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仮面ライダーイクタ 外伝『仮面ライダー鎧娘。'14』

1nOTRcORru:2014/06/02(月) 18:44:19
「仮面ライダーイクタ」及び「仮面ライダーイクタ MOVIE大戦2013」に触発されて外伝を書きます。

※新狼からの移転
※以前に投下した内容は一部を修正

445nOTRcORru:2015/03/19(木) 12:31:40

道重が一息つこうと、コップを手に取った時
建物が崩れる大きな音がした

「どうしたとっ!?」
「すぐ近くみたい……みんな、出るよ!」
「「「「「「「はい!!!!!!!」」」」」」」





外に出ると、巨大なインベスが街を破壊しながら近づいて来るのが見えた

「イノシシインベスやん」
「鞘師が戦った巨大インベスみたいに、ロックシードを食べたのかしら?」
「それはわかりませんけど……あ、亜佑美ちゃんやん!」

生田は、イノシシインベスの足元に石武の姿を見つけた

「みんな、石田を助けに行くよ! 変身!」
〝サユミリーダー!!〟

道重に続いて、譜久村・鞘師・飯窪・佐藤・工藤・小田が変身して向かって行く

「香音ちゃんはどこに行ったと? 姿が見えんったい」

生田は変身せず、辺りを見回す
すると、崩れた建物から声がした

「イテテテ……」
「香音ちゃん!」

振り向くと、瓦礫の上に倒れていた鈴木を見つけた

446nOTRcORru:2015/03/19(木) 12:32:43

「大丈夫と!?」
「うん……建物が崩れ終わってから変身解除したみたいだから」
「安全性は信用して良さそうやね。怪我はないと?」

手を差し出し鈴木を起こす生田

「うん。でも、ロックシードが……」

鈴木が手にしたカノンロックシードは、鮮やかさを失い変色していた

「エネルギー切れっちゃろ。オリジナルのスイカロックシードがそうやけん。それに、香音ちゃんの低血圧を個性反映しとうけん」
「やっぱりバレてたか。流石は衣梨ちゃん」

スイカロックシードは大型鎧に乗り込むアームズだ
他のアームズより強力な分、活動時間に限界がある
鈴木の個性反映もあり、エネルギーが切れてしまうと暫く使えなくなってしまうのだ

「ブルルルっ!」
「「「キキッ!!!」」」
「別のインベス!?」

生田と鈴木の前に、シカインベスと初級インベス3体が現れた
さらに

「ヤバい! 囲まれた!」

道重の声で振り返る
辺りを見回すと、巨大化したものも含めて14体のインベスに囲まれていた

「休む暇はないって事かいな……」
「あたし、ロックシードが使えないから戦えないよ……」
「余ってるけん借りたら良いと! 聖ー! 香音ちゃんにロックシードを貸してー!」

