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仮面ライダーイクタ 外伝『仮面ライダー鎧娘。'14』

1nOTRcORru:2014/06/02(月) 18:44:19
「仮面ライダーイクタ」及び「仮面ライダーイクタ MOVIE大戦2013」に触発されて外伝を書きます。

※新狼からの移転
※以前に投下した内容は一部を修正

119nOTRcORru:2014/06/28(土) 21:34:46

「コレ、どう考えてもただのオレンジロックシードなんだよなぁ……」

オレンジロックシードに瓜二つのハルカロックシードだ

実は今回のバトル開始時、既にライダーに変身し初級インベスと戦っていた工藤
どんな個性が反映されているのか、楽しみにしていたが

「姿も武器も何もかも、鎧武のオレンジアームズと変わんないってどーゆー事だよ……」

全てが鎧武のオレンジアームズと同じだった

「タチバナさーん!」
「タチバナは組織の名前ですが、私で良いですか?」

店の奥にいた白服の男がやって来る

「ハルカアームズの個性反映ってなんですか?」
「教えられません」
「ダメっすか。じゃあ、あの2人の個性反映ってなんですか?」
「教えられません」
「やっぱりダメっすか。じゃあ、さっき2人にハルが隠れてる事を教えなかったのは?」
「メンバー自身でバトルを展開してもらう事になっています。基本こちらからは干渉出来ません」
「聞かれなきゃ言わないって事ですか。了解でーす」

工藤はロックシードをしまい店を出る





街に出た工藤は、生田と譜久村を探し始めた

120nOTRcORru:2014/06/28(土) 21:37:00

「さっきの会話とモーニングセットからして、譜久村さんはバロンのマンゴーアームズがモチーフなんだろうな。で、生田さんは龍玄がモチーフでブドウアームズの色違いってとこかな?」

小さい頃からヒーローに憧れていた工藤
『鎧武』がOAされる前から注目していただけあって、ライダーやロックシードに詳しい
メンバーが変身するライダーの予想も、なかなか良い所をついている

「さっきの2人の様子なら、きっとバトルが始まってるはず。2人の個性反映がわかれば、ハルの個性反映のヒントが得られるはず!」

前回のバトルでは、余裕を見せて敗北していた工藤
それだけに、今回は随分と慎重な様だ

「おっと。見つけましたよ、お2人さん」

建物の影に身を隠しながら様子を伺う工藤
その視線の先には、早足で追いかけっこをする生田と譜久村が居た

「なんだ、まだバトルになってないのか」

2人は許して、許さないの言い合いをずっと続けていた

「他のメンバーに会う前に、こいつについて知っておきたいんけどな」

再びロックシードを手にする工藤
個性反映を知らない間は、安心して戦えない様だ

そこへ

「ヴゥゥゥ……」

ビャッコインベスが現れた

「嘘だろ? このタイミングかよ!」

121nOTRcORru:2014/06/28(土) 21:39:32
>>119-120
第4話 その6です。

だんだん長くなっている?

122nOTRcORru:2014/06/29(日) 21:00:18

工藤は、生田達と反対の方向へ走り出した
ビャッコインベスも走り出し、工藤を追い掛けた

「生田さん達に見つからない所で戦わないと!」

自分でもわからないロックシードの性能を、今の段階でメンバーに見られたくない工藤
街から少し離れた工場の敷地に、ビャッコインベスを誘い込むことに成功した

「性能がわかんなくたって、ハルなら上級インベスにも楽勝なんだよ!」

工藤は戦獄ドライバーを装着し、ロックシードを構える

「変身!」
〝ハルカ!!〟

頭上に、オレンジアームズに瓜二つのハルカアームズが現れた

「うらぁっ!」

ロックシードを取り付け、ブレードを倒す

〝ロックオン!! ソイヤッ!〟

ハルカアームズが工藤の頭に被さり展開する

現れたライダーは

紺色のウェア
金色の装飾
オレンジ色の鎧と兜
切ったオレンジの断面がデザインの剣

見た目は、鎧武のオレンジアームズそのものだ

123nOTRcORru:2014/06/29(日) 21:01:17

〝ハルカアームズ! 我が道 オンリースタイル!!〟

「何がオンリースタイルだよ……オリジナリティの欠片もねーよ……」

自分が変身したライダーに納得がいかない工藤
だが、文句を言う暇はない

「ヴゥゥゥ!」

ビャッコインベスが工藤に襲いかかる

「あーもうっ!」

工藤は手にしている剣=童道丸(ドウドウマル)で斬りつける

「ヴァっ!」

左腕を斬られたビャッコインベス
しかし、怯まず工藤へ突っ込んで来る

「うらぁっ!」

右脚でビャッコインベスを蹴り飛ばす工藤

工藤は以前、TV番組中に2人の芸人を蹴り飛ばしている
手よりも先に脚が出てしまうらしい
蹴ると言う意味では脚に自信があった
しかも今はライダーに変身しており、そのキックは半端な威力ではない

ちなみに普段は、脚よりも口が先になる事がほとんどだ

「ヴァっ!」

蹴られたビャッコインベスは大きく飛ばされ、積み上げられたドラム缶に飛び込んだ

「せめて決め台詞くらい言わせろ!」

工藤は童道丸を構えた

「こっからは、ハルのステージだっ!」

124nOTRcORru:2014/06/29(日) 21:02:42
>>122-123
第4話 その7です。

ようやく変身しました。
『鎧武』が終わる前に完結したいです。

125名無し募集中。。。:2014/06/29(日) 23:45:54
くどぅーは確かに見た目も名前からも能力の反映分からないな

126nOTRcORru:2014/06/30(月) 23:21:35
マシュバロン ミズキアームズ
http://illustmorning.com/uploader/src/upload2215.jpg

127nOTRcORru:2014/06/30(月) 23:22:48
>>126
イメージ画像です。

ストーリーは明日以降に。

128名無し募集中。。。:2014/07/01(火) 01:04:16
画像出みると色がちょっと残念…果物にショッキングピンクは合わないのねw

129nOTRcORru:2014/07/04(金) 18:33:17

ビャッコインベスは立ち上がり、工藤に向かって行く

「来い!」

童道丸を振るまくる工藤
が、ビャッコインベスには全く当たらない
次第に大振りになっていく

「くそ……このっ!」

両手で童道丸を持ち、思い切り横に振る
半ばやけっぱちの今の工藤には、刃の向きも関係ない
とにかく攻撃を当てたかった

「おりゃっ!」
「ヴァっ!」

斬る事には失敗したが命中し、刀身で叩く結果となった
そして、童道丸からはオレンジ色をした果汁の様な物が飛び散った

「よしっ!」

よろめいたビャッコインベス
その隙に思い切り蹴り飛ばす工藤

「うらぁっ!」
「ヴァァァァっ!」

再び積み上げられたドラム缶まで飛ばされるビャッコインベス

「やっぱハルは斬るより蹴る方が良いや!」

工藤が好きな漫画・アニメのキャラクターに、蹴りを得意とする者がいる
全く同じ様に動ける訳ではないが、なんとなく真似するくらいは3時のおやつ前
いや、朝飯前だ

ちなみに、このバトルは朝飯後だ

130nOTRcORru:2014/07/04(金) 18:34:19

「ヴゥゥ……」

立ち上がったビャッコインベスは、背中を向けて逃げ出した

「おい! 待てって!」

工藤は、左腰の無双セイバーを抜いた

「くらえ!」

無双セイバーの鍔から弾丸が発射される

実は、無双セイバーの鍔は銃になっている
鞘武と謎のライダーも、銃撃ではこれを使用していた

「ヴァっ!?」

命中こそしなかったものの、ビャッコインベスの足止めには成功した様だ

「蹴る方が好きだけど、トドメをさすならコレでしょ!」

無双セイバーと童道丸の持ち手の底を合わせて合体させる

これは、モチーフとなった鎧武 オレンジアームズと同じ機能でナギナタモードと呼ばれる
斬撃・銃撃・二刀流、更に合体武器などの多彩な攻撃方法が鎧武 オレンジアームズの特徴だ

