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仮面ライダーイクタ 外伝『仮面ライダー鎧娘。'14』
1
:
nOTRcORru
:2014/06/02(月) 18:44:19
「仮面ライダーイクタ」及び「仮面ライダーイクタ MOVIE大戦2013」に触発されて外伝を書きます。
※新狼からの移転
※以前に投下した内容は一部を修正
336
:
nOTRcORru
:2014/10/15(水) 18:35:35
>>335
第8話 その9です。
ifで菅谷さんが登場したので、無理矢理登場させようかと思案中です。
NY公演を頑張った彼女達に負けない様に、鎧娘。'14も頑張ります。
337
:
名無し募集中。。。
:2014/10/15(水) 20:32:01
ここで他のハロメン出したら収集つかないんじゃない?完結出来なそうw
338
:
nOTRcORru
:2014/10/16(木) 19:59:11
鞘武は真っ直ぐに謎のライダーを見つめる
「あの人は、このライダーバトルを早く終わらせたがってる」
「え?」
鞘師の言葉に驚く譜久村
「もしかして、前の新垣さんや菅谷さんみたいな理由があるって事?」
「前は新垣さん達も参加してたの?」
鞘師は知らないが、最初のライダーバトルでは優勝賞品が新曲のセンターだった
しかし、センターがライダーバトルで決められる事を拒んだメンバーがいた
それが、元モーニング娘。の新垣里沙とBerryz工房の菅谷梨沙子だったのだ
「でも、今回の優勝賞品って未公開……もしかして、内容を知ってて私達に優勝さない様にって事なの?」
「理由が優勝賞品かどうかはわからないけど……バトルに対する姿勢があの人らしくないよね」
「2人共、お喋りしてて良いの?」
謎のライダーが無双セイバーを構える
「フクちゃん、一気に決めよう!」
「わかった!」
2人はカッティングブレードを倒す
〝リホスカッシュ!〟
〝ミズキオーレ!!〟
339
:
nOTRcORru
:2014/10/16(木) 20:00:51
>>338
第8話 その10です。
名前だけ出せました。
340
:
名無し募集中。。。
:2014/10/16(木) 20:24:13
二人は相手が誰なのかすでに気付いているんだな
341
:
名無し募集中。。。
:2014/10/16(木) 21:08:29
>>238
ここにうっすら…
342
:
nOTRcORru
:2014/10/17(金) 12:41:48
鞘武はフレイルを投げ付けた
するとフレイルが膨らみ、謎のライダーを包み込もうとする
「まずいっ!」
ギリギリで避ける謎のライダー
フレイルは萎み地面に弾んだ
「まだまだぁ!」
鞘武はグリップを操り、謎のライダーの右腕にフレイルを巻き付けた
「しまった!」
「ナイス里保ちゃん!」
ミズキスティックスを振り回し、ホットピンクのエネルギーを飛ばすマシュバロン
「くっ!」
謎のライダーは左手の盾で、マシュバロンの攻撃を防いだ
そこへ、さらなる攻撃が迫る
「ひゃっほーい!」
鞘武が跳び上がり、赤いエネルギーを纏った蹴りを放つ
343
:
nOTRcORru
:2014/10/17(金) 12:44:23
>>342
第8話 その11です。
午後も頑張りましょう。
ゴゴスマ〜。
344
:
nOTRcORru
:2014/10/17(金) 21:29:06
「……このぉ!」
謎のライダーは盾を鞘武に投げ付けた
「うおっ!?」
盾に当たり体勢を崩し、地面に激突する鞘武
「連続攻撃でも勝てないなんて……」
「こんなに強い先輩ライダー、聖初めてだよ……」
自信を持って攻めたが、敵わなかった事に落胆する2人
「良いコンビネーションね。同期の絆ってやつかな」
謎のライダーは、無双セイバーの銃口を天井に向け銃撃する
倉庫の屋根が破壊され、破片がマシュバロンと鞘武に降り掛かった
「「わあっ!?」」
破片から身を守る2人
さらに無双セイバーの銃撃が襲う
「ひゃあっ!」
「きゃあっ!」
マシュバロンはミズキスティックスで銃撃を防ぐ
その間にも、謎のライダーはマシュバロンに近づいて行く
「こんな……こんな戦い方、おかしいよ……」
345
:
nOTRcORru
:2014/10/17(金) 21:34:52
>>344
第8話 その12です。
トーク&握手会、楽しませて頂きました。
みなさん遠目でも近目でも笑顔が眩しかったです。
トークも面白かったです。
346
:
名無し募集中。。。
:2014/10/17(金) 22:13:22
羨ましい・・・去年地元の全国握手会行ったけど着いたときには完売だったからなぁ
347
:
nOTRcORru
:2014/10/18(土) 23:03:21
2度の不意打ち
容赦ない攻撃
譜久村は、変身者らしからぬ戦い方に戸惑っていた
「そんなに強いのに、こんな戦い方までして勝たなきゃいけないんですか……道重さん!」
2人が戦ってきたのは、モーニング娘。'14のリーダー=道重さゆみ
仮面ライダー斬月 メロンアームズをモチーフにした、仮面ライダー重月(しげつ) サユミアームズだ
「このバトル、絶対に、負ける訳にはいかないの」
〝サユミオーレ!!〟
重月はカッティングブレードを倒し、無双セイバーを振りかぶる
「道重さん!」
「終わりよ、フクちゃん」
無双セイバーがマシュバロンに向けて振り下ろされる
そこへ鞘武が割り込んだ
「させませんよ!」
鞘武は拾った盾=サユミラーで無双セイバーを受け止めた
「鞘師、先に倒されたいの?」
「その前に……そこまで勝ちにこだわる理由、教えてもらえませんか?」
「悪いけど、無理ね」
「だったらウチも無理ですね!」
348
:
nOTRcORru
:2014/10/18(土) 23:16:11
>>347
第8話 その13です。
去年の地元で開催された全国握手会は、仕事終わりに行くと完売でした。
人気の高さを実感すると共に、遠目ながら非常に魅了される方でした。
この作品で描ければ良いのですが、難しいです。
349
:
nOTRcORru
:2014/10/19(日) 18:53:38
サユミラーで重月を押し返そうとする鞘武
重月も負けじと踏ん張る
「仕方ないわね。鞘師から倒すよ」
〝サユミスカッシュ!〟
重月の右脚にピンク色のエネルギーが集まる
「はぁっ!」
「うわっ!?」
盾を蹴り飛ばされた鞘武は、体勢を崩し無防備になった
その隙を狙い無双セイバーを振る重月
「終わりよ、鞘師」
〝サユミオーレ!!〟
無双セイバーの刃が鞘武に当たる
その瞬間に、鞘武の身体は後ろに引っ張られた
「うおっ!?」
マシュバロンが鞘武を後退させたのだ
「里保ちゃん逃げて!」
無双セイバーをミズキスティックスで受け止める
「フクちゃん置いて行く訳ないでしょ!」
「行って! ここで2人共負けたら、誰が道重さんを倒すの!?」
「でも!」
「させないわ!」
「こっちのセリフです!」
350
:
nOTRcORru
:2014/10/19(日) 18:55:20
>>349
第8話 その14です。
更新が毎日続くとは限らない。
