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【SS】劇場版名探偵コナン「零人目の配信者(ユーチューバー)」
1
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/08/24(土) 21:40:11 ID:YugBbSnc
【予告映像】
ベルモット「この男は大物YouTuberにしてコードネーム『サッポロ極ZERO』。
通称『ゼロ』と呼ばれる男…」
コナン「米花ホテルで開催された大人気ユーチューバーたちの公開生放送パーティーイベントで起こった連続殺人事件。
公開配信中に子供に人気のNo.1ユーチューバーが殺害され、血の惨劇が幕を開ける…!」
炎上系プロレスラーユーチューバー「シャ、シャムだ…syamuさんがよみがえって殺したんだあぁあぁ!!!!!」
コナン「世界に生配信された殺人映像には、サングラスをかけた伝説の大物ユーチューバーが写り込んでいた…!」
291
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:40:32 ID:s31Iv/J6
高木「そんな、syamuが行方不明だなんて…」
小五郎(コナン)「彼に生活能力はありません。
ですから最後には家族を頼るしか出来ない。
そんな彼が家族にも連絡せず消息を絶っている…」
高木「新しい代理人に生活の面倒を見てもらってるんじゃないですかね?
中日帽子とか日大の誰かとかいたじゃないですか」
小五郎(コナン)「それもないでしょう。アレが疫病神だということは誰もが分かっているはず。
関わった代理人皆が不幸になっていますからね。今更引き取る物好きもいないはず…
それに何より、syamuさんが活動をしていない。
もし誰かが引き取っているのなら彼を使って何かしらの金儲けをしているはずですが、
一向にそんな様子がネット上で見られない…」
目暮「な、なるほど…」
292
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:41:16 ID:s31Iv/J6
小五郎(コナン)「そして、スブターさん、ペカルさん、ラバエルさん。
あなた方3人にお聞きします…」
3人「え?」
小五郎(コナン)「あなた方3人は、syamuさんを殺したのではないですか?」
3人「!?」
293
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:42:42 ID:s31Iv/J6
ペカル「ハ、ハハ…毛利さん、冗談もいい加減にしてくださいよ」
ラバエル「そうですよ。僕たちは確かに3人でピカキンさんを殺害しました。
でもsyamuさんなんて恨みもないですし殺す理由が…」
小五郎(コナン)「あなた方は相当追い詰められていました。
何もかもを失う手前でしたからね。
『どうせsyamuさん一人殺したところで家族すら探さないだろうから大丈夫だろう…』
『1人殺すも2人殺すも一緒だ』…そう思ったんではないですか?」
ペカル「そ、そんなことは…」
小五郎(コナン)「それに、このトリックはsyamuさんが死んでいた方が都合が良いのです。
警察は存在しない『逃げたsyamu』を永遠に追いかけ続けることになる…
自分たちに捜査の手が絶対に回ってきませんからね」
スブター「ふざけんな!証拠はあるのか?」
小五郎(コナン)「残念ながら証拠はありません…」
スブター「ほら、ねえだろ!このクソ探偵が!
人殺し呼ばわりするなら出してみろよ!
俺たちがシャムさんやその家族を殺したって証拠をよぉ!!」
小五郎(コナン)「…正体表しましたね。」
294
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:43:47 ID:s31Iv/J6
目暮「ど、どういうことだね?」
小五郎(コナン)「…やはりそうでしたか。
…私は『シャムさんを殺害した』と言ったんです。
なぜ『シャムさんとその家族を殺害した』と言ったんですか?」
スブター「!?」
小五郎(コナン)「実は、syamuさんの家族にも捜索願が出ていました。
私はこちらももしかしたらと思っていたんですが…」
ラバエル「い、言い間違えただけです!だから証拠はあるんですか!?」
小五郎(コナン)「残念ながら証拠はありません。
ですが、警察がその方面で調べればいずれ分かるでしょう。
あなた方がsyamuさん一家を殺害したということがね…」
蘭「そ、そんな…」
295
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:44:21 ID:s31Iv/J6
小五郎(コナン)「とはいえあなた方にはsyamuさんはともかくその家族を殺す理由がない。
シャムさんを殺そうとしたところを邪魔されて殺してしまった、
目撃されて殺した…辺りでしょう」
スブター「チッ、馬鹿馬鹿しい!人を人殺し呼ばわりかよ!訴えてやるからな!」
ペカル「行きましょう刑事さん!」
目暮「あ、ああ…。毛利くん、その件についてはあちらの警察へ捜査を要請しておくよ。
今日のところはこれで…」
小五郎(コナン)「わかりました、捜査はお任せいたします」
コナン「(…残念だがこっちの事件に関してはあくまでも推論で証拠がない…
警察に任せるしかなさそうだな)」
コナン「(とは言え、警察が本気になれば証拠は出てくるはず…)」
コナン「(それにあっちには服部もいる。難なく解決に向かうだろう)」
296
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:45:05 ID:s31Iv/J6
小五郎「ふわぁぁぁ…さすがロイヤルスイート、よく眠れたな…」
イベント責任者「毛利さん!見事な生配信でした!見て下さいコレ!」
小五郎「あん…?」
イベント責任者「なんと今の推理ショー動画が300万再生ですよ!?こんな数字取れるユーチューバー、他にいません!
