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リゾナントブルーのMVからストーリーを想像するスレ 第160話

251名無し募集中。。。:2020/06/27(土) 14:46:53
能力者からすれば、どんなに屈強な男相手でも赤子の手を捻るようなもの。
増してや、生白いホスト崩れなど到底相手になるはずがない。
しかしながら。

「うー、これじゃ『お肉さんパワー』と『パンダさんパワー』に負けちゃう」

少女は結果に納得が行っていないようだった。
またしても「聞き水」が外れてしまった。少女の予測では高速の弾丸のように水粒を打ち出し攻撃する系の
「水球」だと思っていたのに。
実際は触手で相手の自由を奪う拘束系の「水球」であった。ほとんど戦闘力がないに等しい一般人相手なら
まだしも、予測の狂いが時として致命的になるケースもこれからはあるはずだ。

がんばろう。そして、加賀さんに褒められるんだ。

憧れの先輩に、頭を撫でられる自分を想像してみる。
おそらく当人はそんなことはしてはくれないだろうが、妄想だけで十分価値があるように少女には思えた。

北川莉央:【水球使役(;summon sphere)】
大気中の水分を凝縮、または近くの水源から手ごろな大きさの水球を作り出す。ただ、鞘師里保が使うような【水限定
念動力(アクアキネシス;aqua kinesis)】とは違い、水球を作り出した後の操作は彼女にはできない。あくまでも、使
役者とは別のアルゴリズムで標的に攻撃を繰り出す。能力が操作ではなく使役に分類されるのはそのため。
身体能力自体はあまり高くない彼女と、当能力の相性は良いと言っていい。ただし、使役者自体に高い戦闘力があれば
より戦術に幅が出るのは言うまでもない。
水源によって「遠距離攻撃」「拘束攻撃」等攻撃方法に違いが出てくるが、使役者曰くその水を味わうことで水の声を
「聞き」判別することが可能。ただし、その道は今のところ果てしなく険しいようだ。


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