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『スウィート・メモリーズ』ロールスレッド
636
:
かぶり
◆qg2zP.O3iQ
:2023/02/18(土) 21:07:39 ID:???
>>635
アキレス「実力でトゥエルブ以下の輩の名前なんぞ知らんわ」
エルミスの忠告にはそう答え 制止の声を聞き逃して逃亡・・・しようとしたところに例のガンシップ
異能阻害装置により脚力が人のそれに戻っていくのを感じる
さしものアキレスも動揺は抑えられず ベティがその身を晒してどうにか2人を生かそうとアキレスの頭上に登った・・・その時である
アキレス「え? あれ・・・おま・・・えっ…? なんでいんの?」
―――ギィ!!
あっけにとられるアキレス ハイプリエステスに抱きかかえられてただいまである
アキレス「・・・・・・・・・・タダイマ」
―――ギィ!!
なんかばつの悪そうな顔のアキレス ベティちゃんはしっかりしろ!とクラブハンマー
アキレス「ありがとねー・・・って あの・・・やっぱり戦わなきゃだめ? デスヨネーっていテェ!?」
ハイプリエステスは双剣の片割れを差し出してくる そして背中を張り飛ばされて視線を向ければそこにはお怒りミスカ
アキレス「・・・・・・・いざという時には助けてねベティ」
―――ギィ!!
なんとも情けない援護要請に 絶対にノゥ!!と言わんばかりのベティであった
アキレス「なんだかんだ剣には妙な縁があるなぁ・・・」
確か魔王討伐軍遠征だったか? 魔王に最後の一撃を与えたのも自分で その時も聖剣を手にしていた
あれからロイに稽古してもらったりもしたが 結局 剣の扱いはへたっぴのままであった
アキレス「・・・えぇいアキレス男を見せろ!! ベティ行くぞ!!デモンレッグ!!」
―――ギィ!!
ここでしょげていても埒が明かない 雀蜂が落ちたことで異能も回復したことだろう
再び青き霧を纏い 鮮烈に突撃するアキレスであった
637
:
2/4『あなたの声』
:2023/09/23(土) 01:46:18 ID:???
>>636
「雀蜂が墜ちた…………?フム、とんだ邪魔が入ったものですが……我々の戦術的優位に揺るぎはありません」
突如として現れた未来からの乱入者に眉を顰めつつも、これしきのイレギュラーで作戦が崩れる事はないと自信満々に言い放つ。
元々外様のHEXAに関してはそれほど信頼を置いてはいなかった。もとよりこの『眼』討伐作戦はカノッサ主導ものだ。
戦力供与とは言いつつも、投入戦力の規模はHEXAよりもC.T.S.S.の方が上回るだろう。
両者一歩も引かず、ついに互いの間合いの中で戦闘が始まった──────!
──────────────────
────────────
──────
「──────そこで私は銃を引き抜き、複数人の越境者を相手に大立ち回りを見せつけたのです」
「残念ながら決着こそ付きませんでしたが……その実力を買われ、こうして治安維持の立役者に抜擢されたという事ですね、ウン」
戦いを終えてもなお、a-03の雄弁な語り口調は衰えることを知らない。
少々自信過剰な気もするが、それでも通常のクローン兵の常識を覆すほどに彼女は強かった。
しかしそれを語るのは瘴気の溢れる崖際の戦場ではなく、ランタンと白熱級の明かりが照らす木造の酒場の中である。
──────6か月後、狭間のスクラップヤード──────
a-03はスクラップヤードにも顔を出すようになっていた。まだバロウズに仕えているのか、それともフリーランスで行動しているのかは謎であるが。
元々がコントラクトありきの執行部隊である以上、一度敵対したとしても特別怨恨のようなものは抱かない性分であるのかもしれない。
そして酒場の老人たちに己の武勇を口伝するa-03の姿を遠巻きに見守っているのは……ミスカ達である。
「かなり私たちが勝ってた気がするけどねぇ〜……」
「ですよね、”未来の私”さん?」
彼女らもまたHEXA部隊やa-03らを撤退へと追い込み、生き残った。あり得なかったはずの未来を勝ち取ったのである。
ハチミツエードで満たされたジョッキを両手で抱えながら笑う姿は、教皇ガブリエラに仕える騎士団長や、エリシウム魔法大学の研究員としての側面があるとは思えない。
アキレスの隣に腰かけたまま、彼を挟んで反対側に座る橙の髪の女へと声をかける。
「私の事は”ハイプリエステス”でいいって言ったのを忘れたのかい、ミスカ?」
彼女は小さな自分から「私」と呼ばれるのを訂正する。彼女はミスカとしてではなく、”ハイプリエステス”として生きるという選択をした。
HEXA本社襲撃の日、彼女はやり残していた最後の仕事を、ジョシュアと共同でオムニとグッドマンの同時多発的な暗殺を成功させたのである。
今ではかつての圧倒的な強さはなく、内臓の損傷によって長時間の運動は出来なくなってしまったが。気分は晴れ晴れとして表情もとても穏やかになった。
「…………あれから半年も経つのか……だけど、まだ帰ってきた実感がないよ」
「こうして、キミの隣に」
薄布のチュニックから伸びた細い腕がアキレスの膝に触れる。
女教皇として戦場に出ていた際、闇夜に紛れるような色の革コートの下にはこんな傷だらけの体が隠されていたのだ。
一体どれだけの研鑽を重ねたのだろうか、きっと血の滲むような努力だったに違いない。
だがそうやって得た強さを失ってもなお、有り余る幸せがこの未来にはあった。
638
:
かぶり
◆qg2zP.O3iQ
:2023/09/25(月) 21:48:44 ID:???
アキレス「うわぁぁぁぁぁぁん刀の錆にしてくれるぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・!!!!!!」
ハイプリエステスの双剣の片割れを振るい 敵の軍勢へと切りかかる
そこに確かに未来があると信じて 高々足が速いぐらいしか取り柄のない青年が突撃していく
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・
老人たちがα-03の武勇伝に笑い 杯を干していく 暖かくて優しくて平和な時間
アキレス「アハハ〜そうだね〜」
勝ってた気がする というミスカの言葉に 張り付けたような笑顔で答えるアキレス
注がれた酒は一ミリも減ってない
アキレス「ウフフ〜そうだね〜」
君の隣に帰ってきた というハイプリエステスの言葉に 張り付けたような笑顔で答えるアキレス
注がれた酒は一ミリも減ってない
アキレス「えへへへへ〜なんでアテクシ挟まれてるんでしょ?」
冷や汗がタラリ 誰がどう見ても垂涎の的 2人の美女にはさまれるなんて 一体前世でどれだけ徳を積んだのかと問われかねないシチュエーション
こちらを見る男衆の視線がとっても刺々しい 針の筵とはこのことだ
アキレス「オホホホホ・・・ベティ・・・助・・・タスケテ」
消え入りそうな声で相棒にヘルプを唱えるも
―――ギィ!!
ベティちゃんは常連客からナッツを頂いたから一緒に食べようと ジョナに向けてハサミを振り上げていた
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