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ビカラと幼児プレイ
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:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2022/02/19(土) 02:18:05 ID:9HcbuPeg
ことのはじまりはささいなことだった。
バレンタインのビカラのオギャりたい、という発言を捉えて押してみたところ、細かく話してくれたのだ。
「オギャるってのは赤ん坊の、あっいや。……ぁ、そうだ。じゃなくてえと、えー……とです、ね。あ、あたしはハーヴィンの施設で育って、その、だからといって問題があったわけでも、いやあるんですけど。感謝に嘘はありませんし、仕方ないことですし。……そもそも赤ん坊のころじゃないですし。あっ、でもあれですよね、あれ。幼少期の体験がこう、なにかしら問題がー、という感じで。団長さんに甘えて、そう甘えるくらいにしていただけると助かるといいますか、ええ。あ、いえそういうののせいにするのはよくないんですけど、あたしほんと。あ、いいいいえ? あくまで一般論といいますか、その。ちょっとだけ、そんな感じで、ハイ」
要領を得ないビカラの言葉。
しかし赤ん坊のように誰かにすべてを委ねたい、という感情はなるほど理解できる。
不幸な記憶も幸せな記憶で上書きすればよい。
彼女が自分を甘える相手にと望んだならば是非もない。
それじゃあ、と手を握るとビカラははにかみ、そして。
その笑みを凍りつかせた。
「あっ、手。…………え、オギャ、る……? あー……これ夢? あの、えと。どこへ……あっ倉庫ですね。あたしの定位置の、はい。……あっ、オムツ、あるんですね。依頼で、はぁ。……子守で、なるほど。なるほ……ど? ……あれ? え? 団長さん?」
そういうことになった。
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