流石は毛利探偵、探偵だけでなくユーチューバーとしての才能も持ち合わせていたんですね!」
小五郎「俺の推理動画…?フッ、この毛利小五郎にかかればこのくらいなんてことありませんよ!ナーッハッハッハッハ!」
コナン「(うおっ、さっきのおっちゃんの推理って生放送されてたのか…あぶねー。
まあオレも撮られて困るようなことはしてねーだろうから大丈夫だとは思うが…)」
イベント責任者「つきましては是非毛利探偵にはユーチューバーとして正式にオファーを…」
小五郎「マ、マジっすか!?よろしくお願いします!」
蘭「はぁ…お父さんがユーチューバーだなんて大丈夫かな…」
コナン「ハハ…ま、解決したからいっか…」
297
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:47:11 ID:s31Iv/J6
【ホテルのロビー】
蘭「みんなお待たせー!」
歩美「うっ…うっ…」
光彦「うう…」
元太「うっ…ううう…」
コナン「お前ら…」
コナン「(無理もねーか…大ファンだったピカキンさんが殺されちまったんだからショックもでかいか…)」
歩美「うっ、うっ…」
3人「あーはっはっはっはっは!」
コナン「!?」
298
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:48:12 ID:E.O1HqQ2
もう始まってる!
299
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:51:28 ID:s31Iv/J6
歩美「この動画のキズガアルちゃんかわいいー!」
光彦「歩美ちゃんはキズガアルちゃんですか?僕はこの動画のmeライアカイちゃんが好きですね!」
元太「ユーチューバーなんて古いよな!これからはVの時代だぜ!」
コナン「(おいおい、お前らさっきピカキンに大喜びしてたじゃねえか…)」
哀「あら、忘れっぽいのはいいことよ?」
コナン「?」
哀「悲しいことがあってもすぐ忘れられるのはとても幸せなこと。
不器用な人間は悲しみを一生忘れられないんだから…」(姉の宮野明美を思い出しながら)
コナン「灰原…。」
300
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:53:51 ID:s31Iv/J6
【ホテルの外の道路】
(道路の歩道。小五郎と蘭の後ろをスマホの動画を見ながら歩く少年探偵団)
歩美「哀ちゃんはvだと誰が好き?」
光彦「よく考えたらユーチューバーのほとんどはただのおじさんですからね」
元太「なんでオッサンなんか見て楽しいと思ってたんだろうな?」
コナン「(人というものはとても飽きっぽい)」
コナン「(数年、早ければ数ヶ月で人は飽きて別のものにとびつく)」
コナン「(今現在ではユーチューバーのブームも下火になりつつあったが、今回の事件はさらにかその空気を加速させていくと思われる)」
コナン「(ピカキンさんの死やトップユーチューバーたちによる今回の殺人事件はユーチューバーのイメージに致命的になり衰退に向かうだろう)」
コナン「(人々はまた別のものに飛びついてユーチューバーは廃れ、ピカキンさんの掲げた理想から遠い未来になっていうのかもしれない)」
コナン「(だが…)」
301
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:54:59 ID:s31Iv/J6
コナン「ったくほんとあいつら飽きっぽいな…ん?」
通行人の女子高生A「でさ?私ついにバーチャル受肉?ってやつしちゃったんだよねー」
通行人の女子高生B「マジ?あたしもVRチャット興味あるしやってみよっかな」
通行人の女子高生C「いっそさ、みんなでアバター作ってvやろうよ!」
通行人の女子高生A「あ、いいねーそれ!前からユーチューバーやってみたかったんだけど顔出しが恥ずかしくてさー」
キャッツキャッ
コナン「…」
コナン「…。」フッ
302
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:55:43 ID:s31Iv/J6
コナン「(『皆がユーチューバーになり、好きなことで繋がり合う世界』)」
コナン「(ピカキンさんの理想は素晴らしいものだが、自らの姿を晒したくない人々にとっては敷居の高いものでもある)」
コナン「(しかし、バーチャルの中で姿を変えて発信できる文化はその敷居を大きく下げていくことだろう)」
コナン「(彼が掲げた理想の世界は、ユーチューバーではなくバーチャルな少し別の形で実現していくのかもしれない…)」
303
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:56:05 ID:s31Iv/J6
コナン「(米花ホテルで発生した今回の殺人事件…)」
コナン「(犯人は逮捕され、余罪に関しても明らかになっていくことだろう)」
コナン「(大物ユーチューバーを巡る事件はこれで終息した)」