間もなく、ストックがなくなります。
351
:
nOTRcORru
:2014/10/20(月) 18:47:06
マシュバロンを振り切ろうとする重月
しかし、マシュバロンが必死に食らいつく
「えりぽんと香音ちゃんも参加してる! 残った9期で戦って!」
「それならフクちゃんも一緒に!」
「逃がさないよ!」
「聖が足止めするから!」
ミズキスティックスを放り投げ、無双セイバーを掴むマシュバロン
「里保ちゃん!」
「逃がさないよ!」
重月はカッティングブレードを倒した
〝サユミスカッシュ!〟
ピンクのエネルギーが重月の右脚に集まる
「お願い! 行って!」
「……わかった!」
倉庫から飛び出す鞘武
無双セイバーを手放し、マシュバロンに蹴りを入れる重月
防御体勢に入るマシュバロン
倉庫はピンク色の光を放ち、崩れ落ちた
バトル終了まで、残り8時間49分
352
:
nOTRcORru
:2014/10/20(月) 18:56:57
>>351
第8話【マシュバロンの心強い味方、ひゃっほーい!】
終わりです。
バトルが長過ぎかもしれません。
反省。
353
:
nOTRcORru
:2014/10/22(水) 22:21:47
【第9話 予告】
「聖が、負けた?」
〝天・下・無・敵!!〟
「絶対に諦めません。相手が誰であっても!」
「ただ1人の11期メンバーの意地、魅せます!」
「終わらせるよ。1秒でも早く」
第9話【先輩ライダー迎撃大作戦!】
354
:
nOTRcORru
:2014/10/22(水) 22:23:34
>>354
予告でした。
ようやくここまで来られました。
355
:
nOTRcORru
:2014/10/25(土) 21:29:29
第9話【先輩ライダー迎撃大作戦!】
「こんなに和んでて良いと?」
「良いんじゃない」
「ちょっと休憩って事で」
「ジュースおかわりーっ!」
「まーちゃん、3杯目だろ」
インベス退治を終えた生田・鈴木・石田・佐藤・工藤の5人
水分補給の為、再びドルーパーズに戻っていた
「全然バトルするって雰囲気やないやんか」
「じゃあハルと戦いますか? 今回は負けないっすよ!」
先程のインベス退治で、ハルカアームズの個性を掴んだ工藤
優勝候補の生田に対しても物怖じしない程の自信を持った様だ
「望むところやけん! けど、他のみんなはどうすると?」
「鈴木さん、まーちゃん。どうします?」
「あたしはもう少し休憩するよ」
「とか言って、すぐに戦えんだけやろ?」
「おい生田!」
慌てて生田の口を塞ぐ鈴木
「よくわかんないけど……まーちゃんは?」
「パフェくださーい!」
「話聞いてないし!」
白服の男にねだる佐藤
356
:
nOTRcORru
:2014/10/25(土) 21:30:31
「過剰な糖分摂取はコンディションに悪影響します。ご用意出来ません」
「むー……」
佐藤は頬を膨らませ、白服の男を睨んだ
「とりあえず、ハルと生田さんでバトルっすね!」
「受けて立つっちゃ!」
工藤と生田は立ち上がり、それぞれのロックシードを取り出した
「ここでのライダーバトルはご法度です。この建物の外でお願いします」
白服の男が2人を制した
「じゃあ、さっきのフリーステージに行くったい」
「そうっすね。近くにいたインベスも倒したから邪魔も入らないでしょうし」
ロックシードをしまい、店の出口へ進む2人
そこへ
「誰かいますかっ!?」
「里保!?」
「里保ちゃん!?」
「「鞘師さん!?」」
「やすしさーん!」
鞘師が走り込んできた
が
「うおうっ!?」
コケた
357
:
nOTRcORru
:2014/10/25(土) 21:32:09
>>355-356
第9話 その1です。
大阪での個別握手会、至福のひと時でした。
358
:
名無し募集中。。。
:2014/10/26(日) 02:56:20
鋭気養ってきたようで何より♪いよいよ終盤戦突入かな?意外とフクちゃん以外リタイヤしてないんだね
359
:
nOTRcORru
:2014/10/28(火) 18:10:53
「イタタタ……」
「大丈夫っすか?」
工藤は鞘師の手を取って立たせた
「ありがとう、どぅー」
「やっぱり、里保も参加しとったっちゃね」
「生田さん、知ってたんですか?」
「いや。でも、ここまで来たら予想できるやろ」
生田達が出会ったライダーは8人
モーニング娘。'14のメンバーが10人
10人中8人が確定となれば、全員参加の可能性は高いと考えたのだ
「で、里保はそんなに慌ててどうしたと?」
「えりぽんと香音ちゃんを探してた……」
「へ? あたし達?」
顔を見合わせる生田と鈴木
「衣梨達をって、なんかあったと?」
「フクちゃんが、やられた……」
「「「え!?」」」
「聖が、負けた?」
鞘師の言葉に驚く生田・鈴木・石田・工藤
「あの譜久村さんが……」
「ねえねえねえ、ふくぬらさんのライダーって強いの? ん? あっ! ふくぬライダー!」
「里保ちゃん、誰が聖ちゃんを?」
「……決まっとうやろ」
生田には察しがついていた
この場に居ない飯窪でも小田でもないと確信している
「フクちゃんを倒したのは……道重さん」
360
:
nOTRcORru
:2014/10/28(火) 18:17:20
>>359
第9話 その2です。
残りは一気に進む、ハズです。
卒業に間に合うのか、果たして。
361
:
nOTRcORru
:2014/10/29(水) 21:43:57
▼
「ハア……ハア……危なかった……」
「生き埋めになるところでしたね」
「変身しておけば良かった……」
重月とマシュバロンの戦いを覗いていた飯窪と小田
崩落する倉庫から慌てて逃げ出してきた
「道重さん、めちゃくちゃ強かったね」
「あの譜久村さん相手に余裕でしたからね。鞘師さんが加わっても負けていませんでしたし」
「私、益々勝てる自信がないよ……」
これまでのバトルで勝ち星のない飯窪
最強クラスのバトルを目の当たりにし、怖気づいてしまったようだ
「小田ちゃん、どうしよう?」
「私……道重さんと戦います」
「えぇっ!?」
362
:
nOTRcORru
:2014/10/29(水) 21:47:08
>>361
第9話 その3です。
寒い日々が続きますね。
短いですが、僅かでも熱を伝えられたらと。
14thアルバムリピートナウ。
363
:
nOTRcORru
:2014/10/31(金) 00:08:52
小田の言葉に驚きを隠せない飯窪
「小田ちゃんも見たでしょ!? 道重さんの強さ! それなのに
「だからですよ。いつかは超えなきゃいけない人。それはステージの上だけじゃなくて、どんな事にも」
「小田ちゃん……」
「このライダーバトルも例外じゃない。勝てる見込みがなくても、ぶつからなきゃいけないと思うんです」
サクラロックシードを取り出し、真剣な眼差しで見つめる小田
「私、早く追い付きたい。先輩達に近付きたい。もっと遠くを目指したい。色んな事を、学びたい」
小田は崩れた倉庫に向き直った
視線の先には、瓦礫の中から立ち上がった重月の姿がある
「だから、ぶつかって行きます」
真っ直ぐに重月を見る小田
そんな小田を見る飯窪