447nOTRcORru:2015/03/19(木) 12:36:30
>>445-446
第11話 その5です。

書きながら自身の〝さゆロス〟を埋める日々。
あの日の感動に敵わなくとも、少しでも追いつきたーい追いつきたーい。

448名無し募集中。。。:2015/03/19(木) 15:45:39
乙です

449nOTRcORru:2015/03/26(木) 23:02:17

生田の声にマシュマリカが振り返る

「香音ちゃん! 良かった、無事だったんだね!」

喜びの声を上げたマシュマリカは、戦獄ドライバー用のミズキロックシードを投げる
鈴木が受け取ると、生田と共にロックシードを構えた

「ありがとう、聖ちゃん!」
「行くよ、香音ちゃん!」
「「変身!!」」
〝エリナ!!〟
〝ミズキ!!〟

生田と鈴木は、息を合わせてカッティングブレードを倒す

〝ハイーッ! エリナアームズ! 魔・砲・チャーシューメン!!〟
〝ギュイーン! ミズキアームズ! クイーン オブ ドラム!!〟

生玄 エリナアームズはエリナ魔砲を、ズックル ミズキアームズはミズキスティックスを構えながらインベス達に向かう

「香音ちゃん、衣梨が援護するから接近戦で
「うおおおおりゃああああぁぁぁぁ!」

生玄の言葉を無視し、ミズキスティックスを初級インベスに投げつけるズックル

「「キキッ!!」」

自称ノーコンの鈴木だったが、今は極限の戦闘中
高い集中力で狙ったミズキスティックスは、見事に初級インベス2体の顔面に命中した

450nOTRcORru:2015/03/26(木) 23:03:03

「くらええええ!」
〝ギュイーン! ミズキスカッシュ!〟

ズックルはカッティングブレードを倒し必殺技を発動する

「すーずキーック!」

蹴り足にホットピンクのエネルギーを纏い、鈴木が得意とするローキックを繰り出した

「キキッ!」

重みのある蹴りを受けた初級インベスは宙を舞い、もう1体の初級インベスを巻き込み地面に激突した

「もう1体も!」

残りの初級インベス1体を抱えたズックル
持ち上げたかと思えば、転倒している2体の初級インベスに向かって投げつける

「どっこいしょーっ!」
「「「キキッ!!!」」」

積み重なった3体の初級インベスは爆発した

「よしっ!」

これ程までに見事な投げっぷり
いずれ舞台の上で披露する事になるのは間違いないだろう
キャラ的に

451nOTRcORru:2015/03/26(木) 23:05:26
>>449-450
第11話 その6です。

新曲のMVの完全版はリリースされるのでしょうか。
そちらも楽しみです。

452名無し募集中。。。:2015/04/09(木) 22:20:40
MV公開されたよ!このままだと'16になっちゃうよ?w

453nOTRcORru:2015/04/09(木) 23:37:33

「衣梨ちゃん、ぼーっとしてないで次、行くよ!」
「え、ああ、うん」

ズックルの猛攻撃に唖然としていた生玄
慌ててズックルを追いかける

〝アユミチャージ!!〟
〝マサキスパーキング!!!〟
〝イチ!! ジュウ!! ヒャク!! ハルカチャージ!!〟

石武・ウサート・鎧工がそれぞれの必殺技で、上級インベスを倒した
流石に戦い慣れたのか手際は非常に良い

〝リホスカッシュ!〟

鞘武が投げたリホケンダマが、イノシシインベス(強化体)の頭部を覆った

「そーれっ!」

ワイヤーで繋がったグリップを引き、イノシシインベスを引き寄せて体勢を崩させる

「とおっ!」

鞘武はイノシシインベス(強化体)目掛けて飛び上がり、蹴り足に赤いエネルギーを纏い蹴りを放った

「はあっ!」

イノシシインベス(強化体)は、鞘武の必殺技を受けて爆発した

「残りは上級インベスが4体、余裕で倒せるね」

454nOTRcORru:2015/04/09(木) 23:38:28

重月・真がソニックアローを構える
そこへオダルドが割って入る

「道重さん、あとは私が倒します。ゲネシスドライバーは体力を使うので、先輩達は温存しててもらいたいんです」
「わかった。小田お願いね」
「はい!」

オダルドはソニックアローを上空に向けて構え、ラベンダー色のエネルギーを放った
すると、一筋だったエネルギーがインベス達の頭上で弾けて雨の様に降り注いだ

「「「「キキッ!!!!」」」」

ダメージを受けたインベス達は、その場に転倒した

〝サクラルーキースカッシュ!〟

オダルドはゲネシスドライバーのグリップを押し込み、立ち上がるインベス達の元へ駆け出した

「やあっ!」
「キキッ!」

その小柄な体を活かしインベス達の間を縫う様に進み、ソニックアローで切りつけていく

「一応、駄目押しで」
〝ロック……オン!!〟

ゲネシスドライバーからサクラルーキーロックシードを取り外し、ソニックアローに取り付けた
ソニックアローを構え、4対のインベスの中心目掛けてエネルギーを放つ

455nOTRcORru:2015/04/09(木) 23:39:38

〝サクラルーキー!!〟

放たれたエネルギーはラベンダー色のチェリーの形を成し、2つの実がインベス達を挟み潰すように命中した

「「「「キキーッ!!!!」」」」

これで、現れたインベス全て撃破した

「ふうっ……やっぱり、ある程度の体力は奪われますね。戦獄ドライバーより強力ではありますけど」
「2つのドライバーは使い分けが必要かもね」
「そうですね。戦獄ドライバーでも巨大なインベスは倒せるみたいですし、無理に使わなくても乗り切れそうですね」

重月・真とオダルドが生玄に絡まれている鞘武を見た

「里保ー、1人でおいしい所をとらんでー。衣梨の出番がないけんさー」
「そ、いや、あ、だって……それを言うなら、小田ちゃんだって1人で4体も倒したじゃん!」
「別に倒した数を競ってるんじゃないんだから良くない? あ、ロックシード貸してくれてありがとう、聖ちゃん」
「どういたしまして。そうそう。今は勝負より無事に帰る事を考えなきゃ」

456nOTRcORru:2015/04/09(木) 23:43:31
>>453-455
第11話 その7です。

現状は宮本さんver.でも良いですが、イベントVは鈴木さんver.が欲しいです。

>>452
1年経ってしまいました。
残り1/3弱なので最後まで、がんばりん。です。

457名無し募集中。。。:2015/04/21(火) 23:23:47
以前、仮面ライダーイクタを書いてた者です。
避難所があることに今日気付いて一気読みしました。
イクタ再開を気にしてペースを上げてたみたいですね・・・すいませんが当分再開はありません><
別のを書こうと思っているので、、、w

458名無し募集中。。。:2015/04/22(水) 08:12:33
イクタ作者さんキター!続編無いのは残念だけど別の作品が読めるのは嬉しい…出来たら前作とマーサー王外伝もどこかで読めると嬉しいです

鎧娘作者さんもこれで心置きなく最後まで書けるね〜この際'16になっても良いから頑張って欲しいな

459nOTRcORru:2015/04/23(木) 19:26:43

生玄・鞘武・ズックル・マシュマリカの9期が、珍しく集まっている
普段はバラバラになりがちだが、ここぞという時にはまとまる9期

「頼もしいものね、後輩なのに」

この9期4人が、これからのモーニング娘。の進化に一役も二役も買う事に期待をせずにはいられない
彼女達を一番近くで見ている道重には、揺るぎない確信となっている

「はるなん良いなー、新しいロックシード」
「レモン貸して貸してー! まさも使いたーい!」
「まーちゃん、ドライバーも借りないと使えないから」

一方の10期は、とても明るい雰囲気だ

無事に帰る保証が無い状況でも、深刻な様子を見せない
流石は元気印の名で集められた4人、と言った所か

「同じ4人でも全然違う感じになるんですね」
「対象的だけど、こっちはこっちで頼もしいよ。暗くなるより明るい方が良いでしょ」
「確かに。どちらも見てても、同期って良いなーって思いますね」

'14の中では、唯一の1人合格だった小田さくら
デュークボを追い掛ける石武・ウサート・鎧工を、小田はオダルドの仮面の下で眩しそうに眺めていた

「……え?」

オダルドは、騒ぐ10期越しに両手剣を構える赤い怪物の姿を見つけた

「新しいインベス!?」

460nOTRcORru:2015/04/23(木) 19:30:33
>>459
第11話 その8です。

>>457
ご無沙汰しています。
お読み頂けて光栄です。
続きが未定なのは残念ですが、他の新作に期待が高まります。

>>458
'16までには、なんとか、したい、です。

461名無し募集中。。。:2015/04/23(木) 20:11:19
ここに来てまさかの新たなる的…ついにラスボスでしょうか?

