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実験板企画「TwitterRPG」
161
:
名無しさん
:2015/01/07(水) 21:46:16
ペットボトルのロケットはメテオを相殺してゆく。でも一個だけすり抜けてくる。
そのときだった。ペットボトルのロケットの中から桃太郎のように黒猫が現れた。
黒猫の名前はチャトラ君。彼はメテオを受け止めるとゴミ箱に放り込む!
「ま、間に合ってよかったぜ……ぐはっ」
ばたりと倒れるチャトラ君。その肉球は腫れ上がっていた。
彼はかつて野良猫界の魔王と呼ばれた大悪猫だった。
「どうしてそんな都合よく現れるのですか!」と偽モンブラン。
「ぐははは!奇跡ってものはな嬢ちゃん、10回続けて起こったら必然に変わるんだよ!
って、それは冗談だ。あのトラネコは俺様の親友だ!だから盗聴器で細かな会話も毎日チェックしていたんだ!
そうさ、いつでも助けられるようになぁ」
「えぇ〜……気持ち悪。あなたは狂っていると思います」ドン引きする偽モンブラン。
「狂った世界で狂うなら、そりゃまともだ!ぬはははは」
「くっ、だまりなさい外道!」モンブランは爪先で脇腹を蹴る。
「ぐぇ!……あのとき、俺は世界を闇に変えると言った。だがトラネコ、あいつは俺を闇から救うと言った。だから俺は来たのだ!それに御都合主義も糞もあるかぁ!」
「ええい黙りなさい!たかが野良猫の戯れ言など、ほうれいせんと一緒に消し飛ばしてさしあげますわ!……ひっ!?」
ペットロボトルがパンチをし、偽モンブランがしゃがみこむ。
「ありがとな、ペットロボトル。そしてすまねぇ、トラネコ。俺はやっぱり、こんな外道にならなきゃ、お前たちを守れねぇ……うおぉおわぁ!」
チャトラ君は大魔王に変身してゆく。そう、呪いの猫人形の異名をもつあの時の姿に。
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