「後輩から教えられるなんて……私、サブリーダー失格じゃん」
苦笑する飯窪
が、すぐに真剣な目付きになった
「私も、道重さんにぶつかって行く。自分を変えなきゃ。自信を持てる様に強くならなきゃ。小田ちゃんの言う通り、学んでいかなきゃね!」
飯窪はハルナロックシードを取り出し、小田に見せる
「小田ちゃん、一緒に行っても良い?」
「はい! 私達2人の、後輩の底力を見せつけましょう!」
「うん!」
飯窪と小田はハイタッチを交わし、偉大なる存在へと向かった
364
:
nOTRcORru
:2014/10/31(金) 00:10:06
>>363
第9話 その4です。
寒さに負けず、頑張ります。
365
:
名無し募集中。。。
:2014/10/31(金) 12:00:06
▼
「……やっと見つけた」
重月は、崩落した倉庫の瓦礫の中からマシュバロンを発見した
気を失っているのか、微動だにしていない
「よいしょっと」
マシュバロンを救出し、崩落していない倉庫の壁にもたれさせる
すると、ミズキロックシードが重月の手元に飛んで来る
マシュバロンは変身解除され、譜久村の姿に戻った
「安全が確保されるまで変身解除されないのは間違いないみたいね」
重月は自身のロックシードを閉じ、変身を解除した
「ふう……」
漏らした溜息に対し、仮面の下から現れた顔は深刻な表情だ
道重は譜久村に近づき、胸の辺りを注視する
「ちゃんと息してる。眠ってるだけね」
胸の上下を確認した道重
「……逃げた鞘師を追いかけたいけど」
立ち上がる道重
しかし、譜久村を見て動きを止めた
「フクちゃんを置いて行けないし……」
腕を組み思案する道重
「起きるまで待つ? 早く全員倒したいのに……」
「「私達が相手になります!!」」
366
:
nOTRcORru
:2014/10/31(金) 12:23:41
>>365
第9話 その5です。
アルバムの特典映像を観ました。
リーダーの生き様に、雫を止められませんでした。
367
:
nOTRcORru
:2014/11/04(火) 19:37:52
道重が振り返ると、飯窪と小田がいた
「探す手間が省けたわ。2人一緒で良いのね」
「道重さん相手に1対1では敵いませんから」
「道重さんの強さは先程のバトルで充分伝わりました」
飯窪達に向き直る道重
「隠れて見てたんだ。でも、その方が良かったよ。流石にさゆみでも、4対1はキツかったと思うし」
道重はサユミロックシードを構えた
「来なさい。変身」
〝サユミ!!〟
サユミロックシード解錠すると、道重の頭上にピンク色のメロン=サユミアームズが現れた
〝ロックオン!! ソイヤッ!〟
サユミロックシードを戦獄ドライバーに取り付け、カッティングブレードを倒した
サユミアームズが道重の頭部に被さり展開する
〝サユミアームズ 天・下・無・敵!!〟
道重の肌の様に白いウエアに、道重のメンバーカラーであるピンク色の鎧を着込んだ仮面ライダー重月に変身した
両手には、無双セイバーとピンク色をした大型の盾を装備している
「やっぱり道重さんは凄い……ライダーバトルでも、オーラがハンパない」
「私もそう思います……でも、負けたくないから勝ちます!」
368
:
nOTRcORru
:2014/11/04(火) 19:43:09
>>367
第9話 その6です。
何があっても諦めない。
〝自分を信じて突き進めば良い〟
最後まで走り抜いて欲しいです。
369
:
nOTRcORru
:2014/11/06(木) 00:15:01
飯窪と小田がそれぞれのロックシードを構える
「「変身!!」」
〝ハルナアームズ ベリー ハイ トーン!!〟
〝サクラアームズ 歌姫 シングアソング!!〟
ハルナハンマーと影桜を握り締め、重月と対峙する
「その姿……確か『鎧武』では弱いライダーだったっけ」
「う……予想はしていましたが、しっかり調べられてたんですね」
ファンの間でも、ネットパトローラーで知られている道重
今回のライダーバトルでも、事前の情報収集は欠かしていなかった
「大丈夫ですよ飯窪さん。ライダーバトルには個性反映があるから、全てを知られている訳じゃありません」
「まあそうなんだけど……」
まだ自身の個性反映が分からない飯窪
不安は隠しきれない
「とりあえず、道重さんのモチーフになったライダー。斬月って言うんだけど、特別強いライダーなんだよね。変身してた人も強かった感じだったけど」
「あとは道重さんの個性反映ですね。譜久村さん達とのバトルで発揮されていたんでしょうか?」
「私は気付かなかったけど……」
「今頃作戦会議? 時間が勿体ないから、こっちから行くよ!」
370
:
nOTRcORru
:2014/11/06(木) 00:16:38
>>369
第9話 その7です。
寒くなりましたが、バトルは熱くしたいです。
371
:
nOTRcORru
:2014/11/09(日) 09:35:47
無双セイバーで銃撃する重月
「「うわっ!!」」
慌てて避けるクボドンと小田影
「小田ちゃん! モチーフの残月は銃と剣と盾を使うから、どの距離でも戦える! だから、自分が戦いやすい様にするのが1番だと思う!」
「わかりました!」
飯窪のアドバイスを受け、重月に向かって走る小田
槍型の影桜に最適な近距離戦に持ち込む事にした
「わかりやすいね」
重月は小田影に銃撃する
「うっ……まだまだ!」
小田影は影桜で防ぎながら少しづつ接近する
銃撃を止めた重月は、無双セイバーを剣として構え接近戦に切り替える
そこへ
「ハァッ!」
倉庫内に一際高い声と、一際高い音が響いた
声と音がした方向から一斗缶が飛んで来た
372
:
nOTRcORru
:2014/11/09(日) 09:36:36
「飯窪!?」
クボドンがハルナハンマーで一斗缶を叩いて飛ばしたのだ
「それっ!」
重月が一斗缶に気を逸らした隙に、小田影が影桜を突き出す
が、重月は後方にジャンプして避けた
重月が居た場所に虚しく一斗缶が落下した
「やっぱり道重さんは凄いです。一瞬の判断力は見習わなきゃいけませんね」
373
:
nOTRcORru
:2014/11/09(日) 09:39:45
>>371-372
第9話 その8です。
遅ればせながら、飯窪さん二十歳おめでとうございます。
道重さんがそつぎょうごは唯一のオーバー20ですね。
かかる重圧もあるでしょうが、飯窪さんの良さをどんどん出して続けて欲しいです。
374
:
nOTRcORru
:2014/11/11(火) 20:25:59
クボドンは別の一斗缶を用意し、ハルナハンマーで叩き飛ばす
同時に小田影が影桜で攻める
「同じ手は通用しないよ。少しは学びなさい」
重月は慌てる事なく両方を避けた
「学んでますよ。だから、こうします!」
クボドンはハルナハンマーを大きく振りかぶり、一斗缶を高く上へと飛ばした
その一斗缶を眼で追う重月
一斗缶は重月を越えて倉庫の壁にぶつかった
「……どういう事?」
「こういう事です!」
小田影が重月を狙う
しかし、突き出した影桜はサユミラーで受け止められた
「気を逸らせた隙に攻撃? ずいぶん安っぽい作戦じゃない」
「半分は正解です。半分は、不正確です!」