「輪切りにしてやるからなっ!」

ドライバーからハルカロックシードを外し、無双セイバーに取り付けた

〝ロックオン!!〟

無双セイバーにロックシードを取り付ける事で、そのエネルギーを開放し強力な攻撃が出来る様になる
これも鎧武 オレンジアームズと同じ機能だ
更に、合体している童道丸からもエネルギーが開放される

131nOTRcORru:2014/07/04(金) 18:35:00

〝イチ!! ジュウ!! ヒャク!! セン!! マン!! ハルカチャージ!!〟

工藤は、ナギナタモードを振り抜く
すると、無双セイバーの刃からオレンジのエネルギーが横殴りの豪雨の様に放たれた

「ヴゥゥっ!」

ビャッコインベスは、大量のエネルギーの雨を浴び身動きが取れなくなった
そこへ、工藤が走り込む

「セイハーッ!」

童道丸の刃でビャッコインベスの胴を斬りつけた

「ヴァァァァっ!」

ビャッコインベスは爆発し消滅した

「よっしゃー! ハル、最強じゃん!」

最初は文句を言いながらも、見事に上級インベスを撃破した工藤=鎧工(がいく) ハルカアームズ

見た目と違い、やはり中身は工藤遥
蹴りを多用した攻めは、鎧武とは違う個性的な戦い方だ
ハルカアームズの個性反映を知らずにここまで戦えたのは、彼女のセンスと言って良いかもしれない

変身を解除する工藤

「あーっ! 暑っ! 汗びっしょり……コンサート終わりくらいビショビショじゃん!」

工藤の髪は風呂上がりの様に湿っていた
ライダーバトルはそれだけ激しい運動なのだろう

工藤が特別汗かきと言う事もあるが

132nOTRcORru:2014/07/04(金) 18:35:36

「どっかでシャワーとか浴びられないのか? ドルーパーズのタチバナさんに訊いてみるか」

濡れた髪を掻き乱し汗を飛ばす工藤
とりあえず、ドルーパーズへ向かった

この戦いを経て、ハルカアームズの個性反映が何であるかを理解した

しかし
それを理解したのは工藤自身ではなかった

「……あーね。あれがくどぅーの個性反映ったいね」




バトル終了まで、残り12時間14分




第4話【登場!4人目はくどうライダー!】

133nOTRcORru:2014/07/04(金) 18:39:30
>>129-132
第4話 その8です。

あのピンクは、やはり桃が丁度良いですね。
色換え作業は楽しかったです。

134nOTRcORru:2014/07/05(土) 15:16:45
生玄 ミズキアームズ
マシュバロン エリナアームズ
http://illustmorning.com/uploader/src/upload2217.jpg

135nOTRcORru:2014/07/05(土) 15:18:32
>>134
第3話に登場したアームズチェンジのイメージ画像です。

どうなんでしょう?

136名無し募集中。。。:2014/07/08(火) 23:15:48
生玄想像してた以上に…キモイなと思ったら紫がピンクっぽいせいかw

てかついにストックが尽きたのか?

137nOTRcORru:2014/07/09(水) 23:52:13




【第5話 予告】

「まさかライダーバトルに参加しとるなんて……」
「ちょっと見て来る!」
〝シュシュッとキレる!!!!〟
「何その色!? 気持ち悪っ!」
「邪魔しないでよ!」

第5話【快活!友情の○○○○○!】

138nOTRcORru:2014/07/09(水) 23:59:48
>>137

予告でした。

現状、ストックはほとんどありません。
書きながら展開を変えたくなり書き直してしまい、更に時間を費やしています。
まだ全体の半分にも満たないので、放送終了前の完結を一応は目指して生田ー。

139名無し募集中。。。:2014/07/10(木) 00:16:44
がんばれいな〜

しゅしゅっと?キレ?次はついに初参戦のあの人か?確かにあの色のフルーツは食欲無くすw

140nOTRcORru:2014/07/10(木) 23:34:28
第5話【快活!友情の○○○○○!】




「えりぽんのバカ!」

譜久村聖は怒っていた

「謝って来たと思ったら急にいなくなるんだもん!」

生田に自分のライダーの名前を笑われた
それに対し、生田は真剣に謝る気がないのかヘラヘラしながらついて来ていた

はずだった

「勝手に笑って、勝手について来て、勝手にいなくなるって、なんなのもう!」

そう
生田はいつの間にか姿を消していた

「聖1人でバカみたいじゃん!」

譜久村が、良い加減に許そうかと思い振り返ると
そこには誰も居なかったのだ

「次に会ったら絶対に聖が倒すんだから!」

激おこぽんぽん丸

いや
激おこぷんぷん丸だ

「……あれ?」

上がったボルテージが急に下がった
譜久村の視線の先には、2人の姿があった

「1人はともかく、今回はあの子も参加してるんだ……」

141nOTRcORru:2014/07/10(木) 23:38:03
>>140
第5話 その1です。

1レスですみません。
今回は色々と大変なので、少しずつの投下でもご勘弁くださいませ。

142nOTRcORru:2014/07/11(金) 22:42:18





「生田さーん!」
「え!?」

突然の声に驚き振り返る生田

「亜佑美ちゃん!?」

走って来たのは石田亜佑美だった

「やっとメンバーに会えましたよ! この島、広くて広くて……」
「まさかライダーバトルに参加しとるなんて……」

10期メンバーの石田亜佑美
彼女は、今回のライダーバトルが初参加となる

「亜佑美ちゃんの参加が一番可能性が低いと思っとったのに……」

彼女のイメージカラーはロイヤルブルー
要は青色だ

青色の実を想像するのは難しい
生田の言う通り、可能性は低いと考えられただろう

しかし、実際に参加しているのだ
果たして、石田はどんなライダーに変身するのだろうか

143nOTRcORrunOTRcORru:2014/07/11(金) 22:43:06
>>142
第5話 その2です。

短いですが。

144名無し募集中。。。:2014/07/12(土) 00:08:05
短!?wでも予想通りだーいしだったか…なるほどあのフルーツなら『ブルー』でもありか

145nOTRcORru:2014/07/12(土) 23:04:13

「どうすると? バトルする?」
「したいのは山々なんですけど、お腹が空いちゃって……」

現在、時刻は午前8時過ぎ
朝食には少しばかり遅いかもしれない

「どうしたら良いんですかね?」
「あーね。初参加のメンバーにも知らされてないっちゃね」

初参加の石田も、食事についての説明はなかった様だ
この辺は公平らしい

「もしかして、生田さんってライダーバトル経験者?」
「そうだよ。亜佑美ちゃんは今回の参加メンバーが誰か知らんと?」
「はい」

ここも公平らしい

「でも、昨日の夕方に〝トライアルタイム〟がありましたよ。初参加のメンバーだけらしいですけど」

トライアルタイムとは
実際に仮面ライダーに変身し、その性能を試す時間の事である
ライダーバトル経験者との差を埋める為に設けられた時間だ

その様子は第2話をご覧くださいませ

146nOTRcORru:2014/07/12(土) 23:06:09
>>145
第5話 その3です。

また短いですが。
予想は当たるでしょうか。
正解は、次回以降で!

