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武内P「結婚ですか?」武内Pのママ「そうだよ」
1
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 13:59:09 ID:BloeaW.M
〜電話で話している武内Pと武内Pのママ〜
武内Pのママ『そろそろお前も結婚する年頃だよなぁ〜』
武内P「そうは言っても、なかなか異性との出会いがなくてですね」
武内Pのママ『あぁん? なんで? 芸能プロダクションに勤めてるんなら女選び放題だら?』
武内P「アイドルとプロデューサーが交際するわけにはいきません……」
武内P「だいたい、いきなり結婚を促すなんてどうしたんですか」
武内Pのママ『実は最近、足腰が弱ってきてて、体調もイマイチ安定しないんだよなあ〜』
武内Pのママ『体が元気なうちに、お前の嫁さんや孫の顔を見たいんだよ〜、頼むよ〜』
武内P「……!!」
武内Pのママ『一ヶ月後にまた電話するから、それまでに結婚相手を見つけておいてくれよな〜』
武内P「か、母さん。ちょっと……」
武内Pのママ『ほいじゃ』
(電話が切れる音葉)
武内P「困りました。一ヶ月間で妻を娶らなければならなくなってしまいました……」
2
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 14:00:08 ID:BloeaW.M
〜翌日〜
武内P「ZZZ……」
武内Pが飼っているオウム「プロデューサー! プロデューサー! アサダヨ! オキテ!」
武内P「んん……今日は202X年6月2日……新田さんのCM撮影の仕事がある日ですね」
〜撮影現場〜
新田美波「明治ウリガリヤヨーグルト、アワビ味! 新発売です! お店へGoGo!」
スタッフ「はい! オッケーです」
武内P(やはり新田さんは安定感があるというか、どんな仕事を任せても様になりますね……)
美波「ふう、早めにオッケーが出て良かったぁ……」
武内P「お疲れ様です、新田さん」
美波「お疲れ様です。プロデューサーさん。アワビ味のヨーグルトなんて珍しいですね、ふふっ」
武内P「新田さんはたくさん資格をお持ちですし、スポーツも得意ですよね。まさに文武両道。安心して仕事をお願いできます」
武内P「これからも、頼りにさせてもらいます」
美波「ありがとうございます。でも私、お仕事をしていると、けっこう不安な気持ちになることも多いんですよ」
武内P「そうは見えませんが?」
美波「私、なにかミスしてしまったり、仲間に迷惑をかけたりしちゃうのが怖いんです」
美波「だから資格の勉強をしてスキルを強化したり、スポーツの実力をつけて、チームの足手まといにならないように気をつけていて」
美波「けどそれって結局、自分の無力さをカバーしようと躍起になっているだけです」
武内P「そ、そんなことはありません。新田さんは素敵なアイドルです」
美波「ふふっ優しいんですね、プロデューサーさんは」
美波「でも本当に大事なのは、周りに実力を保証してもらうんじゃなくて、自分で自分を認められるかどうか、ですよね……」
武内P「新田さん……」
美波「ごめんなさい、湿っぽい雰囲気になっちゃいましたね。そうだ、アワビ味のヨーグルトの試供品をもらったので、食べてみませんか?」
武内P「わかりました、ちょっと味見してみましょう……」
3
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 14:01:01 ID:BloeaW.M
〜三日後〜
武内P「ZZZ……」
武内Pが飼っているオウム「プロデューサー! プロデューサー! アサダゾ! オキロ!」
武内P「んん……今日は202X年6月5日……前川さんのソロアルバムのレコーディングの最終日ですね」
〜スタジオ〜
前川みく「胸の中にあるもの いつか見えなくなるもの それは側にいること いつも思い出して♪」
武内P(前川さん、以前からは想像もできないほど立派になりましたね……)
みく「恋をしたの貴方の 指の混ざり 頬の香り 夫婦を超えてゆけ♪」
〜レコーディングが終わったあと〜
武内P「これでレコーディングは終了。あとはミックスとマスタリングが終われば完パケです」
みく「まさか超有名アーティストの星野源さんの歌をカバーできるとは思わなかったにゃ!」
みく「そしていよいよソロアルバムのリリース! みくも立派な一流アイドルにゃあ!」
武内P「ブラボーです」
みく「Pチャン、もっとみくを褒め讃えるのにゃ」
武内P「前川さんは原石青眼デッキにも余裕で勝てるくらいストロングなアイドルです」
みく「いいねいいね〜、ところでPチャン、李衣菜ちゃんは最近どうしてる?」
武内P「多田さんですか? ギターを熱心に練習していますよ。弾き語りライブを企画中です」
みく「SNSによくギターの写真を上げてるよね。エフェクターとかも写ってて、本格的になってきたのにゃ」
武内P「多田さんが気になりますか?」
みく「ユニットの相方だから、気になっちゃうのにゃ。近頃は会えてないけど、また一緒にお仕事したいな〜」
武内P「出会ったばかりのころはよく衝突していましたね」
