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SSスレ「マーサー王物語-サユとベリーズと拳士たち」
38
:
◆V9ncA8v9YI
:2015/05/06(水) 14:28:50
サユ王の引退発表を受けてから2週間、Q期団4人の結束力は日に日に高まっていた。
あれ以来、団員の誰もがサボることなく毎日のように合同訓練を行えている。
今日も今日とで、良い汗を流しているようだった。
「はぁ・・・はぁ・・・やっぱり皆は強いね。
エリポンのパワー、サヤシちゃんのスピード、カノンちゃんのディフェンスには全然敵わないよ。」
肩で息しながら、湯上りタマゴのような顔でフクは団員たちの良い点をあげていく。
だが褒められた側の3人は素直に喜ぶことが出来ず、苦笑いをしていた。
フクが立っているのに、自分達は床に転がっていることが悔しいのだ。
「いやいや、フクの方が全然強いし!(まぁ、エリはまだ魔法使っとらんけんね)」
「模擬刀戦じゃフクちゃんにはまったく勝てん・・・・・・(まぁ、ウチには本物の刀があるけぇ)」
「あの猛攻を耐え切るのはちょっと無理かなぁ(まぁ、今日はただの訓練着だし)」
「え〜そんなことないよぉ(え〜そんなことないよぉ)」
ここ最近集中的に訓練を行ったおかげで、Q期団は己のストロングポイントとウィークポイントを知ることが出来た。
自身の成長を日に日に実感出来ているので、これまでサボりがちだったことを後悔するほどだ。
それゆえに、天気組団とオダ・プロジドリがしばらく訓練場に顔を出していないことを残念に思っている。
「あの子たちいったいどうしたんやろね、まったく何もしてないってことは無いっちゃろけど」
「天気組団だけやのうてオダちゃんも居ないとかどうかしちょる・・・・・・」
「そうだねぇ、オダちゃん真面目な子なのに」
みなが不思議に思っているところで訓練場のドアがバンと開く。
誰もが天気組団かオダのどちらかの登場かと思ったが、その正体はクールトーンであった。
「君は確かサユ王のお付きの人・・・・・・いったいどうしたの?」
「えっと、Q期の皆さん、サユ王から伝言です。」
「「「「?」」」」
「今から5分以内に城門前に来てください。以上です!」
「「「「?」」」」
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