[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
SSスレ「マーサー王物語-サユとベリーズと拳士たち」
865
:
名無し募集中。。。
:2016/05/26(木) 00:22:55
二つの影は二人の乙女だった。
ユカニャ王をユカなどと馴れ馴れしく呼ぶこの二人はいったい何者なのか。
「も〜、この子が途中で道を間違えちゃうからさぁ〜」
「あわわわ、それは誰にもナイショって言ったじゃん〜」
一人は茶髪のショートボブで全身黒の衣装を身に着けている。
もう一人は黒髪のロングヘアーの毛先をゆるく巻いて、対照的な全身真っ白の衣装。
まるでこの世界の幼女たちが大好きなおとぎ話に出てくる伝説の戦士のようだ。
「来る途中に兵隊さんに聞いたし事情はわかったよ。あとは任せて」
「待たせちゃった分はここから取り返すから!」
「二人とも…よく来てくれたね、ありがとう、ありがとう…」
最大のピンチに助けに来てくれた親友たち。
二人を見つめるユカニャ王の目から涙がこぼれる。
乱入者に驚いたのは敵だけではない。
果実の国軍兵たちもこの二人にびっくりして動きが止まってしまっている。
「あら、完全アウェーだね、この状況?」
「それじゃあいつもの、いこう!」
二人は並んでスッと前に出ると、この戦場全体に対して大見得を切った。
「ガレリア所属!天空を満たす静かなる月輪!モエミー・レルヒ・マーキュリー!」
「同じくガレリア所属!大地を照らす燃え立つ日輪!アサヒ・シオン!」
「果実の国を狙う悪党ども!」
「この輝きを恐れぬなら、かかってきなさい!」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板