵がいつの間にか囲まれている。
流子「うおっ!?何だこの敵の数!」
そういうと、慌てて片太刀ハサミを手に取る流子。
颯輝「話は後です、今はこの黒い敵を倒しましょう。」
そういうと、冷静に構えを取る颯輝。
メタナイト「・・・俺達も参戦しよう。」
そういうと、メタナイトは宝剣ギャラクシアを手に取って黒い敵の軍団に突っ込んでいく。
てゐ「私は後衛で手助けでもしてよっかな〜」
スペルカードを取り出して弾幕を放つてゐ、どんどん黒い敵が消滅していく。
流子「何だ此奴等・・・次から次へとッ!」
片太刀ハサミで黒い敵を斬っていく流子、しかしどんどん黒い敵が湧いてくる。
メタナイト「・・・多分、この先にこの軍団のリーダーが居るはすだ」
メタナイトが敵を斬りながら言う、そしてその事を聞いた颯輝はてゐとメタナイトに言う。
颯輝「メタナイト君とてゐさんはこの軍団を限界まで横に押し寄せて下さい。」
そういうと、てゐは前衛へ向かい、メタナイトとてゐは黒い敵軍団を一瞬で横に押し寄せる。
颯輝「・・・さて流子さん、貴方は僕と一緒に来て下さい。」
遠くの方を見て流子に言う颯輝。
流子「・・・分かった。」
颯輝の顔を見て一息置き、それから遠くを見て言った流子。
颯輝「行きますよ・・・!」
最初静かに歩き、5歩歩くとだんだん走る颯輝と流子。
流子「チッ・・・邪魔なんだよ!」
地面から黒い敵が湧くも走りながら斬る流子。
そして、短い詠唱を終えると、走る道に魔法陣が展開されていく。
黒い敵軍団のリーダーに近づいていくと、脚力を使って特大ジャンプをする。
颯輝「・・・天翔裂気脚!」
そういうと、リーダーに向かって空中に魔法陣が展開され、ライダーキックの様にキックしながら降下していく。
流子「行けぇぇぇぇぇっ!」
叫びながら颯輝の方を見る。
やがて颯輝のキックは命中し、貯めていた颯輝の体内の魔力を脚から相手の体に注入すると、相手のリーダーは呻き声を上げて消滅した。
流子「ふぅ・・・、疲れちまった。」
その場に倒れ込む流子、ケラケラ笑っていた。
メタナイトとてゐが押し寄せていた黒い敵も消滅し、消滅した事を確認するとメタナイトとてゐは颯輝の元へ歩いてくる。
メタナイト「まだ終わってはいないぞ、次が待ちかまえているんだ。」
颯輝に言うメタナイト。
メタナイト「そうですね、次は何処に辿り着くのでしょうねぇ」
そう言いながら流子の方を見ると、流子は笑いながら寝ていた。
てゐ「私も疲れたし、少し休もうよ。」
てゐが颯輝を言う。
颯輝「そうですか、そしたら少し休みましょう。」
To Be Continued・・・
180
:
零月
:2015/10/21(水) 20:12:57 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾壱「オクタリアン」
ハイカラシティと言われるイカ達の住む街へと辿り着いた零月達は、この街の偉い人であろう「アタリメ司令」と呼ばれるイカに会おうと頼む。
しかし、辺りのイカ達がざわざわと静かに騒ぎ始めた。その理由は此処のアタリメ司令が連れ去られたという事を知る。
この事件は此処のハイカラシティの電力を賄う「オオデンチナマズ」の突然の消息不明の事件に関係があると零月達は聞く。
その事を聞いた零月達は・・・
零月「・・・なぁ、そのオオデンチナマズとやらを盗む奴に心当たりはあるのか?」
イカボーイに問いかける零月、それにイカボーイは答えた。
イカボーイ「(心当たり・・・「オクタリアン」の仕業かな?あのマンホールが怪しいんだよ)」
イカボーイはマンホールの所を指差しながら零月に言った。それを聞いた大和は「オクタリアン」というキーワードに疑問を持つ。
大和「「オクタリアン」?」
大和がイカボーイに問いかける。
イカボーイ「(かつて海面上昇によって減少してしまった陸地の覇権を争い、俺達と「大ナワバリバトル」を繰り広げたライバルの様な存在だよ。)」
イカボーイが丁寧に返す。
零月「・・・まぁ、その「アタリメ司令」とやらを探すか、「オオデンチナマズ」という大切な物も含んでな。」
そういうと折鶴と大和は「了解」の返事を出し、先程イカボーイが指差していたマンホールの中に入っていく。零月もマンホールの中へ入ろうとするとイカボーイの声が聞こえる。
イカボーイ「(頼むよ、零月さん!)」
イカボーイが零月に言うと、零月は後ろを向きながら拳の形から親指を上に立てて、そのままマンホールの中に入っていく。
〜タコツボバレー〜
零月「・・・此処か、怪しいと言っていたのは。」
辺りを見渡しながら言う零月。
零月「・・・あれが怪しいな、あれがボスの住処かな?」
零月はエリアの上空に浮いているヤカンの様な物に目が入る、怪しんでいると向こうから大和と折鶴が零月の元へ走ってくる。
To Be Continued...
181
:
大和
:2015/10/22(木) 20:06:36 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
タコワサDJ逃げてー!www
182
:
零月
:2016/01/30(土) 21:06:31 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
久々の小説。
外伝・拾二「スプラトゥーン」
零月達が辿り着いたのは、ハイカラシティと言われるイカが住む街。
「オオデンチナマズ」と「アタリメ司令」を救う為にタコツボバレーへと足を踏み入れる。
零月が空を見上げると浮いているヤカンに目をつける、そこが怪しいと踏んだ零月は・・・
大和「零月!あの空に浮いているヤカンが元凶の住む所らしいぞ。」
走りながら零月に教える。
零月「そうか・・・よし、突っ込むぞ!」
そういうと零月は周りにある足場を使って、尋常じゃない脚力を使ってあっという間に
浮いているヤカンへと辿り着く。
零月「大和と折鶴、先行ってるぞ〜!」
そういうと零月は大和と折鶴を置いてヤカンの中へと入る。
大和「・・・さて、俺達も行くか。」
折鶴「助けないとね。」
そういうと二人は零月の後を追う様に足場を使ってヤカンへと辿り着き、ヤカンの中へと入る。
タコツボバレー 〜DJタコワサ〜
零月「・・・此処か。」
零月が辺りを見渡すと、捕らわれの身になっている爺さんが居る。
零月「おい爺さん!お前が「アタリメ司令」って奴か?」
?「話は後じゃ!まずはあのDJタコワサ将軍を倒してくれい!
それと、戦っているイカボーイの手助けをしてやってくれい!」」
爺さんの望みを叶えるべく、DJタコワサの側へと走っていく。
しばらくすると、大和や折鶴も降りて、零月の後を追って走る。
イカボーイ「・・・ちっ!」
DJタコワサに苦戦するイカボーイ、体力も遂に限界を超えたのか
イカボーイの膝が地につく。
DJタコワサ「モウオワリカ・・・ラクニシテヤル!」
そういうと、巨大のメガホンを出し、力を一瞬で蓄えてレーザーを放つ。
イカボーイ「・・・これで終わりか・・・!」
そういうと、イカボーイが目を瞑って「死」を覚悟する。
・・・死を覚悟したイカボーイ、しかし痛みは感じず、目を開けると
目の前には人間が展開した魔法陣でメガホンレーザーを受け止めている。
イカボーイ「・・・誰だ?」
膝を付きながら答えるイカボーイ。
零月「答えるのは後だ。まずは此奴を倒すぞ。」
to be continued...
183
:
折鶴
:2016/01/30(土) 22:01:19 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
久々すぎィwww
184
:
大和
:2016/01/30(土) 23:17:16 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
将軍、お言葉ですが貫通できないメガホンは欠陥品かと…
185
:
零月
:2016/01/31(日) 00:23:39 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾碌「再び幻想郷」
本能字学園で戦闘後、纏流子という女性を仲間にしてからすぐ、黒集団に襲われる
激闘の末、例の黒集団から勝った颯輝達は、一休みをしていた。
颯輝「さて、もうそろそろ出発しましょうか。」
そういうと、颯輝は立ち上がる。
流子「出発しようにも、次は何処に行くんだ?」
流子は颯輝に聞く。
颯輝「一旦幻想郷へ戻りましょう、そこで「終焉」戦の準備をしましょう」
メタナイト「・・・まあ、俺も一度幻想郷へ用があった所だ。」
メタナイトが険しい顔をして、遠くを見つめていた。
この顔を見た颯輝は何かが起きると予想していたが・・・
歩いてると、流子が問いかける
流子「なあなあ、「げんそうきょう」って何だ?」
てゐ「ああ、流子は幻想郷の事が分からないのか。」
てゐは流子に幻想郷がどういう所なのかなどの出来る限りの事を話した。
流子「ふうん・・・人々から忘れ去られた人が行く所ねえ・・・」
流子が頷きながら言う。
颯輝「それより、もう幻想郷に着きますよ。」
メタナイト「・・・(嫌な予感がする。)
メタナイトが嫌な予感を感知しながらも、幻想郷に足を踏み入れる。
鮮血が流子に問う。
鮮血「流子・・・此処は嫌な予感がするぞ」
流子「え・・・?」
流子が驚いた様な表情になり、その後、険しい顔になる。
てゐ「ん?流子、誰と話してんの?」
流子「え?あ、いや・・・アハハ・・・」
流子が焦りを出す。颯輝が何かに感づく。
颯輝「・・・人里がやけに静かだ・・・何か起こりますねこれは・・・」
その時だった。空からとてつもない邪気を放った何かが降りてくる。
メタナイト「伏せろ!」
何かがこの地に降りると共にでっかいクレーターが出来る。
颯輝「・・・」
静かにゆっくりと立ち上がる颯輝。
?「・・・颯輝・・・死を・・・」
何かがそういうと、巨大なクレーターから高速で出てきて、颯輝に攻撃を仕掛ける。
颯輝「速い・・・!」
そう言いながらも攻撃を弾き返している。やがて、煙が晴れると
颯輝は今まで見せなかった驚いた表情をする。
颯輝「・・・!?お前は・・・!」
颯輝が見たのは見覚えのある顔だった。
終焉「颯輝・・・零月の弟子・・・生かしてはおけぬ。」
颯輝「「終焉」・・・完全復活を遂げてしまったのか・・・!」
颯輝が間合いを広げている、しかし、終焉は襲ってくる気配は無い。
颯輝「・・・?」
終焉「・・・最果ての地にて待つ。」
その一言だけを残し、終焉は立ち去った。
颯輝「・・・何だったんだ・・・」
to be continued・・・
186
:
大和
:2016/01/31(日) 00:29:19 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ε=ε=ε=ε=ε=(o終  ̄ー ̄)o
187
:
零月
:2016/02/02(火) 18:17:00 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾参「タコvs人間」
スプラトゥーンの世界へと迷い込んだ零月達は、アタリメ指令と「オオデンチナマズ」を探す為にタコツボバレーへと降りる。
元凶の居場所が分かった零月達はそこへ行く。しかし、イカボーイが先に来ていたもののかなりヤバい状況だった。
死を覚悟したイカボーイだったが、ギリギリの所で救う零月だった。
零月「詳しい事は後だ、まずは元凶を倒すぞ。」
そういうと零月は、メガホンレーザーを全て弾き返す。
DJタコワサ「・・・!?ハジキカエシタダト・・・!?」
驚きを隠せないDJタコワサだったが、すぐに冷静になった。
DJタコワサ「ナラバ・・・!」
DJタコワサは部下を召喚し、大勢でかかってくる。
これを見ていた零月は、冷静な顔でこう言った。
零月「・・・雑魚が、生きて帰れると思うな。」
そういうと一気に消滅させずに、刀を鞘から取り出して、一匹一匹ずつ歩きながら斬り裂いていく。
大和「・・・!おっと、遠くから狙ってる奴が居たとは・・・驚きだ。実に驚きだな!」
とっくの間に爺さんの守りに付いていた大和、500m先からスナイパーで狙って撃った弾丸を
大和は拳銃で相手の軌道を読み、弾き返す。
大和「全く・・・影でコソコソやられてると困るんだよね」
そういうと、スナイパーに一発で弾丸を当てた。
折鶴「大丈夫?」
一方、イカボーイの守りに入っていた折鶴。怪我をしていたイカボーイに手当てをしていた。
イカボーイ「あの・・・貴方達は一体・・・?」
折鶴「あぁ、私達は「ただの旅行者」だよ?」
手当てをしながら折鶴が答えていると、遠くから巨大ミサイルが飛んでくる。
狙いはイカボーイだろう。
折鶴「・・・」
折鶴が黙って立ち上がり、巨大ミサイルの方向へ体を向ける。
体を向けると、右腕に赤いオーラを纏わせる。
折鶴「ふんっ!」
ミサイルが折鶴の右手に着弾すると、巨大ミサイルがピキピキと音を立てながら壊れていく。
折鶴「「壊」!」
そういうと、ミサイルは粉々に砕け散る。
ミサイルが砕け散ると、再びイカボーイの手当てへと戻る。
イカボーイの顔は口が開いた状態で、驚きを隠せなかった。
零月「どうしたどうした!」
どんどん敵を斬り倒していく零月。
DJタコワサ「クッ・・・!」
敵を全て斬り倒されたのを確認し、DJタコワサ自ら前に出る。
零月「・・・覚悟。」
DJタコワサ「クッテヤル・・・!」
そういうと、大量の巨大ミサイルを繰り出し、全て零月に向かって飛んでくる。
零月「獅子・・・一閃!」
刀に溜めておいた「気」を、抜刀すると同時に一気に放たれ、全てミサイルが真っ二つになる。
DJタコワサ「ナンダト!?」
DJタコワサに焦りが見える、その状態を一瞬で見た零月はDJタコワサに向かって走り出す。
零月「では・・・次は俺の番だな!」
そういうと、一瞬でDJタコワサの横を通り過ぎ、ゆっくりと歩く。
零月「・・・乱咲(みだれざき)・・・!」
刀を鞘にしまうと同時に、後ろのDJ機器が横に真っ二つになる。
DJタコワサ「・・・セ・・・ツナ・・・イ・・・」
そういうと、DJタコワサは星の彼方へ消えていった。
to be continued...