小田は大きく息を吸った
「今日の答ーえがどう出ーるかはー♪」
「なっ!?」
影桜とサユミラーを通じて、小田の歌声が重月に届く
375
:
nOTRcORru
:2014/11/11(火) 20:27:48
「くっ!」
影桜を弾き、小田影と距離を置く重月
「これが小田の個性反映なのね……」
「そうです! 下手に触れると、さっきみたいな事になりますよ」
「ちょっとやっかいね……」
重月は、小田影と一定の距離を保つ
「小田ちゃんばかりに気を取られて良いんですか!?」
クボドンは、かき集めた一斗缶を連続で打ち出す
高音を響かせた一斗缶が、次々に重月を襲う
「……飯窪!」
「こっちも行きますよ!」
小田影の影桜も重月に迫る
「いい加減にしなさい!」
〝サユミオーレ!!〟
重月はカッティングブレードを倒し、無双セイバーとサユミラーを振る
すると、それぞれの武器からピンク色のエネルギーが放たれた
「きゃっ!」
「そんな……」
小田影は吹き飛ばされ、一斗缶は真っ二つに切られた
376
:
nOTRcORru
:2014/11/11(火) 20:28:35
「小田ちゃん、大丈夫?」
小田影に駆け寄るクボドン
「はい……なんとか」
「もう良いでしょ。これだけ戦えば解るはずよ。さゆみに勝てる見込みなんてないでしょ?」
重月は無双セイバーをしまい、サユミラーを地面に置いた
「諦めなさい。絶対勝てないよ。怪我をしないうちにロックシードを渡しなさい」
右手を差し出す重月
「いくら道重さんでも、それは無理です!」
クボドンは、小田影を支えながら立ち上がった
「まだ諦めないって言うの?」
「絶対に諦めません。相手が誰であっても!」
ハルナハンマーを構えるクボドン
「私だって!」
影桜を構え、重月に向き直る小田影
「ただ1人の11期メンバーの意地、魅せます!」
重月は再びサユミラーを手にし、無双セイバーを抜いた
「だったら、さゆみがする事は1つね。このバトルを終わらせるよ。1秒でも早く」
〝サユミスカッシュ!〟
377
:
nOTRcORru
:2014/11/11(火) 20:32:50
>>374-376
第9話 その9です。
卒業するまで、
卒業してからも、彼女達を見ていたい。
プラチナ期を知らない後悔を2度としたくない。
378
:
nOTRcORru
:2014/11/15(土) 10:31:53
重月が前にかざしたサユミラーの前に、ピンク色の大きな壁が現れた
「あれ、何でしょうか?」
「わからないけど、下手に近付くと危ないかも……」
〝ハルナスパーキング!!!〟
クボドンはカッティングブレードを倒し、ハニー色のエネルギーを纏ったハルナハンマーを振った
ハルナハンマーから放たれたハニー色のエネルギーが、ピンク色の壁に命中する
「残念でした」
ハニー色のエネルギーは、まるで鏡の反射の様に跳ね返る
エネルギーはそのままクボドンに命中した
「きゃあっ!」
転倒するクボドン
「飯窪さん!」
「余所見しないの!」
〝サユミオーレ!!〟
ピンク色の壁が消え、無双セイバーにエネルギーが集まっていく
「今度こそ、決める!」
重月は無双セイバーを大きく振り、小田影に向けてピンク色のエネルギーの刃を飛ばした
379
:
nOTRcORru
:2014/11/15(土) 10:33:43
「きゃあっ!」
エネルギーの直撃を受けた小田影
踏ん張って転倒は免れたが
「え?」
小田影は変身解除され、小田の姿に戻る
そして、サクラロックシードは重月の元へ飛んで行った
「これで、2個か」
「そんな……私、負け?」
サクラアームズがダメージに耐えられなかったのだ
さらに、小田に悲劇が襲う
「ドライバーが……壊れた?」
重月の攻撃でカッティングブレードが破壊されていた
これでは二度と変身出来ない
「残念だけど、小田は失格よ」
「道重さん!」
クボドンが起き上がり、重月に詰め寄る
380
:
nOTRcORru
:2014/11/15(土) 10:34:37
「ひどいです! そんな言い方しなくても
「本当の事じゃない。小田も、フクちゃんも、負けたのよ。そもそもロックシードを取られたら、もうバトルに参加出来ない……でしょ!」
重月は突然、クボドンのお腹に手を伸ばす
狙いはドライバーに付いているハルナロックシードだ
「ひゃあっ!?」
反射的にお腹を引き逃れるクボドン
「どれだけ……どれだけ卑怯なんですか!?」
「争奪戦なのよ。手段はなんだって良いじゃない」
道重の言葉を聞き、拳を強く握りしめるクボドン
「わかりました。私は私のやり方で、あなたに勝ちます!」
「本気の飯窪が見られるの? それはそれで良いかも。でも、勝負は勝負だからね」
「はい」
クボドンと重月は、武器を構え睨み合う
381
:
nOTRcORru
:2014/11/15(土) 10:38:44
>>378-380
第9話 その10です。
道重さんのファンの方、申し訳ありません。
もう少しで終わります。
382
:
nOTRcORru
:2014/11/19(水) 23:11:49
(私の個性反映は……もしかしたら)
仮面の下で視線を重月から逸らす飯窪
その先に、先ほど打ち飛ばした一斗缶があった
(あれは、ただ凹んでるんじゃない。ハンマーで打った所がボロボロになってる。それにハルナロックシードの変身音を合わせて考えると……)
飯窪は視線を重月に戻し、ハルナハンマーをしっかりと握り締めた
「行きますよ!」
クボドンは走り出し、重月に向かって行く
対する重月は、無双セイバーで銃撃し応戦する
「当たらなければ大丈夫!」
銃撃を避ける為に、右へ左へフラフラしながら進むクボドン
その様は些か酔っ払いの様に見える
「当たらなくても、こっちには剣も盾もあるのよ」
クボドンの接近を許している重月だが、慌てる様子はない
「私にも、このハンマーがあります!」
クボドンは飛び上がり、ハルナハンマーを振りかぶる
重力を加えた一撃を当てる狙いだ
「その程度の攻撃ならこの盾で」
重月はサユミラーを掲げ、ハルナハンマーを受け止めた
383
:
nOTRcORru
:2014/11/19(水) 23:14:34
>>382
第9話 その11です。
鞘に納めるにはまだ早い。
最後まで頑張ります。
まずはサブリーダーの奮闘から。
384
:
nOTRcORru
:2014/11/26(水) 12:45:53
「なっ!?」
思わず声を上げる重月
クボドンから素早く離れた
「今の衝撃は……」
「やっぱり! ハルナアームズの個性反映がわかりました!」
クボドンは意気揚々とハルナハンマーを振り回す
重月はそれを必死に避ける
「道重さん、さっきまでの勢いはどうしたんですか!」
動きは無茶苦茶だが、クボドンは着実に重月を追い込んでいた
「このハンマーがそんなに怖いですか!?」
避け続けた重月だが、ついに背中を倉庫の壁に触れさせてしまう
「さっきの、当たった衝撃だけじゃなかった……小田のと似てるけど違う」
「そうです! これが……」
〝ハルナスカッシュ!〟
クボドンは、ハニー色のエネルギーを纏ったハルナハンマーを重月に向けて振り下ろす
重月をサユミラーを掲げ受け止めた
「うあっ!」
