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長編小説集

42かたるパフェ:2015/06/07(日) 20:12:08




「このささやかなラッキーを次に繋げよう派生させよう」と言ってみずきは二本目の自販機当たりミルクティーを飲んだ。
よくささやかなささいなラッキーが続くと「運を使い果たすからあとから不運になる」と言う人とささいなラッキーが続くと「次に繋げて派生させよう」わらしべ長者・大河の一滴的な人がいる。
みずきは後者だった。


ミルクティーを飲みながら踊るのを止めて マドンナのラッキースターのPVをみずきはみはじめた。
「星のイヤリングでキラキラ系なのになんで重厚なの? 寝転がるダンスシーンがあるのに何故かさまになってる 笑顔は殆どなく 真顔上目遣いなのに なんでさまになってるんだろ?」 みずきはマドンナのラッキースターのPVに不思議さを覚えた。
キラキラ系星のイヤリングをしているマドンナなのに重厚 普通 みずきやハロプロ系アイドルが星のイヤリングをしたら 重厚というより可愛い系キラキラになる。
マドンナみたくハロプロ系アイドルがダンスで寝転がったら
「何 ダンス中になに寝てるの?サボってんの?」と非難されかねない。
笑顔がないと「笑顔も作れないのかよ?アイドルは?」と非難されかねない。


みずきはマ ド ン ナ が ラッキース ターでメジャー二作目シングルでアメリカ中でマドンナの名前が知られるようになったときの歳は 24歳になったときだと言う事実を知らなかった。
24歳でメジャーデビューしたみたいなものだ。
現在のハロプロなら24歳でメジャーデビュー? 「年増デビューですか?」扱いされかねない。
マドンナは24歳過ぎて事実上メジャーデビューしてるから仕草一つ一つに意味があり深みがあり重厚なのだ。
女性は二十歳過ぎてから深みとセクシーさを増すみたいな事を 若い歳でアイドルになり早くデビューしたほうが勝ち 二十歳過ぎたら負け みたいな軽薄な日本の芸能&アーチスト界と深みのあるアメリカイギリスの芸能&アーチスト界の違いをまだ みずきは理解していなかった。

さて香音は十円を自販機に戻すと向こうで 誰か女性が踊ってる姿を目にした。
みずきの踊ってる姿だが 香音の目にはみずきと判断しにくい。


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