188
:
折鶴
:2016/02/02(火) 18:49:11 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
折鶴つえぇええぇ!!ww嬉しいwww
189
:
大和
:2016/02/04(木) 20:36:22 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
拳銃という名の、ライフルですかねぇ…
190
:
零月
:2016/02/11(木) 19:09:17 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾漆 「覚悟(前編)」
幻想郷へと再び帰ってきた颯輝一行。久々に帰参すると、人里の賑やかだった雰囲気が消えていた。
不審に思った颯輝一行はそのまま奥へと歩き出すと、完全復活した[終焉]が空から落ちてくる。
其処で[終焉]が「最果ての地にて待つ」という言葉だけを残し、人里から立ち去っていく。
[終焉]が立ち去った後、メタナイトの声が上から聞こえる。
メタナイト「大丈夫か颯輝!今助け出す!」
そういうとメタナイトが翼を広げ、クレーターに向かって滑空する。
メタナイトがクレーターの中に入り、颯輝はメタナイトの足を掴んでクレーターから出てきた。
流子「あれが[終焉]…禍々しい気を放ってるもんだな。」
颯輝「私達は何れ、復活した[終焉]と戦わなければならない。その覚悟を決める為に一度「永遠亭」へと戻りましょう。」
颯輝が言うと、颯輝一行はてゐに案内させ、「永遠亭」に向かって出発する。
道中〜迷いの竹林〜
颯輝一行が「永遠亭」に向かって歩いていると、流子が問う。
流子「なぁ、「復活」したという事はこの世界に以前、誰かが颯輝と同じ目的で来た人が居るのか?」
颯輝「はい、私の師匠でもある存在の「忌華零月」という方がこの世界を救いました。」
颯輝が質問に笑顔で答えた。
流子「其奴は今、この世界に居るのか?」
流子がまた、颯輝に真剣な表情で問いかける。
颯輝「今の所ではまだ分かりません。」
颯輝が前の方を見ながら答えた。
メタナイト「(忌華…忌華家…まさか…)
メタナイトが険しい顔で何かを思い出している。それに気づいたてゐは心配そうに問う。
てゐ「どうかした?」
メタナイト「いや、何でもない。」
険しい表情から普通の顔に戻り、答える。
てゐ「...」
道案内していたてゐが何かを察知し、急に立ち止まる。
てゐ「何か…来る!」
そういうと、黒き者達が地面から涌き出てくる。
颯輝「…また来るとは…[終焉]の影響で敵も増えましたか。」
そういうと、颯輝一行は黒き者を蹴散らしていく。
メタナイト「数が多いな…一気に決めてやろう。」
メタナイトが背中にあるマントを持ち、マントを前にはらって辺りを暗くする。
メタナイト「ギャラクシアダークネス!」
技名を言うと同時に、黒き者達を全て一刀両断する、斬られた者は全て「宇宙」へと葬られる。
颯輝「黒き者の禍々しい気も大きくなっていますね…やはり、[終焉]の影響で此処まで…
走りましょう、長話は危険です。永遠亭まで案内して下さい。」
そういうと、再びてゐは案内をして走り出す。
to be continued…
191
:
大和
:2016/02/11(木) 19:32:23 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
メタナイトって前一緒に旅してたしね。最初は誰かのミスで二頭身だったけどねぇ。アレ?ダレダッタケナァ∼?
192
:
零月
:2016/02/11(木) 19:33:34 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>191
www
193
:
零月
:2016/02/11(木) 23:16:06 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾肆「目覚めの時」
※ハイカラシティ事件解決から約2時間程経った状態でスタートします。
ハイカラシティの危機を聞き、DJタコワサの野望を阻止して無事にアタリメ司令と「オオデンチナマズ」を取り戻す。
ハイカラシティを後にした零月達は、一度「紅魔館」へと戻る事にした。
〜道中〜
何もない道をゆっくりと歩いている三人。
零月「そういえば、真理によれば颯輝が来てるらしいな。」
独り言かどうかも分からない位の大きさで喋る。
大和「颯輝…?誰なんだ?」
零月「あぁ、大和と折鶴にこの話はしてないんだったな。
俺の市に市街地があるんだが、4年前にそこで結構良い素質のある奴が路地裏でただ一人座ってたもんだから
声をかけた。路地裏に居た奴がその「神崎颯輝」、能力もそこそこ使えるんで弟子にして鍛えたって訳だ。」
大和「まぁ、弟子が此処に居るって事か。」
そんな会話をしながら紅魔館へと歩いていく。
折鶴「ねぇ、さっきからさ、禍々しい気を感じない?」
折鶴が急に問いかける。
零月「感じてたんだな。」
零月も感じていたらしく、歩くのを止めて辺りを見回す。
零月「(…この感じ…前にもあったな。)」
暫くすると、禍々しい気は消えていった。何が起きていたのか分からなかったが
この場は危ないと察して足早に立ち去る。
紅魔館前〜湖〜
紅魔館前にある湖へと辿り着いた零月達、またもやあの禍々しい気を感じる。
大和「…またか。」
何かが起きると察知した三人は、一斉に攻撃体勢へと入る。
折鶴「(...来る!)」
敵が来ると察知した折鶴は、地面に思い切り拳を叩きつけて地割れを起こす。
零月「おっと」
地割れが起きたと零月が同時に三人を魔方陣で囲み浮遊させる。現れた黒き者は地割れによって落ちていく。
黒き者達の気が消えると、零月が魔方陣の中から錬金術の力により一瞬でこの地の修復をした。
零月「いやいや、派手な事をしたな。」
折鶴「だってこれしか思い付かなかったし…」
右手首をスナップし続けながら答える折鶴。
力を「鬼腕の飛沫」に鍛えてもらってからは地割れなんぞ容易いものだろう。
零月「あの黒き者達…前に出会った時よりも禍々しい気が大きかったな。」
大和「例えば…「何者かの復活により敵の力が強まった」とかね。」
大和が例を挙げてくれた事により、零月が言う。
零月「あの[終焉]が復活したのか...?だとすると面倒だな。」
零月が頭を掻きながら言う。
折鶴「まだ分からないんだしさ、それも含めて「紅魔館」に行こうよ。」
零月「そうだな。」
to be continued…
194
:
大和
:2016/02/12(金) 06:33:51 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
とべこんちぬえど…
195
:
零月
:2016/02/14(日) 22:59:05 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
「最果て」
一人、最果ての空間に佇む者が居る。
[終焉]「…」
その空間にもう一人の気が現れる。
[?]「どうだ?[終焉]よ、楽しいか?」
[終焉]「貴方は…!」
そういうと、[終焉]はその者に立て膝をする。
[?]1「固くなるな…お前にはもう少し頑張ってもらわねばな…」
[終焉]「…はっ。」
返事をすると、[終焉]はこの空間を後にした。
[?]1「[終焉]を復活させたのは私だからな…それなりの頑張りを見せよ。」
また一人、この空間に現れる。
[?]2「良いのですか?[終焉]はあの計画を嫌ってる様にも思えますが…」
[?]1「良い。彼奴はいずれ私に恩を返そうと思っておる。今の彼奴は私に逆らう事は不可能に等しい。」
禍々しい玉座に座りながら答える。
[?]1「この世界に用が無くなれば、私は現実世界へと戻る。」
[?]2「計画が完成すれば、貴方様はどうするおつもりで...?」
2の者が問うと、一瞬間を置いて話す。
[?]1「さぁな…。[終焉]の役目が終われば、次はお前や他の者にも手伝ってもらう。」
[?]2「お望みとあらば…」
そういうと、2の者が一礼をしてこの空間を立ち去っていく。
[?]1「匠よ。かつてお前が行った事を私はもう一度行ってみせよう…。」
196
:
零月
:2016/02/20(土) 22:18:36 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾捌「覚悟(後編)」
[終焉]が復活した影響で、黒き者の「気」も高まる一方。
この世界が危機に陥っているという事を実感した颯輝達は、一度「永遠亭」へと戻る事を決意したのだった。
てゐ「もうすぐ・・・それまで凌いで!」
案内役のてゐの後を必死に追う颯輝達、更に走っている途中に黒き者の手が襲ってきていた。
颯輝「力も徐々に強くなってきています・・・これも復活の影響か!」
メタナイト「永遠亭は・・・まだか!」
走り、黒き者を倒しながら言う颯輝とメタナイト。
流子「おい、あれが永遠亭じゃないのか?」
走りながら、道の先にある建物を指しながら問う流子。
てゐ「そう!後少し!」
最後のラストスパートをかけ、必死に走る颯輝達。
その先にある「永遠亭」の門前で待ち構えているのは、永琳だった。
てゐ「あれは・・・永琳!」
永琳「・・久々に帰ったかと思えば、物騒な輩を連れてきたわね・・・」
永琳は、スペルカードを手に持って構える。
永遠亭の門前へ辿り着く颯輝達は、素早く永琳の後ろで待機する。
永琳「天丸「壺中の天地」!」
円陣を組むように黒き者の周囲を魔法陣で囲み、その中心部へ粒弾を撃たせる。
やがて、黒き者達は消滅する。
永琳「久々ね、さあお入り。」
永琳が言うと、颯輝達は永遠亭の中へと入る。
永遠亭〜床の間〜
永琳「終焉が・・・復活した?」
今までの経緯を颯輝が永琳や鈴仙、輝夜に説明した後、3人が[終焉]復活に驚きの顔を隠せなかった。
鈴仙「・・・」
輝夜「まあ、復活した事は事実なんだし、驚いてもいられないわね。」
輝夜が言った後に永遠亭は一瞬の間、静寂が訪れた。
颯輝「・・・[終焉]は、かつて前救世主がもってして封印した人物。
その強敵に私は戦う事は出来るのでしょうか・・・」
輝夜「そうね、確かに「貴方一人」だったら適わないかも知れないわね。
でも貴方は一人じゃない、「私達」という仲間が居るでしょ?」
お茶を飲みながら輝夜が言う。
輝夜「まあ、禁忌を犯した私が言う程でも無いけどね・・・」
そう言いながら、輝夜は鈴仙と共に床の間を後にした。
永琳「・・・まあ、私も考えは同じ。覚悟は大事よ。」
そういうと、永琳も床の間を後にした。
颯輝「仲間、ですか・・・。」
to be continued...
197
:
零月
:2016/02/28(日) 18:10:06 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾伍「襲来」
黒き者達を撃破した零月達は、[終焉]の復活が確信へと変わった今
準備をする為に紅魔館へと向かっていた。しかし...?
