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℃-ute3バカをナンパして部屋に連れ込んだら… 【避難所】2夜目
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:
名無し募集中。。。
:2017/03/24(金) 23:01:17
「なっきぃ…く、くるし…ぃ…なっき、い…たす、け、てっ…くる、し、ぃぃ…」
遠くでサキに助けを求める声が聞こえる気がして、サキは自分の意識にかかった薄靄をゆっくりゆっくりと取り払っていく
「なっ…きぃ…たすけて…く、くるしっ…くるしいぃ…よぉ…」
さっきから、サキに助けを求めるのは誰?この聞き覚えのある、ちょっと鼻にかかったような、かわいらしい声は…
「マイ!!!」
遠くで助けを呼ぶその声がマイのものだと意識がつながった瞬間、サキは大声でその名を呼んで跳び起きた
それは単純に身体をを起こしたということではなく、本当の意味で、眠りから目覚めたという意味の「起きた」だけど、ね
って、今はそれどころじゃない!!
「マイ!?」
起き抜けのボサボサのアタマも気にしないで、助けを求めるマイの声、それが聞こえてくるすぐ隣りを見るサキ
「なっきぃ…くるしい…たすけてぇ…」
サキの隣りで寝ていたマイが、苦し気に助けを求めている
そのマイのお腹の上には、サキとは反対側のマイの隣りで寝ていたはずの千聖が、上下逆さまになるようにして折重なってぐーすかイビキをかいていた
「なっきぃ…こ、この生物どかして…マイ、くるしい…おねがいぃ…」
千聖の寝相の悪さは相変わらずだ
いったいどうやってらこんな天地のひっくり返った状態になれるんだろう
まぁ、とりあえず、マイの陥っている事態にも緊急性はないと判断したサキは
その面白すぎる光景を写真に撮りたいと思ってとりあえずアイフォンを手に取って2人の折重なった姿にカメラのレンズを向けた
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