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SSスレ「マーサー王物語-サユとベリーズと拳士たち」
542
:
◆V9ncA8v9YI
:2015/09/28(月) 13:00:37
今回の戦いによって、モーニング帝国剣士9名全員が負傷することとなってしまった。
誰もが例外なく歩くのも困難なほどの大怪我であり、
その日のみならず次の日までも医療室のベッドから起き上がることは出来なかった。
だが、覚えているだろうか。
今回の帝王を決める選挙のルールは「期日前投票禁止」かつ「代理投票禁止」だ。
つまりは自らの足で投票に向かわねば、権利を行使することが出来ない。
「クールトーンちゃん、締め切りまであと何分?」
「……3分です。」
「もうダメかもね。」
激戦の日の翌日、すなわち投票期日。
サユ王はクマイチャンのせいで瓦礫の山となった訓練場に座り込みながら、
投票権を持つ帝国剣士が来るのを待ち構えていた。
「あっ、あっ、時間が……」
「どうなった?」
「過ぎちゃいました……投票の受付は締め切りです。」
「はぁ……やりすぎなのよ、あの子たち。」
Q期組団も、天気組団も、誰も姿を現すことはなかった。
おそらく彼女たちには医療室から訓練場までの道のりがひどく長く感じるのだろう。
しかしこれでは次期帝王を決めようがない。
「あの、この場合は誰が王になるんですか?優勢だったフクさんですか?」
「それはダメ。ルールはルールよ。」
「そんな……じゃあ王位は……」
「私が続投でーす。」
「えええっ」
「……って訳にもいかないのよ。なんとかしなきゃね。
とりあえずみんなのいる病室にいきましょ。」
「は、はい!」
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