長編小説集

195：かたるパフェ：2015/09/16(水) 07:46:23: 宿はホテルと旅館の中間みたいな宿だった。
ビジネスホテルではなく観光客が宿泊するみたいな宿だ。
バスからメンバーは運転手に礼をしてぞろぞろと降りてきた。
宿の辺りは田圃だらけだ。山口県のひなびた田舎町にぽつんと宿がある。
聖が点呼をとった。
聖｢１３人いるねん？｣
当たり前だバスから宿に到着して行方くらますメンバーなんていやしない・・・・。
が念の為に１３人いることを確認した。
まさか１人だけバスで寝てたままでまたまた東京直行なんてケースもなきにしもあらずだからだ
が山口県内で運転手が気ずいて途中で報告して下ろすだろうが・・・。
チエックインはマネージャーが済ませこれまたお決まりの小言を言って各々の部屋に荷物を置きに行く。
まさきは廊下を走る走る暴走していた。
ホテルや旅館の廊下は何故か走りたくなる子供心理が抜けていない。
遥も釣られて走る。

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