147nOTRcORru:2014/07/13(日) 17:09:26

「あーね。まあ、それ位は許容範囲やろ。じゃあ、変身も慣れとるんやね」
「まあ、そう……うーん、慣れてるって程でもないんですけど」

1、2回の変身で慣れていると言われても困る石田であった

「それよりも、生田さんは朝食どうしたんですか?」
「ドルーパーズで食べて来たよ」
「ドルーパーズ?」
「モーニングセットが食べられるっちゃけど、なんなら連れて行こっか?」
「本当ですか!? ありがとうございます!」
「まあね! 衣梨、優しいっちゃろ?」
「ツッ! それ、自分で言っちゃいます?」

バトルになれば敵同士だが、普段は共に進化していく仲間だ
仲間からの親切は素直に受けりゃ良い

「じゃあ生田さん、案内よろしくお願いしまーす」
「まかせて!」

肩を組んで歩み出す2人
その後ろから

「……えりぽん」

声が聴こえた

ピタッと、生田の動きが止まる
一方の石田は進むつもりだったので、止まった生田に引っ張られる様にバランスを崩した

「ちょっ!? 急に止まったら危ないじゃないですか!」

〝おこ〟な表情で生田を睨む石田
その生田の肩越しに、ある人物の姿を見つけた

148nOTRcORru:2014/07/13(日) 17:10:44
>>147
第5話 その4です。

ストックは、まだあります。

149nOTRcORru:2014/07/14(月) 12:56:31

「譜久村さん!」

生田に続き、譜久村にも会えた石田は嬉しそうだ

「み、聖……」

しかし、生田の表情は引きつり譜久村の表情は〝おこ〟を越えていた

「え……2人共、どうしたんですか?」

ただならぬ雰囲気を察した石田

「亜佑美ちゃん。この道を真っ直ぐ進むとドルーパーズに着くけん、1人で行ってくれん?」
「え?」
「衣梨はもう食べたし。聖と話がしたいけんさ」
「……わかりました」

石田は時々振り返りながらドルーパーズへ向かった

「……えりぽん」
「聖、さっきはゴメンったい」

しっかり頭を下げて謝る生田

「聖が何に怒ってるかわかってるの?」
「ライダーの名前に笑った事やろ?」
「それだけじゃないよ! 謝って来たから許してあげようかなって思ったのに!」
「……うん?」

顔を上げて譜久村の様子を見る
譜久村の顔はやや赤く、目も少し潤んでいる様だ

「振り返ったらえりぽん居ないんだもん! 聖、すっごい恥ずかしかったんだから!」
「えー……それ、別に誰にも見られとらんと思うっちゃけど」
「そういう問題じゃない! 少しは反省して!」

譜久村はロックシードを取り出した

150nOTRcORru:2014/07/14(月) 12:58:48
>>149
第5話 その5です。

登場人物が増えると、大変になりますね。
『イクタ』の作者さん、改めて尊敬します。

151nOTRcORru:2014/07/16(水) 17:45:14

「えりぽんは、絶対に聖が倒す! 変身!」
〝ミズキアームズ クイーン オブ ドラム!!〟

マシュバロンはミズキスティックスを構え、臨戦態勢だ

生田も自分のロックシードを取り出す

「早めに決着をつける方が良いかもしれんね。誰かに倒される前に!」

最初のライダーバトルでは、イクタとG3-Mが相打ちとなりディエッグが残った
次のライダーバトルでは、ディエッグが水武に敗れイクタが残った

確実に戦うなら早い方が良い

「変身!」
〝エリナアームズ 魔・砲・チャーシューメン!!〟

生玄はエリア魔砲を構え、戦闘態勢だ

対峙する生玄とマシュバロン

「「いくよ!!」」





「すみませーん」

ドルーパーズに小柄な少女=石田亜佑美が入って来た

「えっ! あゆみん!?」
「くどぅー!」

カウンター席には工藤がいた

152nOTRcORru:2014/07/16(水) 17:45:54

「くどぅーも参加してるんだ」
「ハルは2回目。あゆみんは初でしょ」
「最初にバトルの話を聴いた時はビックリしちゃった。変身してメンバーと戦うなんて」

アイドルが仮面ライダーに変身する事はほとんどない
ハロー!プロジェクトの先輩である真野恵里菜が、仮面ライダーフォーゼの映画に出演した位だろう

しかも、今回は撮影ではなく実戦だ
ともなれば驚きは計り知れない

「今までメンバーがこんな事してるなんて全然知らなかったしさぁ」

タチバナのバトルは、ライダーシステムのテストが目的
あくまで秘密なのだ

「あゆみんは、もう誰かとバトルした?」
「ううん、まだ。あ、変な生き物は倒したけど」
「ああ、透明生命体ね」

タチバナがライダーシステムを開発する理由がここにある
人間には見る事が出来ない、透明生命体を倒す為である

「まだ2体……あれ、2匹?」
「いや、それどっちでもいいわ」
「とりあえず、2匹は倒したよ。あ、さっき生田さんと譜久村さんには会ったし」
「え! どこで!?」
「この店の前の道を向こうに行った所。なんか雰囲気ヤバかったけど」
「ちょっと見て来る!」