462名無し募集中。。。:2015/04/25(土) 20:36:52
白い怪物には近づいちゃいけないよ小田ちゃん

463 ◆V9ncA8v9YI:2015/05/02(土) 12:33:56
仮面ライダーイクタを書いてた者です。
すいませんが、宣伝させてください。
>>457に書いた別の話が始まりましたので、ご興味があればお立ち寄りください。

SSスレ「マーサー王物語-サユとベリーズと拳士たち」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20619/1430536972/

464nOTRcORru:2015/05/03(日) 22:25:14

重月・真を始め、皆が赤い怪物を見つけた

「あれもインベス? 武器を持っているタイプは初めて見たわ……」

今までのインベスは爪を使った攻撃こそあれど、武装したタイプは遭遇していない

「オーバーロード……『デムシュ』?」
「生田、知ってるの?」
「今回のライダーバトルの為に色々と調べてたんです。その時に、幾つかネタバレ情報も見つけてました」

2014年4月1日時点で、デムシュについての情報は少ない
だが、雑誌には幾つかの情報が載っていた

「インベスを操れるインベス、らしいです。インベスとは比べ物にならん位の強さらしいです」
「……今回の最終目的が、あのオーバーロードを倒す事かも。みんな、気を引き締めて!」
「「「「はい!!!!」」」」

重月・真と9期は、それぞれの武器を構えた

一方の10期4人と11期の1人

「まーちゃん。赤いヤツが攻撃して来たら、ハル達で守るよ!」
「小田ちゃんにヒドい事するヤツは、まさがぶっとばしてやる!」

鎧工とウサートは身を呈して守ろうと、3人の前に立った。

「あゆみん! 小田ちゃん!」

デュークボが、倒れている石武とオダルドに駆け寄る

465nOTRcORru:2015/05/03(日) 22:25:56

「う……」

石武は身体を起こそうとする、が
オダルドが石武に重なる様に倒れている為、上手くいかない

「小田ちゃん!?」

石武が呼びかけた時、オダルドはラベンダー色の光に包まれて小田の姿に戻った
ゲネシスドライバーを見ると、絞り込む為のグリップが破損している

「小田ちゃん!? しっかりして! 小田ちゃん!」

石武は小田を揺すり起こそうとする

「う……石田、さん?」
「小田ちゃん! 大丈夫!?」
「無事で良かった……」

小田は、石武の姿を見ると安堵の表情になった

「ウチなんかの為に、どうして……」

'14が始まったばかりの今、石田と小田の関係はまだ良好とは言えない
だから石田は、身を呈して自分を庇った小田の行動に戸惑いを隠せないのだ

「石田さんは、私の……先輩、ですから」
「だからってウチなんかの為に……」
「石田さん、ウチ『なんか』なんて言っちゃ駄目ですよ。石田さんが『なんか』って言ったら、石田さんを好きな人達は『石田さんなんか』を好きな人になっちゃいます」
「ややこしいよ……こんな時にオダイズム出さないでよ」

文句を言いつつも、石武も安心した様子だ
残念ながらその表情は仮面の下で、小田には見えていない

466nOTRcORru:2015/05/03(日) 22:26:24

「石田さん……親しい関係にはなれませんでしたけど、最期に助けられて満足です……」

小田が瞼を落とし始める

「ちょっと、小田ちゃん! おいっ!? 小田ぁっ!」
「石田さんも……好きな先輩、ですよ……」

瞼が閉じられ、小田の身体から力が抜けた

「小田ちゃーん!」

造られた街中に、石田の絶叫が木霊した

467nOTRcORru:2015/05/03(日) 22:30:29
>>464-466
第11話 その9です。

>>463
おかえりなさいませ。
拝見しました、面白いです。
読者の皆さんが根こそぎ移転されそうなので、こちらも負けじと頑張ります。

468名無し募集中。。。:2015/05/04(月) 07:09:25
小田ぁが石田を助けて倒されるなんて…この後の二人の絶好調!に期待w

大丈夫!両方読むからw

469nOTRcORru:2015/05/05(火) 08:06:07



重月・真と9期の4人は、赤い怪物と対峙している

「小田を一撃で倒すなんて……」

突如現れた未知の敵に、緊張が高まる5人
赤い怪物は5人を見回した

「シェデョミョボリャション、ダウショ」
「……言葉?」

赤い怪物から発せられた声に驚く重月・真

「まさか、喋るなんて……」
「透明生命体もインベスも、今まで言葉を話す奴はおらんかったと!」
「それじゃ、あの怪物はなんなの!?」
「少なくとも、今までとは違うって事なんだろうね……」

