[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
SSスレ「マーサー王物語-ベリーズと拳士たち」第二部
661
:
◆V9ncA8v9YI
:2017/05/19(金) 13:04:58
モモコは他の食卓の騎士のような超パワーや超スピードを備えてはいない。
それでも長年戦士をやっているだけあって、
若手と比べたら十分化け物と呼べるくらいの身体能力は持ち合わせている。
そんな彼女の筋肉の中でも特に発達しているのが尻の筋肉だ。
そして更に、モモコの服の中には内部からの衝撃に反応して鋭い刃を外部に突き出す装置が仕込まれている。
これらが合わさった結果としてモモコのヒップアタック、通称モモアタックは激痛を伴う攻撃手段となっているのだ。
もしも仮に近隣諸国の戦士を集めた大運動会でも開催されるのであれば、
尻相撲の優勝者はモモコで確定と言って良いかもしれない。
「くあっっ……!!」
ノーガードでモモアタックを受けたオカールはその場に倒れこんでしまった。
流石に気を失うとまではいかなかったが、
鋭く重い衝撃をモロに受け止めた結果として、足腰の骨に異常をきたしてしまったのだ。
これではそう簡単には起き上がれない。
オカールの腹からは血が流れ続けているので一刻も早くケリをつけたいところだが、
こんな身体では「立ち上がれ乙女達」とはいかないのである。
涼しい顔でオカールをここまで痛めつけるモモコを見て、リサ・ロードリソースは頭の中であれこれ考えていた。
(やっぱりモモち先輩は強い。 ミヤビ様を庇ったのも、全てはモモアタックをオカール様に当てるため?……
いや、やっぱりまだ理解できない。
モモアタックを当てるだけなら他にも手段はあったはず。
なのにどうして、わざわざ敵の蹴りを受けるなんていうリスクの大きい方法を選択したの?……
これじゃあまるで、「私は身体を張ってでもミヤビを守りますよ」ってあからさまにアピールをしているみたい。
でも、そんなことを誰にアピールする必要があるの?
ベリーズのお仲間に?
オカール様に?
それとも……私たちに?)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板