店を飛び出す工藤

「ちょっと!」

店内には石田、とタチバナの者しかいない

「ウチ1人? まあいっか。すみませーん、モーニングくださーい」

153nOTRcORru:2014/07/16(水) 17:47:33
>>151-152
第5話 その6です。

昨日の未更新分譜久村、もとい含む。

154nOTRcORru:2014/07/17(木) 23:44:02





「今度こそバトルになってるハズだ! ハルカアームズの個性のヒントを見つけるチャンスだ!」

工藤自身、アームズの個性反映をまだ理解していない
他のアームズを参考に特定するつもりなのだ

「あゆみんのロックシードも確認したかったけど、まあいいや。多分スイカだろ」

スイカが大好き、と公言している石田
それがロックシードに採用されていると考えるのは当然かもしれない

「見つけた! やっぱりバトルに……って、あれ?」

工藤の前には、信じ難い光景が広がっていた

「生田さんが、押されてる?」

ライダーバトルでは数々の勝利を収めてきた生田
苦戦していても最後には逆転する事がほとんどだった

その生田が変身する生玄が今、膝をついているのだ

「どうしたの? えりぽん、本気出してよ!」
「……聖、思ったより強いんやね」

生玄の相手は譜久村が変身したマシュバロン
ミズキスティックスを構え、生玄へと歩を進める

「衣梨、かなり本気でやっとるけんね」
「嘘! えりぽんがこんなに弱い訳ないじゃん!」

生玄の仮面の下で、生田は余裕の表情をしていた

155nOTRcORru:2014/07/17(木) 23:46:38
>>154
第5話 その7です。

'14が終わる前に完結させたいです。

156nOTRcORru:2014/07/18(金) 23:04:14

「その通り! 衣梨は負けないっちゃ!」

生玄はエリナ魔砲をゴルフクラブに変形させる

「ゴルフクラブ!?」
「この1打で逆転するったい!」

ドライバーのカッティングブレードを倒し、技を発動させる

〝ハイーッ! エリナスカッシュ!〟

エリナ魔砲の元に、黄緑色のエネルギーが集まる

「行っけぇーっ!」

生玄は、エネルギーを全力で打ち出した
黄緑色のエネルギーがマシュバロンに迫る

「こっちだって!」
〝カモンッ! ミズキスパーキング!!!〟

ミズキスティックスの先端にホットピンクのエネルギーが集まる

「せーのっ!」

2本のバチを大きく振り下ろし、黄緑色のエネルギーに叩きつける

「どんっ!」

黄緑色とホットピンクのエネルギーがぶつかり合い消滅した

「相殺されたっちゃん……」
「えりぽんの個性反映はゴルフだったんだね」
「聖が、ここまで強いなんて……」

157nOTRcORru:2014/07/18(金) 23:04:58

渾身の一撃が決まらず、膝をつく生玄
余裕だった生田にも焦りが出始める

「えりぽん、もうおしまい?」
「そんな訳なか。衣梨にはまだまだ秘策があるけん」

言葉では強がっているが、仮面の下の表情は暗い

「えりぽんが来ないのなら、聖の番で良いよね?」
「ちょっと待ったーっ!」
「「え??」」

妙に台詞っぽい大声が聴こえた
声だけにも関わらず、若干スベっている感がある

「「亜佑美ちゃん!?」」

2人の視線の先には、腕を組みドヤ顔を決めている石田亜佑美が立っていた

「亜佑美ちゃん、なんでここに来たと?」
「2人の様子が気になったので探しに来ました!」

石田は2人の所へ歩いて行く

「待って! これは聖とえりぽんと2人のバトルなの! 亜佑美ちゃんには関係ない!」
「そうかもしれませんけど……」

石田は生田の側で立ち止まる

「お店を教えてくれた生田さんには、ちゃんとお礼をしなきゃいけないので。それに、相方なんでね!」
「亜佑美ちゃん……」

コンサートのMCなどで、よくスベる生田と石田
メンバーやファンからは〝スベリーズ〟と呼ばれている

「生田さん。あの店のモーニング、このフルーツがいっぱい入ってて美味しかったですよ!」

石田はロックシードを取り出した

158nOTRcORru:2014/07/18(金) 23:06:30
>>156-157
第5話 その8です。

今日は2スレ分です。

159名無し募集中。。。:2014/07/18(金) 23:48:52
もう食べて帰ってきたのか!?w
果たして予想は当たってるのか?

160名無し募集中。。。:2014/07/19(土) 09:15:39
あゆみずっき…

161nOTRcORru:2014/07/19(土) 15:49:28

「え……嘘やろ?」

ロックシードを見て驚く生田

「変身!」
〝アユミ!!〟

ロイヤルブルーの色をしたアームズが現れた

「何その色!? 気持ち悪っ!」
「仕方じゃないですか! これがウチのイメージカラーなんですもん!」

石田はロックシードをドライバーにセットし、カッティングブレードを倒した

〝ロックオン!! ソイヤッ!〟

アームズが石田の頭に被さり展開した

〝アユミアームズ シュシュッとキレる!!〟

現れたのは鎧武 イチゴアームズにそっくりなライダーだった

ただし、イチゴアームズはロイヤルブルーになっている
また、本体の金色の装飾は銅色である

「亜佑美ちゃんが鎧武モチーフでイチゴアームズとは予想しとらんかった……スイカは考えたっちゃけど」
「え、スイカのロックシードなんてあるんですか?」

石田は仮面ライダーに詳しい訳ではない
スイカがあるかどうかすら知らなかった位だ

「逆になんでイチゴなん?」
「昨日のタチバナの方は、青いストロベリーだからブルーベリーだって……」
「思いっきり形がイチゴやし! しかも〝ベリー〟しか合っとらんし!」
「私に言われても困るんですけど!」

162nOTRcORru:2014/07/19(土) 15:51:29
>>161
第5話 その9です。

今日は1レス分で、昨日は2〝レス〟分です。
予想は当たっていたでしょうか。
先読みされてる方もいる気がしますが。

163nOTRcORru:2014/07/20(日) 23:10:32

石田はアユミクナイを手にした

「亜佑美ちゃん! 邪魔しないでよ!」
「邪魔するつもりはないんですけど……今だけ負けそうな生田さんが守れたら良いんで!」
「いやいや、衣梨は負けとらんけんね!」
「いやいや、その格好で言っても説得力ありませんよ」

生玄は膝をついたままだ

「譜久村さん、行きますよ! シュシュっと!」

石田はアユミクナイをマシュバロンに投げつけた、が
全てのクナイはマシュバロンから外れ、虚しく地面に落ちた

「……どこに向かって投げてると?」
「……まだ慣れてないんです! 何度かやれば当たる様になります!」

キレる。石田

「譜久村さん、今度こそ行きますよ!」

マシュバロンに向かって走る石田
クナイを投げる事を諦め、手持ち武器として使う事にした様だ

「やあっ!」

石田は気合を入れてアユミクナイを突き出した

しかし、マシュバロンのボディに傷は付けられなかった
ミズキスティックスを交差してアユミクナイを防いだのだ

「……やりますね、譜久村さん」
「亜佑美ちゃんこそ……今のスピードはビックリしたよ!」

石田を押し返し距離をおくマシュバロン

「初参加だからって舐めてもらっちゃ困りますよ!」

164nOTRcORru:2014/07/20(日) 23:13:25
>>163
第5話 その10です。

話数が進む度に、1話が長くなっている様な気がします。
質は兎も角として。

165nOTRcORru:2014/07/21(月) 23:21:05

再びマシュバロンに向かう石田

「速い!」

普段のキレのあるダンスの様に、激しく機敏な動きでマシュバロンを責める石田
マシュバロンは防御で精一杯だ

「まだまだ行きますよ!」

マシュバロンの横に素早く回り込み、ガラ空きの横腹を攻めた

「くっ!」

とっさにミズキスティックで防御するマシュバロン
だが、マンゴーの形をした先端が壊れてしまう

「そんな……」
「フッフッフッ。これが私の個性反映、抜群の〝キレ〟味です!」
「キレのある動きに切れ味の良い武器か……今のえりぽんより亜佑美ちゃんの方が強いかもしれないね」
「ハァッ!? ちょっと聖、言い過ぎやろ!」
「ウチの相方をバカにしないでくださいよ!」

石田はアユミクナイを投げつける、が
なぜか生玄の方に飛んで行った

「危なっ! 亜佑美ちゃん! なんしよーと!?」
「ゴ、ゴメンなさい……手元が」

スベった様だ

166nOTRcORru:2014/07/21(月) 23:25:30
>>165
第5話 その11です。

What do you want?
時間が欲しいです。
Is it necessary?

