かゆい　かゆい　スコットきた

1：Lep：2014/06/22(日) 00:46:51 ID:wXGlndFI: ひどい管理人に嵌められたので小説
2：lep：2014/06/22(日) 00:55:17 ID:wXGlndFI: 傘は人を雨から護る
そう、我らがUmbrellaは護っていたのだ。人類に降りかかる驚異である雨から。
しかし、その傘も壊れるときがある。自らの骨組みによって自らを滅ぼすのだ。
そうしてUmbrellaは終焉を迎えたのだ
3：大天使ミカエル★：2014/06/22(日) 01:06:06 ID:???: 期待の大作
4：lep：2014/06/22(日) 01:22:56 ID:wXGlndFI: 終焉を迎えた日から五年が経った
いまや生物兵器は世界中の紛争で悪用され、新たな脅威となった。
そこで誕生したのがB.S.A.A.だ
彼らの登場によって事態が良くなることはないだろう
そう、確信した
5：lep：2014/06/23(月) 02:39:58 ID:mYKbXvtQ: 実際B.S.A.A.が、2004年にNGOとして配備されるのに異論を唱えるものは多数いた。
しかし、いつの間にかF.B.C.すら吸収し、今や国連直轄の部隊となった。

June 13　2011
ひどい朝だった。我々の部隊は壊滅、物資も殆ど無い。
極限だった。
B.S.A.A.の実戦部隊SOUにアルファチーム部隊長として配備されてからはじめての実戦だ。
しかし、これは勝てないというのはわかっていた。
傭兵として10年やってきたが、ここまで条件の悪い戦いは初めてだった
6：lep：2014/06/23(月) 02:47:13 ID:mYKbXvtQ: 「スミルノフ部隊長、お話が」
唯一生き延びた部下だ
「何だ」
適当に返す。真面目な人間ほど早く死ぬ、こいつもいつ逝くかわからないからだ。
「実は、ここに反政府軍の研究基地があります。」
「うむ。」
だからどうしたというのか。苛立ちが増す。
「応援を要請し、ここを制圧することができれば脅威を排除できる可能性があります。」
7：lep：2014/06/23(月) 02:52:41 ID:mYKbXvtQ: しかし、犠牲を増やすリスクが大きい
「ダメだ、許可できない。これ以上死なせるわけにはいかない。」
「ですが…」
「もう一度言う！許可は、できない。」
だが、薄々気付いていた。ここさえ抑えれば事態を急速に終わらせることが可能だった。
なぜだ、何故部下の助言を否定したのか。
そう問われればこう答える。
怖いのだ
8：lep：2014/06/23(月) 02:55:54 ID:mYKbXvtQ: 死ぬのがどうしようもなく怖かったのだ。
数多くの人を殺してきた
感情はどこにもなかった
だが、今は違う。
敵は死を恐れず向かってくる。
止めることができない
だからこそ、怖いのだ。
9：lep：2014/06/23(月) 02:58:21 ID:OjbDUmj6: 撤退の指令をうける
終わった。そう痛感した。
もう、戦場の土を踏むことは無いだろう。
俺は静かに引き金を引いた。
10：lep：2014/06/23(月) 03:07:02 ID:mYKbXvtQ: December 24th　2009　日本
テロが起きた。
そう聞けば日本人の過半数が海外の事を思い浮かべるだろう。
しかし、今回は訳が違う。
日本で起きたのだ、それもバイオテロが。
だれも予想はしていなかった、都心を中心としたT-Virus散布。それと同時に放たれる10体のT-152型タイラント
11：lep：2014/06/23(月) 03:13:52 ID:mYKbXvtQ: 血のクリスマス前夜の幕開けだった。
東京の中心は封鎖され、テロの犯行声明文が明らかとなった。
テロを実行した組織は香会と呼ばれる犯罪組織だ。
要求は、完全なる独立。つまり永世中立を求めるものだった。
12：大天使ミカエル★：2014/06/23(月) 15:30:59 ID:???: 更新はよ、

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