〜紅魔館前〜
零月「…!?」
折鶴「...何、これ…」
3人が見た衝撃の光景は、紅魔館が破壊されていた。
見渡す限り、辺りは館の破片や残骸だけが残っている。
大和「…誰か居ないのか!?」
そういうと3人は一斉に紅魔館の残骸を手で払っていく。その時だった。
大和「ん?おい!美鈴が生きている!」
その声を聞いた零月は走り、大和と腕の傷口を押さえている美鈴の元へと近づく。
零月「おい、大丈夫か!?」
美鈴「うっ...零月、さん…」
流石、妖怪だけあってかなりしぶとい。
これだけの攻撃を食らっても死んでいないというのが奇跡な位に攻撃を受けていた。
零月「待ってろ、治療してやる。」
そう言いながら深い傷口の上に右掌を乗せると、美鈴の腕の深い傷口は赤い稲妻を放ちながら回復していく。
同時に体力も回復した。
美鈴「有り難う御座います、お陰で助かりました〜。」
治った瞬間に立ち上がり、笑顔で思い切りお辞儀をした。
大和「おい、何があった?」
大和が問うと、美鈴は深刻な顔をして答える。
美鈴「…私が門の前で寝ていた時に、突然一つの禍々しい気が来るのを察知しました。気づいた時にはもう遅く
あの[終焉]が降り立っていたんです、その後咲夜さんやお嬢様、そして私が必死に止めようとしましたが敵わず
結局紅魔館が破壊されてしまったんです、妹様やパチュリー様、咲夜さんやお嬢様の行方は分かりません…まだ此処に居るかも分かりません…」
大和「成る程な…」
納得した零月と大和は、美鈴と一緒に残りは居ないかと捜索する。
折鶴「咲夜さん見つけた!」
零月と大和と美鈴はその声を聞いて、折鶴の元へと走る。
美鈴「咲夜さん…」
零月「心配するな、治してやる。」
そう言いながら右掌を心臓部分の近くに置くと今度は青い光と稲妻を放つ。
やがて光と稲妻が放ち終わると、咲夜がゴホゴホと咳をしながら立ち上がる。
零月「大丈夫か咲夜?」
咲夜「貴方は零月…?何で此処に…?」
零月「話せば長くなる…今はこの状況をどうするかだ」
咲夜が零月の見る先を一緒に見ると、紅魔館の破壊を咲夜は目の当たりにする。
咲夜「私達…負けてしまったのですね…」
紅魔館のあった方向へと体を向けて、がっくりと膝を付く。
折鶴「…やっぱり、[終焉]は復活してたんだね。」
零月「許さん…絶対に。」
そういうと、最果ての地へと開く魔法陣が紅魔館の前に展開される。
大和「美鈴と咲夜…後は頼んだぞ!」
零月「大和と折鶴、行くぞ!」
折鶴&大和「おう!」
そういうと、3人は最果ての地へと続く魔法陣の中へと入るのだった。
To be continued…
198
:
大和
:2016/02/28(日) 20:27:48 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
敗因:居眠り
199
:
折鶴
:2016/02/28(日) 21:05:46 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
『妖怪だけあってかなりしぶとい。』
無慈悲すぎるwww
200
:
零月
:2016/03/04(金) 02:09:00 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・拾玖「決意」
「永遠亭」へと戻ってきた颯輝達、[終焉]の復活に永遠亭の人達は驚きを隠せなかった。
弱気になっていた颯輝だが、仲間の大切さを知る。
永遠亭〜床の間〜
颯輝が床の間で一人、お茶を飲んでいる。
そこにもう一人入ってきた。
メタナイト「決意はしたのか?」
颯輝「えぇ、だから此処のお茶の味を忘れない様に味わってるんです。」
颯輝曰く、此処のお茶は格段に美味しいらしい。今まで飲んだことの無い美味さだったので
最初飲んだ時は驚きを隠せなかったという。
颯輝「流子とてゐは今、何をしてるのですか?」
メタナイト「流子とてゐなら、鈴仙と一緒に外で見張りやってるさ。」
メタナイトが玄関の方を見ながら険しい顔をして話す。
そのメタナイトの表情を見た颯輝
颯輝「・・・メタナイト、険しい顔をして何か起きるんですか?」
メタナイト「・・・なあ、お前は忌華零月が「幻想世界」の救世主になる前の「幻想世界」の事について知ってるか?」
メタナイトが颯輝の目を見て話す。
颯輝「・・・いいえ、ご存じないですね。」
首を左右に振りながら答える。
メタナイト「そうか、なら良いんだ。すまない」
そういうと、メタナイトは立ち上がって床の間を出る。
颯輝「・・・?」
颯輝はメタナイトの去る姿を見ながら首を傾げた。何が言いたかったのか、颯輝は理解出来なかった。
颯輝がもう一口お茶を飲もうとした次の瞬間だった。
鈴仙「何ですって!?」
外から鈴仙の大きな声が聞こえてくる、何やら尋常じゃない声だった。
床の間を抜け出して、外へと走る。
永遠亭〜外〜
鈴仙「流子とてゐ!後は任せた!」
鈴仙が大きな声で走っていった後の10秒後に颯輝と永琳が永遠亭から走ってくる
颯輝「何があったのですか?」
てゐ「紅魔館が・・・[終焉]によって破壊されただって!」
永琳「あの紅魔館が!?」
衝撃の事実を聞いた颯輝と永琳、颯輝が言い出す。
颯輝「動きだした様ですね・・・。」
空を見ながら言う颯輝、そうすると魔法陣が前に現れる。
流子「この魔法陣が[終焉]の居る所に繋がってるのか?」
メタナイト「禍々しい気を感じる、どうやらその様だな。」
皆が決意をし、颯輝も決意をする。
颯輝「さて・・・行きましょうか。」
そういうと、颯輝達は一斉に魔法陣の中へと入っていく。
永琳「・・・無事に帰ってきて。」
永琳は、魔法陣を見ながら颯輝達の無事を祈った。
To be continued...
201
:
零月
:2016/03/05(土) 20:35:34 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾陸「再び」
[終焉]により紅魔館破壊。
ゆ”る”さ””ん”””!
魔法陣により再び最果ての地へと降り立つ。
〜最果ての地〜
再び「最果ての地」へと降り立った零月は、辺りを見渡す。
零月「変わってないな、此処も。」
大和「まぁ、見渡しても黒い空間が広がるばかりだけどな。」
そう言いながら魔法陣から折鶴と一緒に出てくる大和。
零月「本来は旅目的で此処の世界に来たんだが…こうなるとは予想外だった…。」
折鶴「ま、良いんじゃない?戦うのは嫌いじゃないしょ?」
首をボキボキと鳴らしながら話す折鶴だが、零月が何かに気づく。
零月「…来る!」
そう言うと折鶴の前に立って鞘から刀を素早く抜刀し、空に一瞬で現れた降り注ぐ無数のナイフを難なく斬る。
斬ったと同時に無数のナイフは、地面に落ちていく。
零月「危ないな…誰だ?」
零月が鞘に刀を入れながら問うと、奥から謎の人物が歩きながら答えた。
?「やるな…流石は前救世主だ。」
そう言うとまた無数のナイフを3人の周りに一瞬で出し、攻撃を仕掛ける。
大和「...!」
一瞬で現れた無数のナイフに驚きながらも拳銃で撃ち、一瞬の内に撃ち落としていく大和。
?「ほう、頼もしい…」
零月「さて、次は俺達の番かな。」
鞘から抜刀しながら言う零月。完全に抜刀した瞬間、一瞬で間合いを詰めて攻撃する。
?「ほう...」
難なく攻撃を避け、零月から離れる。
?「やはり、強さは偽りでは無かったか。」
頷きながら独り言を言う謎の人物。
折鶴「踵落(かかとおとし)!」
空高く跳躍し謎の人物に踵落としを繰り出す。だが謎の人物は前に思い切り足で地面を蹴り、何mも離れる。
不発した踵落としは地面に大きなヒビを与えていく。
?「中々やるが、まだまだだな。」
零月「お前の目的は?」
?「ふん、今は貴様等に教えるべきでは無い。時が来たら教えてやろう。」
そう言うと謎の人物は、何やら「背後から守護霊らしき物」を出して瞬間移動をし、この場を立ち去った。
大和「...何だったんだ彼奴は。」
零月「…まぁ、今は[終焉]を倒すのが先だな。」
謎の人物の気が無くなったのを察知し、鞘を刀にしまいながら離す零月。
折鶴「…あれ?」
大和「どうした千鶴、また何か来るのか?」
折鶴「いや…この空間にもう4つぐらいの能力者の気を感じたというかなんというか…」
To be continued…
202
:
大和
:2016/03/05(土) 20:55:06 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
一体、ナニブランドーなのだろう…?
203
:
零月
:2016/03/05(土) 21:44:09 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>202
DI○登場してしまったねぇ…出すつもりは無かったけど…
204
:
零月
:2016/03/06(日) 20:50:53 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾「黒き空間」
颯輝が[終焉]と戦う事を決意。此処の味を忘れぬ様にお茶を飲もうとした瞬間に
[終焉]による紅魔館破壊を告げられる、これ以上の損害は許されないと最後の覚悟を決めた颯輝は
ついに「最果ての地」と呼ばれる場所へと降り立つ。
〜最果ての地〜
メタナイト「久々だな...此処に来るのは。」
この黒い空間を懐かしむメタナイト。
颯輝「メタナイトは此処に来た事があるのですか?」
メタナイト「あぁ。一度来たが、もう一回来るとは思ってもいなかった。」
メタナイトが頭を掻きながら言う。
流子「...進んでみようぜ。」
颯輝「そうですね、進みましょうか。」
そういうと真っ直ぐに歩き出す颯輝に後をついて行くメタナイト達。
颯輝「メタナイト、一つ聞きたい事が。」
メタナイト「何だ?」
隣で歩いていると、颯輝が歩く先を見ながらメタナイトに質問をする。
颯輝「...此処はどういう所で?」
メタナイト「さぁな、詳しい事は俺にも分からん。
だが、以前よりも禍々しい気は強くなってるって事は言えるな。」
歩きながら答えていくメタナイト。
颯輝「そうですか...力は強まっていく一方...」
険しい表情をしながら下を向く颯輝。
メタナイト「...お前なら大丈夫だろう、何せあの零月の弟子なんだからな。」
颯輝「...えぇ。」
そう話していると、急に颯輝が歩くのを止めた。
颯輝「何かが来る...!」
そう言ったと同時に、無数のナイフが颯輝達の向かって高速で飛んでくる。
メタナイト「くっ...!」
メタナイトが前に出て高速の斬撃を繰り出すと、無数のナイフは地面に落ちていく。
メタナイト「誰だっ!」
?「小細工は聞かない様ですね...」
そう言いながら、ゆっくりと近づいてくる金髪の女。
颯輝「...あれは...?」
金髪の女「神崎颯輝...「ザ・ワールド」ッ!」
そういうと、金髪の女は背後に「守護霊らしき物」を出し、技名を言った。
時が止まったこの時間に、金髪の女は周りに無数のナイフのドームを作り、その後ゆっくりと元の場所に戻り...
金髪の女「...そして時は動き出す。」
時は動き出し、颯輝達が気づいた時はナイフのドームが作られていた。
颯輝「何...」
颯輝が両手を広げた瞬間に魔法陣のドームが展開され、ナイフによる攻撃を無効化にする。
金髪の女「流石は零月の弟子ね、こうなる事は既に予測済みだけど...」
颯輝「...何が目的ですか?」
颯輝が質問すると、金髪の女は後ろを振り返りながら言う。
金髪の女「...まだ言う時じゃない、また会おう。」
そういうと、金髪の女は一瞬の間にこの場を消え去った。
流子「...何だったんだ?」
颯輝「分かりません...取り敢えず先に進みましょう」
そういうと、颯輝達はまた真っ直ぐに歩き出した。
To Be continued...
205
:
大和
:2016/03/06(日) 21:02:26 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
これは完全にPADIO長ww
206
:
折鶴
:2016/03/06(日) 21:06:37 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
更新はやいねー大和のも早くみたいで候
207
:
零月
:2016/03/13(日) 21:49:15 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾漆「次世代の者?」
4年ぶりに此処へ[終焉]の力を再び封じる為に降り立った零月達、前までの禍々しい気配が更に強まっていた。
時を止める能力者に道を阻まれるが撤退をし、零月達はあの能力者を疑問に思いながらも
「最果ての地」を歩いていくのだった。
〜最果ての地〜
行けども行けども黒い空間が広がるばかりで疲労が溜まっていく零月達。
折鶴「…流石に広い…」
零月「まだ道のりは遠い、歩いていくぞ。」
折鶴が呟いた言葉に零月が反応する。汗を流しながらもひたすら歩いていくしか無い。
零月「…また何か来るのか。」
禍々しい気配を感じとった零月は素早く抜刀をすると同時に、黒い地面の中から敵が涌き出てくる。
大和「奴等め、俺達を奴の戦闘に入る前に体力を消耗させる気か。」
大和が構え、何人かを撃って消滅させていくも、敵は涌き出てくる。
零月「チッ…あまり体力は使いたくないが…試してみるか。」
そういうと零月は刀を鞘に戻し、両掌を合わせる。
零月「俺が気を溜めている間に敵を消滅させろ!」
大和「了解。」
そういうと折鶴と大和は零月の側に敵が行かない様に次々と消滅させていく。
零月「...もう少しだ、もう少しの辛抱だ。」
気を高めていく途中、隙があった瞬間に敵が零月に飛び込む。
折鶴「マズい!」
大和「!?」
折鶴が零月の下に全力で走るが、追い付けない。黒き者が攻撃をしようとした次の瞬間だった。
ガキィン!
零月が後ろを見ると、其処には見知らぬ人物が黒き者の攻撃を脚で受け止めていた。
?1「おっと、間に合ったか。」
そう言った後、見知らぬ人物は脚で黒き者を吹き飛ばす。
大和「...誰だ彼奴は。」
遠くで見知らぬ人物と黒き者を戦う様を見ている大和。
?1「中々強いねぇ、私もまだ未熟か。」
などと言っていいながらも黒き者にダメージをどんどん与えていく人物。
?1「爽助!援護頼むぞ!」
爽助「オーライ!」
そう言うともう一人の人物が黒き者の行動範囲を銃弾で狭くしていく。
?1「さて零月さん、後は頼むぜ。」
マシンガンを持った人物は撃った弾丸で更に敵の行動範囲を狭くし、最小限に縮めていく。
零月「「気掌刃!」」
両掌を合わせて気を高め、最高潮まで高めると両掌を離し、今度は強く両掌同士で叩くと
音が鳴ると同時に零月が立っている正面から全部の空気が刃と化して相手を瞬時に消滅させる。
爽助「わぉ、ヤバ…」
役目が終わった後、爽助はマシンガンを担いで?1の所へと走る。
?1「やはり、前救世主の力は計り知れないな。」
零月「お前は?」
麗条「俺は「麗条躯」(れいじょう むくろ)、そして相棒の屋月爽助、覚えて損は無い。」
麗条躯と屋月爽助と呼ばれる2人の能力者と出会う零月達だった。
麗条「おっと、俺等はそろそろ帰るぜ。」
大和「…またな。」
そういうと、麗条と屋月は魔法陣の中へと消えていった。
零月「彼奴等には何かとてつもない気を感じる…」
そう言うと、零月は先にこの場を立ち去ると、後を追う様に大和と折鶴が歩いていく。
To be continued...
