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【設定】キャラ投下・審査スレ【審査】

70 ◆KbIx8a9Zys:2016/05/05(木) 23:18:45 ID:L8BlAuTE
>>68 続き

【容姿】
全身に常に包帯を巻いている。スタイルや顔立ちを見るにおそらく美人なのだろうが、
常に満身創痍の肉体なのでよくわからない。
いつもうっすら笑顔を浮かべ、苦痛に顔を綻ばす。
髪は白に近いグレー。他人の苦痛を背負い続けたが故の乱れた髪。

【性格】
献身的、自己犠牲的、破滅的。
人として必要なダメージすら勝手に奪っていき、
溜まったダメージを返却して破滅させる。
誰よりも痛みを知るがゆえに、他人の苦痛を被ることを厭わず。
誰よりも苦痛に慣れ続けたがゆえに、他人に苦痛を返すことも、
他人から苦痛を奪って堕落させることも厭わない。
苦痛を知れど苦痛の大切さを知らない、世間知らずの箱入り娘。
痛みを痛みとも思わないその性質は他人に不快感、気持ち悪さを与えるかもしれない。

その育ちゆえ、良し悪し問わず弱い者に味方したがる。

【概要】
生まれつき、ダメージを肩代わりする超能力を宿していた少女。
その能力を無意識に発動しており、彼女に会う者は怪我も病気も一瞬で治った。
それ故に『奇跡の子』、癒しの力を持つ者として崇められるようになる。

しかし両親はいち早く以上に気付く。治したものと同じ怪我が、我が子に現れていることに。
そして『ダメージを肩代わりする能力』であるという答えに行きついた。

そしてどうしたか。癒すわけではなく自身に押し付けるだけだと分かり、人に遭わぬよう守った?
傷を癒そうと来る人を追い払い、呪わしき能力から愛娘を守ろうとした?――否。
あろうことか彼ら……両親はこの能力を最大限利用しようとした。
肩代わりしたダメージでなら死ぬことはない、ということを利用するべく彼女を軟禁し、
彼女を人々の苦痛を背負う生贄として使い潰すことを決めたのだ。
娘の名も身を供物にする――身供と変えた。(元々は未来だった)

……その後、その町の人間は幼気な少女に苦痛を押し付け続け、のうのうと幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

それには理由がある。彼女の能力『供犠漬け』である。
この能力は精神的な痛みすら肩代わり――奪ってしまう。
つまり、我が子に拷問的な術式を施す罪悪感を、娘を人々の供物とする負い目を、
幼気な幼子に苦痛を病気を怪我を押し付けへらへらのうのうと過ごす疾しさを。全て肩代わりしてしまったからである。

こうして生まれてから身の丈に合わぬ苦痛を日常的に背負い続けた彼女は、
当たり前のように苦痛を享受し続けた彼女はそのまま成長し――歪んだ。
いや――むしろどこまでも真っ直ぐ生き続けた。
ある日誤ってちょっとした怪我をして死んでしまった――そこで能力が発動、いや、『解除』された。
今までのダメージを一気にみんなに返した――今までの痛みと罪悪感に押しつぶされ、両親と町の人々は自ら命を絶った。
ダメージの返却によって彼女は復活を果たす。
しかし自分によって町ひとつが壊滅した――程度の感傷など日常的に負ってきた彼女はこの光景に何を思うこともなく、
「明日から誰がご飯を持ってきてくれるんだろう……」
と考えるのであった。
数日部屋で過ごし続け、その後初めて家を出て……しばらく路頭に迷った。
罪悪感を肩代わりされた町の人々が些細なダメージまで彼女に押し付けたため、
図らずもこの程度では死なない体に鍛えられていた。
その内彼女は学園都市に保護され、生まれついての生贄少女は学園都市で暮らすこととなる。

応急手当術については卓越した才能を発揮し、ダメージを背負った自分の肉体を的確に処置できる。
必要に駆られて取得した技術である。
生まれてからダメージを享受し続けてきたことにより、ダメージに対する耐性はずば抜けているが、
長年軟禁され続けたため体力や筋力は殆どない。
HP特化型の針のように尖ったステータスと考えると分かりやすいかもしれない。


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