283P「なでなでウイルス？」 - 1661940988

1：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:16:28 ID:Txlc1.nU: 医師「最近流行りの『なでなでせずにはいられなくなる病』ですな」

P「そんな………治せるクスリとか無いんですか……！？」

医師「無いです」

P「えぇ！？」ｶﾞ-ﾝ

医師「この病の治療は時間が万能薬、しばらくは安静にしていなさい」

P「あっ、無いってそういう………つまりほっておけば治るんですね？」

医師「1週間……長ければ1ヶ月ですね、現段階はステージ1なので大丈夫でしょう」

P「ステージ1？」

医師「まぁウイルスの進化は滅多に起こらないので気になさらなくて結構ですよ」

医師「期間中は発症したら彼女さんに手伝って貰いなさい」

P「今はいないです……」

医師「それを直すクスリは無いですね」

P「うーん……」
2：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:19:35 ID:Txlc1.nU: P「ってことになってしまったんだ」

摩美々「大変ですねー」

P「…………実は、今ものすごくウズウズしてるんだ」

摩美々「撫でなかったらどうなるんですかー？」

P「我慢できずに手当たり次第に撫でかかってしまう」

摩美々「……………」

摩美々「その腕の引っ掻き傷って………」

ｽｯ

P「………安いもんさ、誰かに遅いかかるくらいなら、腕の一つくらい、なかなか良い毛並みの猫だった………」

摩美々「ふーん」

P「……………」

摩美々「……………」

P「……なぁ、摩美……「良いですよー」」

P「！？」

摩美々「まみみを撫でたいんですよねー？」

P「い、いいのか！？」

摩美々「ケータイ弄ってるんでー、勝手にドーゾー」

P「摩美々………ありがとう……ありがとう……！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

摩美々「うわ、どんだけ撫でたかったんですかー」

P「実は、前からその摩美々のポフポフをワサワサしたかったんだ……！」

摩美々（なんか、霧子と話しかけてる時みたい……本当に嬉しいんだ………)
3：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:22:16 ID:Txlc1.nU: P「………じゃあ、行くぞ……？」

摩美々「…………」

ｽｯ…………

………………ｽｶｯ

P「えっ？」

摩美々「………♪」ﾆﾏ-

P「……………」

ｽｯｽｯ

ｽｶｯｽｶｯ

P「…………摩美々、動かないでくれるか？」

摩美々「んー？　まみみは何もしてませんよー♪」

P「…………………」ｲﾗｯ

ｽｯｽｯｽｯ!

ｽｶｯ!ｽｶｯ!ｽｶｯ!

摩美々「ふふー♪」

P「……………………」

ｶﾞｼｯ!

摩美々「きゃぅっ！」

P「…………………」

摩美々「な、なんですかー？　いきなりー？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

P「…………………摩美々」

摩美々「っ……………！……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

P「撫でさせろ」

摩美々「…………っ………！」

摩美々「プロデューサーっていつもそうですよねー// ………私のことなんだと思ってるんですかー……//」

P「俺の大事なアイドルだ」

摩美々「────っ！//」ｷｭﾝｯ
4：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:25:34 ID:Txlc1.nU: ナデナデ……

P「大人しくなったな」

摩美々「………………べつに、そんなことないですよー」

ナデナデ……

P「腕の中ですっぽりハマって」

摩美々「………………」

ナデナデ……

P「可愛いぞ、摩美々」ﾎﾞｿｯ

ﾌｩ-

ﾋﾞｸｯ!!