周囲に高音が響いた
その直後
重月が背にしていた壁は、ボロボロに崩れていった
385
:
nOTRcORru
:2014/11/26(水) 12:47:27
「さゆみから伝わった間接的な衝撃で!?」
サユミラーでハルナハンマーを押し返す重月
クボドンはひとまず距離をとった
「私の変身音は〝ベリー ハイ トーン!!〟です。つまり高音……その音が金属をもろくするんです!」
「一応は装着者の安全は守ってくれるみたいだけど……正直、受け止めて良い気分じゃないわ」
重月は無双セイバーでクボドンを狙う
しかし、今のクボドンは先程までとは違う
「これ位、頑張って避ければいい! 当たっても我慢すれば良い! 私は、つんくさんに認めてもらった声が、高音が反映されて嬉しいんです! これからは自信を持って戦います!」
独特な動きではあるが、銃弾を避けるクボドン
幾つか命中しても、怯むことなく重月に向かって行く
「譜久村さんの仇、小田ちゃんの仇、飯窪が討ちます!」
「……自信を持つ事は良い事よ。仲間を思う事も良い事よ。モーニング娘。のメンバーならそうでなくちゃ」
重月は無双セイバーとサユミラーを構える
「だけど、このバトルだけは駄目なの」
〝サユミオーレ!!〟
386
:
nOTRcORru
:2014/11/26(水) 12:48:36
ピンク色のエネルギーが無双セイバーとサユミラーを包む
「はあっ!」
武器を横に振り、クボドンに向けてエネルギーを飛ばす重月
エネルギーがクボドンに迫る
「……カニ!」
クボドンは上半身を曲げてエネルギーを躱しつつ、重月の前に潜り込んだ
その様は、或る芸人のモノマネの様だ
今は2014年の4月だが、いずれどこかで披露してくれるかもしれない
「もらいましたよ! 道重さん!」
カッティングブレードに手を伸ばすクボドン
「……勝負に勝つ必要はないのよ、飯窪」
重月は無双セイバーとサユミラーを手放し、クボドンのお腹に手を伸ばした
〝ロックオフ〟
「え?」
クボドンが倒したカッティングブレードは、空を斬った
重月がハルナロックシードを取り外したのだ
「飯窪、失格よ」
クボドンは変身解除し、飯窪の姿に戻った
387
:
nOTRcORru
:2014/11/26(水) 12:49:25
「そ、そんな……」
膝を折る飯窪
その表情は、失望感を如実に表していた
「飯窪さん!」
飯窪の元へ小田が駆け寄る
「小田ちゃん、ゴメンね……仇、打てなかった……」
顔を俯けて地面に雫を垂らす飯窪
そんな飯窪を、小田は優しく抱きし締めた
「素敵でしたよ。負けてもカッコ良かったです、先輩!」
「ありがとう……」
涙を止める事なく、小田の背中に腕を回す飯窪
その2人を見る重月
「……こんなバトルでも、真剣に挑んでるのね」
1人呟いた重月は、2人に背を向けて去って行った
第9話【先輩ライダー迎撃大作戦!】
388
:
nOTRcORru
:2014/11/26(水) 12:53:38
>>384-387
第9話 その12で終わりです。
遂にこの日が。
今日が絶望で無く、希望の日に成らん事を。
輝け、14人の'14娘。
389
:
名無し募集中。。。
:2014/12/07(日) 22:46:10
こんなバトルでもってのが気になりますね。
続きが楽しみです
390
:
nOTRcORru
:2014/12/10(水) 12:05:34
第10話【ライダー大集結!バトルの謎を暴け!】
生田達が集まるドルーパーズ
生田・鈴木・石田・佐藤・工藤は鞘師の話を聞いていた
昨日のトライアル・タイム
巨大化したインベスとの戦い
謎のライダー=重月の襲撃
マシュバロンとの共闘
重月の戦い方
「道重さんはウチだけじゃなく、フクちゃんにも不意打ちをしたみたい。戦い方も容赦なかった。傷付けるつもりはないみたいだけど、確実に相手を倒そうとしてた。手段を選ばず……正直、道重さんを怖いと思った……」
話を聞き終えた5人は、誰も言葉を発しなかった
「ねえ、えりぽん。えりぽんはライダーバトルってこうなの? こんなにメンバー同士で傷付け合わなきゃいけないの!?」
鞘師は生田の肩を掴んで揺する
「里保ちゃん!」
鈴木が鞘師を制する
「落ち着いて! 気持ちはわかるけど、衣梨ちゃんに当たらないで」
「……ごめん」
391
:
nOTRcORru
:2014/12/10(水) 12:06:35
鈴木は最初のライダーバトルで疑心暗鬼になり、先輩の言葉に翻弄された
メンバーに裏切られたと勘違いし、心を傷めた事があった
後に和解したものの、その経験から鞘師の気持ちが理解出来る様だ
「里保……」
ようやく生田が口を開いた
「巨大化インベスの事なんやけど」
「おい生田!」
今度は鈴木が生田の肩を掴んだ
「この状況だからやろ? 今回のライダーバトルはおかしい。やっぱり今までと違う。香音ちゃんもそう思わん?」
「まあ、確かに……新垣さんや菅谷さんみたいな理由があるのかな……」
「道重さんの目的。これが鍵かもしれんけど、まずは今回のライダーバトルについて考えんと」
生田は鈴木の腕を下ろし、鞘師の前に立つ
「里保が戦った巨大化したインベス。ロックシードを取り込んで大きくなったんやろ?」
「うん、イチゴのロックシードだった」
「イチゴ!?」
反応したのは青いイチゴのロックシードを持つ石田
慌ててポケットからアユミロックシードを取り出した
「青!? ウチが見たのは普通の赤いイチゴだったよ」
「そのロックシードはどっから出てきたと?」
「わかんない。いつの間にか落ちて来た。上から降ってきたのかな?」
腕を組み思案する生田
392
:
nOTRcORruRcORru
:2014/12/10(水) 12:07:16
「って言うか、普通に『鎧武』のロックシードがあるんなら、使わせて欲しいっすよ」
「それより、ロックシードを食べて透明生命体が巨大化するなんて……あたし達、聞いてないよね?」
「確かに! 狙って来るとは言ってたけど……」
工藤・鈴木・石田は口々に不満を言う
そこへ佐藤
「鈴木さん、透明生命体って何ですか?」
「透明生命体って言うのは、あたし達が戦ってる怪物の事だよ。前のライダーバトルでは色んな種類がいたんだけど、今回はインベスだけみたい」
佐藤の質問に丁寧に教える鈴木
「なんで透明生命体って言うんですか?」
「普通の人には見えないからだよ。ライダーに変身すると見えるんだ……け、ど」
鈴木が言葉を詰まらせる
同時に生田と顔を見合わせる
「ねえ、衣梨ちゃん……」
「香音ちゃん……」
2人の頭には、同じ光景が浮かんでいた
先程のフリーステージでのインベス退治だ
多くのロックシードでインベスを呼び出し、それぞれが変身し倒したのだが
インベスの姿は変身前に認識出来ていた
「衣梨達が戦った怪物は一体……?」
393
:
nOTRcORru
:2014/12/10(水) 12:10:16
>>390-392
予告なしで第10話 その1です。
楽しみとのお言葉、ありがたやー。
チカラになります。
Energy Standby!!!
394
:
名無し募集中。。。
:2014/12/10(水) 21:45:15
こっちでも続きキタ━(゚∀゚)━!
