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もしも加賀楓と横山玲奈がふたり旅をしたらありがちなこと
39
:
名無し募集中。。。
:2017/09/19(火) 22:21:45
真莉愛はすぐに見つかった。
ジープのボンネットをテーブル代わりにしてお茶を飲んでいる。
何か考えこんでいる様子で下唇を噛んでいた。
不用意に近づくと蜂の巣にされてもおかしくない。
大声で呼びかけてから、楓は両手を上げた。
“攻撃するつもりはありません”。世界中で通じるジェスチャーだ。
真莉愛は晴れやかとすら言えそうな視線を楓に向けた。
「まだ信じてないのね。殺さないって言ったでしょ」
真莉愛は笑った。楓は面白がっていなかった。
真莉愛が親指を立てて指さす。
楓たちのバイクを怪訝そうに眺め、そのおもちゃみたいなバイクで旅をするのは考えものだとつけ加えた。
楓は注意深く見守りながらも、少し気持ちが和らいだ。
「これからどうするの?」と楓は尋ねた。
優秀な“ハンター”が振り返って楓を見た。
事態の深刻さを分からせようと、真莉愛は楓をまっすぐ見据える。
「連れ戻す」真莉愛の声は冷たかった。
「拒んだら?」楓も身を硬くして怒った表情で訊いた。
「嫌なら膝を撃ち抜いて置き去りにするだけよ」
穏やかな、親しみすら帯びた声で真莉愛が答える。
真莉愛は突然、軽い咳のような短い笑い声を洩らした。
「かえでぃーはそんな脅しで思いとどまる人じゃないよね」
真莉愛はため息をつき、話を続けた。
「“大臣”の娘を誘拐するなんて狂ったことをやってのけたんだから」
楓は平静を装って答えた。「誘拐だなんて失礼な」
「手助けを頼めるほど心を許していた相手はかえでぃーだけだった…」真莉愛は言葉を切った。
「命がけよね、本気の恋は」
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