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◇ 心霊ちょっといい話 in ほのぼの絵にっき ◇

76なーなしさん!:2018/08/28(火) 10:25:31
数年前のお盆前の話。

実家に全く帰らずに東京で暮らしている私。

お盆のお墓参りももう何年もしていませんでした。

そんなある日の夜、寝ていると生まれて初めての金縛りに!

『ん?これが金縛りってヤツか!?』

なんて思いつつ体のどこか動くところがないか探してみると目だけ開く。

が目を開いた先の天井に見えたのは、真っ白な白装束を着た血だらけの女の姿が!

そしてその女が天井から私に重なるかのように落ちてくる!

『すいません!すいません!ごめんなさい!!』

全く知らないその女に何故か謝る私。それでもその女は見る見る近づく。

『南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!』

ひたすらにこれを唱えるが、女はにんまりと笑みを浮かべながら俺にぶつかるその直前!




「てめぇ、ぶっ殺すぞ!ああ!?やんならやんぞゴルァ!!」




突然ぶちキレる私。そんな私を見て女はひっ!と怯んだ顔をしたかと思うと、その女は天井から消えていきました。

私はふとんから上半身を起こし、くるりと私のほうを見て言いました。




「これで大丈夫だから」




笑みを見せたその瞬間、私は目が覚めました。

全身汗だくで疲労困憊。さっきの女は誰だ?なんて考えましたが思い当たらない。

それより最後のところを冷静に思い出してみる。

私がふとんから上半身を起したのをすぐ右隣で私は正座して見てた。

そして私のほうを見た私の上半身は私ではなく、見覚えのある女性だったような。

記憶を辿ってどの女性だったかを思い出してみると・・・。




そうだ!曾ばあちゃんだ!!




朝になり実家の母に電話して上記のことを伝え、

俺「今年は帰ってお墓参りするわ。曾ばあちゃんにお礼も言わないとあかんやろうし」

母「あんたは曾ばあちゃんの遺影を見て美人やら可愛いやら言ってたからな〜。守ってくれてるんやろ」

※曾ばあちゃんは若くして亡くなったのでうちにある誰の遺影よりも若く、余計にそう思ったのかも。

もちろんお墓参りに行きました。

ただその曾ばあちゃんのお陰か女性にはめっきり縁はありません。笑


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