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長編小説集
453
:
かたるパフェ
:2015/12/21(月) 17:06:10
聖「どした?」
聖が騒々しいので廊下から髪を振り乱し走ってやってきた。
はるな「ナマタがテレビ破壊したみたいで」
聖が生田のほうを見ると 汗だくになって必死にコンセントをゴチャゴチャしてる生田がいた。
生田「直らんどうしょっ・・・・」
そのときコンセントからパアッーン と火花が散った。
まりあ「わぁきれーいぃ」
まりあも他メン空気読めな系メンバー程酷くはないがちょい空気読めない系だから「こんな事態にきれーい」とか言うなよみたいな空気読めない発言をした。
まりあは絵文字カラフルブログからから分かるようにカラフルなものや火花みたいな輝く色彩が大好きなのだ。
火花は絨毯に飛び火した。絨毯からもくもと煙が立ち込める。
全員「きゃーっどしよどしよ!!!」と全員顎に両手を支え 足をバタバタさせて慌てふためいている。
さっきまで空気読めなかったまりあも慌てふためいていた。
モーニング娘。17メンバーはダンス等のミスの咄嗟ハプニングには臨機に対応できるが 事故手前みたいな事態には慌てふためいて何もできない・・・。
聖「こんなときこそ冷静にしなきゃ」
聖は冷静に考えた。
近くに飲みかけのエビアンがあったので 絨毯にエビアンをぶっかけた。
火は少し鎮火したが まだ燃えている。
聖「あかねちゃん!!浴室の風呂桶あるでしょ それに水くんできてぇぇぇ」
あかねはスマホをいじっていた。
あかね「消防署に電話したほうが」
聖「いいから桶桶桶」と叫びあかねは即座に浴室の風呂桶に水をくんできた。
火の粉は生田の髪に引火した。
生田「あちちちぃぃ キャーャャャャ」
生田は燃える九州女子状態だ。
まさに燃える女。
聖はあかねから桶を奪い生田や絨毯に水をぶっかけた。
マネージャーがすたこらすたこらと走ってやってきた「あんたら何してんのっっっっ!!!」。
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