9期の4人も落ち着いてなどいられない
そして、落ち着く暇も与えられない

「シェデョミョボリャロ、シャファデェムシュションジョアデュ!」

470nOTRcORru:2015/05/05(火) 08:09:11
>>469
第11話 その10です。

>>468
ありがとうございます。
少しでも楽しんでもらえる様に、頑張ります。

471名無し募集中。。。:2015/05/28(木) 12:32:29
続きまだかな・・・

472nOTRcORru:2015/06/03(水) 22:37:52
>>459>>464 の間が抜けていました。


赤い怪物が手にする両手剣から、火球が放たれる

「ルーム!」

火球は真っ直ぐに石武へ向かって行った

「石田さん!」

オダルドが石武に前に出て、その身で火球を受け止めた

「きゃあっ!」
「小田ちゃん!?」

オダルドは石武を巻き込み、後方へ飛ばされ地面に叩きつけられた

「あいつは一体……」


(当レス分も含め)書きかけのファイルが消えてしまい、書き直しに悪戦苦闘しております。
よろしければ、今しばらくお待ちくださいませ。

473nOTRcORru:2015/06/03(水) 23:34:31
赤い怪物=デェムシュが再び火球を放つ

「みんな避けて!」

重月・真の声で四方に散る9期
火球は5人の間を通り抜けた
かに見えた

「嘘やろ!?」

思わず声を上げる生玄

だが、その驚きは至極当然だ
なんと、通り過ぎた火球が生玄に向かって戻って来たからだ

「やったらこいつで!」

生玄はエリナ魔砲を構え乱射した
しかし、火球の勢いは止まらず生玄を襲った

「うわっ!」

避けたつもりだったが軽く当たってしまい、転倒した生玄

「よくもえりぽんを!」
「これでも……」
「くらえーっ!」

マシュマリカ・鞘武・ズックル(ミズキアームズ)がそれぞれの武器でデェムシュを攻める
が、どれも当たらない
鞘武とズックルは、デェムシュの動きについて行けずに反撃を受ける始末
かろうじて、マシュマリカが追えている状況だ

474nOTRcORru:2015/06/03(水) 23:34:59
「フクちゃんがギリギリ追えてる位か……」
「ゲネシスドライバーの命中補正機能が活きてるみたいですね」
「だけど、体力の限界もある……」

重月・真と生玄は、デェムシュから離れて様子を見ていた
今すぐ負ける事もなさそうだが、勝てる見込みがないのも事実だ

「一体どうすれば?」

思わず不安を口にした重月・真
そこに、怒りの声が届いて来た

475nOTRcORru:2015/06/03(水) 23:39:25
>>473-474
第11話 その11です。

書き始めてから14ヶ月が経ちました。
自分の中では'15に更新されていて、中々1年以上前に戻れません。
ですが、当時に書きたかった事をしっかり書いて終わりたいと思います。

476名無し募集中。。。:2015/06/04(木) 12:30:32
無理に'14にこだわらなくても'15ネタも取り入れても良いと思うけどね…突然W・オーズ・フォーゼ・ウィザードのロックシードで変身する12期出てきても全然オーケーなのにw

477名無し募集中。。。:2015/06/06(土) 18:39:25
怒りの言葉って誰だろう。

478nOTRcORru:2015/06/09(火) 21:32:29

「よくも小田ちゃんを!」

声の主は石武だった
その手には、サクラルーキーロックシードが握られている

「小田ちゃんの仇は、ウチが討つ!」
「いや、小田ちゃん気を失ってるだけだから」
「あぬみん、そのダジャレ寒〜い」
「って言うか、そのロックシード使えねーし」

10期から散々なツッコミが入った

「やってみなきゃわかんないでしょ!」
〝サクラルーキー!!〟

石武は、ロックシードを戦獄ドライバーに取り付けた
しかし

「きゃあっ!」

ロックシードは火花を散らし、地面に落ちてしまった

「……だったら、自分ので行くから!」
〝ロックオン!!〟

石武は無双セイバーにアユミロックシードを取り付け、デェムシュに向かって行った

〝イチ・ジュウ・ヒャク!! アユミチャージ!!〟
「行っけー!」

放たれたロイヤルブルーのエネルギーは、真っ直ぐデェムシュに向かう

479nOTRcORru:2015/06/09(火) 21:33:11

「ルーム!」

しかし、デェムシュが構えた両手剣が、石武の攻撃を全て受け止めてしまった

「まだだぁ!」
〝アユミスカッシュ!〟

石武がロックシードを戦獄ドライバーに戻し、カッティングブレードを倒す

「ウチも行くよ!」
〝リホスカッシュ!〟

鞘武もカッティングブレードを倒し、石武と共にデェムシュへ近づく

「鞘師さん!」
「オッケー!」

石武と鞘武がデェムシュを挟む様に向かい合う

「「5, 6, 7, 8!!」」

カウントをしたかと思えば、シングル『ブレインストーミング』の間奏のダンスを始めてしまった

「フォムファン!?」

2人のライダーがしなやかに、且つキレ良く舞う
挟まれて繰り広げられる素早い動きに、デェムシュは手も足も出ない

「シャデェゴシュフォ!」

480nOTRcORru:2015/06/09(火) 21:37:27
>>478-479
第11話 その12です。

'15どころか'13のネタを引っ張ってきました。
ありがたいお言葉を頂けたので、気持ちにゆとりを持って書けそうです。
ありがとうございます。

もうしばらくよろしくお願いいたします。

481nOTRcORru:2015/06/15(月) 08:53:58

石武達が必殺技を決めようとした、その時

「「えっ!?」」

突然、デェムシュの身体が竜巻状に変化する
そのまま石武と鞘武を巻き込み、上空へと昇って行った

「こんなのアリ!?」
「ウ、ウチ高い所が苦手なんじゃあ!」

竜巻が消え、2人が地面に向かって落ちて行く

「「うわああああっ!!」」
「里保ちゃん! 亜佑美ちゃん!」

マシュマリカがソニックアローにロックシードを取り付けた

〝ロック……オン!!〟

ソニックアローの狙いを、落下して来る2人に定める

〝ミズキサブリーダー!!〟

放たれたホットピンクのエネルギーは石武達を包み込んだ
そのまま地面へと落下したが、エネルギーが衝撃を和らげた

482nOTRcORru:2015/06/15(月) 08:54:32

「た、助かった……」
「さすがフクちゃん。エネルギーもマシュマロ並の柔らかさ」
「マシュマロじゃないもん!」

デェムシュが竜巻状から元の姿に戻り着地した

「シェジョエロデュンビリェショ、ジュミョボリャム」
「何を喋っとうかわからんっちゃけど、なんかバカにされとる気がするったい!」
〝エリナスカッシュ!〟

生玄はエリナ魔砲をドライバーモードにし、黄緑色のエネルギーをデェムシュに打ち込む

「ルーム!」

放たれたエネルギーはデェムシュに向かって行ったが、片手で受け止められてしまった

「やっぱゲネシスドライバーやないとダメなんかいな……」
「さゆみとフクちゃんと飯窪の3人でも厳しいのに……」
「せめて、さくらちゃんのロックシードが使えるんやったら……」