208
:
零月
:2016/04/06(水) 00:58:20 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾壱「終焉再び、そして…」
「最果ての地」へと辿り着いた颯輝達は、とある謎の金髪の女性の襲撃を喰らってしまう。
しかし何とか退ける事ができ、颯輝達は長い道のりを進むのであった…。
〜最果ての地〜
流子「流石に長いな...」
長い道のり故に足に限界が来ている流子。
颯輝「もう少しですよ、歩きましょう。」
流子「これだと、終焉が攻撃する前にくたばりそうだ…」
頭を掻いて言う流子。流子が前に歩きだそうとした次の瞬間、地面から黒い剣が流子を襲った。
流子「!?」
ギリギリの所で避けた流子だが、足に深い傷を追ってしまう。
避けた後、傷を手に当ててしゃがみこむ。
メタナイト「流子ッ!」
メタナイトが流子の下へ走り出し、流子の側でしゃがみこんだ。
深い傷を負った足に手を添える。
流子「くっ…!」
颯輝「…この仕業は…」
辺りを見渡し観察する颯輝、しかし攻撃をした張本人が見つからずに居た。
?「不意討ちを避けるとは…中々の身体能力だ。」
声が聞こえる方向は上空の方向、颯輝達が一斉に空を見上げると
そこには宙に浮く『終焉』の姿があった。
終焉「だが…深い傷を負ってしまっては歩きも出来ないだろう?」
颯輝「貴方…良くもやってくれましたね…」
そういうと颯輝が『終焉』の方へと向かい、いつもとは違う鋭い眼をして攻撃体制を取る。
終焉「…その眼、かつて私を封印した彼奴の眼に似ている…」
そういうと『終焉』も攻撃体制を取り、先に攻撃を仕掛けていく。
颯輝と『終焉』との戦いが始まった。
颯輝「こうやって手合わせをするのは初めてですね…」
『終焉」の怒涛の鋭い連続攻撃を手で受け止めていく颯輝。
終焉「フン…以前より力が増している。流石だな…救世主になる男はこうで無くてはなァ!」
そういうと『終焉』の攻撃は更に凄まじい物となり、颯輝も少しだけダメージを喰らってしまう。
颯輝「くっ…!」
ダメージを食らうも攻撃をほぼ全部受け止めていく颯輝、そろそろ颯輝も反撃をしていく。
颯輝「アブソリュートッ!」
技名を繰り出し、空から光の剣が降り注いでくるが『終焉』は少しのダメージも受けなかった。
終焉「そんな物か…!」
技が収まったのを確認すると、終焉が攻撃を繰り出している。
終焉「喰拳!」
一瞬で間合いを近くし、邪気を纏った拳で颯輝の腹を殴る。
殴った腹から衝撃波が放たれる。
颯輝「ぐはぁ...ッ!」
流石の颯輝でも口から血を吐いてしまう。
メタナイト「颯輝ッ!」
終焉「所詮はこんな物か、笑わせてくれるな…」
終焉の掌に黒い気弾を出し、徐々に溜めていく。
終焉「…じゃあな。」
終焉が黒い気弾を放とうとした瞬間、颯輝の前に一瞬で立ち、刀で黒い気弾を弾く。
終焉「!?」
To be continued…
209
:
零月
:2016/05/14(土) 19:55:31 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・拾捌「颯輝との再会」
黒い地面から禍々しい敵が現れ、苦戦していた所に「麗条躯」と「屋月爽助」と呼ばれる手強い2人が加勢。
麗条と屋月の力は凄まじく、零月もその気を感じ取っていたのだった。
〜最果ての地〜
零月「麗条と屋月・・・この二人に聞き覚えは?」
大和「麗条という者は知らんが、屋月なら知っている。俺の昔からの親友だ。」
大和は零月に屋月との関係を話した。
零月「ほう・・・お前と屋月にはそういう関係があったとはな。」
折鶴「私も初めて知った。何で教えてくれなかったん?」
折鶴の問いに大和が答える。
大和「・・・まぁ、そこは、ね。」
そういうと、大和はそういったまま黙った。
零月「・・・ん?」
零月は遠くの方を見つめる様に見た。剣劇音が聞こえる。
零月「此処に俺等以外の奴らが居るのか?」
そういうと、大和と折鶴を置いて剣劇音のする方向へと向かう。
大和「待て。焦るな。」
そう言いながら零月の後を追う大和と折鶴。
零月「・・・あれは!」
見覚えのある姿が零月の眼に映る。あの姿はどう見ても「神崎颯輝」の姿だった。
それと、黒く染まった「終焉」らしき者と戦っていた。
大和「まずい、あ!零月!」
まずいと言った時は既に零月は颯輝の方へと一目散に向かっていった。
それを見た大和と折鶴はまた零月の後を追う様に走っていく。
〜最果ての地〜
終焉「・・・じゃあな」
終焉が黒い気弾を負傷している颯輝に放とうとしたその瞬間だった。
ガキィン!
黒い気弾は何者のかの刀によって弾かれたのだった。
零月「危ねぇ・・・大丈夫か颯輝。」
To Be Continued・・・
次回からは「外伝」と「本編」がくっつきます。
210
:
零月
:2016/07/26(火) 19:59:35 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾弐「再戦」
颯輝と終焉が戦っている中、零月らは颯輝との戦場に遭遇。
その後、颯輝に向けられた刃を弾き飛ばした零月だった。
颯輝「...師匠...!?」
零月「無事だったか。颯輝」
刀を持っていない片方の手を差し伸べて、颯輝は立ち上がる。
その後、大和と折鶴が合流する。
折鶴「全く零兄さんは先走りするんだから。」
大和「...追いついたか。」
終焉「...クククッ...フハハハハハハッ!やはり邪魔してくれたな...忌々しい奴が!」
終焉は狂気に満ちた笑いをしながら一旦体制を取る為に一瞬にして後ろへ下がる。
零月「久しぶりだな...5年振りか。どうだったか?封印されていた間は?」
終焉「...フン。それはそれは苦痛の日々だったよ...!」
そういいながら黒い気弾を無数に放つ。
零月「下がってろ。」
そういうと颯輝を下がらせ、刀を一振りする。
黒い気弾は全て二つに斬られて消滅する。
メタナイト「...待て。地面から敵が...!」
地面から黒い敵が湧き出て、瞬く間に颯輝達を囲む。
終焉「お前らはそこの相手でもしてな。」
そういうと『終焉』は最奥部の方へと向かっていく。
折鶴「...邪魔くせぇ。潰してやるよ。」
大和「零月と颯輝は早く『終焉』を追いかけろ!」
颯輝「...無事を祈ってます。」
颯輝と零月が向かおうとすると黒い敵が前に立ちはだかる。だがメタナイトと流子の斬撃によって消滅する。
メタナイト「早く行け!終焉を倒して来い!」
流子「生きて帰ってこいよ!」
湧き上がる敵を斬りながら話す流子とメタナイト。
零月「言われなくても分かってる!」
そういいながら最奥部の方へと走っていく。
最果ての地〜最奥部〜
最奥部へ着くと『終焉』が立っていた。
零月「遊びは終わりだ、抵抗はよせ。」
終焉「...ククッ、この俺が?笑わせてくれる。この美しい世界は私だけの物だ。
その為にも忌華と神崎、貴様等を此処で潰してくれよう!」
そう言うと『終焉』は周囲にある黒いオーラを吸収していく。
颯輝「貴方の醜い想いは良く分かりましたよ、ならばその穢れた野望を阻止する為にも私は貴方を倒さないとなりませんね。」
そういうと深呼吸する。
終焉「...どうした?そう言いながら怖気づいたのか?」
颯輝「逆です。ワクワクしてるんですよ...!」
右の掌を前に出して拳に切り替えると、白いオーラが右手の指輪に集まっていく。
終焉「馬鹿な...光など此処には存在しない!」
颯輝「本気を出すのは久しぶりですが、上手く使いこなせるでしょうか?」
零月「大丈夫だ。信じよう。」
白いオーラが指輪に集結すると、魔法陣が発動する。
颯輝「発動。『覚醒』」
to be continued...
211
:
折鶴
:2016/07/27(水) 19:12:31 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
折鶴ちゃん口悪くなっちゃったwww
212
:
零月
:2016/07/27(水) 22:26:56 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>211
すまんw
213
:
零月
:2016/07/28(木) 22:24:39 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾参「覚醒」
再会を果たした颯輝と零月。『終焉』との戦いに終止符を打つ為に『終焉』を倒す事を決意した颯輝。
最奥部へ行きこの世界を我が物とする『終焉』は支配する為の力を蓄えていく。
そんな醜い野望の為にと悲しんだ颯輝は、ついに覚醒していく...。
颯輝「発動。『覚醒』」
颯輝の言った言葉と同時に、発動した魔法陣は颯輝の中へ入り込む。
零月「...やりおったか。」
終焉「だがもう遅い。我が野望を成功させる為に...フハハハハッ!『覚醒』!」
黒いオーラを纏った『終焉』は、黒いオーラを魔法陣に変えて取り込み、覚醒していく。
颯輝「醜い...貴方の腐りきったその性根を叩きのめしてあげましょう...!」
覚醒して光のオーラを纏った颯輝は目にも止まらない速さで『終焉』へ接近していく。
終焉「フハハッ...面白い。」
同じく覚醒して黒いオーラを纏った『終焉』も向かってくる颯輝に向かって走っていく。
颯輝「『光々鋭脚』!」
終焉「『黒衝波動』!」
互いの技は強くぶつかり、衝撃波が広がっていく。
最果ての地〜第3エリア〜
メタナイト「クソッ...敵の勢いが止まらないな...!」
大和「これじゃキリが無い...どうするべきか。」
湧き出てくる敵の勢いが止まらなく、同時に疲労も溜まっていた4人。
その時、何者かの攻撃によって黒い敵がどんどん倒れて消滅していく。
折鶴「!?誰だ!」
てゐ「焦るな焦るな!私は仲間だよ。」
遅れて登場してきたてゐ。そうすると見慣れてない様な見慣れている様な人物が3人、てゐの傍に立っていた。
メタナイト「貴方は...心強い!」
てゐ「仲間を呼んできた!これで戦力は増えていくでしょ!」
折鶴「そりゃぁ心強い!だが、敵の勢いは止まらない一方で...!」
敵を倒しながら話す折鶴。その言葉には疲労が見えていた。
最果ての地〜最奥部〜
その頃、颯輝と『終焉』は覚醒同士激しくぶつかり合っていた。
終焉「...お前の力はそんなものか。」
颯輝「クッ...覚醒で体が持たなくなってきた様ですね...!」
覚醒の力に耐えられなくなってくる颯輝。体には疲れが溜まっていく一方だった。
終焉「所詮、貴様の力はその程度って事だ。諦めて美しい世界が支配するのを黙って見物していろ。」
颯輝「諦めませんよ...この世界は確かに美しい世界ですが、その世界を貴方の様な醜い者が汚していくのはもう見たくないのですよ...!」
終焉「...フン、諦めの悪い奴が。これでも喰らえ。」
黒いオーラが槍の形へと変わっていき、颯輝の方へ思いきり投げる。
零月「...『覚醒』。」
仮面を取って握り潰し、赤いオーラを身に纏って颯輝の方へ向かってくる黒い槍を触れずに槍を止める。
零月「良く言った。それでこそ俺の弟子だ。」
颯輝「師匠...ハハ...。」
終焉「...忌華ァ...邪魔をするんじゃねぇ!」
超光速で接近していく『終焉』、それと同時に拳を振り上げている。
終焉「喰らえェッ!」
強く握られた『終焉』の拳は、素早く力強く零月の方へ向かっていくが、零月の受けとめられる。
零月「5年前は倒し損ねたが...今回は確実に倒してやる。」
To Be Continued...
214
:
大和
:2016/07/28(木) 23:50:01 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
てゐの人望凄すぎィ!!
215
:
零月
:2016/07/29(金) 12:11:53 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾参「因縁」
互いに覚醒し颯輝と『終焉』が激しい対決をしていたが、颯輝の体が覚醒により動かなくなってしまう。『終焉』の攻撃で終わるかと思ったが、覚醒した零月により回避されるのだった。
終焉「どこまでも邪魔をするとは...あの時みたいには行かぬ!」
零月「ほう、楽しみだ。」
互いに言うと、目にも止まらぬ光速で激しくぶつかり合っていく。
颯輝「...速い。私の力などまだ『終焉』には程遠いか...。」
颯輝は体の回復を待ち、零月と『終焉』の戦いを黙って見ていた。
終焉「...クッ、何故だ...!」
『終焉』が攻撃を止めると、零月もまた攻撃を止める。『終焉』は颯輝の攻撃のダメージもあってか、その場で膝を付く。
零月「どうした?昔の様な力強さは何処に行った?」
終焉「黙れ...黙れェッ!」
片膝を付きながらも諦めていない『終焉』。黒い槍を無数に形作り、零月に一斉に放つ。
零月「...(パチン)」
零月がフィンガースナップを繰り出すと無数の黒い槍は止まり、全て『終焉』の方へ刃が向く。
零月「...(パチン)」
もう一回繰り出すと無数の黒い槍は『終焉』に向かって高速で向かってくる。無数の黒い槍は『終焉』の体を貫く。
終焉「グハァ...ッ!」
零月「...昔はやりがいがあったのだが、封印が解けた後なのか力が無いな。」
終焉「...クソが...潰す!」
『終焉』がまた力を増していき、すぐさま立ち上がって宙へ浮く。
終焉「『<黒は我を導かん。無限覚醒>』」
零月「...そうでなくてはな。」
終焉「我はこの世界征服の為ならば、命を懸けてやろう!フハハハハハッ!」
『終焉』は周囲にある黒い粒子を更に体に溜め込み、覚醒を超える「無限覚醒」へと進化していく。容姿は今までの『終焉』の体の原型を留めていない。
――即ち『終焉』は覚醒の力に飲み込まれたのだ。
零月「...見事だ。だが覚醒に飲み込まれたか、哀れな奴よ。」
終焉「グ...ガガ...!」
零月「楽にしてやろう。」
そういうと右親指の皮膚を歯で噛み切って血を出し、右手で血を強く握りしめていく。
零月「力を試そう。『至天覚醒』。」
赤いオーラは更に深みを増し、目もこれまでの赤よりも濃くなっている。
颯輝「...!あれは...!」
零月「フッ...まだ慣れていない様だが、潰してくれよう。」
終焉「グガァァァ!」
共に最終形態を出し合った二人は、今まで以上に速く、力強く、激しくぶつかり合う。衝撃波も大きくなっていき、その場所が壊れていく。
零月「『焦衝天震』」
終焉「グガァ!」
互いの技がぶつかり合うと、最果ての地がどんどんと壊れていく。
颯輝「まずい...!」
颯輝はふらふらと立ち上がりながら、最果ての地から離脱する。
最果ての地〜第3エリア〜
折鶴「何何!?揺れてる...!」
零月と『終焉』の力はここまで伝わってきていた。
メタナイト「まずいな...此処は崩れ落ちる!退散するぞ!」
敵を蹴散らしながら最果ての地を去っていく。
大和「暴れすぎじゃねぇか、零月。」
流子「クッ...もう少しだ!」
折鶴や大和達も最果ての地を出る。
最果ての地〜最奥部〜
零月「...此処も持たないか。」
終焉「グ...!」
零月「...終わらせようじゃねぇか『終焉』!」
零月と『終焉』は更に上昇していき、互いに攻撃してぶつかりながら地上へ出ていく。
零月と『終焉』は戦いながら最果ての地から離脱する
零月「さぁ、最終決戦だ。」
To Be Continued...
