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クロノブレーク☆臨時レス置き場

33チホ ◆WiN7G5G9lU:2014/06/13(金) 20:37:04
>「《クロノウィルス》……”選ばれなかった未 来”からの使者にゃ。
今回は二人だけで、と思っていたがそんな事を言っている場合ではなくにゃった
ここはぼくちんに任せて……と格好よく言いたいところにゃが正直一人では勝てる保証はにゃい。
二人とも力を貸してにゃ!」

>「無駄だ……喰らえ、闇黒盆踊り!」

「きゃああ!」
チホは逃げ出した。
逃げ出して神殿のキッチンのテーブルの下に隠れた。
チホはあんなに恐ろしい盆踊りを見たことがない。
妬みや恨みの情報が炎となって溢れてる気がした。

「変な踊りやめて!嫌がらせもしないで!
あなたはみんなと一緒に仲良くできないの!?」
チホは叫ぶ。
その刹那、チホの隠れているテーブルの下からタッパーが
少年の足元へと滑るように飛び出した。

「食べて!」
それは焼きナメコのお弁当。
とっておきのレアナメコを焼いて一晩おいたものだった。
チホの予定ではレアナメコを食べた少年は
「こんな美味しいもののある世界は壊せないや」
と、よいこになる予定。
さっそく少年は、踊りをやめて焼きナメコを食べている。

そして……

「……あ、ああああ!」
突然うずくまる。

「ちょ、ちょっと、どうしたの?美味し過ぎて泣いてるの?
それならもうイタズラはやめてよね。
今ある世界が壊されちゃったら焼きナメコも食べれなくなっちゃうんだから!」

――――――

かつて、子どもたちに猛威をふるったクロノウィルス。
それは「選ばれなかった未来」の子どもたちにたいしての怨念か、
予想外の未来を生み出した子どもたちへの反逆だ。
だがしかし、それと共生を果たしたのが黒野鳥芽という少年だった。
彼は運命の歯車から逃れ一つの独立した超人と化したのだろう。
そして現世界は古の昔、ラボス(ミラー)博士の手によって開発されたクリスタル装置の力で調和を保っていた。
だがそれも限界のようだ。
再び溢れだした人々の夢(未来への欲望)が世界を変えようとしているのだ。


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