483nOTRcORru:2015/06/15(月) 08:56:41
>>481-482
第11話 その13です。

もうじき11話が終わります。
完結まで頑張ります。

484nOTRcORru:2015/06/22(月) 22:28:14

戦況が不利とわかっているだけに、生玄と重月・真の声のトーンは低い

「……これは?」

重月・真の手には、いつの間にか黒い物があった
そのアイテムは、ロックシードを取り付けられそうな形をしていた

「もしかして、タチバナから転送されて来たアイテム?」
「道重さん! それ貸してください!」
「生田?」

言うが早いか、生玄は重月・真の手からアイテムを奪い取った

「亜佑美ちゃん!」

生玄は石武の元へ走る

「ドライバーの左側にこいつを付ければ、さくらちゃんのロックシードが使える様になるったい!」

転送されて来たアイテムはゲネシスコアと呼ばれる物だ
戦獄ドライバーに取り付ければ、ゲネシスロックシードの力を使う事が出来る様になる強化パーツだ

生玄は、ゲネシスコアを石武に投げた

「本当ですか!? よし!」

石武はゲネシスコアを受け取り、戦獄ドライバーの左側に取り付ける

〝サクラルーキー!!〟

サクラルーキーロックシードをゲネシスコアに取り付ける
装着されていたアユミアームズが閉じて頭上に浮かび、現れたサクラルーキーアームズが融合し黒いアームズへと変化した

「小田ちゃんの分まで、ウチが戦う!」
〝ミックス!! アユミアームズ!! シュシュッとキレる!! ジンバーサクラ!! ハハーッ!!〟

485nOTRcORru:2015/06/22(月) 22:30:57
>>484
第11話 その14です。

まだ、終わらない。

486名無し募集中。。。:2015/06/22(月) 22:43:49
だーさくキター!!

487nOTRcORru:2015/06/25(木) 12:02:40

現れたライダーは、陣羽織の様な鎧を身に付けていた
その姿は『鎧武』に登場したジンバーチェリーアームズに似ている

主に異なるのは、眼の色が石田のイメージカラーのロイヤルブルーでジンバーアームズの色が小田のラベンダーになっている所だろう

「行くぞ、怪物め!」
「ラウ? ラフィション オブリョジャ?」

デェムシュに向かう石武
その手には、次世代ライダーと同じソニックアローがあった

「やあっ!」

走りながらソニックアローを射る石武
放たれたエネルギーは、全てデェムシュへ向かっていく

ゲネシスコアに備わった命中補正機能が効いているのだ

「ルーム!」

エネルギーを全て受け止めるデェムシュ
ダメージは余りない様だ

「ミャジュジャファン!」

デェムシュは両手剣を構え、石武へ向かう
石武もデェムシュに向かって走って行く

「ルーム!」

デェムシュの素早い斬撃が石武を襲う
しかし、それが当たる事はなかった

「フォムファン!?」

488nOTRcORru:2015/06/25(木) 12:03:19

先程まで石武が居た場所に、その姿はなかった

「おりゃあ!」
「シャンフウ!?」

いつの間にか石武は、デェムシュの真後ろに居た
隙だらけの背中にソニックアローの斬撃が決まったのだ

「……フォムファン?」
「ウチらの力、思い知れ!」

石武が1歩踏み出したかと思えば、その姿を捉えられないくらい高速で動いた

石田の個性はキレのある動き
小田の個性は歌、つまり音だ

音が伝わる速さでキレのある動きを発揮する
これがミックス、石田と小田が1つになった石武 ジンバーサクラアームズの力だ

「亜佑美ちゃんスゲー……もう使いこなしとるったい」
「これなら勝てるかも。さゆみも行く!」
「聖も行きます!」
「い、飯窪も! 小田ちゃんをお願い!」

石武に加えて、次世代ライダーの重月・真とマシュマリカとデュークボがデェムシュに向かう
戦獄ドライバーの生玄・鞘武・ズックル・ウサート・鎧工が、後衛として援護しつつ小田を守る

6期から10期の斬撃・射撃の連続に、デェムシュは反撃すらままならない様だ

「アファビリェ……シャデェゴシュフォ!」

デェムシュはその身体を竜巻状に変化させ、上空へ逃れた

「……貴様ラ、楽シマセテクレル。白イ奴ラノ話、嘘デハナカッタカ」
「「「「「「「「「えっ!?」」」」」」」」」
「日本語を話しよった!?」
「それよりも……〝白い奴ら〟って……まさか!?」

489nOTRcORru:2015/06/25(木) 12:06:35
>>487-488
第11話 その15で終わりです。

石田さんと小田さん、チェリーとサクラ。
今年の舞台でもカブるとは思いもよらず。
ともあれ、今日の観劇を楽しみに更新。

490名無し募集中。。。:2015/06/25(木) 13:01:32
日本語しゃべった!?愛理じゃなかったのかw

今日見に行くんだ?楽しんできて。

491名無し募集中。。。:2015/07/10(金) 00:57:25
(´・ω・`) どうしちゃったのかな心配

492名無し募集中。。。:2015/08/04(火) 19:44:50
1ヶ月以上更新ないね・・・

493名無し募集中。。。:2015/09/05(土) 22:50:25
(´・ω・`) お話の続きも気になるけど作者さんの身の上が心配

494名無し募集中。。。:2015/10/10(土) 00:44:11
(´・ω・`) 続き読みたいなぁ

495名無し募集中。。。:2015/11/18(水) 03:17:18
(´;ω;`) 作者さーん

496名無し募集中。。。:2015/12/17(木) 01:11:00
(´・ω・`) もうじき'16になっちゃうね

497nOTRcORru:2015/12/31(木) 20:22:40
長期放置
誠に申し訳ございません

演劇女子部観劇後
α星へ旅立ち

帰還後
コンサート・イベントへ繰り出し

日々
'15の13人を見
考えていました

しかし
'14有っての'15なので
内容を縮小しつつ完結優先で再開いたします

書き込みし続けて頂き
ありがとうございます

未だこの場に希望をお持ちで有れば
今しばらくお時間を頂戴します

作者:nOTRcORru

498名無し募集中。。。:2016/01/01(金) 09:14:40
作者さん生存確認…無事でよかったってむしろ充実したオタ活w
充電完了後の作品楽しみにしてます

