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長編小説集
151
:
かたるパフェ
:2015/08/22(土) 21:08:01
里保のプチ自分を取り戻し
里保はなんらかのきっかけで自分を取り戻した。
自分を取り戻すなんてなんらかのきっかけがないと
「宣誓!私は自分を取り戻す宣言します」と言ってできる程容易ではない。
なんらかのきっかけは瀬戸内海からパーキングエリアに吹く風だった。
里保は風を吸いながら長い肩幅を根にした長い手を広げやや太くなった体型を揺すりながら少しダンスをした。
風の背中押しを受けるダンスは気持ち良い。
踊る手足を風がバックアップしてくれてるみたいだ。里保「おっと 故郷を捨てた女 里保なのに ついうっかり瀬戸内の風に騙されてしまった」
と呟きながら里保はまた地元に嫌悪を覚えた。
里保のぶち自分を取り戻しではなくプチ自分を取り戻しだった。
福山あたりから下関、小倉あたりは大変・沢山・多くと言う意味をぶちと言う(それより西から福岡市まではばりと言う)が 少し・少ないはプチとは言わない。
プチはフランス語だ。フランスでも大変・沢山・多くと言う意味をぶちとは言わない。なんで対極する語源が広島山口北九州語とフランス語にあるのか不思議だ。
里保は広島のパーキングエリアの駐車場でぶち自分を取り戻すではなく束の間のプチ自分を取り戻す事に浸った。
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