216
:
大和
:2016/07/29(金) 13:46:36 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
大和君ニヤニヤしてそう
217
:
零月
:2016/07/29(金) 14:01:22 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
2部ももう終わりに近いなぁ…。
218
:
零月
:2016/07/29(金) 22:51:44 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・弐拾伍 「最終決戦」
零月と『終焉』が最終形態を出し、「最果ての地」が崩壊する程に激しく戦う因縁の二人。地上へと戻ってきた零月と颯輝、そして『終焉』は遂に最終決戦へ・・・
〜地上〜
零月「5年の因縁...此処で終わらしてやろう。」
終焉「グ...グ...!」
覚醒の力に飲み込まれた『終焉』は光速で零月に接近していくが、覚醒に限界が近づいてきたが速さも衰えてきていた。
零月「...ほう。彼奴も限界が来ているか。」
終焉「グ...ガ?」
だが『終焉』は体の疲労には気がついてはいなかった。覚醒に飲み込まれたが故に体は既に『終焉』の物では無くなっていた。
颯輝「師匠!此処は私に任せてください!」
零月「颯輝、もう大丈夫なのか?」
『終焉』により一時離脱していたが、体力も戻りまた『終焉』戦へと戻ってきた颯輝。
颯輝「おかげ様で、ですが今の私には『終焉』を倒せる程の力は備わっていない。」
零月「...俺の力をやろう。」
『終焉』と戦う事に絶望していた颯輝だが、零月の力をあげる事になった。だが、フュージョンする事は更に力を使う事となり、最悪死に至る場合もある。
颯輝「ですが...!それだと師匠の身が!」
零月「構わん、俺の力はそれしきで屈する事は無い。」
颯輝「師匠...!」
颯輝は迷うが、こうしてる間にも『終焉』の支配力は高まっていく事を考えて、一瞬で決めていく。
颯輝「...お願いします、師匠。」
零月「よし、行くぞ。」
颯輝と零月は互いに魔法陣を展開させ、互いの魔法陣を合体させていく。
颯輝・零月「...『フュージョン』!」
そう唱えると、魔法陣が反応すると共に颯輝と零月が一体化していく。
終焉「グガ...ッ!??」
あまりの発光により、『終焉』も下がっていく。その影響は折鶴や大和達にも受けていた。
大和「何が起こっている...!」
折鶴「...颯輝と零兄さんが『フュージョン』したんだよ、きっと。」
メタナイト「何...あの力を使っただと?」
激しい発光が終わると、颯輝と零月の容姿を合体させた様な容姿に変化する。
終焉「グ...!」
颯・零「「哀れな者に、天罰を。」」
『終焉』が向かって技を繰り出すがフュージョンした颯輝と零月に効く筈も無く...
颯・零「「『無間導玉』」」
技を繰り出すと『終焉』は勢い良く地面へ叩きつけられる。
終焉「グガァァ...ッ!」
颯・零「「『幻武波衝』」」
叩きつけられた『終焉』にたたみかけ、技が炸裂する。地上に降りたのを見た仲間達はその場所へ移動する。
終焉「グ...ガガ!」
颯・零「...。」
よろよろと立ち上がった『終焉』は、かめはめ波の様なポーズをしてエネルギーを溜めていく。それは颯輝と零月も同じだった。
終焉「グァァァァァ!」
颯・零「「『光摩衝波』!」」
エネルギーが最高潮まで達すると、互いに向かってエネルギー波を放つ。その場に仲間達も到着する。
大和「なっ...!」
折鶴「ヤバッ...!伏せろ!」
その瞬間、エネルギー波がぶつかり終わると巨大な黒煙を出していく。次第に風によって巨大な黒煙から2人の姿が見えた。
終焉「...。」 颯・零「...。」
互いに立っておりどちらも倒れる気配は無かったが、先に『終焉』が後ろに倒れてしまう。颯輝と零月もフュージョンを解き、同時に覚醒も解かせていく。
颯輝「哀れな者よ...私等と同じ道を歩む者だったらどうなっていたか...。」
倒れている『終焉』を見ながら言うと、『終焉』の体は徐々に黒い粒子となって消えていく。やがて『終焉』は消滅した。
メタナイト「...終わったのか?」
大和「あぁ、終わったんだ。」
折鶴「...えへ、えへへ...もう疲れたよ。ドサッ」
メタナイト「お、おい!」
その場で倒れる折鶴、驚いたメタナイトは折鶴の方へ駆け寄る。
零月「大丈夫だ、疲労も溜まって寝てしまったんだろう。無理もない。」
てゐ「やれやれ、今夜は此処で泊まるのね。」
『終焉』戦が終わり、戦士達は疲労回復の為此処で野宿する事となったのだった...
To Be Continued...
219
:
大和
:2016/07/29(金) 23:01:13 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
絶対このまま終わらない気がするのは俺だけじゃないはず
220
:
折鶴
:2016/07/29(金) 23:34:19 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
折鶴の倒れ方完全にフラ●ダースの犬www
221
:
零月
:2016/07/29(金) 23:40:58 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
短編・壱「転生の扉」※この後の小説に多分、何か起こるかも知れません。
『終焉』戦が終わり、皆が寝静まった後に零月は何処かへ向かう。
零月「誰かの気は感じないな、よし。」
〜最果ての地・跡地〜
零月「...『終焉』戦の時から感づいていたが、やはり此処なのか?」
零月は瓦礫を魔力で浮かしながら避けていく。
零月「確か最奥地の更に奥に道があったな。」
零月は最奥地まで足を進めていく。
〜最果ての地・跡地〜最奥部〜
零月「此処か...妙な気配がするのはこの辺りだな。」
零月は更に足を進めていく、だが瓦礫が埋まっておりこの先の道は困難だった。
零月「...あまり物音立てない様に...。」
零月は掌を向けて魔力で一つずつ瓦礫を静かに避けていく。
最後まで避けていくと更に奥へ道が続いていた。
〜転生の洞窟〜
零月「...やはりな。」
「零月の探し求めていた物」が此処に存在していた。
零月「これで最後だな...ボソボソボソボソ」
零月が「ある物」に唱えかけ、「ある物」のエネルギーを取り込んだ。
零月「さて、これで終わったな。俺の役目は終了だ。」
役目が終わると、跡地を抜けて零月は皆の所へ戻っていくのだった。
ただ、口に笑みを浮かべて...。
同時刻〜忌華邸〜
玉座に座っているのはただ一人、先代殿「忌華匠」だった。
零月が「幻想之世界」にて「ある物」のエネルギーを取り込んだ事により、その気は匠に感じ取られた。
匠「...さて、私もそろそろ動き出さねばならぬな。」
「――「この世」の終わりが来る前に。」
同時刻〜光之世界〜
真理「...動き出したようですね。「転生の扉」が開かれた事によって...。」
真理もまた、先代殿と同じ様に動き出していく。
?「どうなされましたか?真理様。」
真理「此方も動かなければなりませんね...。」
To Be Continued...
222
:
零月
:2016/07/29(金) 23:48:01 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
間違ったぁ...「--この世の終わりが来る前に...。」とか違う場面で使おうと思ったのに畜生w
まぁ、見逃してくれ。
223
:
大和
:2016/07/29(金) 23:48:05 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
不穏な空気がふぉんふぉんしてる
224
:
折鶴
:2016/07/29(金) 23:59:28 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
つよそう
225
:
零月
:2016/07/30(土) 18:37:37 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・最終章「終」
『終焉』と颯輝・零月の激戦は、颯輝と零月が勝ち取った。
またこの世界にもう一度平和が訪れたのだった。
―― 一夜が明けて...
零月「...。」
颯輝「師匠、起きてたんですね。」
朝日が昇っていくのを眺めていた零月。そこに目覚めた颯輝が零月の傍に歩いてくる。
零月「颯輝か、お前は疲れは取れたのか。」
颯輝「一応ですけど、大丈夫です。」
零月と颯輝は昇ろうとする朝日を見ながら話していた。
零月「お前はあれから成長したみたいだな。」
颯輝「えぇ、師匠に拾われてからは必死に修行に取り組んでましたよ。」
零月「だが、覚醒の力を自由自在に使えない様じゃまだまだだな。」
颯輝「グッ...。」
零月は颯輝にダメ出しを喰らい、頭をガクッと下げた。
零月「でも他の力は確実に上がっている、そんなに気を落とすな。」
颯輝「はい...。」
零月は颯輝の肩を優しく叩いていた。
――それから数時間後...
折鶴「さて、私達も帰ろう〜!」
大和「そうだな。全く...今回は旅行で来たというのに...。」
メタナイト「ハハッ、でも運動にはなったんじゃないか?」
皆が話していると、てゐが近づいてきて皆にぶつかり、その場を離れる。
流子「...何だ彼奴、わざとみたいにぶつかりやがって...あ!」
零月「どうかしたのか?」
流子「財布が無い...!まさか!」
流子は森の方を見てみると、皆の財布を抱える様に持っていた。
てゐ「フフン、私がこのまま大人しく帰ると思った訳?手伝った分貰っていくよ〜!」
折鶴・流子「あ、待て!」
零月「ハハッ...騙されやがって、俺の本当の財布は此処にあるというのに...。」
折鶴と流子はてゐを追いかけていき、森の中へと入って行ってしまった。
大和「...俺も追いかけて財布を取り戻さなきゃな。」
大和も魔法陣の中へ入って、てゐを追いかけていった。
メタナイト「...おーい、帰らないのかぁ〜」
颯輝「良いじゃないですか。こんな楽しそうな光景見るのは久しぶりですし、もう少し楽しみましょう。」
零月「...彼奴がそんな事する位、分かっておけよ...。」
3人は見つめあって話した後、笑っていた。そして、森の中では断末魔が広がり
その後この森は「悲鳴の森」と名付けられたそうだ。
――そして、数年後...
〜街の路地〜
チンピラ1「...おい、邪魔なんだよ。」
?「...俺も全く、こんな輩に構われるとか落ちたもんだ。」
チンピラ2「あぁ!?喧嘩売ってんのかテメェは!」
チンピラ達は謎の人物に向かって攻撃しようと向かってくる。
?「『獅子龍閃・柳桜』」
チンピラ「ぐぁぁっ!?」
謎の人物は持っていた杖から、刀を出して技を繰り出す。
技をまともに喰らったチンピラは、その場で倒れてしまう。
チンピラ「...何...者だ...。」
そういうと、チンピラは気絶してしまう。
麗条「俺の名は「麗条躯」、覚えといて損は無い。」
END. next coming soon...