コナン「(だが、オレにはまだどこかで胸騒ぎがしていた…)」
コナン「(この惨劇すらも、まだ始まりに過ぎないという予兆が…)」
304
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:56:25 ID:s31Iv/J6
ギィーーバタン!(CM前の扉が閉まる音)
305
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:56:48 ID:s31Iv/J6
あまり進んでませんが今回はここまでです
また1〜2週間ほどお待ち下さい
次回から黒の組織が動きます
ボリューム的には多分1スレは埋まらずこのペースだと600〜800レス辺りには終わるかなと思います
306
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 22:59:00 ID:E.O1HqQ2
これで一段落ですね
続きが楽しみです
307
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 23:13:34 ID:NCoh6zBU
>次回から黒の組織が動きます
ファッ!?
308
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/11(金) 23:28:19 ID:rV2cbjiU
すっげー楽しみゾ
更新待ってナス!
309
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:26:44 ID:t3LMDzz2
ガチャ、バーン!(CM明けの扉が開く音)
310
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:27:08 ID:t3LMDzz2
【毛利探偵事務所前】
歩美「じゃあねコナンくん!」
元太「じゃあなコナン!」
光彦「また月曜日学校で会いましょう!」
コナン「ああ、またな」
小五郎「あーしかし嫌な事件だったな。せっかくの日曜だし昼寝でもするか」
蘭「あ、お父さん。お昼まだなんだけどどうする?」
小五郎「そういや腹減ったな。今からどっか行くのも疲れるしポアロで軽いもんでも食うか」
???「あれ?みなさんどこかへ行っていたんですか?」
311
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:27:48 ID:t3LMDzz2
歩美「あ、探偵さん!」
コナン「安室さん…」
蘭「安室さんこんにちは。ちょうどホテルでユーチューバーのイベントに参加してきたんです」
安室「そうだったんですか、そういえばさっきテレビで速報が出てましたね。
なんでも殺人事件が起こったんだとか」
小五郎「ああ、ユーチューバーのピカキンさんが殺されてな。ま、俺が即解決に導いたんだがな!」
安室「流石は毛利さん!僕も推理を生で拝見したかったです!」
小五郎「ナーッハッハッハッハ!」
コナン「(まーた調子に乗ってるな…ハハ…)」
312
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:28:14 ID:t3LMDzz2
安室「ところで皆さん、お腹すいてませんか?」
小五郎「あん?腹なら減ってるが…」
安室「ちょうどよかった、皆さんに少し味見してほしいものがあったんです。
少し食べていきませんか?お代はいりませんので」
小五郎「タダ!?」
蘭「…もう、お父さんってば」
安室「みんなもどうかな?」
歩美「食べるー!」
光彦「はい!お願いします!」
元太「へへ、ここの料理うめーんだよな!」
コナン「(あんな事件の後だってのに食欲があっていいよなこいつら…)」
哀「…」クスッ
313
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:28:47 ID:t3LMDzz2
【ポアロ店内】
(テーブルにサンドイッチがいくつも載ったお皿が並んでいる)
安室「試作品のサンドイッチです!どうぞ遠慮なく召し上がって下さい!」
元太「うおー、うまそー!」
光彦「美味しそうですね!カツサンドですか?」
蘭「そういえばカツサンドってポアロのメニューにありませんでしたね。ここのハムサンドは有名ですけど」
安室「ええ。ですので少し趣向を変えたカツサンドを遊びで作ってみたんです。どうぞ召し上がって下さい」
コナン「(そういえばオレも朝からあまり食ってなかったな…)」
子どもたち「いただきまーす!」
314
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:29:42 ID:t3LMDzz2
歩美「すごくサクサクしてておいしー!」
小五郎「お、なかなかうめえじゃねえか!」
元太「肉にカレーの味がしてすっげーうめーぞ!」
光彦「これ、衣が全然違いますね!」
蘭「美味しいねコナンくん!」
コナン「うん!」
蘭「お肉はカレーの味で、衣は少しチーズの風味がしますね」