167名無し募集中。。。:2014/07/22(火) 00:16:23
スベった様だ フイたw

〝ロックオン!! ソイヤッ!〟が
〝ロックオン!! ドヤッ!〟に最初見えてしまった

ちなみに予想は当たってましたよーでも次はもう当たらないかも?

168名無し募集中。。。:2014/07/22(火) 18:20:05
お〜だーいしいいキャラだね(笑)

フクちゃんとは同い年だし、あゆみずきだよね。

169nOTRcORru:2014/07/23(水) 00:41:10

「生田さん! ここは私達で譜久村さんを押しのけましょう!」
「あ、倒しはしんのやね」
「そこまですると、後が恐そうなんで……」
「……あーね」
「えりぽん! 納得しないでよ!」

生玄は立ち上がった

「亜佑美ちゃん、左腰の剣を抜いて」
「これですか?」

石田は無双セイバー抜いた

「ロックシードを取り付けると必殺技が出せるっちゃん」
「え、そうなんですか? そっか、生田さんは仮面ライダー好きだから詳しいんですね」

ドライバーからアユミロックシードを取り外し、無双セイバーに取り付ける

〝ロックオン!! イチ!! ジュウ!! ヒャク!!〟

無双セイバーにロイヤルブルーの光が集まる

〝アユミチャージ!!〟
「やあっ!」

石田が無双セイバーを振ると、無双セイバーからロイヤルブルーの光が放たれた
その光は、アユミクナイを模した無数のエネルギーの雨となりマシュバロンに向かって行く

「えっ!?」

思わぬ攻撃に反応が遅れたマシュバロン
それでもミズキスティックスで直撃を防いだ

「危なかった……こっちだって!」
〝カモンッ! ミズキオーレ!!〟

170nOTRcORru:2014/07/23(水) 00:48:49
>>169
第5話 その12です。

〝ドヤッ!〟は良いですね。今後の展開が無ければ今からでも採用したいほど良いです。
それぞれ組み合わせで話し方が変わるので、その点で本人らしさが出ればあ成功ですが。どうなんだろうね。

みなさんの書き込みからヒントが得られる時もあるので、これからも大切に読みたいと思います。

171nOTRcORru:2014/07/23(水) 23:36:37

ミズキスティックスにホットピンクの光が集まる
石田に向かって攻撃しようとした、その時

〝ハイーッ! エリナスカッシュ!〟
「ええっ!?」

石田ばかり気にしていたマシュバロン
突然の音声に驚いてしまった

音声が聴こえた方を向くと、生玄がドライバーショットの様にエリナ魔砲を振り下ろす姿があった

「チャーシューメンっ!」

エリナ魔砲から放たれた黄緑色の光がマシュバロンを襲う

「うわっ!!」

ミズキスティックスで防ぐも、弾き飛ばされるマシュバロン

「よっしゃ当たった!」
「気を反らせた隙に攻撃って、生田さんズルくないですか?」
「いいのいいの。まだ変身解除しとらんけん、倒しはしてないっちゃんね」
「そーゆー問題?」

マシュバロンはゆっくりと立ち上がる

「今のは効いたよ、えりぽん」

珍しくドスの効いた譜久村の声が聴こえた

「まずいですよ生田さん! 譜久村さんがキレちゃいましたよ!」
「……えーと、聖? 今さ、2対1やけんさ、ここは引かん?」
「ヤダッ!」

譜久村の負けず嫌いが出てしまった様だ

戦闘意欲、俄然強めの譜久村と
若干ビビり気味のスベリーズの2人

対峙する両者

その間に突然、2人に人物が割り込んで来た

172nOTRcORru:2014/07/23(水) 23:39:52
>>171
第5話 その13です。

登場人物が多いと書きにくくなりますね。
イクタのベリキュー大戦は見事だったのに、自分ときたら。
負けていても頑張ります。

173名無し募集中。。。:2014/07/24(木) 07:39:53
俄然強め(笑)
亀井ちゃん?

174nOTRcORru:2014/07/24(木) 23:44:27

「はるなん!? 小田ちゃん!?」

飯窪春菜と小田さくらだ

「はるなんはわかっとったけど……さくらちゃんも参加してたと?」
「え、はるなんって初参加じゃないんですか?」
「えりぽんは聖が倒すから邪魔しないでって、聖が言った事を忘れたの!?」

三者三様のリアクションである

小田がライダーバトルに参加しているこが予想外だった生田
同期の飯窪がライダーバトルに初参加ではなかった事に驚く石田
釘をさしておいた2人が乱入した事に驚く譜久村

譜久村が激おこぽんぽん丸の最中に出会ったのは、この2人だったのだ

「ちゃんと覚えていますよ。でも、こんな状況なら良いですよね?」
「私達もバトルに参加します!」

2人はそれぞれ戦獄ドライバーとロックシードを取り出した

〝ハルナ!!〟
〝サクラ!!〟

2人の頭上に、ハニー色のドングリとラベンダー色のマツボックリの形をしたアームズが現れる

「もう何色の実が出て来ても驚かんったい……」

石田の青いイチゴに敵う実はないだろう

〝カモンッ!〟
〝ソイヤッ!〟

それぞれのアームズが飯窪と小田に被さる

175nOTRcORru:2014/07/24(木) 23:45:20

〝ハルナアームズ ベリー ハイ トーン!!〟
〝サクラアームズ 歌姫 シングアソング!!〟

アームズの色がそれぞれのイメージカラーに変わっている事を除けば
飯窪はグリドン ドングリアームズの
小田は黒影 マツボックリアームズの姿そのままだ

今この場に、5人のライダーが集まった

「譜久村さんが強過ぎな気がする……って言うか、あゆみんだけじゃなく小田ちゃんまでライダーになったのかよ……」

その様子を物陰からずっと見ていた工藤
石田・飯窪・小田と、次々と現れるライダー達に驚いている様だ

「鎧武モチーフはハルだけじゃなかったし、あゆみんは個性反映しまくりだし……どうなってんだよ!」

同じ鎧武モチーフでも、個性反映がはっきりしていないハルカアームズ
譜久村・生田・石田と3人のアームズを見ても、未だヒントは得られていない

「ますますハルの個性反映がわかんねぇ……もしかして、タチバナのひいきとかじゃね?」

やさぐれ中学生、工藤遥であった




バトル終了まで、残り11時間41分




第5話【快活!友情のスベリーズ!】

176nOTRcORru:2014/07/24(木) 23:48:29
>>174-175
第5話 その14で完結です。

彼女が敬愛する先輩のフレーズを拝借しました。
亀井さんはとても出せません。

177名無し募集中。。。:2014/07/24(木) 23:59:58
ドングリとマツボックリ…orzこの二人は結構期待してたんだどなぁw
でも奇しくも原作のチーム鎧武とバロン連合になった訳だ・・・ん?

