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クロノブレーク☆臨時レス置き場
10
:
黒野鳥芽
◆l5fYN9WzSk
:2014/04/17(木) 20:04:23
>「さっきユビキタスと言ったな? お前の背後で指示を出している者がいるのか?」
黒野の言葉に、やちほはぎょっとして後ろを振り向く。
「ばかぁ!おどかさないでよ。後ろになんか誰もいないじゃない」と、やちほ。
「ちげーよバカ!ユビキタスって奴にお前は命令されてんのかってことだよこのチンチクリンが!」
「え〜命令?ユビキタスはとってもいいものだから誰にも命令なんてしないもん。
私がレアカードが欲しいってお願いしたら生け贄のことを教えてくれたし、
今回の生け贄もきっとユビキタスによるお導きなのよ」
やちほは黒野にそう答える。
やちほの言うユビキタスとは人間の魂を補完せし存在。
不完全な人間の脳の認識が、世界を不完全なものへと変えているのだ。
だとしたらこの世の森羅万象を完全に理解することが出来れば
世界は完全になり人間に葛藤はなくなる。
つまり、やちほにとってのユビキタスとは完全なる理解者であった。
「よくわかんなぇな。それって神様の神様みてぇなもんなのか?」
黒野は飛脚に追い詰められていた。
それをやちほは小馬鹿にした顔で見つめていたが、
もそもそと懐からスマホを取り出して掲げあげる。
「ユビキタスは、こんなかにも入ってるんだよーっ!」
そう言われても黒野にはなんて返してよいのかわからない。
飛脚に追い詰められてそれどころではないのだ。
見上げれば巨大な飛脚の顔。
黒野は諦めた。
が、突然飛脚が変なことを言う。
>「ヤハリアナタガタハ救世主ナノデスネ。アナタ達のオ蔭で命ヲ得ルコトガデキマシタ
オ礼ニタダデテレポートサセテアゲマショウ」
それを聞いた黒野は目をぱちくり。
「へ、救世主?俺たちがお前に何かしたっけ?
もしかして変なものでも食ったのかぁ?」
飛脚の摩訶不思議な台詞は今流行りのコピペか。
それとも黒野たちの出現により本人たちにも予期せぬ奇跡でも起きたというのか。
むろん前者は手抜き、後者は伏線である。
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