499nOTRcORru:2016/01/01(金) 18:54:59
第12話【新形態ライダー登場!】



「サア、戦イヲ続ケルゾ!」

再びデェムシュが向かって来る

「ルーム!」

デェムシュがマシュマリカに火球を放った
しかし、マシュマリカは動こうとしない

「白い奴ら……タチバナの人の事なの?」

デェムシュより語られた内容に、動揺が隠せない様だ

「聖っ!」
〝エリナスカッシュ!〟

火球がマシュマリカに当たる直前、生玄の放ったエネルギーが命中し相殺された

命中補正の無い戦獄ドライバーでこんな芸当が出来るのは、生田がゴルドル(ゴルフ・アイドル)として活躍する努力を重ねているからだろう
もしかしたら'14、さらに'15とゴルフ関連の仕事が舞い込む日が来るかもしれない

「聖、しっかりせんと! サブリーダーやろ!」

走ってマシュマリカの元へ向かう生玄

「……うん、ゴメン」
「みんなで、絶対に帰る。わかっとーと?」
「もちろん! ありがとう、えりぽん」
「お礼は帰ってからやろ?」

それぞれ武器を握り直し、デェムシュを見据える

500nOTRcORru:2016/01/01(金) 18:58:05
'16が始まりました。
今月はハロコン参戦予定です。
書ける時に書きたいと思います。

501名無し募集中。。。:2016/01/03(日) 16:10:56
復活オメ!ここまで来たら気長に待ちますよw

502nOTRcORru:2016/01/03(日) 18:47:30

それぞれ武器を握り直し、デェムシュを見据える

「あんた、タチバナの人からなんて言われとう?」
「ナンダオ前ハ? 話ス時間ガ有ルナラ、戦エ!」
「戦う理由が知りたいけんさ、教えてよ。理由がちゃんとしとったら、衣梨達も戦うけん」
「理由ナド無イ。俺ハ戦ウ相手ヲ探シテイタダケダ!」

デェムシュは竜巻状になり、生玄とマシュマリカへ向かって来た

〝エリナスカッシュ!〟

生玄が放ったドライブショットは一直線にデェムシュへ向かう
しかし、黄緑色のエネルギーは竜巻を通り過ぎてしまった

「やっぱ効かんと!」
「聖のこれなら!」
〝ロック……オン!!〟

マシュマリカが、ミズキサブリーダーロックシードをソニックアローに付け替えた

〝ミズキサブリーダー!!〟

放たれたホットピンクのエネルギーは、竜巻状のデェムシュを包み込んだ

「フォムファン!?」

竜巻状のデェムシュがホットピンクのエネルギーの中で暴れるが、外には出られ無い様だ

「フクちゃんナイス!一斉攻撃よ!」
「「「「「「「「はい!!!!!!!!」」」」」」」」

重月・真の合図で、全員が必殺技を発動させる

〝サユミリーダースカッシュ!〟
〝ミズキサブリーダースカッシュ!〟
〝エリナスカッシュ!!〟
〝リホスカッシュ!!〟
〝ミズキスパーキング!!!〟
〝ハルナサブリーダースカッシュ!〟
〝アユミスカッシュ! ジンバーサクラスカッシュ!〟
〝マサキスパーキング!!!〟
〝イチ!! ジュウ!! ヒャク!! セン!! マン!! ハルカチャージ!!〟

503nOTRcORru:2016/01/03(日) 18:49:21
>>501
ありがとうございます。
どうか気長に、お願いします。

504名無し募集中。。。:2016/01/04(月) 13:06:39
バトルが熱い!

505名無し募集中。。。:2016/01/05(火) 11:20:50
おぉ!作者さん復活してた

506名無し募集中。。。:2016/01/15(金) 03:11:20
作者さんキテタ━━━(゚∀゚ Ξ ゚∀゚)━━━!!1!11!!!!11!11

(´;ω;`) 兎に角ご無事でなによりでした
今年も嬉しいお年玉ありがとです

507nOTRcORru:2016/01/16(土) 15:41:21

エネルギー切れのカノンロックシードの代わりに、借りているミズキロックシードを使って
倒れている小田の分を、石武がジンバーアームズとして
10人の力が1つになって、一斉にデェムシュに向かって行く

「ルーム!」

10人のエネルギーはデェムシュに命中し、大爆発を起こした
辺りに爆風に乗って熱気が広がった

「よっしゃあ!」

歓喜の声を上げる鎧工
続く様に他のメンバーも喜ぶ

「……いや、まだ終わっとらん!」
「生田?」

ただ1人、声を上げず爆発点を注視していた生玄
真剣な様子に気付いた重月・真が声を掛けた

「ミョファン……アコジュジエフォエ!」

声と同時に爆発点からデェムシュが飛び出す
不意を突かれたメンバーは、一瞬反応が遅れてしまう

「先ズハ貴様ダ!」

デェムシュが向かう先には、マシュマリカが居た

508nOTRcORru:2016/01/16(土) 15:44:23
こんなに読者の方が居たとは……停滞して申し訳ありません。
残り3話。
先は長いですが少しずつ書くので、よろしくお願いします。