178nOTRcORru:2014/07/26(土) 00:04:29
■マシュバロン
譜久村聖が変身する仮面ライダー。形状はバロンと同じで、赤色がホットピンクになっている。ドライバーの音声は洋風。(カモンッ!)
□ミズキアームズ (クイーン オブ ドラム!!) (Queen of Drum!!)
ミズキロックシードで変身する。形状はマンゴーアームズと同じで、赤色がホットピンクになっている。
□ミズキスティックス
ミズキアームズ専用のメイス。マンゴーパニッシャーと違い柄が短く2本1組で、譜久村は太鼓のバチの様に扱う。

■生玄(いくげん)
生田衣梨奈が変身する仮面ライダー。形状は龍玄と同じで、緑色が紫色になっている。ドライバーの音声は中華風。(ハイーッ!)
□エリナアームズ (魔・砲・チャーシューメン!!)
エリナロックシードで変身する。形状はブドウアームズと同じで、紫色が黄緑色になっている。
□エリナ魔砲
エリナアームズ専用の多銃身ハンドガン。ブドウ龍砲と違いグリップが伸びて、生田はゴルフクラブの様に扱う。

■鞘武(さやむ)
鞘師里保が変身する仮面ライダー。形状は鎧武と同じで、金色が青になっている。ドライバーの音声は和風。(ソイヤッ!)
□リホアームズ (玉砕 ブロークン!!)
リホロックシードで変身する。形状はパインアームズと同じで、金色が赤になっている。
□リホケンダマ
リホアームズ専用のフレイル。形状はパインアイアンと同じで、鞘師はけん玉の様に扱う。

179nOTRcORru:2014/07/26(土) 00:06:33
>>178
9期3人のライダーの設定です。

ドングリとマツボックリについては第6話をお待ちくださいませ。
……ん?

180nOTRcORru:2014/07/26(土) 23:26:45
【イメージ画像】石武 アユミアームズ
http://illustmorning.com/uploader/src/upload2233.jpg

181nOTRcORru:2014/07/26(土) 23:28:26
>>180
元イチゴです。

182名無し募集中。。。:2014/07/27(日) 00:18:40
見れない・・・

183nOTRcORru:2014/07/29(火) 20:31:07

【第6話 予告】

良い加減にしろよ!
やっぱり、弱かったね……
ヤッホーターイ!
〝ミス デンジャラス!!〟
えぇーっ!?

第6話【ど○○ライダー、参戦!】

184nOTRcORru:2014/07/29(火) 20:33:07
>>183
予告でした。

画像は誤りがあったので、修正後に再アップします。
週末の多忙で更新・連絡が滞り申し訳ありません。
今日から再度頑張ります。

185名無し募集中。。。:2014/07/30(水) 20:26:17
ぼちぼち頑張って下さい
気長に待ってます

186nOTRcORru:2014/07/30(水) 22:47:00
第6話【ど○○ライダー、参戦!】




「私は、仮面ライダー小田影(おだかげ) サクラアームズ。飯窪さんは、仮面ライダークボドン ハルナアームズです!」
「小田ちゃん! 自己紹介は自分でさせてよ!」
「小田影とクボドンの力、見せてあげますよ!」
「聴いてないし!」

小田影は長槍型の武器=影桜(かげおう)を構えた
クボドンも槌型の武器=ハルナハンマーを構えた

「はるなんも小田ちゃんも、聖側につくったいね」
「そうなると3対2になりますね」

生玄も石田も応戦する気満々だ

マシュバロンは立ち上がり、クボドンと小田影に近寄る

「はるなん、小田ちゃん。えりぽんは聖が倒すって言ったじゃん!」
「生田さんは倒しませんよ。ここで倒すのは生田さんじゃなくて……ハァッ!」

クボドンはマシュバロンに襲いかかった

「痛っ!」
「「ええっ!?」」

突然の出来事に目を疑う生玄と石田

「えいっ!」

小田影もマシュバロンに追撃をする

「小田ちゃんまで!」

クボドンと小田影から離れるマシュバロン

「……2人共、どういうつもり!?」

187nOTRcORru:2014/07/30(水) 22:49:10
>>186
第6話 その1です。

『鎧武』本編での怒涛の展開に置いていかれる、
鎧娘。'14を今しばらくよろしくお願いいたします。

188名無し募集中。。。:2014/07/30(水) 22:54:28
・・・ん?
やっぱりー!原作通り裏切ったかw

189nOTRcORru:2014/07/31(木) 23:21:00
「だって私達のロックシード、弱いんですよ!」
「え?」

ハルナロックシードのモチーフ、ドングリロックシードはクラスB
サクラロックシードのモチーフ、マツボックリロックシードはクラスC
エリナロックシードなど現時点で登場している他のロックシードは全てクラスA

飯窪は、今回のライダーバトルの話を知ってから『鎧武』のライダーについて調べていた
モチーフのロックシードに対する知識は、一夜漬けでも侮れない

「バトルに勝って、強いロックシードを手に入れないといけないんです!」

バトルに勝利して手に入れたロックシードは、後のバトルで使える
強いロックシードを入手すれば、勝ち残る可能性は高くなるだろう

「だからって、なんで聖のロックシードを狙うの!?」
「生田さんとあゆみんの2人でも負けないロックシードなら、欲しがって当然じゃありませんか!?」

再びマシュバロンに迫るクボドンと小田影

「亜佑美ちゃんが来てから押されてるんだから、亜佑美ちゃんのでもいいじゃん!」

2人の攻撃を避けながら、石武に近づくマシュバロン

「ちょっと譜久村さん! こっちに振らないでくださいよ!」
「あゆみんのはスベりそうなので」
「おい飯窪!」

キレた石武は、クボドンにアユミクナイを投げる
が、なぜか生玄の所へ飛んで行った

「うわっ! 亜佑美ちゃん! 危ないやろ!」
「すいません! やっぱり……」

スベった様だ

「衣梨まで巻き込まんで!」

これが、スベリーズだ

190nOTRcORru:2014/07/31(木) 23:25:22
>>189
第6話 その2です。

本人は不意打ちはしなさそうですが、ここはあえて。
人数が多いと難しいです。

191nOTRcORru:2014/08/01(金) 21:53:26

その間にも、クボドンと小田影はマシュバロンを追い詰める

「さすがの譜久村さんも、生田さんとあゆみんとの連戦後では疲れが見えますね!」
「初陣で初勝利、させてもらいます!」
「きゃっ!」

2人の同時攻撃で転倒するマシュバロン
手にしていたミズキスティックスを手放してしまう

「さあ、追い詰めましたよ!」
「覚悟はいいですか?」

クボドンと小田影が、カッティングブレードに手を掛ける
その時

「良い加減にしろよ!」
〝ハルカアームズ 我が道 オンリースタイル!!〟
「くどぅー!?」
「工藤さん!?」

クボドン・小田影とマシュバロンの間に、鎧工が割り込んで来た

〝イチ!! ジュウ!! ヒャク!! オレンジチャージ!!〟

ロックシードを無双セイバーにセットし、小田影に斬りかかる

「うらぁっ!」
「きゃっ!」

必殺技をまともに受けた小田影は、大きく飛ばされる
小田影は変身解除され、サクラロックシードは鎧工の元に飛んで行った

「そんな……私、もう、終わり?」

呆然とする小田

小田影は、鎧工に敗北したのだ

192nOTRcORru:2014/08/01(金) 21:55:28
>>191
第6話 その3です。

また登場人物が増えました。
これ以上増えると大変な事に。

193名無し募集中。。。:2014/08/01(金) 23:25:50
スベリーズが助けると思ったらくどぅ参戦か

194名無し募集中。。。:2014/08/01(金) 23:29:46
はるなん悪役だ。意外と似合う(笑)
頑張れはるなん!

