長編小説集 - 1431746001 - したらば掲示板

長編小説集

21：かたるパフェ：2015/05/29(金) 10:35:06: 会議のさなかマネージャーが口を入れてきた。
｢佐藤は佐藤まさき語を要約するにモーニング娘。１７は事務所から追放されても自分たちの手でモーニング娘。１７活動をすると言ってましたし鞘師はスキル馬鹿と言われてますが誕生日イベント等でちゃんと自ら企画とかしてます。もしモーニング娘。１７が誰もいない会場で１３人だけ取り残されてもちゃんと自分たちで判断しなんとかすると思います｣。
事務所役員｢ほぅそんな事を言ったの？でも鞘師は予期せぬ事態には太刀打ちできないと思うよ。どっきりが楽しみだあっははははっ｣
今度は番組制作側が発言してきた。
｢どっきりは２日がかりでロケしますか？誰もいなくなった会場で１３人いておろおろする彼女たち数分後にどっきりの看板を持ったリポーターかどっきりの看板の保田圭登場とかではなく彼女たちを一時間放置して様子をみるみたいなドキュメンタリーどっきりなんてのはどうですか？｣
事務所役員｢それは面白いですね笑｣。
マネージャー｢モーニング娘。１７を船に例え遭難漂流する船を１３人だけでどう舵取りするのか？みたいな感じですか・・・？｣。

さてそういったどっきり企画が話し合われてる最中何も知らないモーニング娘。１７メンバーの今日の仕事はシリアルイベント＆握手会だった。
休日だけあり、かなり多目の観客が列をなして握手をしていた。
里保も真剣に握手をしていた。
そのとき里保を無視して隣の香音と手を軽く握り｢おつかのん観音スマイル云々｣と会話するファンがいた。
俗に言われている握手会スルーだ。
１３人のメンバー全員と握手しないある特定のメンバーと握手しないみたいなのをスルーという。
里保は気を取り直して次の観客に手をさしのべようとした瞬間その観客は｢おつかノンノンヒャハ｣と隣の香音に握手をする姿が・・・。
どのメンバーも経験するスルーだが二人連続スルーは里保には珍しい。
次の観客は若い女性だ。
里保が手をさしのべようとしたら
女性の観客｢スルーされたよね里保｣。

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