摩美々「っっ！！……………耳元で囁くの、やめてほしいんですケドー……っ」

P「ははっ」

ナデナデ……

摩美々「っ………んっ………❤️」

P「おっ、ここを撫でられるのが好きなのか？」

摩美々「んぁっ………//」

P「ははっ、そんなにしがみつかれると撫でづらいぞ？」

ナデナデ………

摩美々「だめっ……」

ﾊﾞｯ

P「………………摩美々」

摩美々「…………//」

P「手を退けなさい」

摩美々「………………っ……//」

ｻｯ…………

P「良い子だ」

ナデナデ…………

はぁん❤️ ……あっあっ❤️️ ……

ナデナデ…………

あん……❤️ んっ❤️ ……

ナデナデ…………

…………❤️！ ……ぁん❤ ……

……………………………

摩美々「…………あっ❤️ ……………あっ❤️❤️」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

P「俺は、いったいなんてことを………」
5：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:27:20 ID:Txlc1.nU: 医師「うーん、参りましたねぇこれは……」

P「俺の身体に何が起きてるんですか！？」

医師「まず私のハゲ頭を撫でてみてください」

P「？」

なでなで………

医師「お゛っ❤️」

ﾎﾟﾂﾝｯ!

P「髪が！！！」

医師「ふぅ……つまりこういうことです」

P「どういうことだ………！」

医師「あまりの快楽エネルギーにより髪が生えたのです」

P「快楽エネルギー？？？」

医師「なでなでウイルスとは衝動的になでなでしたくなる症状とは別に、相手に快楽を与えるという副産物があるのです」

P「？？？」

医師「現段階のなでなでウイルスはステージ2ですが、ステージ3、4ともなればひとナデしただけで私の髪がフサフサになるでしょう」

P「俺にこんな力が………！？」

医師「とても危険な力ですね、…………このまま行くとあなたは………」

P「俺は…………？」

医師「なでなでしたい要求の怪物になる」

ゴゴゴゴゴゴ…………
6：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:30:22 ID:Txlc1.nU: ー？ ………ーん？ ………Pたーん？

P「んっ？」

三峰「Pたんってば！」

P「あっ、三峰、すまないボーッとしてた」

三峰「もー、ずっと声掛けてたのに気がつかないから心配したんだよ？」

P「ははっ、少し疲れてたみたいだ………」

P「…………………」

ｷｮﾛｷｮﾛ…

P「………三峰、今ひとりか？」

三峰「……そうだけど……何かあったの？」

P「三峰………大事な話があるんだ……」

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ………

三峰（貧乏ゆすりが凄い……深刻な話……？）

P「……………実は俺な、病気なんだ………」

三峰「…………………えっ………」

P「……………」

三峰「嘘、だよね…………？」

P「治療法も無い病気だ………」

P「…………………三峰、少しだけでいい、そばに来て、撫でさせてくれ………！」

三峰「……………………っ………」

ｷﾞｭｯ…………
7：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:33:03 ID:Txlc1.nU: 三峰「…………Pたんさぁ」

P「なんだ三峰」

三峰「今すっごくシリアスな感じだったよね！？　何その、ナデナデ病って！？」

P「本当のことだからなぁ」

ナデナデ………

三峰「もしかして三峰の頭を撫でたいからって嘘ついてないー？」

P「ははっ」

ナデナデ………

三峰「……………本当に、心配したんだよ？」

P「病気になっても死ぬまで三峰をプロデュースするよ」

ナデナデ……

三峰「そんな簡単に、口にしないでよ………」

P「そ、そうだな……」

ナデナデ……

三峰「……………ねぇPたん、なんか遠慮してない？」

P「えっ」

ピタッ

三峰「ほらやっぱりー、三峰をなでなでできるなんて滅多にないことだよー？」

P「…………その、いいのか？　止められなくなるぞ？」

三峰「いいよ、病気だからね………なら仕方ないよ」

P「………………………」

なでぇ……❤️

三峰「ひぃうんっ！？❤️」

ﾕﾙｯ……ｶﾞﾊﾞｯ……

P「だ、大丈夫か！？」

三峰「う、うん……(な、なに今の……！？)」

ｶﾞｸｶﾞｸ……

三峰「脚が………！」

P「…………すまん、このまま俺に寄りかかっててくれ」

三峰「えっ、まだするのPたん………？」

P「何を言ってるんだ、まだひとナデしただけだぞ？」

三峰「……………っ」ｿﾞﾜｯ

なで……なで……

ひんっ❤️ そこはダメだよPたんっ❤️

なで……なで……

んっ❤️ 金具が邪魔だからって、取らないでぇ❤️

なで……なで……

ううぅんっ ❤️ んんぅ❤️ Pたんっ❤️ Pたんっ………！❤️

……………………………
8：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:35:01 ID:Txlc1.nU: 医師「す、素晴らしい……！　前人未踏のステージ10とは………！」