195名無し募集中。。。:2014/08/02(土) 01:14:54
小田ちゃん早くも離脱…orz
果実を食べてインベスにならないことを切に願うw
ところで>>109で鞘武を襲ったのはるなんと予想していたがどうも違うみたいだなぁ?まだ出てないのは道重・鈴木・佐藤か…

196nOTRcORru:2014/08/02(土) 18:02:31

「だまし討ちみたいな事しやがって!」

小田にサクラロックシードを投げつける鎧工

「……え?」
「出直して来い!」

小田に背を向けた鎧工は、怒りを露わにしながらガニ股で去って行った

「……工藤さん?」

いきなり倒されたかと思えば、ロックシードを返された小田
工藤がとった一連の行動がさっぱり理解出来ないでいる

「生田さん。くどぅーは何しに来たんでしょう?」
「さあ? それよりも」

エリナ魔砲を後ろに向けて発砲する生玄

「ひゃあっ!?」

生玄と石武の背後に近づいていたクボドンが、銃撃に驚き転倒した

「はるなん!?」
「もう1人おるけんね」

生玄はカッティングブレードを倒した

〝ハイーッ! エリナスカッシュ!〟

エリナ魔砲をドライバーモードにし、黄緑色のエネルギーをクボドンにぶつける

「チャーシューメン!」
「きゃあっ!?」

近距離で直撃したクボドンは14mほど吹き飛んだ

「はうっ!」

クボドンは変身解除され、ハルナロックシードは生玄の元へ飛んで行った

197nOTRcORru:2014/08/02(土) 18:08:31
>>196
第6話その4です。

予想外な展開をしたいと思いつつ、足りない才に苦しみつつ。
『イクタ』ではなかなかの悪役ぶりだったにで、参考にしつつ。
残りは誰が登場するのか、お待ちくださいませ。

198名無し募集中。。。:2014/08/02(土) 20:08:57
えーと、はるなんもう脱落?

199nOTRcORru:2014/08/03(日) 08:32:19

「ま、負けた!」

悔しさの余り、地面を殴る飯窪
ちなみに、本気で殴ると痛いので殴る真似だが

「衣梨も返そうっと」
「え?」

ハルナロックシードを飯窪に投げ渡す生玄

「返しちゃって良いんですか? はるなん達、きっとリベンジに来ますよ?」

ルール上では、ロックシードを奪われても失格とは記されていない
ドライバーとロックシードがある限り、バトルに参加し続ける事が出来る

「良いっちゃない? 勝てん相手やないけんね」
「随分とナメられてるみたいですね……」

ハルナロックシードを構える飯窪
生玄と石武は、それぞれの武器を構える

「覚えてなさーい!」

捨てゼリフを吐きつつ、走り去る飯窪

「「あ、逃げた」」
「飯窪さん、それ悪役のセリフですよ……」

小田は飯窪を追い掛ける

「って言うか私まで、悪役キャラ?」

ボソッと言い残しつつ、小田も去って行った

200nOTRcORru:2014/08/03(日) 08:32:58

「次は覚悟するっちゃよー?」
「いやいや、譜久村さんに苦戦してた人が言う事ですか?」
「まあまあ」

エリナロックシードを閉じて変身解除し、譜久村に近づく生田

「聖、大丈夫と?」
「ケガはないですか?」

石田も変身解除し、譜久村に近づく
変身解除し、立ち上がる譜久村

「大丈夫!」

譜久村は、生田と石田に背を向け歩いて行く

「聖?」
「えりぽんの事、まだ許した訳じゃないから!」
「ありゃ、まだ覚えとったと」
「えりぽんは絶対に聖が倒すんだからね!」

譜久村は、そのまま歩いて行った

「ぽんだーぽんでトリオが組めると思ったけど、上手くはいかんちゃねー」
「うぅ……」
「亜佑美ちゃん、どうしたと?」

胸の辺りをさする石田

「いや……急いで食べてここまで走って来て、その上バトルまでしたので……」
「あーね。吐きそうったいね」
「ちょっと調子が悪いだけです! アイドルなんですから言葉に気を付けてくださいよ!」
「まあまあ。ドルーパーズに戻って休もうか」

201nOTRcORru:2014/08/03(日) 08:38:50
>>199-200
第6話 その5です。

今回のバトルは争奪戦なので、脱落はありません。
先日の3連続レスは嬉しくもあり驚きもあり焦りもありました。
待ち人が居る喜びは、ステージに挑む彼女達と同じ様な心境なのでしょうか。

202nOTRcORru:2014/08/03(日) 23:07:48





「やっぱり、弱かったね……」

生田達から逃げて来た飯窪と小田
今は高架下の河原で反省会だ

「私達のロックシード、他と比べて本当にクラスが下みたいですね」
「多分だけど、私は前回優勝したからで、小田ちゃんは新メンバーだから……」

寝そべる飯窪
まるでグータラオヤジだ

「個性反映って言うのもイマイチわかりませんしね」
「ハンマーと槍だもんね……私達に関係なさそうだよね」
「譜久村さんは太鼓のバチみたいだし、生田さんはゴルフクラブでしたよね?」
「でも、あゆみんはクナイで、くどぅーは剣でしょ?」
「必ずしも特技が武器に反映されている訳ではない、って事ですかね」
「「うーん……」」

色々と考えてみるが、納得出来る答えが出ない2人

「……飯窪さん、特訓しません?」
「特訓?」
「2人で戦って、お互いの個性反映を見つけるんです。個性がわかれば戦い方もわかるんじゃないかと」
「模擬戦って事か」

立ち上がる飯窪

「よし、やろう! その代わり、抜け駆け禁止ね!」
「もちろんです。お互いのロックシードを奪っても仕方なさそうですし」
「……はっきり言うね、小田ちゃん。まあ、良いっか」

203nOTRcORru:2014/08/03(日) 23:10:30
>>202
第6話 その6です。

本日2回目。
今日は『鎧武』のOAがなかったので、僅かでも代わりになればと。

204名無し募集中。。。:2014/08/03(日) 23:53:57
はるなんと小田ちゃんの個性反映か〜なんだろうな?

205名無し募集中。。。:2014/08/04(月) 07:42:39
あれ?前回はるなん優勝?

まだ読める?

