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長編小説集
23
:
かたるパフェ
:2015/05/29(金) 18:16:37
里保は脳内が真っ白になった。
「な・・な・・何故?なぜ?NAZE?WHY?ナゼ?広島が生んだ超A級アイドル&A級アイドルの私をスルーするの???」。
里保は広島から来た子たちに握手をスルーされたショックは大きかった。
すずか「ほーら 己の広島時代を黒歴史みたいな感じの態度や発言するから 因果応報なんだよ!広島を嫌えば広島人から嫌われるだけ!まさに因果応報!」
すずかはまたまた握手リピートして 里保のとこにやってきた。握手会はリピーター握手する人も何人かいた。すずかもその一人だ。すずかにも 先程の広島から来たヤンキーダンスグループの子が里保をスルーした事を知っていた。
すずか「里保とは元安川沿いの遊歩道で一緒にダンス練習して その後いなり寿司を食べたよな。そのうち夕方になり夕暮れのあかね色の空が元安川を映したり、ネオンが元安川の川面に映したり 星空が元安川の川面に映しだしたり・・・広島時代の初心を忘れるな」。 すずかは里保と違うタイプの意味でのキリッとした顔つきでそう言った。
里保「うっるさいなぁ・・・・お節介は結構けだらけ猫はいだらけ!!!」。
と里保はすずかをあしらった。
次のライブハウスでのライブ前にあやかは みずきが紙を見ているのを発見した。
あやか「何みてんのぉむろ?」
みずき「いや・・八街3・八千代1・・野田4・・柏30・・浦安50・・成東猫1匹」
みずきにはあやかの声が聞こえてない。
あやか「おおおーい むろぉぉぉぉ聞こえるかぁぁ!!!何の紙なんだよぉぉぉっ!」とあやかは声のトーンをフルボリュームにしてみずきの耳元で再度聞いた。みずき「わぁ!!!びっくりしたぁ!!!」。
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