395
:
名無し募集中。。。
:2014/12/11(木) 00:12:55
おー!久しぶりの更新待ってました!!透明生命体の設定すっかり忘れてたwまさかこれが伏線だったとは・・・
396
:
nOTRcORru
:2014/12/13(土) 00:22:15
▼
飯窪と小田から離れた重月は、再び譜久村の所に戻っていた
「……道重さん」
譜久村が目を覚まし、重月を見る
「フクちゃん、大丈夫?」
「はい……それよりも、訊きたい事があります」
ゆっくりと立ち上がり、真っ直ぐに重月を見つめる譜久村
「道重さんの目的は、なんですか?」
重月は譜久村から顔を逸らす
「道重さん!」
「聞かなくて良い。フクちゃん達はバトルに負けた。それで良いの」
「納得出来ません! ロックシードを強引に奪ったり、ベルトを破壊して失格にしたり……いつもの、メンバー想いの道重さんらしくないです!」
譜久村の言葉に顔を俯ける重月
「……聖じゃ、頼りになりませんか? 聖がサブリーダーでは、力不足ですか?」
「そんな事!」
焦りながら譜久村に顔を戻す重月
「「私達も知りたいです」」
「飯窪……小田……」
飯窪と小田がやって来た
「教えて下さい。このバトル、何かあるんですか?」
重月は、譜久村と飯窪・小田のそれぞれに顔を向ける
その仮面の下の表情の意味を、後輩達はまだ知らない
397
:
nOTRcORru
:2014/12/13(土) 00:26:15
>>396
第10話 その2です。
極力『イクタ』の設定をベースにしています。
極力失礼の無い様に配慮しているつもりですが……
そして、伏線回収をしなくては。
398
:
nOTRcORru
:2014/12/14(日) 17:25:15
▼
「ねえ衣梨ちゃん。あのインベスが今までの透明生命体じゃないとすると、新しい人類の敵?」
「それなら事前に説明があるっちゃろ」
「だったら聞きましょう! タチバナさん!」
工藤が先程まで居た白服の男を呼び出す
しかし、返事はなく誰も現れない
「多分おらんやろうね……」
工藤が店の奥へ入り探すが、人の姿はどこにも見当たらない
「どこにもいない! どこへ行ったんだ!?」
「やっぱり、そうっちゃろ」
「くそっ! 逃げたって事かよ!」
壁を殴る工藤
「どうするんですか!? ここ無人島ですよ! どうやって帰れば……」
焦る石田
「香音ちゃんのロックシード、空は飛べんと?」
「ジャイロモードの事でしょ? でも、最初に試したけど駄目だった」
カノンアームズの元となったスイカロックシードには、空を飛ぶジャイロモードがある
しかし、鈴木の個性に合わせたカマキリモードに変更されていた
399
:
nOTRcORru
:2014/12/14(日) 17:25:51
「島から逃げられない様に排除したって事かいな……チョウのモノマネを採用せんかったのはその為っちゃね」
今メンバーがいるのは、どことも知れぬ無人島
ここまでの移動はタチバナが用意した船だった
「どうするの、えりぽん?」
「とにかく、道重さん達と合流するっちゃよ。道重さんは事情を知ってるみたいやけん」
「衣梨ちゃん。二手に分かれない? まだ船が残ってるかもしれないし」
白服の男が姿を消してから長い時間は経っていない
まだ島のどこかにいる可能性は残っている
「あまり期待せんけど……一応そうしよっか。じゃあ、香音ちゃんは亜佑美ちゃんと一緒に海岸へ向かって」
「オッケー!」
「わかりました!」
ドルーパーズを出る鈴木と石田
「里保、優樹ちゃん、くどぅー。衣梨達も行くっちゃよ!」
「「はい!!」」
「えりぽん、ライダーバトルでは頼もしいんだ」
「……里保、その一言いらん」
400
:
nOTRcORru
:2014/12/14(日) 17:26:57
>>398-399
第10話 その3です。
取り急ぎ。
401
:
nOTRcORru
:2014/12/22(月) 12:25:09
▼
「……このライダーバトルは、タチバナが組織で主催したものじゃないの」
重月から語られた内容は、予想もしていなかったものだった
「タチバナのライダーバトルじゃない……本当なんですか?」
信じられないという表情の譜久村
頷きで肯定する重月
「そんな……だったらこのライダーシステムは? 戦獄ドライバーやロックシードはどうやって?」
飯窪も驚きを隠せない
「開発したのはタチバナ。今回の企画も元々はタチバナ主催だった。だけど、もうすぐ舞台があるメンバーがいるから事務所が断って中止になった……はずだった」
重月の声のトーンが重くなった
恐る恐る小田が問い掛ける
「もしかして……タチバナの人が強引に、とかですか?」
重月は首を横に振る
「そんなんじゃない。乗っ取られたの」
「「「え???」」」
402
:
nOTRcORru
:2014/12/22(月) 12:26:57
>>401
第10話 その4です。
年内は無理でしょうか。
403
:
名無し募集中。。。
:2014/12/23(火) 18:32:00
なんかキナ臭いな
けっこう面白い
404
:
nOTRcORru
:2014/12/23(火) 22:49:47
重月は変身解除し、叫ぶ
「ライダーバトルが、タチバナの一部の人間の暴走で乗っ取られたのよ!」
「「「道重さん……」」」
現れた道重の表情に、3人は困惑する
今までに見た事のない、怒りが溢れている
「みんなを……自分達の勝手な都合でこんな目に遭わせるなんて許せない! だからさゆみは、こんなバトルを一刻も早く終わらせてしまいたかったの!」
「……道重さん!」
小田が道重に抱き付く
その眼には涙が浮かんでいた
「良かったです……道重さんは、ちゃんと道重さんです」
「小田ちゃん……」
「誰よりもメンバー思いの、私達モーニング娘。'14のリーダーです!」
「……ありがとう」
小田の頭を撫でる道重
それを見た譜久村と飯窪の表情が柔らかくなる
「やっぱり道重さんは道重さんですね!」
涙を浮かべつつ、笑顔で道重に寄り添う譜久村
「前から知ってましたが、道重さんは最高のリーダーです!」
「はるなんさっき、さゆみの事を卑怯とか言ってたじゃん」
「あ、いや、あれはその場のノリと言いますか、えーっと……」
「フフフッ」
405
:
nOTRcORru
:2014/12/23(火) 22:51:32
焦る飯窪
笑う道重
道重の表情が柔らかくなった
4人共、普段の関係に戻った様だ
「みんなごめんね」
「とんでもないです!」
「私達こそ失礼な事を……」
頭を下げる譜久村と飯窪
「そう言えば、どうして道重さんは乗っ取られた事を知ってるんですか?」
小田が道重から離れて尋ねる
「それはね、これよ」
道重が取り出したのは、黄緑色のメロンのロックシードだ
「普通のメロン? さっきまで使っていたピンク色のロックシードと別ですか?」
「それはこっちね」
〝ロックオフ〟
戦獄ドライバーからサユミロックシードを取り外し、2つのロックシードを並べて見せる
「どうして2つも?」
「黄緑色の方は『鎧武』のオリジナル、メロンロックシードを再現したものなの」
「それを持ってる事と、今回のライダーバトルがどう関係するんですか?」
道重はメロンロックシードを見ながら話し出した
406
:
nOTRcORru
:2014/12/23(火) 22:54:54
>>404-405
第10話 その5です。
ようやくここまで来ました。
冬休み期間に進めたい所ですが、果たして。
407
:
名無し募集中。。。
:2014/12/25(木) 22:40:13
さゆはいい子
さゆロスで辛い
408
:
nOTRcORru
:2015/01/01(木) 14:04:03
「今朝、家を出たら知らない人に声を掛けられて、このメロンロックシードをさゆみに渡して去って行った。追い掛けようとしたんだけどすぐに見失って……あ、決してさゆみの足が遅いからじゃないよ!?」
「「「……」」」
どう反応すれば良いのかわからない3人
「オホン……で、そのまま持ってたら急に手紙が現れたの。後からわかったんだけど、このロックシードには転送機能があるんだって。受け取り専用らしいけど」
「最初のバトルでありましたね、転送機能」
「最強フォームのアイテムを受け取る機能ですね」
譜久村と飯窪が参加した最初のライダーバトルでは、条件を満たすと最強フォームになる為のアイテムが転送される仕組みになっていた
