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続・キャンプオキタさん!コテージおせっせ勝負編

1名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/09/07(月) 03:08:47 ID:kHLAWGR.

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1598632534/


責めオキタさん責めオキタさん言いやがってよぉ……

しょうがないにゃあ……
(続き)いいよ

一応は責めオキタさんのつもりなんだけど趣味全開にしたからか変態チックかも(今更)
許して亭許して


(セリフのみ方式のが書くのは楽だけど、独白する方式の方がエロスを感じるなという顔)




コテージおせっせ勝負編

2名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/09/07(月) 03:09:28 ID:kHLAWGR.

続きはまた、夜に。
昼間の情事の終わりに、彼と約束をして。
夕方までを一緒に遊び、そして日が沈み、月が昇る。

遂に、待ちに待った夜が来てしまいました……。

…………。


なんか…待ちに待ったって言うとヤらしいですね…。


いやねぇ…確かに事実ではありますよ?
夜にシようって言っちゃったのは、私ですし……。
性行為の予定を立てれば、誰だって悶々するものです。

でも、ね…?アレです。言いたいこと分かりますよね?
……もっとね……あれ、純粋な、というか……。
愛する人とは繋がっていたいもの、ていう…その、ね!

そういうことです。

…そ う い う こ と で す 。

決してオキタさんがシたいだけ♡とかそういう訳ではありませんので、勘違いなさらぬようお願いします。

それに、今回の私は一味違いますとも。
今夜、オキタさんはマスターに勝負を挑みます。

私オキタさんはマスターとの魔力供給の度に敗……いえ、引き分け……でもなく大勝利を掴み続けて未だに無敗なんですけども!

えー、つまりは。
マスターに勝利のチャンスを恵んであげよう!
という優しいオキタさんの粋な計らいなんですよ。


「……って、ぅひあぁっ!!!」

3名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/09/07(月) 03:10:19 ID:kHLAWGR.


「………なっ、なんだぁ……マスターでしたか……」
「はぁ、びっくりした…心臓が口から飛び出るかと…」
「…ていうか、全然物音がしなかったんですけど?」
「マスターそんなに忍び足が上手でしたっけ……?」

突如として私の部屋に現れた(ように見える)マスター。
驚かせた事への謝罪も程々に、一切の音がしなかった理由を教えてくださいました。

シオンさんから渡された魔道具。昼間のあれですね。
なんでも “のいずきゃんせりんぐ” なる機能があるらしく、自身の発する音を範囲内で打ち消してくれる、との事。
範囲外から中へ向かう音は消えませんが、内側から外へと向かう音はバッチリ消してくれるのだとか。

空気の振動波である音を即座に解析し、その波に対して全く逆の波をぶつけることにより音を打ち消す…とかいう原理らしいのですが…。
ま、まぁとにかく凄い機能ってことですよね。
(全然仕組みを理解出来なかったのはヒミツですよ)

マスターは未使用のままだったその機能が気になり、用いた上でこそこそ私の部屋へと来たのだそうです。
一応ノックはされたそうなのですが、消音範囲内であったからか、ノック音までも消えてしまってたのかも、と。
扉を開ける音すらしなかったのは、そのためですか…。

どうも私の驚嘆の声も、外へは洩れていない様子。
結構大きな声だったのですけど、だーれも来ませんし…。


…………ん…?………って、ことは?

4名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/09/07(月) 03:10:29 ID:BFaetdzk
お前のSSを待ってたんだよ!

5名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/09/07(月) 03:11:21 ID:kHLAWGR.

「…マスター…マスター?…」
「……も、もしかして…アレですか…?」
「…あの…」
「…今夜…もし…もしも、仮に、万が一、偶然にも…」
「……声……上げちゃっても、大丈夫…という?」
「へ、へぇー……それは、それは…ぅん…安心……」

……。
……ふ、ふぅーん?まぁ?
その程度で動揺するオキタさんではありませんけどっ?
言ったでしょう? 一味違う、と!

「…ふむ?私の衣装ですか?…ふふふん…♪」
「どうですか?今日の私はお仕事モードの姿です♪」

https://i.imgur.com/T7p5H1Z.jpg

「こちらの姿で致す機会は少ないですからね」
「いつもとは違うオキタさん、お見せしますとも!」

「さぁっ、貴方に決闘を申し込みます!マスター!」
「ふっふっふっ、今夜こsっ……っじゃなくって!」
「今夜も!貴方をコテンパンにしてあげますとも!」

因みにマスターのお部屋ではなく、私のお部屋へ呼んだのにはちゃーんと理由があります。
私のお部屋の位置はコテージの一番奥の側。
つまり私に用事でも無い限り、誰かが部屋の前に来てしまう心配がいらないのです。

……ま、まぁ?
探知と消音機能付きの道具もある訳ですし?
情事のイロイロが外部へ漏れる可能性はゼロと言って差し支えないということ…ですね、えぇ。

……うん。
……べ、別に期待なんてしてませんしぃ?

6名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/09/07(月) 03:13:13 ID:kHLAWGR.

「ではいざ尋常に、勝負!……の、まーえーにっ♪」

「ん、はいっ♡口づけをしてくださいますか…?♡」

「勝負開始の合図ですので♡ ささ、チュッと♪」

「…ん……ほーら、早くっ♪ 照れ照れしてないで♪」

「んーん…? まさか、私を焦らす作戦ですかぁ?♡」

「この卑怯者っ♡男の矜持は無いんですか〜っ?♪」

「…っきゃ♪…っんん…んぅん…♪…ん…〜……♡♡」

私は態とらしい演技でマスターを挑発し、まんまと彼の方から唇を奪ってもらいました。

マスターはきっと、こう考えている事でしょう。
あぁ、そういう “プレイ” なんだな、と。

しかし今夜は本気で参ったを言わせるつもりですから。
オキタさんの攻め攻めお仕事モードを、骨の髄まで思い知らせてくれましょう!


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