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もしも加賀楓と横山玲奈がふたり旅をしたらありがちなこと

94名無し募集中。。。:2019/03/10(日) 09:14:38
Chapter 2

楓は巣を作っている。
枝やら葉っぱやら糞やらを集めている。

というわけで、真莉愛はせっせと炊事に励み、静かな暮らしになじみ、皿を拭くのになじみ…。
人混みや騒音が恋しいこともあるが、それも最初のうちだけだった。

だが、静かな暮らしは、欲求不満と興奮がいたずらに蓄積されていく。
楓が真莉愛の手首をつかみ、自分の部屋に連れていく。
「お風呂に入りたい」
「だめ」
「だめって?」
これまでに聞かされたことのない言葉だ。

「服を脱いで、今すぐ」
「でも――」
楓が平手で真莉愛の頬を打つ。そして部屋の隅に置かれた椅子に座って真莉愛をじっと見つめる。

真莉愛はその視線を感じながら、上着を頭から脱ぎ、手を後ろに回して、ブラをはずす。
ズボンを下げ、白いショーツ姿でその場にたたずむ。

「脱ぐのよ」
真莉愛はショーツを脱ぎ、楓の顔をうかがう。頬を紅潮させて質問する。「次はどうするの?」
「ベッドに上がって。四つん這いで。全部見せて」

身を震わせながら真莉愛はベッドに上がり、頭を低くする。
「痛くするの?」「そうされたいなら」「されたい」「それなら痛くしてやる」

楓はベルトをはずす。真莉愛の両手をつかんで持ち上げると、ベルトを手首に巻きつけて、ベッド頭部の柵につなぐ。
背後に回り、真莉愛の股間に指をもぐりこませる。
そうして片手で真莉愛の黒く豊かな髪をつかみ、手綱よろしくぐっと引く。
すらりとした首が反り返る。

「こんなに濡れてる」楓が真莉愛の尻を叩く。
平手で打たれる鋭い音と痛みを真莉愛は堪能する。
ぴしゃっ。ぴしゃっ。ああ。ああ。

ベッドの上にひざまずき、両手首をくくられ、ベッドの頭部につながれたまま、激しく身をよじる。
楓はその歓喜の声に合わせて、調子をとりながら叩く。

クーデターから1年がすぎた。
楓も真莉愛も、内に鬼を秘めていることは変わらないが、今は身をひそめていなければならない。

殺しによる刺激的で甘美なアドレナリンの高まりを得られるのは、もう少し先になる…。


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