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長編小説集

78かたるパフェ:2015/07/23(木) 20:16:51




バスは東名高速横浜あたりを通過中。
午後に出発したからまだまだ日は明るい。
まさきはバスツアーの歌を歌い終えて 美希に話しかけた。
「ソルフェジオ音階難しい?」
美希「私には難し過ぎて・・・」
まさき「美希ちゃんはベートーベン弾きだからねぇ しょうが無いよ。でも音楽は感性(右脳)だから」
美希「は・・はい・・」
ソルフェジオ音階なんて感覚的な要素もある。しかし美希はベートーベン的な音楽を習ってきた。
ベートーベンは表現は感情重視的な表現という意味では右脳的だが、音階そのものは折れ線グラフの組み合わせみたいでポキポキとしてて理性的(左脳)的な音階なのだ。
マネージャー「メンバーは数人を除いて新曲のソルフェジオ音階やホーミーやヨーデルや外国語歌詞をちゃんとできなかったねぇ バスの中では休む場所だからゆっくり休んで 現地についてから練習しようね」とまさき美希の会話に口を挟んだ。「は・・はい」
美希はまさきとの会話を終えて車窓をみた。
美希が座っているのは窓のある上座だ
「東名高速だから海が見える静岡まではまだかなぁ」 東名高速というか東京からひこしままでの高速道路の道のりで車窓から水平線はっきりの一面に海が見えるのは静岡だけだ。
車窓からの景色は日が傾いてきた。
街の住宅街やビル街は早いとこはもうわずからがら電灯・ネオン景色を醸し出している。
まだ宝石箱的な電灯やネオンではない控えめな輝きだが・・・。


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