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オキタ・J・ソウジ「オキタさんリフレです!」
22
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2020/11/26(木) 20:51:06 ID:s85HsA7g
「…っん♪…こらっ、早速悪戯ですかぁ…?��」
「そういう事すると、後で後悔しますよー…?��」
私の手へと迫ってくる、マスターの指。
口では非難しつつも、私は特に阻むこともなく、その手を受け入れました。
指が私の手の平を抉じ開け、隅々を拓いてゆきます。
彼は、いつも握る手の感触を、確かめていくように。
くすぐったくて、いじらしくて、悪戯な触り方で。
「…ん…っん…♪…っ…んふ…��…ふふん……��」
お互いの身体に回した手はそのまま、空いた方の手と手を絡めて “手遊び” を続けます。
魅力的で、蠱惑的で、いつまでだってしてられそう。
……なーんて、やられてばかりはいられませんね。
なんてったってこれはオキタさんリフレです!
私がやらねば、誰がやるって話ですよ。
「…ふふ、開始早々好き勝手してぇ……��」
「…やんちゃさん、には………えぃっ……��」
他の部位を愛撫するつもりなのか、一度離れようとする彼の手をガッシと捕らえました。
先の私同様、されるがままになってもらいましょう♪
同じように手を開かせて、ピタリと、蝶の標本のように布団へ縫い止めて。
私は、ごくゆっくりと、中指一本を手の平に乗せ、そのままクリクリと円を描いて踊らせます。
私よりも、丁度一回りくらい?大きな手の平。
所々厚くなった皮膚が、今日迄の道程を思わせます。
指を手首の血管をなぞって動かせば、ピクピク、ビクビク、腕がくすぐったそう。
マスターは、赤ら顔で静かに佇んでいますが……。
そういう私は、どんな表情をしているのでしょうか?
……いえ、分かりますとも。
きっと、いじめっ子のように笑いながらも、同じように赤ら顔なのでしょうね……。
「…はぁ…♪ どーですー…?…降参ですかー…?��」
「これに懲りたら、逆らっちゃあ…めっ��ですよ?��」
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