206名無し募集中。。。:2014/08/04(月) 08:19:35
>>205
前大会

SSスレ「仮面ライダーイクタ MOVIE大戦2013」
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1380420774/

完結したんだけど新狼閉鎖と共に消滅…まとめやログも残ってないから今や幻の作品涙

207nOTRcORru:2014/08/04(月) 15:48:36

2人はロックシードを取り出した

「「変身!!」」
〝ハルナアームズ ベリー ハイ トーン!!〟
〝サクラアームズ 歌姫 シングアソング!!〟

対峙する2人の仮面ライダー

「いくよ、小田ちゃん!」
「はい!」

ハルナハンマーを振りかぶるクボドン
小田影は影桜を突き出す

「はうっ!」

クボドンの鎧に影桜の先端が刺さった

「リーチに差があり過ぎ! 私の方が不利じゃん!」
「そう言われても……この武器で戦うならこうなると思います」

しぶしぶ影桜を抜く小田影

「一応こっちは先輩なんだから……もう1回行くよ!」

跳び上がり、上からハルナハンマーを振り下ろすクボドン
しかし

「はうっ!」

影桜の柄で頭を叩かれ、地面に激突するクボドン

「だーかーらー!」
「すいません、つい……」
「まったく……あっ!」
「え?」

小田影の後ろを指差すクボドン
振り返る小田影

208nOTRcORru:2014/08/04(月) 15:55:18
>>207
第6話 その7です。

『MOVIE大戦2013』は読み直したい方が多いと思います。
読んでて本当に楽しかったです。
自分もあの作品があったからこそ、本作に挑戦したいと思えたので。

209nOTRcORru:2014/08/05(火) 20:20:30

「今だ!」

小田影の背中を狙うクボドン
しかし

「はうっ!」

影桜の先端がクボドンの鎧に刺さった

「模擬戦でだまし討ちって、どうなんですか先輩?」

クボドンに振り返る小田影

「私だって自分の武器を試したいんだもん!」
「順番に探りましょうよ。ちゃんと協力しますから」
「わかったから早く抜いてよ! 槍から小田ちゃんの声が響いてて気持ち悪いんだけど!」
「……響いてる?」

影桜を抜き、思案する小田影

その時

「ヤッホーターイ!」
「「え??」」

全身トゲトゲのライダーが現れた

「ほいっ!」
「「うわっ!?」」

トゲトゲの剣2本を振り回し、クボドンと小田影をなぎ倒す

「イェーイっ! ちゃんまー最強なーう!」
「その声、その言語感覚、そのエメラルドグリーンの姿……まさか!?」
「そのとーりっ!」

全身トゲトゲのライダーが変身解除した

「まーちゃん!」
「佐藤さん!」
「佐藤優樹サマだぜ!」

210nOTRcORru:2014/08/05(火) 20:27:17
>>209
第6話 その8です。

ようやく登場、最後の10期メンバーでした。

211名無し募集中。。。:2014/08/06(水) 21:09:01
よし、まーちゃんを倒しちゃえ!頑張れはるなん!

212nOTRcORru:2014/08/06(水) 23:29:22

ライダーバトル初参加となる佐藤優樹
なぜか変身解除して自己紹介をした

「さあ、まさにフルーツをよこせ!」
「フルーツじゃなくてロックシードね……」
「それに、私達のは木の実ですからフルーツではありませんよ」
「なんでもいいよ! まさが勝って全部もらうから!」

佐藤はロックシードを構えた

「変身!」
〝マサキ!!〟

佐藤の頭上にエメラルドグリーン色のドリアン型アームズが現れた

〝ロックオン!!〟

ロックシードを取り付けたドライバーからロック調のギター音が流れる

「ほいっ!」
〝ギュイーン!〟

カッティングブレードを倒し、アームズが装着される

〝マサキアームズ ミス デンジャラス!!〟

仮面ライダーブラーボ ドリアンアームズをモチーフにした、仮面ライダーウサート マサキアームズである

「ところで、2人は誰?」
「「わかってないのかよ!!」」
「その声は、めしくぼと小田ちゃんね」

ウサートはマサキアームズの専用武器=マサノコを構える

これは、2本を1組で扱うノコギリ状の武器である
下手に触れると大怪我をする危険な武器なのだ

「まさがチョッチョっとやっつけてやる!」

213nOTRcORru:2014/08/06(水) 23:32:12
>>212
第6話 その9です。

飯窪さんは活躍するでしょうか。
どうなるかは貴方次第です。
小田さんも応援してあげてください。

214nOTRcORru:2014/08/07(木) 23:33:14

ウサートはクボドンに向かって行った

「わ、私から!?」

標的にされたクボドンは、がむしゃらにハルナハンマーを振り回し牽制する
しかし、ウサートは構わず向かって行く

「アチョーっ!」

マサノコを2本重ねて突き出すウサート

「ひぃっ!?」

怯えたクボドンは動きを止めてしまい、マサノコの直撃を受けた

「キャーッ!」
「えいっ!」

吹き飛ぶクボドンを見る事もなく、ウサートに影桜を突き出す小田影
ウサートはマサノコで受け止める

「小田ちゃんもやっつけてやる!」
「……私の個性反映、試させてもらいます!」

215nOTRcORru:2014/08/07(木) 23:34:16
>>214
第6話 その10です。

短いですが、キリが良いのでここまで。

216名無し募集中。。。:2014/08/08(金) 00:37:10
まーちゃんドリアンだったか!てっきり香音かと思ってたのにw小田ちゃんはやはり『歌』が似合う…はるなんは何だ?太鼓持ちか?ww

217nOTRcORru:2014/08/08(金) 22:58:15

小田影は仮面の下で、大きく息を吸った

「こーこーろーじゃいーぃーつーも さーけんで いるのーぉーに♪」

突然歌い出す小田影

普段から突然歌い出す事が多い小田だが、バトルの最中に歌い出すと誰が予想しただろうか
しかし、これは小田影の正しい戦いだった

「小おおお田だちゃんの声ががががかかららららだにひびびびびいいてくるるなううう〜」
「やっぱり!」

今、小田の声が影桜とマサノコを通してウサートに響いている
ただ響くだけではなく、増幅し振動としてダメージを与えているのだ

「変身する時の〝歌姫 シングアソング〟はこう言う事だったんだ!」
「歌じゃなくても響くわ!」

ウサートはマサノコで影桜を弾いた

「あーもー! なにそれ!? その武器キライ! 小田ちゃん大っ嫌い!」
「対象が武器から私自身になってますよ」
「嫌いったらキライなの!」

再びマサノコで斬りかかるウサート
小田影は影桜で受け止める、そして

「見ー得ーをー切ーれー♪」
「いいいいひょええおおおほひいいいえにぇえ〜!?」

再び震えるウサート
再びマサノコで弾く

「もう! まさ、どーしたら良いのさ!?」
「負けるか逃げるか、じゃないですかね? 逃がしませんけど!」
「来るな小田ーっ!」

影桜を何度も突き出す小田影
なんとか触れない様に避けるウサート

「もう! まさ怒ったから!」
〝ギュイーン! マサキスパーキング!!!〟

ウサートはカッティングブレードを倒しマサノコを放り投げた

218nOTRcORru:2014/08/08(金) 23:02:34
>>217
第6話 その11です。

デンジャラスと言えば佐藤さんが適当と思いまして。
サクラアームズについては、予想的中の様ですね。


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