509名無し募集中。。。:2016/01/16(土) 18:34:43
いよいよクライマックス!気長にお待ちしてます

510nOTRcORru:2016/01/27(水) 01:34:34

「聖が狙いなの!?」
〝ロック……オフ〟

慌てたマシュマリカは、ロックシードをベルトから外す
ソニックアローに装着する直前に、デェムシュを見失った事に気付いた

「えっ、どこ?」
「聖! 上に居る!」
「遅イ!」

マシュマリカが見上げる前に、デェムシュが地面に降り立つ

「ルーム!」
「きゃあっ!」

デェムシュの体当たりを受け、マシュマリカが後方へと飛ばされた

「聖っ!」

生玄がエリナ魔砲を撃ちながら、マシュマリカを受け止める
デェムシュは上空に飛び、生玄の攻撃を避けた

「聖、大丈夫と?」
「うん。ありがと、えりぽん」

無事を確認したぽんぽんコンビ
しかし、次の瞬間

511名無し募集中。。。:2016/01/27(水) 18:14:53

「え?」

マシュマリカは変身解除した

「どうして……」
「聖、ロックシードは!?」
「え? あ、しまった!」

ミズキサブリーダーロックシードは、ソニックアローに装着されていなかった
デェムシュの体当たりを受けて、手放してしまったのだ
そして、そのロックシードは

「探シテイル物ハコレカ?」

デェムシュの手に、ミズキサブリーダーロックシードが握られていた

「あいつ、 聖のロックシードが狙いやったと!?」
「コレガ無ケレバ、オ前達ハ戦エナイ。戦エナイ奴ハ消エロ!」

デェムシュが譜久村と生玄に飛び掛る

「聖は下がっとって!」

生玄が譜久村を庇いつつ、エリナ魔砲を連射する
しかし、デェムシュには当たらない

「マトメテ消エロ!」

デェムシュが両手剣を振り下ろす

「えりぽん逃げて!」
「聖を置いて行ける訳ないやろ!」

逃げられないなら受け止めよう
そう覚悟した生玄は、エリナ魔砲を強く握り構えた
その時

512名無し募集中。。。:2016/01/30(土) 04:02:42
つづきwktk

513名無し募集中。。。:2016/03/13(日) 01:50:39
(´・ω・`) その時…

514nOTRcORru:2016/05/21(土) 18:57:25

〝ギュイーン! カノンアームズ 大鎌 ビッグマンティス!!〟

「何!?」

デェムシュと生玄達の間に、緑色の巨体が割り込む

「聖ちゃん衣梨ちゃん一旦下がって!」
「「香音ちゃん!!」」

現れたのは、カノンロックシードで変身したズックルだった

「あたしのロックシードの力、見せてやる!」

〝カマキリモード!〟

ズックルは両手の鎌で、デェムシュの両手剣を挟んだ

「ホウ、コンナ奴モ居タカ。ダガ!」

デェムシュは両手剣をズックルに向けて押し込んだ
辛うじて両手剣は離さずにいるが、ズックルの体勢は崩れ始めた

「ぐっ! 押し負けてる!?」
「大キイノハ図体ダケカ?」
「うっさいわっ!」

515名無し募集中。。。:2016/05/27(金) 00:04:34
更新来てたwktk

516nOTRcORru:2016/05/31(火) 10:21:14

体格でも圧倒出来ない

「こぉんのぉぉぉぉっ!」
「声モ大キイガナ。ダガ、ソレダケデハ
「ウチも居るよ!」

〝ソイヤッ! リホスカッシュ!〟

鞘武がリホケンダマのフレイルを、デェムシュに向けて投げた

「クダラン!」

デェムシュは、両手剣をフレイルへ向けて突き出す
フレイルと両手剣が当たる、と誰もが思ったその瞬間

「かかった!」

フレイルがふくらみ、デェムシュの手ごと両手剣を包みこむ

「ナンダト!?」
「香音ちゃん!」
「オッケー、行くよ!」

〝ヨロイモード!〟
〝ギュイーン! カノンスカッシュ!〟

ズックルが戦獄ドライバーのカッティングブレードを倒すと、右脚に緑色のエネルギーが集まった

「うぅぅぅおぉぉぉぉぉぉぉぉりやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

デェムシュ向かって、ズックル カノンアームズ ヨロイモードの巨大な脚が迫る

517名無し募集中。。。:2017/01/03(火) 00:16:55
(´・ω・`) '17になっちゃったよ

518名無し募集中。。。:2017/01/03(火) 09:45:08
3年後しか・・・

519nOTRcORru:2017/08/09(水) 21:00:11
続き読みたいかな

520名無し募集中。。。:2017/08/17(木) 05:29:54
待ってます!!!!1111!1

521nOTRcORru:2017/08/17(木) 21:56:43
「ルーム!」

緑色のエネルギーがデェムシュに直撃し、爆発が起こる

「どぉだっ!」

爆煙が晴れて見えてきたのは、無傷のデェムシュの姿だった

「「効いてない!?」」

自分達のコンビネーション攻撃が成功したと思っていた鞘武とズックル
ノーダメージの様子にショックを隠しきれない

「今度ハ俺ノ番ダ」

デェムシュは両手剣を構え、鞘武へ向かって行く

「里保ちゃん!」
「くっ!」

鞘武は慌ててフレイルを引き戻す
ズックルの攻撃が当たる直前、デェムシュから外してそのままだったのだ

「同ジ手ハ効カンゾ!」

リホケンダマのグリップをフレイルごと弾くデェムシュ

「しまった!」
「コレデ終ワ──
「里保ちゃん!」

522nOTRcORru:2017/08/17(木) 21:57:30


鞘武とデェムシュの間に、ズックルの巨大な腕が割り込む