P「何も素晴らしいことはないですよ……」

P（あれから毎日のようにアイドル達を撫で回った）

P（要求は日々強くなり、撫でられたアイドルは次々と仮眠室に運ばれる始末………）

P「はぁ………」

医師「お願いだ！　君の様な例は無いんだ！　是非研究の協力を………」

P「…………結構です」

ｽﾀｯ

P「用は済んだのでもう帰りますね」

医師「ま、待ってくれ！！！」

P「？」

医師「最後にこの頭を撫でてくれ」

P「………………」
9：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:35:06 ID:fK7l85qE: かわいい
10：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:36:08 ID:Txlc1.nU: P「はぁ、目眩がしてきた………」

P「………公園だ……木に寄りかかろう……」

ｽﾄﾝｯ

ナデ………

木「んひぃいいいいっ❤️❤️❤️」

ﾊﾟｧｱｱｱｱｱｱｱｱｯ!!!!

<ﾐﾛ!ｻｸﾗﾀﾞ!

<ｺﾉｼﾞｷﾆｻｸﾗ!?

<ﾁｷｭｳｵﾝﾀﾞﾝｶﾉｾｲｶ!?

P「………………………」
11：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:38:10 ID:Txlc1.nU: 事務所

P「ふぅ………！　ふぅ…………！💢」

P「ぐっ、なでなで……したい………！💢」

ｶﾞﾁｬｯ

咲耶「あっ、やぁプロデュー

P「！！」ﾌﾟﾂﾝｯ

ｼｭﾝｯ

なでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでっ❤️❤️❤️❤️❤️

咲耶「──────っ！！！？！？❤️❤️」

服<ﾊﾟｧﾝﾊﾟｧﾝﾊﾟｧﾝｯ!!!(弾ける音

咲耶「っ……❤️ ッッッ❤️」ｶﾞｸｶﾞｸｯ

P「はぁ……💢 はぁ………💢」

咲耶「くぅーん……………❤️」ﾀﾞﾗﾝｯ

ｶﾞﾁｬｯ

こがたん「レッスンから戻ったばい！！」
三峰「あれ？　さくやんなんで裸で……あっ(察し)」

P「……………………」ﾋﾟｸｯ

ｽｯ………

ﾌｧｻｧｯ

こがたん「─────っ！！！」
三峰「─────っ！！！」

ｶﾞﾁｬｯ

摩美々「ただいま戻りましたー………えっ？」
12：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:40:50 ID:Txlc1.nU: その時見ていた事務所のアイドル、田中摩美々は後にこう語る。

『まぁ摩美々はちょうど射程範囲外だったからー、影響は無かったんですケドー』

『………あぁ、ナデナデですよナデナデ、こう、手を前にして空気をふぁさーって』

『プロデューサーがそれをすると一斉に結華と恋鐘の服が弾けちゃったんですよねー、多分大きい音がした方が恋鐘ですねー、下着のサイズ的に……いえなんでもー』

『……………えっ？　触ってもないのにどうやってって？』

『……………』

『………うーん……………』

『なんていうか、プロデューサーのことを全くわかって無いですねー』

『達人？っていうか、極み？ですかねー』

『まぁ、他の体験者に聞けば同じことを言うと思いますよー』

『【プロデューサーに撫でられればそうなる】ってー』
13：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:44:24 ID:Txlc1.nU: P「………………摩美々」

