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TRPG系実験準備室
96
:
グラン
◆lgEa064j4g
:2014/07/14(月) 01:48:38
「うわっ!」
振動で空中に放り投げられ、転ぶ。
礫の攻撃はアイリーン達が操るゴーレムが防いでくれていた。
気付けば地面に大穴が穿たれている。
縁までいって覗き込むと、クレーターの中でバルムンテとコッペリウスの決戦が始まろうとしていた。
「バルムンテ、今……何すんだよー!」
加勢しに飛び込もうとした所を、アイリーン達のゴーレムに摘まみあげられて回収される。
「あなた、もう魔力が残っていないでしょう?」
「でも……!」
「いいんだよ、サシで決着付けさせてやろうじゃないか」
スパランツァーニにもそう言われ、しぶしぶゴーレムの中に収まる。
そうしている間に、バルムンテとコッペリウスの戦いの火蓋が切られた。
>「見ろや。おれとおまえじゃパンチの質がちげぇんだよ。
おれは誰にも負けねぇために毎日努力を積み重ねてきた。
だがよ。おめぇのその体はなんだ?
単なる思い付きの付け焼き刃じゃねぇか……」
「思いつきの付け焼刃とは人聞きの悪い。臨機応変と言って欲しいものだ。
力とは筋力だけではないぞ。儂とて永きに渡りあらゆる術を磨いてきた。
それこそお前さんとは比べものにならぬぐらい永きに渡ってな」
二人の超絶殴り合いが始まる。
その最中、コッペリウスは歓喜の声をあげる。
「流石に始原の種だけの事はある。いいぞ、その意思、その気概!
喜べ、貴様は我が崇高なる理想の礎となるのだ……!」
コッペリウスの黄金は他者の生命を材料にして出来たもの。
あいつ、バルムンテを殺して黄金に取り込む気だ……!
コッペリウスが少し距離を取ったかと思うと、バルムンテが動かなくなった。
しまった……霊糸で拘束された!?
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