[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
SSスレ「マーサー王物語-ベリーズと拳士たち」第二部
301
:
◆V9ncA8v9YI
:2016/05/12(木) 12:56:35
「うわっ……カリンが落ちた……」
サユキとアーリーは「しまった」という表情をしながら互いの顔を見合わせた。
まさかこうも簡単にあしらわれるなんて思ってもいなかったのだ。
そしてそんなカリンを、あのオカールも心配していた。
「大丈夫か?アレ……カリンって泳げるの?」
「えっと、人並みくらいなら泳げると思います……たぶん。」
「まぁそうだよな。泳げないのはウチの大将くらいのもんか。」
「え?マイミ様って泳げないんですか?意外……」
「沈んじゃうんだよ。筋肉と鉄の塊だから。」
「あー……」
走りと自転車が得意なマイミも、泳ぎまでパーフェクトとは行かなかった。
それが出来たら単身で船まで乗り込んでいただろうに実にもったいない。
「ねぇキー、人間大砲の作戦はどうするの?……」
「うーん、いくらアーリーが船まで投げても、ああなっちゃったら意味がないよね。」
「じゃあ辞めようか。」
「いや、その必要はないだろ。」
「「オカール様!?」」
「要はミヤビちゃん……じゃなかった、ミヤビに迎撃されなきゃいいんだろ?
じゃあさ、俺を船まで飛ばしてくれよ。逆に怪我させてやるぜ。」
「オカール様が砲弾になるってことですか!?」
「せっかくだから、人間大砲と同時に"人間魚雷"もぶっ放しちまうか。」
「「人間魚雷?」」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板