みく「ふふふ、そうだね。いっぱいぶつかり合ったけど、そうやってネガティブな気持ちも共有できたから、李衣菜ちゃんはみくの大切なパートナーって思えるんだよ」
武内P(パートナーか……結婚相手も、パートナーですよね……)
みく「ところでPチャン、みくのレコーディング完了記念の祝勝会、用意してあるよね?」
武内P「はい、回らないお寿司をごちそうします」
みく「Noooooooo! みくはお魚はNGなんだにゃあ!」
武内P「冗談です。高級猫カフェを予約済みです」
みく「さすがPチャン! 仕事のできる男にゃ! 早く行こ!」
4
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 14:02:18 ID:BloeaW.M
〜十二日後〜
武内P「ZZZ……」
武内Pが飼っているオウム「プロデューサー! プロデューサー! アサデス! オキテクダサイ!」
武内P「んん……今日は202X年6月17日……事務処理をする日ですね」
〜オフィス〜
武内P(6月も半分以上が終わった……一ヶ月間で結婚相手を見つけるなんてできるのでしょうか)
武内P(しかし私は新田さんの表面しか見ていなかったし、前川さんのようにパートナーを持っているわけではない)
武内P(こんな私に女性との付き合いなんて……)
武内P(けれど、母さんのことも心配ですね)
<武内Pのママ『実は最近、足腰が弱ってきてて、体調もイマイチ安定しないんだよなあ〜』>
<武内Pのママ『体が元気なうちに、お前の嫁さんや孫の顔を見たいんだよ〜、頼むよ〜』>
武内P(思えばあまり親孝行などしてこなかった……)
千川ちひろ「プロデューサーさん、どうかしたんですか? ボーッとして」
武内P「千川さん。いえ、ちょっとユベルデッキの改造案を考えていて」
武内P(千川さんと結婚するというのはどうでしょうか。千川さんはアシスタントだからプロデューサーとくっついても無問題……)
武内P(しょ、食事に誘ってみましょうか)
ちひろ「あの、プロデューサーさん、ひとつ頼みがあるのですが……」
武内P「? どうしました?」
ちひろ「実は今夜、とある男性と夕食を一緒に食べる予定なんです」
武内P「!!」
ちひろ「その男性というのは、ちょっと前に高校の同窓会があって、そこで再会した男の人なんですけど、明らかに私と付き合おうって態度でして」
武内P「は、はい」
ちひろ「でも私は彼と付き合う気はなくて……強引に今日の食事の約束を作られちゃったんですけど、断りたいんです」
ちひろ「ですから、今夜、私に入れてくれませんか? 適当な仕事を。予定を作れば食事を断れるので……」
武内P「わかりました。千川さんに今夜入れます。適当な仕事を」
ちひろ「ありがとうございます! 助かりました」
武内P「入れるのは今夜だけでいいですか?」
ちひろ「あと何回か入れてもらえないでしょうか。数回連続で断れば彼も諦めると思うので」
武内P「はい。何回か入れましょう。けれど、千川さんは異性との交際を考えていないので?」
ちひろ「うーん、ベタですけど、付き合ったり結婚するなら本当に好きな相手と一緒になるのがいいと思うんです」
ちひろ「とりあえず恋人を作るとか、とりあえずセックスを経験しておくとか、必須科目だから取っておこうって考えるのは好きじゃなくて」
ちひろ「他人に振り回されず、自分のペースで、好きな人と巡り会えたらいいなって考えているんです」
武内P「そうですか……」
ちひろ「ところでどんな仕事をすればいいですか?」
武内P「ええと、Excelにデータ入力を……」
5
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 14:03:18 ID:BloeaW.M
〜十日後〜
武内P「ZZZ……」
武内Pが飼っているオウム「プロデューサー! プロデューサー! アサダヨーン! オキテネー!」
武内P「んん……今日は202X年6月27日……もうすぐ6月も終わりか」
〜職場の昼休み・休憩室〜
武内P(午後の仕事に備えて、エナドリでも飲んでおきましょうか)
川島瑞樹「あら、あなたは確かシンデレラプロジェクトの……」
武内P「川島さん、お疲れ様です」
瑞樹「お疲れ様。浮かない顔をしているけれど、大丈夫?」
武内P(川島さんは大人の女性……思い切って相談してみましょうか)
武内P「実は……」
(相談する音葉)
瑞樹「そう、一ヶ月以内に結婚相手を見つけなくちゃいけなくて、もうそろそろタイムリミットなのね」
武内P「はい……ですが私に結婚は無理なような気がしていて……」
瑞樹「私ももうすぐ30歳だし、結婚しなくちゃって思うときもあるけど、今回はあなたの問題よね」
瑞樹「お母さんを安心させたいのはわかるけど、母親を安定させるツールとして結婚したり子供を作ったりするというのは、少し違うんじゃないかしら」
武内P「ですが、どうしたらいいのでしょうか」
瑞樹「ほかにお母さんを支える方法がないか、考えてみるのはどう?」
武内P「ほかの方法か……その発想はありませんでした」
武内P「ありがとうございます、川島さん……」
瑞樹「困ったときはいつでも頼っていいのよ。がんばってね」
6
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 14:03:25 ID:grH7rww.