「先ニオ前カラ始末シテヤル!」

デェムシュがズックルの腕を掴み飛び上がる

「えっ!?」

上空へ昇ったデェムシュは、ズックル振り回し地面に向かって投げる

「うそっ!?」
「終ワリダ」

デェムシュは落下するズックルに向けて、火球を放つ

「「「香音ちゃん!!!」」」

9期が叫ぶ
しかし、巨大なライダーを受け止める術は、無い

「うわぁぁぁぁっ!?」

ズックル地面に衝突するのと同時に、デェムシュの放った火球が直撃する
辺りは、これまでに無い大爆発に包まれた

「サテ、次ハ……」

デェムシュが降り立った場所は、大きなクレーターが出来ていた

その中心には

ボロボロになった戦獄ドライバーとカノンロックシードのみが遺されていた

523名無し募集中。。。:2017/08/18(金) 00:14:22
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!

524nOTRcORru:2017/08/18(金) 22:55:26
「香音……ちゃん?」

目の前で起こった事が信じられない8人
特に、鞘武は自分を庇ってくれたのだからショックは計り知れない

「オ前ノ番ダ!」

デェムシュが1番近くの鞘武へ向かう

「里保! 下がり!」

生玄がエリナ魔砲で牽制する
しかし、デェムシュは止まらない

「よくも……香音ちゃんをっ!」

生玄の言葉も聞かず、鞘武は腰から無双セイバーを抜きデェムシュ目掛けて振り下ろす

「ルーム!」

デェムシュの身体が竜巻状に変化し、無双セイバーは呆気なく空振りした
竜巻は鞘武を巻き込んで、近くのビルの屋上へ向かって行く

「この、離せ!」

必死に暴れる鞘武だが、デェムシュの竜巻からは逃れられない

「オ前モ後ヲ追エ!」
「うわぁぁぁぁっ!」

ビルの屋上から地上階へ向けて、床をぶち抜きながら落ちて行く鞘武

「里保ーっ!」

生玄の叫び声が消える前に、ビルの中から爆発音が響いた

525nOTRcORru:2017/08/19(土) 23:08:02
「そんな……」

崩れるビルから現れた竜巻が、デェムシュの姿に戻る

「次ハ誰ダ?」

両手剣を構えたデェムシュが、残ったライダー達を見回す

「……よくも」
「えりぽん?」
「香音ちゃんと里保をぉぉぉぉっ!」

生玄がエリナ魔砲をドライバーモードにして、デェムシュに殴り掛かる

「オ前デハ、相手ニナラナイ!」

デェムシュが放った火球が生玄に迫る
直撃する瞬間、横からの一撃で相殺された

「フォムファン!?」
「下がりなさい! 生田!!」

火球を止めたのは重月・真が放ったソニックアローの攻撃だった

「新世代ライダーが前に出て他は援護! 隙を見て逃げるわよ!!」
「「「はい!!!」」」

マシュマリカとデュークボと石武が、ソニックアローで狙撃しながらデェムシュへ向かって行く

「やっぱ衣梨達じゃ相手にならんっちゃん……」

生玄は、小田を抱えて下がるウサートと鎧工の所へ急ぐ

「今を凌いでも、あいつを倒さん事には……ん?」

526nOTRcORru:2017/08/25(金) 13:31:19
「そんな……」

崩れるビルから現れた竜巻が、デェムシュの姿に戻る

「次ハ誰ダ?」

両手剣を構えたデェムシュが、残ったライダー達を見回す

「……よくも」
「えりぽん?」
「香音ちゃんと里保をぉぉぉぉっ!」

生玄がエリナ魔砲をドライバーモードにして、デェムシュに殴り掛かる

「オ前デハ、相手ニナラナイ!」

デェムシュが放った火球が生玄に迫る
直撃する瞬間、横からの一撃で相殺された

「フォムファン!?」
「下がりなさい! 生田!!」

火球を止めたのは重月・真が放ったソニックアローの攻撃だった

「新世代ライダーが前に出て他は援護! 隙を見て逃げるわよ!!」
「「「はい!!!」」」

マシュマリカとデュークボと石武が、ソニックアローで狙撃しながらデェムシュへ向かって行く

「やっぱ衣梨達じゃ相手にならんっちゃん……」

生玄は、小田を抱えて下がるウサートと鎧工の所へ急ぐ

「今を凌いでも、あいつを倒さん事には……ん?」

527名無し募集中。。。:2017/08/25(金) 14:41:10
おぉっまだ続いてたのか

528nOTRcORru:2017/08/25(金) 23:59:01
「そんな……」

崩れるビルから現れた竜巻が、デェムシュの姿に戻る

「次ハ誰ダ?」

両手剣を構えたデェムシュが、残ったライダー達を見回す

「……よくも」
「えりぽん?」
「香音ちゃんと里保をぉぉぉぉっ!」

生玄がエリナ魔砲をドライバーモードにして、デェムシュに殴り掛かる

「オ前デハ、相手ニナラナイ!」

デェムシュが放った火球が生玄に迫る
直撃する瞬間、横からの一撃で相殺された

「フォムファン!?」
「下がりなさい! 生田!!」

火球を止めたのは重月・真が放ったソニックアローの攻撃だった

「新世代ライダーが前に出て他は援護! 隙を見て逃げるわよ!!」
「「「はい!!!」」」

マシュマリカとデュークボと石武が、ソニックアローで狙撃しながらデェムシュへ向かって行く

「やっぱ衣梨達じゃ相手にならんっちゃん……」

生玄は、小田を抱えて下がるウサートと鎧工の所へ急ぐ

「今を凌いでも、あいつを倒さん事には……ん?」

529名無し募集中。。。:2017/12/04(月) 16:04:34
ォャッ
本日はキットカット抹茶


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