その結果、メンバーは話し合いのなかで「BUMP OF CHICKEN解散」という選択肢すら浮かんだという。
中略
<でも、『メンバーのひとりがこういう事態を起こしたので、僕たちのバンドの活動はここまでにします、ここで終わりにします』っていうのはね、僕たちをここまで大切にしてきてくれていた君たちリスナーに対する責任の取り方としてどうしても正しいと思えなかった。それは問題の本質から逃げているとしか思えなかった。そんなけじめの取り方は、一番君たちに見せてはいけないものなんじゃないかなと思いました>
<僕たちはなにがなんでもバンドとして音楽活動を続けなきゃいけないんじゃないかと思いました。BUMP OF CHICKENとして音楽を鳴らし続けることだけが、ここまで僕らを大切にしてきてくれた君たちの信頼を裏切ってしまったことに対しての責任の取り方として唯一のものだと思いました>
この放送を受けてSNSではファンから<リスナーの思いをちゃんと観てくれてた…ありがとう。><ああ、BUMP OF CHICKENを好きになってよかった>といった声が出ている。ファンの声をきちんと受け止め、BUMP OF CHICKENの活動について悩み苦しんだ藤原の言葉に理解を示しているようだ。