なんか始まってる!
7
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 14:04:17 ID:BloeaW.M
武内P(母さんの携帯に電話してみましょう)
武内Pのスマホ「一難去ってまた一難〜ぶっちゃけありえない〜」
武内P「うぉっ、着信!? 父さんからか」
武内P「もしもし」
武内Pのパパ『息子よ。母さんから話は聞いている。結婚相手は見つかったか?』
武内P「それが、自分に結婚はまだできないようで……」
武内Pのパパ『そうか。だが焦って結婚する必要はない。母さんは俺がサポートするから気にするな』
武内P「でも、母さんは足腰が弱いとか体調が安定しないとか……父さんだって体の方はどうなんです」
武内Pのパパ『大丈夫だ。俺はガーディアン・キマイラぐらい元気だから、母さんの支援は任せろ。お前はお前の人生を充実させろ、息子よ』
武内P「ありがとう、父さん。そう言ってもらえると助かります」
武内Pのパパ『息子よ。お前が幸福であれば、俺はなにも言うことはない。母さんもなんだかんだ言って同じ気持ちだと思う。プロデュース業、気合いを入れてやれよ』
武内P「わかりました、父さん……」
武内Pのパパ『母さんには俺から話をしておく。それじゃあな。お前の魂に安らぎあれ』
8
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 14:05:18 ID:BloeaW.M
〜数ヶ月後〜
武内P「ZZZ……」
武内Pが飼っているオウム「プロデューサー! プロデューサー! アサガキタ! オキタホウガイイ!」
武内P「んん……今日は202X年M月D日……渋谷さんの武道館単独ライブの日……」
〜武道館〜
渋谷凛「いよいよ武道館でライブか……まさかこんなステージに立てるなんて」
武内P「観客席は満員です。最高の舞台にしましょう」
凛「ありがとうね、プロデューサー。プロデューサーがいなかったら、私ここまでこれなかった」
武内P「渋谷さんの努力が、ここまでの道を切り開いたのです」
凛「それだけじゃないよ。プロデューサーが力を尽くしてくれたからだよ」
武内P「では、その力を糧に、とびきりのパフォーマンスを見せてください」
凛「ふふ、わかったよ。それじゃ、行ってくる」
武内P「ええ、がんばって」
武内P(ステージに向かう渋谷さんの背中……いつの間にかあんなにたくましくなって)
武内P(母さん、私は仕事に振り回されて、アイドル達と一緒にがんばって、なんとか幸せにやっています)
武内P(いつか、結婚相手が見つかったら、一番に報告しますから……いまはこの幸せを、楽しませてください)
武内P(新田さん、前川さん、千川さん、川島さん、渋谷さん、父さん、母さん……みんな……ありがとう)
凛の声「みんな、今日は最高の歌を響かせるよ!」
ファンの声「凛ちゃーん!」「あ”〜↑あ”〜〜〜〜↓アッアッアッアッアッアッアッアッ う”〜↑う”〜→ん”」「むっきゅん!」「食い込んで気持ちいい!!」
ファンの声「しぶりんしぶりんしぶりん!」「生きていて良かったぁ…」「良い! 良い! 良い!」「凛ちゃんの歌声入ってる〜♪ あたしの鼓膜に入ってる」
ファンの声「ああすごく可愛い……」「あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああ!!!」「コイツすげえ歌姫だぜ?」「足の先までいっぱい舐めちゃうよ?」
ファンの声「おっp……おっぱげた……!」「ああ普通に気持ちいい……」「おちんちん立ってきちゃった……」「股が痺れる!!」
ファンの声「ああ……おっぱい感じちゃう……」「おっぱいだいすき……!」「神様がくれた最ッ高の快楽……!」
〜おしまい〜
9
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 14:16:14 ID:dbkJJjMc
はぁぁあああっ…!!(畏怖)
10
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 15:20:52 ID:5IoYnBxg
しぶりん厄介ファンに愛されててかわいそ…
11
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 16:43:23 ID:l9xs0uVE
ファン層が悪すぎる
12
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 18:42:30 ID:/VoSpzfo
最後で草
13
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 18:50:52 ID:J2kEfwWo
武道館がモンスターハウスになってるじゃないか(呆れ)
14
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 18:56:20 ID:OegjyHuY
しぶりんのファンはカスしかいないっすね……彼岸島のユカポンのファンだったケツアゴ達を見習え
15
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 19:37:04 ID:VRCYgAI.
最近ssが立たないから嬉しい
16
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/06(火) 19:46:10 ID:O8qsVfmo
最後が汚すぎる
17
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/07(水) 09:40:22 ID:myF1AiPA
なんだこいつら!?
18
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/07(水) 11:47:11 ID:wkyU1K/A
なんで誰も母親の口調に突っ込まないんですかね
19
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/07(水) 14:09:22 ID:HcJUbNyY
母親の口に突っ込んじゃ……ダメだろ!
20
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2025/05/07(水) 14:35:39 ID:v0xXy0Ec
話の筋と無関係なところで淫夢入れまくるの懐かしいですね
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