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℃-ute3バカをナンパして部屋に連れ込んだら… 【避難所】2夜目
206
:
名無し募集中。。。
:2016/07/18(月) 22:34:15
「ええ、お仕事で何かお疲れの部分とかあれば、そちらの方を重点的にほぐしていきますケド?」
仕事を聞かれたサキのうろたえ方に警戒されたとでも思ったのか、オジサンは質問の意図を説明してくれた
うん、やっぱりこのオジサンの対応は一貫して信用できる
「えーっと…仕事で疲れてる部分…」
とりあえず仕事を尋ねられている時点でサキが℃-uteであることはバレていないようだ
ってかまぁ、このオジサンが℃-uteのことをしっているかどうかも疑問ではあるけれどね
それはともかく質問への答えだ
ダンスの面で言えば足腰適度に痛んではいるけれど…
「どこかありませんか?お疲れの部分とか?」
答えに迷っているサキにオジサンが畳みかけて聞いてくる
その設問に軽く焦ったサキは
「あ、あの…声を使う仕事なんで…ちょっとそっちの方が疲れてはいますケド…」
と、ちょっとばかしズレた答えをしてしまった
それはちょっと、アイドル…というか歌手という部分をなんとなく匂わせることはできないかなとか余計なことを考えてしまったから…なのかな?
「声?声を使うお仕事?…へぇ…お嬢さん、もしかして声優さんですか?」
「え?あ、えっと…」
「そうですか、いや、どうりでね、可愛らしい声をされているなと思ってたんですよ」
「え?そ、そうですか?いやぁ…」
まさか声優とかオジサンの口からそんな職種が出てくるのも意外だったけれど、最近は若いアイドル声優みたいな人がいっぱいいるから、そんな中の一人だと思われてしまったのかな?
いやでもそれより、「可愛らしい声」と褒められたのは何気にちょっと気分が良かった
だからもうサキは、そのオジサンの勘違いを特に否定することはしないまま受け入れることにしてしまった
とはいえ、声というのはさすがにマッサージでどうこうできるものでは…
「声…声、ですか…そうですね、じゃぁ、喉の方をちょっと…ほぐしてみますかね」
「え?出来るんですか?」
声なんてマッサージでどうこう出来るものではない…って思ってた矢先にオジサンのその発言にサキは素直にビックリして声が裏返ってしまった
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