「話を戻すけど、手紙は本物のタチバナからだった。今回のライダーバトルがタチバナの一部の人間が暴走して始めて、現時点で中止に出来ないって事が書かれてた」
「え……じゃあ聖達、どうなっちゃうんですか?」
不安を隠しきれない譜久村
「手紙によると、ライダーシステムのテストが目的らしいの。一部の人間達は、開発した'14ロックシードの性能をどうしても試したかったらしい。だから、ある程度バトルをして早く決着を付ければ良いはずだって」
「バトルのデータが集まれば満足する……そう思って良いのでしょうか?」
やはり飯窪も安心出来ない様子だ
「多分……インベスが居るのも、戦う機会を増やしてデータを集める為だって」
「インベスはロックシードに寄って来ますしね。私達からロックシードを奪ったのは、私達がインベスに襲われないようにする為ですね」
道重を見る小田の表情は明るくなっていた
409
:
nOTRcORru
:2015/01/01(木) 14:04:51
「そう。みんなを探しながらインベス退治をして来たけど、何匹残っているかわからないからまだまだ安心は出来ない」
メロンロックシードを握り締める道重
1人で抱えていた秘密を打ち明けた事で、決意を新たにした様だ
「他のメンバーのロックシードはさゆみが集める。一応3人はさゆみに着いて来て」
「あの、道重さん……」
飯窪が訴える様な眼で道重を見る
「わかってる。次からはちゃんとバトルをするよ。みんながライダーバトルに真剣に取り組んでる事がわかったし。正々堂々と戦うよ」
「ありがとうございます!」
満面の笑みで頭を下げた飯窪
ライダーバトル皆勤の彼女だからこそ、それに対する想いは深く熱い
望まぬ形での敗北を、他のメンバーに味わって欲しくないのだ
「誰か、他のメンバーの居場所ってわかる?」
「聖わかります。多分あそこに居ると思います。居なくても近くには居るはずです」
「じゃあフクちゃん、案内してくれる?」
「はい。あれ?」
譜久村は道重の手元を見た
410
:
nOTRcORru
:2015/01/01(木) 14:07:26
>>408-409
第10話 その6です。
あけましておめでとうございます。
'15になりました。
今年の目標は、簡潔です。完結です。
411
:
名無し募集中。。。
:2015/01/02(金) 12:53:29
キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
これは嬉しいお年玉
412
:
nOTRcORru
:2015/01/06(火) 22:43:38
▼
「里保ー、ホントにこっちで合っとお?」
「おかしいな……確かこっちから来たはずなんだけど」
生田・鞘師・佐藤・工藤の4人は道重に会う為、鞘師の案内で島を歩いていた
しかし、道に迷ってしまった様だ
「もう、やすしさーん!」
「しっかりしてくださいよー」
「慌てて走って来たから、道順をはっきり覚えてないんだよ!」
「ここ、フリーステージやん」
一行は、生田のスタート地点になったフリーステージのある広場に着いた
「里保、さっきまでどんな場所で戦っとったと?」
「最初は森の中。次は倉庫だった」
「倉庫か。うーん……」
生田は腕を組み思案する
「変身してテキトーに暴れたら、音に気付いて向こうから来てくれませんかね?」
工藤がポケットからロックシードを取り出そうとする
「ストップ! ロックシードは出さんで!」
「ビックリした……なんでですか?」
突然の大声に驚く工藤
生田が説明しようとした、その時
「ブルルッ!」
「えっ! 嘘やろ!?」
413
:
nOTRcORru
:2015/01/06(火) 22:46:51
>>412
第10話 その7です。
この上ないお言葉、ありがたやー。
しかし、まだ10話とは。
本年度中にも終わらないかも?
414
:
nOTRcORru
:2015/01/12(月) 11:44:41
シカインベスが現れた
「道重さんじゃなくてインベスかよ!」
工藤が大声で叫んだ
「ウチが道重さんに襲われる前に倒したインベスと同じだ」
「まさ戦う! インベス倒したーい!」
「やっぱり変身前でも見えるっちゃん……衣梨1人で戦うから、みんなは下がって!」
生田がロックシードを取り出そうとする
その時
「「「ギィエー!!!」」」
「ハァ!?」
生田が空を見ると、上空からコウモリインベス3体現れた
さらに
「「「「「キキッ!!!!!」」」」」
初級インベスまで現れた
それも1体2体ではない
さらに、他の上級インベスも次々と現れる
20体以上集まっている
「なんで……」
生田は信じられないといった様子だ
「何をボーッとしてんですか! みんなで倒しますよ! 変身!」
〝ハルカアームズ! 我が道 オンリー スタイル!!〟
鎧工が威勢良くインベスの大群に向かって行く
415
:
nOTRcORru
:2015/01/12(月) 11:45:38
>>414
第10話 その8です。
遅い。
416
:
名無し募集中。。。
:2015/01/12(月) 13:51:55
おーやっと更新お待ちしてましたw
いよいよ最終回が近づいてきた感じですねぇ
417
:
nOTRcORru
:2015/01/23(金) 19:55:18
「優樹ちゃん、ウチらも行くよ!」
「やっつけるっぜいっ!」
?リホアームズ! 玉砕 ブロークン!!?
?マサキアームズ! ミス デンジャラス!!?
鞘武とウサートも向かって行く
「……衣梨の考え、間違ってる?」
生田は未だ動かない
そこへコウモリインベスが迫る
「ギィエー!」
「くっ!」
素早く反応し、身体を回転させアクロバティックに避ける生田
「今はこいつらを倒すのが先っちゃんね……変身!」
?エリナアームズ! 魔・砲・チャーシューメン!!?
生玄はエリナ魔砲でコウモリインベスを威嚇する
「ギィエー!」
攻撃を避けながら生玄に急接近するコウモリインベス
生玄はカッティングブレードを倒し、エリナ魔砲をドライバーモードに変形させた
?ハイーッ! エリナスカッシュ!?
「チャーシューメン!」
「ギィエー!」
必殺技を受けて爆発するコウモリインベス
「楽勝! 次!」
最初の動揺はどこへやら
順調にインベスを倒す生玄
418
:
nOTRcORru
:2015/01/23(金) 19:56:45
「それっ!」
「ブルルッ!」
リホケンダマを巧みに操り、シカインベスを攻める鞘武
しかし、その背後に別のシカインベスが迫る
「鞘師すん危ない!」
?マサキスパーキング!!!?
ウサートはマサノコをシカインベスに投げ付けた
「ブルルッ!?」
縦横無尽に走り回るマサノコに足を取られ、動きを止めるシカインベス
「優樹ちゃん、ありがとう! そーれっ!」
鞘武はリホケンダマを投げ、シカインベスを拘束する
そこへウサートが走り込む
?マサキスカッシュ!?
「マサキングのズツキングー!」
ウサートの頭頂部にエネルギーが集まり、そのまま頭突きをした
「ブァァァァッ!」
シカインベスは飛ばされ爆発した
「優樹ちゃん、やるじゃん!」
「鞘師さんには負けませんよーだ!」
「勝負じゃないけど……ま、いっか」
意外と相性が良さそうな鞘武とウサート
こちらも順調に撃破している
419
:
nOTRcORru
:2015/01/23(金) 19:58:26
>>417-418
第10話 その9です。
遅っ。
420
:
名無し募集中。。。
:2015/01/23(金) 20:38:16
もう文章も投げやりだな
421
:
名無し募集中。。。
:2015/01/23(金) 21:33:24
モチベーション保の大変かな?楽しみにしてるんだから頑張って!
422
:
nOTRcORru
:2015/01/24(土) 11:30:25
?イチ!! ジュウ!! ヒャク!! セン!! マン!! ハルカチャージ!!?
「うらぁっ!」
「「キキーッ!!」」
無双セイバー ナギナタモードで、初級インベスを一度に2体も倒した鎧工
こちらも順調の様だ
そこへライオンインベスが長い爪を構えて向かって来る
「ガァァァッ!」
「よっしゃ! アレを試してみるか!」
鎧工は無双セイバーから童道丸を取り外す
そして、童道丸を地面に置いて乗ってしまった
?ハルカスカッシュ!?