ｸﾙｯ

摩美々「ひっ！」

ｽﾀｽﾀ………

摩美々（今撫でられたら……ダメになる………！）

P「…………」

ｽｯ

摩美々「……………っ」ｷﾞｭｯ

────────────ｶﾞﾁｬｯ

P「！！！」

摩美々「！！！」

霧子「…………………あれ？みんな…………？」

摩美々（──────まずいッ）

P「霧子……………」

霧子「プロデューサーさん………？」

摩美々（こ、ここにいるメンバーのように……舌を出しただらしない発情トロ顔姿の霧子をプロデューサーに見られたら……多分プロデューサーは壊れる………！）

P「霧子…………っ！！！」

摩美々「待って！！！」

霧子「………………」

──────ｼｭﾝｯ!!!

摩美々「…………………っ！」

……………………なで……………

摩美々「……………え？」

霧子「…………………なで……なで……………♪」

P「………………え…………？」

P「………霧子………………？」

霧子「ふふっ、大丈夫ですよ…………」

P「……あ、ああぁぁ………！霧子………っ！！！」

なで……………なで………………

霧子「落ち着くまで、ギュッてして………なでなでしてあげますからね………♪」

P「………………霧子…………！」

ﾌﾟﾛﾃﾞｭ-ｻ-ｻﾝ………♪
ｷﾘｺ…………!

摩美々「………………」

摩美々「………何これー？」
14：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:45:17 ID:Txlc1.nU: 医師「はぁ…………残念ですが、なでなでウイルスは死滅したみたいですね……」

P「そっか………よかったです」

医師「私の生えてきた髪も、ほら見てください、手形の形で生えてますよ、どうするんですかこれ？」

P「……………………」

医師「まぁ、無いよりかはマシですがね、ほかに何か気になることはありますか？」

P「えぇ、至って健康だと思います」

医師「ほほう、それは良いことですね、これからも大事になさってください」

P「……………あっ、そういえばひとつだけ気になることがあって」

医師「……………？なんです？」

P「最近、突然何かをペロペロしたくなる時があるんですよね」

おわり
15：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:47:59 ID:6lC6xHO2: なんか世にも奇妙な物語の2番目くらいにやってそうな感じだった
いい意味で馬鹿馬鹿しいコメディって感じ
16：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 19:51:48 ID:QJM1QHOc: 医者治す気ねえだろ
17：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 21:06:44 ID:fK7l85qE: 興奮してきたな
18：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 21:10:40 ID:mjOGIPZY: NaNじぇいシャニマスSSのシャニPと霧子の関係性すき
19：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 21:12:02 ID:0boxulpw: 医師「私の頭を舐めてみてください」
20：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 21:17:18 ID:MtNoNWec: まみみがヒロインだと思ったのに😡
21：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/08/31(水) 22:05:57 ID:HIwK/CHs: やっぱり霧子はおひさまだったんだ……
22：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/09/01(木) 00:21:34 ID:o5U.LgQs: >>18
霧子「付き合って……ますから……」
23：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/09/01(木) 00:27:07 ID:b.0my3PI: 医者が霧子なんだ
24：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/09/01(木) 02:52:14 ID:x4f/R86g: >>22
病院行ってね☆
25：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/09/01(木) 08:26:23 ID:dFHqU92g: 果穂ちゃんをペロペロしなきゃ(使命感)
26：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/09/01(木) 10:55:47 ID:o5U.LgQs: >>25
しょっぱい汗の味しそう
27：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/09/04(日) 22:54:24 ID:y8W8H0fc: 筋肉の人？
28：名前なんか必要ねぇんだよ！：2022/09/05(月) 08:15:19 ID:1bGPkuAE: 果穂ちゃんのエリート塩は舐めてみたい
29：名前なんか必要ねぇんだよ！：2023/09/20(水) 19:51:42 ID:Uyk8cPww: 抜ける👍