226
:
零月
:2016/08/12(金) 17:10:46 HOST:210-138-1-210.lan-do.ne.jp
『堕ちた一つの真理・第三章』プロローグ・前編
「幻想世界」での事件から約5年が経ち、幻想世界や現実世界と共に平和だった。
しかし、まだ知らぬ敵がそこに近づいていた...。
〜新宇宙・東京〜
?「...この街も変わらんな。」
杖を突きながら歩いている紫着物を着た体の良い男が向かっていた。
子供「痛ッ」
チンピラ「...あぁ?痛ぇんだよ餓鬼が。」
子供「...!?」
チンピラ「覚悟出来てんだろうなぁ?」
チンピラがわざとぶつかって来たのにも関わらず、子供のせいにするチンピラがそこに居た。
都会にはそういうのが多く、一般人も困っていた。
?「...子供相手に暴力は行けんな。」
チンピラ「誰だおっさん?すっこんでろよ。」
?「困ってる者を、野放しには出来ない主義なんでな。」
チンピラ「...良いから黙って退場してろよ!」
思い切り殴りかかってくるチンピラだが、難なく避けていく。
チンピラ「チッ...なんだ此奴、両目見えてないのに避けるだと!?」
?「気配には敏感なんでな。それよりもそんな遅い攻撃だと私には当たらないぞ?」
チンピラ「...邪魔なんだよ!」
チンピラが空中キックを放っていくと、男は杖から刀を出す。
?「『抜刀・居合』...。」
空中から向かってくるチンピラに対して抜刀して、峰打ちでチンピラを倒す。
チンピラ「グフッ...」
子供「ありがと麗条のおじさん!」
躯「気を付けなされよ、娘さん。」
お礼を言った後、子供が走ってその場を立ち去った。
彼の名は「麗条躯」。この辺ではちょっとした有名人らしい。
躯「...屋月、来なされ。」
爽助「何だ?若い歳のおっさん。」
躯「...はぁ、いい加減その呼び方を止めろと言ったのだがな。」
彼の名は「屋月爽助」。躯の旧友らしいが、その詳細は不明である。
躯「...んで、例の事については調べたのか?」
爽助「あれな。どうやら5年前の事と関係があるらしくて...。」
その時、地面が揺れた。
To Be continued...後編へ
227
:
大和
:2016/08/12(金) 21:11:14 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
ようやっと爽助が報われるのか・・・っ
228
:
零月
:2016/08/13(土) 16:47:00 HOST:210.138.0.226
後編。
地面が揺れた後、爆発や人間の悲鳴が聞こえていた。
躯「...何が起きている?」
爽助「向こうの方だな、行こう。」
躯と爽助は爆発と悲鳴が聞こえる所へ走っていく。
爽助「...何だ?あれは...」
爽助が見たのは、無数の光に包まれた化け物がそこに居た。
躯「...まずいな。一旦退散するぞ。」
爽助「何故だ?このままだと街が破壊されるぞ?」
躯「...あの敵の先に、何かが居る。そして知ってる者と同じ気を放っている...。」
爽助「何?」
躯「話は後だ、まずは退け。」
そういうと躯と爽助はこの場を立ち去っていく。
〜街端〜
躯「...あの気は感じ慣れた気...でも本当にか?」
爽助「何だ何だ?お前は知ってるというのか?」
?「...知ってても無理は無いでしょう。」
その時、全て白に包まれた男が光の中から歩いてくる。
躯「誰だ?アンタは。」
真理「私は『真理』。麗条躯と屋月爽助ですね?」
爽助「では『真理』、あの敵は何だ?」
真理「...あれは、封印されていたはずの敵である「幻者」と呼ばれます。」
躯「...何故封印されていたはずの敵が復活している?」
真理「5年前、私の管理する世界「幻想世界」で「最果ての地」と呼ばれる場所の中でも
「転生の洞窟」で「ある事件」が起きました。
―それは「ある者が「転生の扉」と呼ばれる扉を開けた事」です。」
躯「「転生の扉」...?あれは大昔の人しか知らないはずでは?」
真理「そう、昔の人しか知らない。「旧宇宙」の中で少しでも長く生きている人物しか存在は知らない。」
躯「...!?まさか...」
真理「...事件の発端となる人物は『現忌華家87代目、忌華零月』です。」
躯「...だからか。感じ慣れた気だったのは...。」
真理「でもそこまでは詳しい内容は私にも分かりません...ですが、新たな脅威だという事は間違いないでしょう。」
爽助「その「零月」ってのを止めれば事は収まるのか?」
真理「恐らく。でも彼を止めるには力を集結しなければならない。」
躯「...『真理』の言う通りだ。彼奴は手強い。」
東京が破壊されていくのを見る躯。
真理「...東京が破壊された後、次に狙うのは恐らく「幻想世界」。ゲートは開けておきますので覚悟が決まったらお入りを。」
真理は光に包まれて消え去っていった。
爽助「んじゃ、やってやろうじゃねぇの!」
躯「...そうだな。止めるしか手は無い。」
そういうと、2人は光の中へ歩いていく。
To Be continued... 8/17
229
:
大和
:2016/08/13(土) 20:59:30 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
爽助のヒーロー性が活かされそうで期待。
なお、大和君はその時どうしてるのかが・・・
230
:
暁@折鶴
:2016/08/13(土) 21:19:47 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
この前の小説から5年ってことは今から10年てコト?
ってことはみんなものっそい歳じゃ(((
231
:
大和
:2016/08/14(日) 00:36:09 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>230
大和君36歳になるで
232
:
折鶴
:2016/08/14(日) 18:18:17 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>231
おん大和君は見た目変わらんからええけど、あのテンションのままの千鶴(28)ってどうなん
233
:
零月
:2016/09/25(日) 04:50:18 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
本編・壱「開幕」
東京へと訪れていた麗条と屋月。そこに予期せぬ展開が待っていた。
忌華零月により東京は破壊されていくが、次は「幻想世界」に危機が迫っていると「真理」から伝えられる。
麗条と屋月はゲートへと入り、幻想世界へと足を踏み出す。
〜幻想世界〜
屋月「...ここが幻想世界なのか?」
麗条「...丁度良い。この先に里がある、そこに行こう。」
この先に里があると言った麗条は、あると言った方向に歩き続ける。
屋月「なぁ、里に行くのは良いんだがそこで何をするんだ?」
麗条「まずは幻想世界について知っている者に話を聞こうじゃないか。」
色々と話しながら歩いていく麗条と屋月。そういうと向こうから誰かがやってくる。
屋月「まずはあの人から話を聞かないか?」
麗条「初めてこの世界で会う者なんだ。色々聞こう。」
そうすると、向こうから話が飛んでくる。
?「おーい!そこの君達!聞きたい事があるんだが〜?」
その女性はこちらに向かって走ってくる。麗条と屋月は歩みを止めて待つ。
麗条「どうしました?」
?「いやさぁ、恥ずかしい事なんだけども私、この世界来たばっかりで何も知らないから教えてくれるか?」
麗条「...貴方もこの世界にやってきた者ですか、私達もそうなのです。」
?「ありゃあ、偶然だね!どんな要件で来たんだい?」
麗条「ある人を探していましてね。この世界に来た訳であって...」
その瞬間、辺りが静かになる。3人は異常に気付いて構える。
?「...来る!」
草むらから無数の人影が飛び出し、3人に攻撃を繰り出すが難なく避ける。
麗条「沢山居るな。だがこの感じ何処かで...」
屋月「あの時だ。東京で零月が率いていたあの敵と「気」が全く同じだ。」
?「...。まずはこの敵を一掃するぞ。」
そういうと、3人は一斉に技を繰り出す。
麗条「『桜吹雪・乱舞』!」
屋月「『制裁・punishment』!」
?「『鬼腕・獅子掌天』!」
それぞれの技を繰り出し、直撃すると敵は消滅していく。
麗条「もう来ているのか?」
屋月「そうみたいだな。行くしかないな。」
行こうとした瞬間、女性が止める。
?「待ちな。零月を探していると言ったね?なら私も連れていってくれないか?」
麗条「...何故だ?」
?「零月は...私の孫だ。私がこの世界に来たのはその零月を止める為に来た。」
麗条「...孫?まさか貴方は...飛沫さん?」
飛沫「ありゃ、名前知ってたんかい。どうだ?連れて行ってくれるか?」
屋月「ええで。戦力は多い方が良いしな。」
飛沫「宜しく頼む、お2人共。」
大きな戦力となって味方となった「忌華飛沫」。3人は零月の野望を打ち砕く為に進む。
To Be Continued...
234
:
大和
:2016/09/25(日) 08:05:43 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
爽助のパニッシュメント強そうwあふれ出る悪のカリスマ感
235
:
零月
:2016/10/12(水) 19:25:27 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
弐話「転生の力」
〜東京跡地〜
?「...ほう、俺が出かけていた後にこんな事になっていたとはな...」
既に破壊された東京へ足を踏み入れた一人の男性の姿がそこに居た。
煙草を口に咥えて、辺り一面に広がる破壊された都市をこの目で見ていた。
?「凄いぞこれは。大都市を破壊するとはなぁ...。」
建物の壊れ様を見ていると、向こうからもう一人、赤いスーツを身にまとった男性がゆっくりと近づいてくる。
その赤いスーツを身にまとった男は彼に話しかける。
?「おや、誰かさんと思えば...守護能力者にしてクラス「元帥」...八神焔君じゃないか?」
八神「...アンタか?この東京破壊の首謀者は?元忌華家執事「レイレッド・エヴァンズ」?」
エヴァンズ「...私はこの東京を見て、美しく思うのだよ。私の望む世界とはこういうものなのだと...」
エヴァンズは八神の肩を優しく叩きながら続けて喋る。
エヴァンズ「...忌華零月。彼は良い、彼こそがより良い世界を築いてくれるのだと。」
八神「何?まさか首謀者は...零月とでも?」
エヴァンズが避けると、ガラクタの先の奥に碧く光る零月の姿が見えていた。
いつもの零月ではなく、纏うオーラも綺麗な青色のオーラだった。
八神「...成る程な。忌華家から連絡が入っていたのはこの所為か。」
エヴァンズ「君も来ないか?...世界の為に。」
八神「...くだらんな、断る。」
地面に落とした煙草の吸殻を足で踏みつけ、背中を見せてこの場を立ち去ろうとする。
エヴァンズ「君にはがっかりだよ焔君。『迅脚』。」
超高速の蹴りによって衝撃波を発生させる。八神は後ろを振り向き隠し持っていた刀を構える。
八神「『烈火』。」
炎を纏わせ、衝撃波を出して迎え撃つ。技同士が衝突しあうと大爆発を起こした。
辺りは煙に覆われ、視界も悪くなる。
八神「...テメェの醜い野望など聞きたくもねぇよ。」
八神は煙の中、東京を去っていった。
エヴァンズは煙が晴れた後、冷笑を浮かべて東京の更に奥へと入っていった。
〜幻想世界〜
その頃の幻想世界では、新たな味方を付けて人里の方へと向かっていた。
飛沫「そういえば、アンタ達の名前を聞いていなかったな。」
麗条「麗条躯だ。」
屋月「屋月爽助、そこの爺さんの相棒だよ。」
飛沫「...まぁ、此処の世界はさっきの様に襲い掛かってくる輩もいっぱいだからな、気を付けとけ。」
道を歩いていると、道端に倒れている人物がいた。
屋月「おい、大丈夫か!?」
?「...うぅ...腹減った...。」
飛沫「...え?」
To Be Continued...
236
:
零月
:2016/10/29(土) 19:25:52 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
参話「弟子的存在」
飛沫「...あれ、見たことあるような...」
躯「知り合いか?」
爽助「とりあえず、確かもう人里は近いからそこで飯食おうぜ」
飛沫が道端で倒れていた人物を担ぎ、すぐそこの人里まで歩く。
飛沫「誰だっけなぁ...弟子だった様な気もするがねぇ...」
爽助「弟子?」
飛沫「8年前か7年前になるけど、弟子にしてほしいって尋ねてきてねぇ、一応教えてみたけどその子成長が早くて驚いたよ。」
躯「もうすぐ着く、始めにこの子に飯食わせなきゃな。」
〜人里〜
爽助「飯屋みたいな所は...あぁ、そこだわ。行ってみようぜ」
飛沫「疲れた...早く行こうぜ...」
〜人里・飯屋〜
飛沫「おい、起きな。」
?「ん...。ハッ!飯!」
飛沫「好きなだけ食え、金は持ってる」
爽助「おい、払うの俺!分かってる!俺だよ俺!」
躯「うっせぇ、店の中位静かに出来んのか?」
爽助「...」
少女食事中...
