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カタツムリの載
13
:
名無し募集中。。。
:2014/12/03(水) 16:42:28
2 第一期の活動
(1) この時期の特徴
この期間は、「1日遅れれば一家の命が危ない」という緊張感・危機感に満ちた嵐のような日々の中で、1日、1週間単位で一家の救出をめざす活動に取り組んだ。
「今後の活動方針」などは考えもせず、「一家救出のために今日できること、明日できること」に集中して取り組んだ。
特に、警察が一家の行方不明について「家出」の可能性をかなりの程度考えているらしいことが我々の危機感を非常に高めた。
11月15日の公開捜査に伴う記者会見で、県警広報担当が「家出と拉致の可能性は5分5分」と語ったことや、記者会見後に、記者達に対して「あんたら横浜法律事務所の弁護士のいうことを聞いていると恥をかくぞ。」と話したことを複数のマスコミ関係者から聞いた。
実際、警察のオウムに対する捜査は極めて消極的で、坂本宅からプルシャが発見された後も、オウムに対する捜索・差押を真剣に検討した形跡すらなかった
(実際に捜索差押礼状を出すだけの要件を満たしているかは、意見が分かれる余地はあるが、一家の命を救うことを最優先に考えるならば、少なくとも捜索差押について真剣に検討されてしかるべきであったのに、
坂本とオウムの厳しい対立について、あるいはオウム真理教という宗教団体の実体について、ほとんど何の捜査もしていなかった)。
そのため、この時期の救う会の活動は、とにかく警察に対して坂本事件が弁護士業務に関連した拉致事件であることを認識させて、オウムに対して集中した捜査を行わせることを目標に、取りうるあらゆる手だてを追求した。
そしてそのためにも、警察に対してどうプレッシャーをかけていくかに知恵を絞った。 救う会の結成、各単位会・日弁連への働きかけ、国会議員への要請、マスコミ対策など、いずれも警察がオウムに対する捜査を尽くし、適切な強制捜査権限も行使しつつ一家を救い出すことを実現するために取り組まれたものである。
その中で「明日、富士宮署がオウムに強制捜査に入り、坂本一家を救出するらしい。そのために今富士宮署に一個中隊が待機している。」などというマスコミ情報(結果的にはガセだったが)に一喜一憂した日々であった。 この時期は、救う会の事務局会議も週に2回以上(11月21日から12月26日までの約1ヶ月の間に11回)、
午後7時から11時過ぎまで開き、1回平均約16名の弁護士が参加した。
(2)警察への働きかけ
警察が必ずしも「拉致事件」として捉えていない状況の中で、警察に対するプレッシャーをかけるために効果のありそうなことは考えつく限りのことを行った。その主なものは次のとおりである。
1. 警察に対する広域捜査指定の要請決議
2. 国会議員などへの働きかけ 12月1日には弁護士出身の国会議員45名全員に要請。12月8日には、自民党から共産党まで超党派19名の国会議員が、捜査強化の要請書を警察庁に提出し、警察庁長官に面会して要請を行ってくれた。
(3)弁護士会、日弁連への働きかけ
警察の捜査を強化させるためには、一任意団体である「救う会」の動きだけではなく、日弁連、弁護士会などが積極的に警察に対して要請を行っていくことが絶対に必要であった。
そのため、救う会は、結成当初から日弁連・弁護士会への働きかけを重視した。
日弁連や各弁護士会は、横浜弁護士会が11月21日に会長声明を発したことを受け、続々と会長声明、アピールなどを発表した。
いずれも「この事件がもしも弁護士業務に対するものならば」という仮定的な表現となってはいるが、弁護士会が続々と声明を発表したことが、警察に対するプレッシャーという点で大きな力となった。
また、日弁連は、11月22日に警察庁に捜査の拡充を申し入れるとともに、25日には「坂本弁護士に関する事実調査についての協議会」を設置した。
個別事件で公開後10日に日弁連の協議会が発足したということは大きな成果であった。
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