童道丸の刃からオレンジ色のエネルギーがシャワーの様に溢れ出す
その勢いで鎧工ごと童道丸が浮き上がった
鎧工は片脚で地面を蹴り、ライオンインベスへ向かって行った
「くらえぇぇぇぇっ!」
「ガァァァッ!」
童道丸の刀身がライオンインベスを貫き、そのまま爆発した
「これもハルの個性反映、キックボードキックだっ!」
果たして覚えている読者は居るのだろうか
工藤がブログにアップしたキックボードと一緒に写った写真を
「さ、あとちょっと……ウソでしょっ!?」
423
:
nOTRcORru
:2015/01/24(土) 11:33:19
>>422
第10話 その10です。
勢いで書いたつもりが雑でしたか。
読者が居るのに無礼でした。
申し訳ありません。
424
:
nOTRcORru
:2015/01/24(土) 17:19:09
鎧工が見渡した先には、大勢のインベスが居た
その数は上級インベスを含め数十体
「減るどころか増えてんじゃんよ!」
「みんな一箇所に集まって! 近づいたインベスから順番に倒すけん!」
生玄の指示で背中合わせに円陣を組むメンバー
「ロックシードのエネルギーは切れんみたいやけど、衣梨達の体力には限界がある。やけん、あんま動かんとエネルギーを飛ばして倒すったい」
「えりぽん、やっぱライダーバトルだと頼もしいんだね」
「里保、その一言いらん」
生玄の指示通りに戦う鞘武・ウサート・鎧工
最初こそは順調だったが、数が減らないインベスの大群に精神的に追い詰められていた
「生田さん……もうみんな限界っすよ……」
「わかっとう! でも、やるしかないやろ!」
「まだまだ出て来る……ウチも正直、無理かも」
「まさも……帰りたーい……」
数十体のインベスに追い詰められる4人
「えりぽん。ロックシードを渡そうか」
鞘武の手が戦獄ドライバーに取り付けられたリホロックシードに延びる
「駄目やって! あいつらが強くなるだけやけん!」
「でも、狙いがこのロックシードなら……」
インベスの狙いはロックシード
だが、ロックシードを取り込むと巨大化してしまう
巨大化したインベスが無防備の人間をを襲わないとは限らない
(八方ふさがりっちゃん……絶体絶命かいな……)
生田までも諦めかけた、その時
425
:
nOTRcORru
:2015/01/24(土) 17:21:24
>>424
第10話 その11です。
残り4。
なんとか終わらせたいです。
426
:
nOTRcORru
:2015/01/27(火) 20:28:54
「みんな、行くよ!」
「「「はい!!!」」」
インベスの背後に、4人の人影があった
「あれは、道重さん!?」
「フクちゃん!?」
「はるなん!」
「ODAもいるー!」
4人がロックシードを構える
それらは、今までの'14ロックシードとは違うデザインになっている
?サユミリーダー!!?
?ミズキサブリーダー!!?
?ハルナサブリーダー!!?
?サクラルーキー!!?
それぞれの頭上に現れたアームズは、左右非対称でメカニカルなデザインをしている
「あれは、まさか!?」
????ロック……オン!!????
変わっているのはロックシードとアームズだけではない
ドライバーもジューサーの様なデザインに変わっていたー
4人は新しいドライバーのグリップを押し込んだ
?ソーダ!!?
アームズが降下・展開し装着された
427
:
nOTRcORru
:2015/01/27(火) 20:31:47
>>426
第10話 その112です。
予定通りにまだまだ続きます。
もう'15になってしまいました。
428
:
名無し募集中。。。
:2015/01/27(火) 21:50:19
まさかのジェネシスキター!サブリーダーなのに生田だけ…と思ったら'14ベースだからかw
429
:
nOTRcORru
:2015/01/31(土) 11:43:41
〝サユミリーダーアームズ〟
〝ミズキサブリーダーアームズ〟
〝ハルナサブリーダーアームズ ハニーパワー! ハニーパワー! ハニハニハニハニハハハハハニー!!〟
〝サクラルーキーアームズ〟
道重は斬月・真をモチーフにした重月・真に
譜久村はマリカをモチーフにしたマシュマリカに
飯窪はデュークをモチーフにしたデュークボに
小田はシグルドをモチーフにしたオダルドに変身した
「次世代ライダー!? どうなってると?」
「話は後で! インベスをなんとかするのよ!」
430
:
nOTRcORru
:2015/01/31(土) 11:46:28
>>426
第10話 その13で終わりです。
前回の
>>427
で112とありますが12の誤りです。
どれだけ焦っていたのでしょう。
あと4話(予定)頑張ります。
431
:
名無し募集中。。。
:2015/02/02(月) 07:53:49
ちゃゆううううううう
はるなんもいる。はるなんそんなキャラだっけ?
432
:
nOTRcORru
:2015/02/13(金) 00:11:21
第11話【ライダーバトルの真実】
次世代ライダーの武器は、共通してソニックアローのみ
その名の通り弓矢でもあるが、両端で斬撃も可能だ
「はあっ!」
「キキッ!」
重月・真は、ソニックアローで近くのインベスを斬りつけながら生玄達の元へ向かって行く
「道重さん、ウチと戦った時と違う」
向かって来る重月・真を見ながら鞘師が呟いた
「あれは斬月の強化型の道重さんバージョンやね。ドライバーだけじゃなくロックシードも違うやろ」
新しいドライバーはゲネシスドライバー
新しいロックシードはエルアルロックシードと言う
どちらも、戦獄ドライバーと'14ロックシードで変身したライダーと性能が異なる
「姿だけじゃない。動きも違う」
鞘師のダンスはメンバーでトップクラス
人の動きを見る目も肥えている
後輩達へ的確なアドバイスが出来る程だ
その目が、重月の動きと重月・真の動きの違いを感じた様だ
「まあ、次世代って言うくらいやけんね」
重月・真が生玄達の元へ着き、インベスの大群へ振り返った
433
:
nOTRcORru
:2015/02/13(金) 00:16:11
>>432
第11話 その1です。
前回の
>>430
で426とありますが429の誤りです。
二度ある事は三度ある。
気をつけます。
434
:
nOTRcORru
:2015/03/03(火) 23:22:05
重月・真が生玄達の元へ着き、インベスの大群へ振り返った
「これで、まとめて倒せる!」
〝ロック……オン!!〟
ゲネシスドライバーからサユミリーダーロックシードを取り外し、ソニックアローに取り付けた
重月・真がソニックアローを引くと、ピンクのエネルギーが集まった
「行けーっ!」
〝サユミリーダー!!〟
ピンクのエネルギーが、インベスの大群へ向かって行く
斬りつけられて動きが鈍重になっていたインベス達は、避ける事なくエネルギーに貫かれ爆散した
「凄かね……1撃で6体も」
疲労しているとはいえ、援護すら忘れていた生玄達
重月・真の強さに驚きを隠せなかった
〝ミズキサブリーダー!!〟
〝ハルナサブリーダー!!〟
〝サクラルーキー!!〟
マシュマリカ・デュークボ・オダルドも、あっという間にインベスの大群を倒してしまった
「道重さーん、こっちも終わりましたー!」
「お疲れフクちゃん。みんなもね」
辺りはようやく静けさに包まれた
435
:
nOTRcORru
:2015/03/03(火) 23:23:00
「あっ!」
生田が叫んだ
〝ロックオフ〟
「みんな変身解除してロックシードをしまって!」
生田が変身解除し、全員に呼びかけた
「生田、突然どうしたの?」
「ロックシードを出してるとインベスが集まって来るんです! 早くしまってください!」
「そういう事ね」
〝ロックオフ〟
重月・真を始め、それぞれ変身解除しロックシードをしまった
「みんな、大丈夫だった?」
生田は道重の前に立ち、素顔で顔を合わせる
「生田……」
「道重さん……」
お互いを探し合っていた両者
インベスが居なくなった今、それぞれの目的を果たそうと動き出してもおかしくはない
「「「道重さん……」」」
生田がどう動くか心配な道重側の3人
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