?「ふぅ...食った食った!ありがとうご...ってええ!?」
少女は飛沫の方を見ると、急に驚きだして飛沫を指す。
躯「ん?どうした?」
?「ね...姐さん!?何で此処に!?」
爽助「いやいや、ずっと隣に居たでしょうが...」
躯「因みに名前は何と?」
折鶴「私「折本千鶴」って名前です。「折鶴」とでも呼んでください^^」
飛沫「あぁ、そうそう、千鶴だわ!忘れてたハハハ!」
折鶴「その前に何で姐さんが!?」
飛沫「あぁ...訳あってだねぇ...」
飛沫は折鶴にこれまでの経緯を話す。
折鶴「え...?零兄が?」
躯「止める為にこの世界にやってきた訳なんだが...」
折鶴「それだったら私付いて行っても?零兄とは昔からの知り合いでもあるからさ...」
爽助「なんだかんだで仲間がもう一人増えたな。助かる。」
躯「んじゃ飯屋を出るか...会計宜しく」
爽助以外は飯屋を後にし、爽助は会計を済ましていた。
店員「合計で13万になります〜」
爽助「!?(高っけぇ!?)」
店員「13万丁度頂戴致します、ありがとうございました〜」
爽助「くっそ...金が沢山ぶっ飛んだ...」
〜人里〜
躯「さて、屋月も来た事だし...行くか。」
飛沫「またこっから歩くのか...」
爽助「俺の金...」
To be continued... 手抜き感w
237
:
折鶴
:2016/10/29(土) 19:54:06 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
そーくんゴチになりますw
tk忘れるとか流石に姐さん鬼畜やでぇ(´・ω・` )
238
:
大和
:2016/10/29(土) 20:30:13 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
爽助が爽助してて嬉しいw
239
:
零月
:2016/10/30(日) 00:42:35 HOST:210.138.0.226
〜東京跡〜
エヴァンズ「...流石に幻想世界破壊の目論見はバレていましたか...」
?「『真理』の存在はでかいね。流石「運命を解き放つ者」と伝われてるだけある。」
エヴァンズ「もう起きたのですか?月詠君。」
月詠「...執事さんの治療だったらすぐ治るって思ってたら案の定すぐ治ったさ。」
エヴァンズ「あれ、もう一人はどうしましたか?」
月詠「もう起きてると思うよ、ほら、来たでしょ。」
?「全く...寝てたのに起こしたのは誰だよ...」
エヴァンズ「どうだったかな九条君?長い間の眠りは。」
九条「全く...最悪の起こし方をしたな。」
零月「...目覚めたか。3人共。」
3人は零月の声を聞き、慌てて零月へひざまずく。
月詠「零月様...いや、『虚偽』様。1000年の眠りからようやっと復活されましたね。」
零月「...この者が世界にある「転生の扉」を開放してくれたおかげで復活した。この体も手に入れたしな。」
九条「『終焉』が敗れて早5年程経過しています。」
エヴァンズ「大都市・東京も破壊された事で、次の破滅は「幻想世界」となりました。」
零月「『幻想世界』...聞いた事はある。『真理』が築いた世界とは聞いていたが、まさか存在していたとはな...」
月詠「そこを破壊されてはどうでしょうか?」
零月「面白い...すぐ出発だ。」
240
:
零月
:2016/11/03(木) 20:06:56 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
肆話「霧の湖」
〜とある湖〜
麗条「屋月、此処はどこだ?」
屋月「湖。でも何故か霧がかかっている、何かありそうだな...」
飛沫「でもここら辺は何かの気配がする。湖の向こう側にもな。」
麗条「...まずは、そこに居る何者かに聞こうじゃないか。」
3人は麗条が振り向いた所を見る、奥の方を見ると妖精らしき物がそこに居た。
?1「え?バレてるのこれ?大ちゃん!」
大妖精「こんな霧がかかっているのに私達を見つけ出せるなんて...!」
折鶴「ねぇねぇ!聞きたい事があるんだけどさ...何処かに泊まれる所ないかな?」
?1「聞きたいんだったら、まずはこのアタイを倒すことね!」
大妖精「ダメだよチルノちゃん!」
麗条「...成程、そこの氷みたいな妖精を倒せば聞いてくれるのな?」
チルノ「勝てたらの話だけどね!さぁ、かかってきなさい!」
チルノと呼ばれる氷の妖精は、カードらしきものを出して、躯へと先制攻撃を仕掛けてくる。
麗条「おっとっと...中々じゃないか、嬢ちゃん。」
チルノ「まだまだ!氷符『アイシクルフォール』!」
またカードを出し、氷の結晶の弾幕が躯を襲うが、杖から刀を出して弾幕を全て弾き返す。
チルノ「何で!?両目が見えていないはずなのに!」
麗条「...心眼。両目が見えなくとも、心の眼で感じる。」
チルノ「もう!アタイは絶対負けないんだから!」
麗条「...さて、俺の番だ。『十六夜』...!」
麗条は刀を前に出し、刀を指でなぞる事で気を纏わせ無数の斬撃を飛ばす。
チルノ「...!」
成す術もなく、チルノは斬撃により倒れる。
大妖精「チルノちゃん!」
麗条「安心しろ、傷は受けてない。それよりも教えてくれ。」
大妖精「...この湖の先に紅魔館というものがあります。でも...」
麗条「でも?」
大妖精「5年前にも大きな戦いがあって、それ以来紅魔館はどうなっているか...」
飛沫「そうか、情報ありがとな。」
4人は大妖精の話を聞いて、湖を離れていった。
折鶴「紅魔館はまだ復旧されてないのかな...」
飛沫「千鶴、紅魔館破壊の件で何か知ってるのかい?」
折鶴「5年前に『終焉』が破壊して、そこの主である「レミリア・スカーレット」さんとかが行方不明とかになってしまって...」
麗条「流石に5年前の事だ。紅魔館の主はもう帰ってきてるんじゃないか?」
折鶴「だといいけど...」
その時だった。
屋月「...ん?」
飛沫「何だ?急に薄暗く...」
爽助と飛沫は辺りが急に暗くなった事に驚き、空を見る。
飛沫「何だ?空が赤い霧に...!?」
折鶴「...多分紅魔館の方だと思う!早く紅魔館へ急ごう!」
4人は紅魔館の方へと急いで走る。
〜紅魔館・門前〜
屋月「...どうやら、赤い霧の正体は此処らしいな。」
折鶴「...フランちゃん...!」
屋月「え?おい、ちょっと待て!」
折鶴は一足先に紅魔館の中へと入っていき、折鶴を追って爽助も入っていった。それと同時に男性と女性が空から降りてくる。
?「どうやら、赤い霧の正体は此処の様ね、大和。」
大和「...あぁ、そうみたいだ。パッパと異変片づけるか...ん?」
大和が躯と飛沫の存在に気付く。
飛沫「おっと?君たちも此処に用があって?」
大和「異変を片付けに来たのか?なら丁度良いな。良いだろ霊夢。」
霊夢「...まぁ良いわ。そこのお2人さん、話は後にしてこの異変を片付けましょ。」
大和「でも可笑しいぞ霊夢。この紅魔館、いつもと違う雰囲気を漂わせてる...。」
霊夢「そこも用心して行きましょ。」
To Be Continued...
241
:
大和
:2016/11/03(木) 20:28:58 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
幻想郷最強の霊夢には異変キラーという主人公補正があり、大和には外来人補正という死なない補正かかってるから大丈夫((
242
:
零月
:2016/11/05(土) 01:42:30 HOST:210-138-0-226.lan-do.ne.jp
伍話「紅魔館」
〜紅魔館・中庭〜
飛沫「...千鶴と屋月はこの館の中に入っていったのか。」
大和「...。」
霊夢「その様ね、でもこの中は何か不気味なのよね。何か「こっち側」の気じゃない様な何か...」
麗条「...まさか、もう来たのか?」
大和「「まさか」とは?また何かあるのか?」
飛沫「...私等が来たのには、大きな理由がある。零月についてだ。」
霊夢「零月?あの救世主がどうかしたの?」
麗条「...俺たちの居た世界の大都市が破壊されたのよ、零月によって。」
大和「...大都市が?よりにもよってあの零月が?」
飛沫「信じにくいが事実だ。何者かによって操られてるって可能性もある。」
そう話しながら歩き、紅魔館の中に入っていく4人。
?「...来たね。邪魔はさせない...。」
〜紅魔館・大広間〜
飛沫「一体、此処の主は何をやってるのやら。」
霊夢「レミリアね、でも行方不明だと聞いたけど...」
麗条「...予測だが、今回のこの事件も零月が関わっていると思う。」
飛沫「何の為にこの世界を...?」
大和「...何か居る、用心しとけ。」
4人は一斉に構えると、敵が大広間から出てくる。
麗条「『月下鮮烈』...!」
霊夢「霊符『夢想封印』!」
一斉に出てきた敵を霊夢と躯で一網打尽にする。
大和「...「こちら側」の敵では無い事は確かだな。」
麗条「屋月と折鶴が奥に居るかも知れない、取り敢えず奥に行くぞ。」
飛沫「おう。」
〜紅魔館・廊下〜
飛沫「レミリアとやらの失踪...ねぇ。」
大和「5年前に紅魔館は破壊され、その3年後には紅魔館の復旧が完了したが...」
霊夢「未だにレミリアの消息は分からない、そこが私たちには分からないのよ。」
...
麗条「此処は何の部屋だ?」
大和「此処は「大図書館」だな、先に行った二人は此処に居るかも知れないな。」
飛沫「探してみるか。」
〜紅魔館・大図書館〜
飛沫「...!?」
そこには、小悪魔の姿があった。
全身血まみれで、そこに横たわっていた。
大和「...小悪魔だ。何者かにやられたのか...!」
小悪魔「...う...」
飛沫「おい、息があるぞ!治療法はあるか!?」
麗条「任せろ。「再生(リーフ)」...」
横たわっている小悪魔に右手を添え、緑色の光を発する。
自然と小悪魔の体から傷が消え、小悪魔が咳込む。
大和「おい。小悪魔しっかりしろ。」
小悪魔「...!」
霊夢「安心して、私達よ。」
小悪魔「あれ?...パチュリー様は!?」
大和「居なかったな、この図書館に居たのか?」
小悪魔「何者かにやられて意識が遠のいてから、それ以来記憶が...」
飛沫「...やっぱり何かあるな、この館。」
屋月「おーい!麗条!」
図書館のギャラリーから折鶴と飛び降り、4人の方へ向かってくる。
大和「...ん?フランじゃないか。見つけ出したのか?」
折鶴「そこで怪我してた。ある程度応急措置はしておいたけど...」
霊夢「小悪魔とフランは無事だった様ね、後は咲夜とパチュリーと美鈴...。」
麗条「まだ居るのか、早く見つけ出さんとな。」
?「....そうはさせない...。」
To Be Continued...
243
:
折鶴
:2016/11/05(土) 10:21:01 HOST:210-138-25-098.lan-do.ne.jp
爽折有能
244
:
大和
:2016/11/05(土) 11:30:38 HOST:210-138-0-041.lan-do.ne.jp
大和君はまだ働く時期じゃないんだよきっと
245
:
零月
:2016/12/25(日) 18:07:54 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
禄話「執事と鬼腕」
?「そうはさせませんよ...。」
コツン、コツンと足音を立てて階段を下りてくる。
?「どうやら...此処には「パチュリー・ノーレッジ」は居ない様ですね...」
麗条「...?」
屋月「あん?誰だ?」
エヴァンズ「初めまして、私は紅の伯爵『レイレッド・エヴァンズ』。以後お見知りおきを。」
飛沫「...やはり、お前だったか。」
エヴァンズ「忌華飛沫、貴方でしたか。まさか麗条躯の仲間に付いていたとは。」
霊夢「...?何だ...?見たことがある様な...。」
霊夢がエヴァンズの冷たい眼差しを見て、スペルカードを構える。
エヴァンズ「博麗の巫女? あぁ、ではそっちは『水無月大和』か...。」
大和「お、有名人って辛いねぇ?」
飛沫「...お前たちは先に向かって咲夜と美鈴を探してこい。」
霊夢「それに聞きたいことがあるしね。」
麗条「...頼んだ。」
麗条達は大図書館から走って出ていき、飛沫と霊夢だけがその場に残った。
飛沫「さて、教えてもらおうじゃないか?お前らが何を企んでるのかを。」
エヴァンズ「...その為にわざわざ残ったのですか?」
霊夢「...何十年か前、私の先代がとある書物を書いてこの世を去った。その書物にはこう書かれていた。」
_______『紅ノ執事、虚偽ノ手ニヨリ、多命ノ崩落ヲ向カヘル。』
霊夢「...『紅ノ執事』とは貴方の事ね?エヴァンズ。」
エヴァンズ「ククク...成程。あの巫女の...面影がありますね。」
霊夢「この幻想郷で、昔何があったのか...『多命ノ崩落』とは何を意味するのか...教えてもらおうかしら!」
霊夢がスペルカードを構え、発動する。
霊夢「夢符「封魔陣」!」
エヴァンズに向かうが、エヴァンズの出した魔法陣により相殺される。
飛沫「『鬼腕乱舞』!」
両腕にオーラを纏い、百裂拳を繰り出すが高速で避けられ、壁に無数の拳の跡が残るだけだった。
エヴァンズ「...フフッ、良いですね。『壊楽』。」
黒い気弾を両手に溜め、黒いビームを放つ。
飛沫「『獅子一閃・脚』!」
赤いオーラを右脚に纏わせ、斬撃として放つ。
黒いビームは斬撃によって微塵に斬られ、黒い気弾として大図書館を壊していく。
エヴァンズ「流石、現忌華四天王と博麗の巫女の肩書は伊達じゃないですね...」
霊夢「速い...!」
飛沫「...『鬼神・壊拳』ッ!」
エヴァンズの動きを捉えた飛沫が見事な腹パンを食らわせ、エヴァンズは壁に思い切り叩きつけられ吐血する。
エヴァンズ「グハァ...ッ!中々ですねぇ...!」
壁から自力で出て、口に付いた血を親指で拭き取る。
霊夢「まだ...動くの?」
エヴァンズ「...ここにはもう用はありません、一先ず撤退しますか...。」
エヴァンズは魔法陣を出し、魔法陣の中へ歩き消えていく。
飛沫「...逃げられたか...。」
To Be Continued...
246
:
折鶴
:2016/12/25(日) 18:24:20 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
パ、パチュリスト?
247
:
零月
:2016/12/27(火) 16:53:24 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・壱「守護能力者」
?「...」
一人、ただ煙草を吸いながら道を歩いている男が居た。
?「あの元執事...何か企んでるな。」
東京跡で元執事と戦った後、とある外れで歩いていた。歩きながら考え事をしているとどこからか声が聞こえる。
真理「『八神焔』、私は『真理』。匠の守能者として一つ貴方にお願いがある。」
八神「真理...?神に近い男が俺に何の用だ?」
真理「私の世界...「幻想世界」が忌華零月によって陥ろうとしている。」
八神「...零月?」
真理「正確には...『虚偽』。零月が『虚偽』に操られてると言って良い。」
八神「...匠殿の命令だ。行こう。」
真理「では「幻想世界」へのホールを作る。そこに入れ。」
八神の前に白い穴の様な物が現れる。
八神「...行くか。」
八神は歩きながら白い穴へと向かっていく。
〜幻想世界〜
八神「此処が幻想世界...?」
そこは見知らぬ世界が広がっていた。辺りを見渡し、先に進む。
八神「...ん?」
空を見ると黒雲が上がっており、地面が揺れている。
八神「何が起きている...?」
走って黒雲が上がっている方向へと向かう八神。
?「ピカチュウ!10万ボルト!」
?「ピィィィカァァ...チュウウウウウ!!」
八神「...!電気だと!?」
?「グルルルァァァ!」
黒い化け物は電気をまともに食らっていたが、倒れない。
?「くっ...!なかなか倒れないな...!」
八神「おいそこの少年、手助けしよう。」
?「お願いします!」
To Be continued...
