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長編小説集

19かたるパフェ:2015/05/28(木) 18:07:01




あやか「はい!もうすぐ日付け変わるよん 嫌な事は明日に持ち越さない 明日が来る前に♪」とウジウジ感をあやかは払拭させようとした。
あやかの表情は深みがある表情で「日付け変わったら気持ちを切り替えろ」と言った。
二十歳過ぎると生きざま考え方が顔に出てくる。
あやかは生きざまが顔に出てきていた。
あかり「むろ オマエ!プロ野球監督ならペナントレース戦えないぞ!例えるなら140試合中1敗をウジウジしてるんならさぁ。これは、今日のライブハウスたった20人は野球チームに例えたら 140試合の1敗に過ぎない」。
みずきはまだうつむいて目頭を押さえている。
そして窓の方に向かって窓を開けようとした。アンジュルムメンバーのいる部屋はホテルの10階だ。
あかりがみずきのほうに向かい 無言で頬をバシーンと叩いた。俗にいうビンタだ。
あかりは体罰反対派だが人生で二回だけビンタをした。
ある地方ライブでライブハウス終了後、「ライブハウスからホテルまでたまには歩こう」みたいな話しになり線路沿いの道を歩いて帰る事になり 歩いていると りかこだけが調子にのり スタンドバイミーごっこと言って線路に入り線路を歩いていたが更に調子にのり線路に寝転がったりしていた。
その時 線路が響き電車音がしてきた あかりはりかこを強引に連れ戻しビンタをした。
そして今日が二回目だ。
そのときみずきは思わぬ事を口にした。
「目が痒い・・・」
みずきはビンタされたことも覚えてないくらい目に必死だった。
みずき「目が痒いから外の新鮮な空気触れたいですぅ 慣れないマスカラはつけるんじゃなかった!やっとマスカラ取れたぁ!やったぁ!きゃは!」。
みずきがウジウジしてるように見えたのはうつむいてマスカラがなかなか取れずに次第に目が痒くなり それに困っていたからだ 窓を開けようとしたのは 目が涙目になったから 外の新鮮な空気を入れ換えたかっただけだ。
あかりはみずきが飛び降りるのか?と思い 「やめろ早まるな」とばかりにビンタをしたのだ。
あかりは後輩がダンスフリを間違えた 遅刻したとかの理由でビンタなどした事は全くない。
線路遊びみたいな最も危険な事をしたときにだけビンタをしている。
あかりは自殺行為と早とちりしてビンタをしてしまった事を恥ずかしく思い。誤魔化した。
あかり「蚊が頬にいたよ」。みずきはポジティブな確信があるから飛び降りなんてする訳がない。生への執着オーラが凄まじいから そんな事をする筈がない。 あかりのとんだ早とちりだった。


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