長編小説集

77：かたるパフェ：2015/07/23(木) 18:03:22: メンバーを乗せたバスは用賀のインターチェンジから東名高速へ
遥｢やべっ気分悪くなってきた｣
バスの中で漫画を読んでいた遥は東名高速に入る前の入り組んだインターチェンジカーブ道で早速バス酔いしはじめた。
新幹線・飛行機での読書は何故か酔う人は少ないのに同じ乗り物でもバスでの読書は酔う人が多いから不思議だ。
バス車内でも特に急なカーブでの読書は酔いやすい。遥｢読書やめっ！！！iPodで音楽聴こっ｣と自賛した仁丹を飲みながら言った。車酔いは目と耳の三半規管に原因があるのに音楽を聴こうとする遥だった。
が音楽を聴き始めて酔が収まったみたいだ。
車酔いは意識的なものや予備知識も左右されるから車酔い＝耳の三半規管にも原因が云々みたいな予備知識がない遥は音楽を聴く事でかえって酔いが収まったみたいだ。
まさき｢ラララバスツアー♪｣隣のまさきはまだラララバスツアーの歌を歌っている。
バスはスピードを加速した東名高速用賀インターチェンジからひこしま手前数キロ先にある関門インターチェンジまで直行だ。

保田は食後にユンケルを飲んでいた。
｢明日は仕事仕事！ユンケルも飲んどかなきゃね！ダーリン今日の鰻とステーキ美味しかった？｣
保田はユンケルを飲みつつ今日の料理の事を主人に質問した。
が実際調理したのは主人で保田は鰻や牛肉の素材を購入しただけだった・・・。
保田夫婦は保田婦人はほとんど調理しなくてほとんどが主人が調理する。
保田｢さてと明日の番組収録に供えて腕立てして支度してお風呂に入って寝るとするか｣。

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