248
:
大和
:2016/12/27(火) 16:57:07 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
技10個ぐらい使えそう
249
:
折鶴
:2016/12/27(火) 17:06:16 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
なんでピカチュウ来たんwww
250
:
零月
:2016/12/28(水) 08:15:28 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・弐「少年と電気鼠」
?「グルォォォォ...!」
黒い化け物が2人に襲いかかる。
八神「...『火炎』」
手のひらを前に出して魔法陣を展開させ、火炎放射をする。
?「...!?手のひらから火炎放射...!?あの人ポケモンか?」
?「ピカチュ?」
八神が太ももに携帯していた魔法銃(ウィザードマグナム)を手に持ち、黒い化け物の体を数カ所打つ。
八神「今だ少年、とどめを刺せ!」
?「ピカチュウ!エレキボール!」
ピカチュウ「ピッカ..チュピ!」
電気の球は黒い化け物に当たり、黒い化け物はカスとなって消滅していく。
八神「...ほう、なかなかのもんだ。」
?「良くやったぞ!ピカチュウ!」
ピカチュウ「チャア...!」
八神「少年、名は何という?」
サトシ「俺はサトシ!こいつは相棒のピカチュウ!」
ピカチュウを撫でながら自己紹介をする少年。
八神「俺は八神焔、宜しくな。サトシとピカチュウ。」
サトシ「あの...今のは一体?」
八神「さぁな...俺にも分からないのだが、宜しくない連中なのは確かだ。」
サトシ「ポケモンでは無いんですか?」
八神「...ポケモン?」
サトシ「えっ?ポケモン知らないんですか?」
八神「分からんが、とりあえずその肩に乗っている黄色い動物がポケモンなのか?」
サトシ「はい!」
八神「...知らない事ばかりだな、とんでもない世界に来たもんだ。」
八神「さてそろそろ俺は行かないとならない。サトシはどうする?」
サトシ「仲間が居るので、戻ろうと思います!」
八神「そうか。その動物はなかなかのもんだ。大切にしておけよ。」
サトシ「はい!」
八神は少年と別れ、次の場所へと向かう。
八神「...俺の知らない世界があるというのか。だが俺の居た世界は「ポケモン」などという動物は存在していなかった...。」
先ほどのポケモンについて気になりながら歩いていると、空から誰かが落ちてくる。
八神「...?」
ドゴォン!
大きな音を立てながら地面に落下する。
八神「...大丈夫か?」
?「いててて...」
To Be Continued...
251
:
折鶴
:2016/12/28(水) 10:46:57 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
あの人ポケモンか?はさすがに草すぎる
252
:
大和
:2016/12/28(水) 13:09:13 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
チャァとかいうピカチュウはたむけんだった…?
253
:
折鶴
:2016/12/28(水) 13:24:43 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>252
クソワロwww
254
:
零月
:2016/12/29(木) 01:21:05 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
外伝・参「普通の魔法使い」
八神「今度は何だ?」 ?1「いててて...」
女性がクレーターの中から出てくる。
?「いやぁ〜散々な目に会ったぜ」
その女性は箒を持ち、まるで魔女の様な恰好をしていた。
八神「...魔女か?」
?1「ん?おっ!誰でも良いから助けるんだぜ!」
?2「待て!」
大きな太刀を持った女性が水色の魔法陣から現れる。
八神「ん?お前...『氷城燐』じゃないか?」
氷城「...え?八神さんじゃないか!」
氷と水の能力者にして、八神と同じ『守護能力者』の一員の氷城燐だった。女性だが漢気に満ち溢れている。
氷城「...って、今はそんな場合じゃない!そこの魔女!私の食料を返してもらおうか?」
?「こうなったら、勝負しかないのか...!」
八神「おいおいまt...。」
氷城「尋常に勝負!」
何か、本文の改行が多いみたいなんで、分けて投稿します
To Be Continued...
255
:
零月
:2016/12/29(木) 01:21:38 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
続き。
八神の声は届かず、氷城は大きな太刀を鞘から抜き、魔女に対して攻撃を仕掛けていく。
八神「...面倒な事になったもんだ。」
?「ハッ...ハッ...何処に行ったんだ氷城は...。」
修羅場を通り抜けた八神は、狼人間が八神の前を通り過ぎる。
八神「ん?お前はウルフルート?」
ウルフルート「八神!どうしてこんな所に?」
八神「お前も呼ばれたのか?」
ウルフルート「『真理』とやらにこの妙な世界に飛ばされてしまった...。」
八神「お前もそうだったのか...。あぁ、そうそう、氷城はあっちで魔女と戦ってるぞ。」
ウルフルート「そうか!スマン!」
狼人間はその場を立ち去り、指をさした方向へと向かっていった。
八神「...かと言って、心配だ。様子を見に行くとしよう...。」
八神も氷城と魔女が戦っている場所へと走って向かっていく。
〜広場〜
氷城「ハァッ...ハァッ...」 ?「ハァッ...ハァッ...」
両者共息切れだった。辺りには焼け焦げた跡や衝撃波などで切り落とされていた木が散乱していた。
?「中々やるんだぜ...。」 氷城「お前も...中々のもんだ...。」
?「んじゃあ...これで終わりにしてやるんだぜ...!」 氷城「私も...これで終わりにしてやるさ!」
ポケットからミニ八卦炉を取り出し、氷城に狙いを定める。氷城も大きな太刀を一旦鞘の中に入れ、冷気を刀に溜めていく。
?「恋符「マスタースパーク」!」 氷城「氷月『嵐華道』!」
ミニ八卦炉から繰り出される虹色のレーザーと、冷気を最大限に纏った火力の高い斬撃の様なレーザーがぶつかり合う。
ウルフルート「チッ...遅かったか!」 八神「...」
八神とウルフルートが広場に着くと二人の技を止めにかかるが、火力の高い技同士がぶつかり合っている為に安易に近づけない。
やがて稲妻を放ち、技同士が消えると、広場全体を煙が覆う。
八神とウルフルートは腕を目に当てて煙を防ぐが、一瞬で煙が晴れる。
?「流石なんだぜ...」 氷城「お前こそ...!」
ウルフルート「さて、戦いはそこまでにしようぜ!」 八神「...お互い、体に悪影響だからな。」
ウルフルートは氷城の傍へ駆け寄り、八神は魔女の所へ歩いていく。
八神「今の戦い、見事だった。」
?「へへ...ありがとなんだぜ。」
八神「私は「八神焔』という。お前の名前は?」
霧雨「『霧雨魔理沙』。ただの魔法使いなんだぜ。」
八神「そうか...。では魔理沙、俺達と協力してくれないか?」
霧雨「協力?」
八神「あぁ、協力だ。俺はとある目的でこの世界へとやってきた。目的は...」
霧雨「いいや、みなまで言うな。どうせ暴走した零月の事だろ?」
八神「知っていたのか。」
霧雨「ちょっと飛んでいたら小耳に挟んで気になっていたからな...。」
八神「では話が早い、協力してくれるか?」
霧雨「あぁ、いいぜ。」
八神は笑顔を浮かべ、魔理沙に対して手を差し伸べる。
八神「良い友を得た。これから宜しく頼む。」
霧雨「あぁ、こっちこそなんだぜ!」
魔理沙は八神の差し伸べた手を掴み、立ち上がる。
氷城「...八神さんはこれからどうするんだ?」
八神「俺は魔理沙と共に情報を探る。お前たちも来れるか?
ウルフルート「あぁ、一緒に行動を共にした方が心強いしな。」
八神「決まりだ。宜しく頼むぞ。氷城とウルフルート。」
氷城「あぁ!」
To Be Continued...
256
:
折鶴
:2016/12/29(木) 01:42:23 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
お前は本当に男気のある女しか作らないなw
257
:
零月
:2016/12/29(木) 01:45:48 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>256
女子力のある女性は一応居るのです。
258
:
折鶴
:2016/12/29(木) 01:47:52 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>257
零ママでしょ?
259
:
零月
:2016/12/29(木) 01:48:34 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>258
先代ちゃんの妻と刹那さん。
260
:
爽助
:2016/12/29(木) 01:50:50 HOST: 210-138-1-121.lan-do.ne.jp
>>256
キルラキルの影響だろw
261
:
折鶴
:2016/12/29(木) 01:51:14 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>259
でもまぁ男気のある女性が多いのは完全に零兄の趣味だよねw
262
:
零月
:2016/12/29(木) 01:52:43 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>260
それはありそうな気もするw
>>261
まぁね。だってさ考えてみようぜw俺が女性役やってたらどう思うよ?w
263
:
折鶴
:2016/12/29(木) 01:55:23 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>262
そんなんお前大和に言えるか…?
264
:
零月
:2016/12/29(木) 01:59:07 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
>>263
アイツはまだギリセーフだよ(?)
265
:
大和
:2016/12/29(木) 13:11:42 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
>>263
>>264
お前ら…………
それと「だぜ」魔理沙にするとしてもだぜ付ければいいってもんでもない
266
:
折鶴
:2016/12/29(木) 13:23:53 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
>>265
まぁそれは一理あるな
267
:
零月
:2017/02/14(火) 22:10:31 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
漆話「零月の側近」
大和「咲夜と美鈴とパチュリー、そしてレミリアが未だ見つかっていない...」
麗条「その様だな...二手に分かれて探した方が良さそうだ。」
屋月「んじゃ俺と躯はその咲夜と美鈴を探してみよう。大和と折鶴はパチュリーとレミリアを探してくれ。」
大和「分かった。」
二手に行動し、麗条と屋月は3階。大和と折鶴は2階を担当する事にした。
紅魔館〜3階廊下〜
警戒しながら歩く二人、廊下を進むにつれて妙な感じがしていた。
麗条「...目が見えなくとも、分かる。この先には何かが居る。」
屋月「そうだな...用心しとけ。」
?「おやおや、大勢で来ると思いきや...まさかの二人だけとはね...。」
麗条「誰だ?」
黒衣を来た男が二人の前に歩きながら姿を見せる。
結城「私は結城蓮。まぁ、簡単に言えば君たちを邪魔しに来たってとこかな?」
屋月「...何が目的で?」
結城「僕は命令されてるんだ。ある人から君たちが探している人を守れとね。」
麗条「ならば...力尽くでも通させてもらおうか?」
結城「元々は戦う覚悟で来ているんだ。僕を楽しませてもらおうか?」
――――――――――――――――――――――
紅魔館〜2階廊下〜
それは、2階廊下も同じ状況に遭っていた。
大和「誰だ?」
九条「俺は九条。この先には行かせんぞ...?」
折鶴「何かあるのか...ならばパチュリーやレミリアがこの先の部屋に居る事は間違いないね。」
九条「それは、俺を倒してから確認する事だな。」
大和「舐めるなよ...?」
九条は魔法陣から大きな鎌を取り出し、肩に乗せる。
九条「さて、お帰り頂こうか。」
大和「上等だ。」
268
:
零月
:2017/02/14(火) 22:11:01 HOST: 210-138-0-226.lan-do.ne.jp
続き。
―――――――――――――――――――――
麗条「『桜・乱舞』!」
結城「『裂華迅乱』!」
無数の斬撃が廊下で飛び交い、衝撃波が起こる。
屋月「 『conviction―断罪ノ弾―』」
銃口から放った無数の弾丸は力強く光りながら結城の方へと向かっていく。
結城「成程...だがね。」
魔法陣を展開し、光り輝く弾丸を吸収する。
結城「通用しない技もあるんだよ。『展開』。」
フィンガースナップを行った瞬間、麗条と屋月の周りに魔法陣が展開する。
結城「終わり。『フィニッシュストライク』。」
周りに展開された魔法陣から紫黒いビームが繰り出され、屋月と麗条に直撃する。
麗条「もう終わりか?」
結城「何?」
麗条の無数の刀が紫のオーラを出しながら、無数のビームを防いでいる。
結城「...並大抵の技じゃ落ちないという訳か。中々に面白い。だがここまでの様だ。」
腕時計を見ながら話す。
屋月「どういう事だ?」
結城「また戦おう、二人とも。」
霊条「待て!」
結城は魔法陣の中へ消えていった。
―――――――――――――――――――――――――――――
九条「『獅子龍漸』!」
折鶴「『鬼神・虎ノ拳』!」
獅子の形をした衝撃波が向かってくると、虎の形をした赤いオーラを纏った右腕を衝撃波に向かって繰り出していく。
大和「『龍ノ咆哮』!」
大和の霊玉を刀に形を変え、青いオーラを纏い、斬撃を放つと龍に形を変えて九条に襲い掛かる。
九条「斬撃など、相殺してくれる!」
大鎌で振り回し、相殺するも大和の技の威力の方が上回り、九条はそのまま吹き飛ばされる。
折鶴「『鬼腕之剛脚』!」
走りながら低く飛び、平行に飛びながら赤いオーラを纏った右脚で飛び蹴りをする。
まともに食らうと九条は壁に叩きつけられるが、そのまま立つ。
折鶴「...体力ありすぎかよ...!」
九条「中々面白いが...まだまだの様だ。...ん?」
九条が後ろを向いて誰かと話をしている。
大和「さすが屈強な男だ。やりおる。」
九条「この戦いはまた今度だ。会える日を楽しみにしているぞ。」
九条はそのまま魔法陣の中へ姿を消した。
大和「はぁ...」
To Be Continued...
269
:
大和
:2017/02/14(火) 22:15:23 HOST: 210-138-0-041.lan-do.ne.jp
技名カッコいいけどさすがに「やりおる。」は顔面草まみれ
270
:
折鶴
:2017/02/14(火) 22:24:44 HOST: 210-138-25-098.lan-do.ne.jp
やりおるwwwwwww
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