安室「ええ、それには実は秘密があるんです」
蘭「秘密、ですか?」
安室「ええ。『オリジナルメニュー』というやつですよ」
歩美「オリジナルメニュー?」
315
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:30:07 ID:t3LMDzz2
安室「ええ。既存の市販品を組み合わせて新たな料理を作るオリジナルメニュー。
僕も最近ハマっていましてね」
蘭「安室さんお料理上手ですもんね」
光彦「何を材料にしてるんですか?」
安室「ええ。実は、材料はこれなんです!」
(「ホテルカレー」と「ピザポテト」のパッケージを見せる)
光彦「レトルトカレーの『ホテルカレー』に…」
歩美「ピザポテト…?」
元太「こんなので作れるのかよ?」
316
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:30:58 ID:t3LMDzz2
(何かを説明するときの楽しげなBGM)
https://www.youtube.com/watch?v=iltMoPDLGTE&list=PLewUzfn1RqYt1F8g-BDEjnFVGPy9pU-I_&index=9
安室「作り方は簡単です。ホテルカレーを平たい器に出し、
そこに鶏肉をある程度の時間漬け込んでおきます。
出来れば一晩くらい寝かした方が良いかもしれませんね」
安室「そしてピザポテトを薄手のビニール袋に入れて砕きます。
粉々にはせず、食感を残すために少し粗めにしておきましょう」
安室「あとはその鶏肉に小麦粉・溶き卵・砕いたポテトチップスの順番でまぶし、
中温程度の油で揚げます。
ポテトチップスを衣にすると少し焦げやすいのでオーブンで焼いても良いかもしれませんね」
安室「きつね色になって揚がったら、少し切ってみましょう。身が赤かったらもう少し揚げて下さい」
安室「中まで火が通っていたらそれをパンで挟めば、オリジナルメニュー『カツカレーサンド』の完成です!」
317
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:32:33 ID:t3LMDzz2
蘭「あ、パン粉の代わりにポテトチップスを使ったんですね。だからこんな食感が違うんだ」
安室「そうなんです。食感は改善しますが少し揚げるのは難しくなりますけどね。好評ならメニューに加えてみようかと…」
小五郎「衣のチーズのほのかな風味はポテトチップスの味、肉のカレー味はレトルトカレーってわけか。
こりゃ普通にうめえし売れるんじゃねえか?」
安室「毛利先生の太鼓判を頂けるとは光栄です!マスターにも相談してみましょう」
コナン「オリジナルメニューか…レトルトカレーを冷凍チャーハンにかけて冷凍トンカツでがんせきふうじしただけのsyamuのやつとはレベルが違うな…」
哀「syamuと比べると年齢や顔や頭だけじゃなくオリジナルメニューの腕も何もかも上回っているわね」クスクス
318
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:33:07 ID:t3LMDzz2
小五郎「うめーなこれ!」
元太「おかわりくれよ!」
安室「ええ、皆さんいっぱい作ったのでお腹いっぱい召し上がって下さい!」
光彦「もう元太くん、食べ過ぎじゃないですか?少しは付け合わせのサラダも食べたらどうです?」
蘭「そうそう!お肉ばっかり食べてるとお父さんみたいなダメな大人になっちゃうわよ?
歩美「あははは!」
(和気藹々とした雰囲気の中、ひとり真剣な表情で窓の外を見ながら少し考え込む安室)
安室「…。」
コナン「…?」
319
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:33:59 ID:t3LMDzz2
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【安室の回想。数日前の出来事】
(安室の車内。安室が運転していて助手席にベルモットが座っている)
バーボン(安室)「どうしたんですか?貴女から僕に会いたいだなんて」
ベルモット「貴方の耳に入れておきたいことがあってね」
バーボン「へぇ、悪い知らせでないことを祈ってますよ」
ベルモット「…『ゼロ』」
バーボン「!?」
320
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:34:33 ID:t3LMDzz2
ベルモット「組織の新入りのコードネームよ。正式名称は『サッポロ極ZERO』…」
バーボン「…」
バーボン「ええ、会ったことはありませんが聞いてますよ。
なんでもボスのお気に入りで、組織に入ってすぐに幹部になったとか」
ベルモット「そう、そのゼロが暗躍している…。
毛利探偵の周囲や組織のことをあれこれと嗅ぎ回っているって話」
バーボン「ゼロ…ですか。中々良い名前ですね。仲良くなれそうだ」
ベルモット「貴方も気をつけた方が良いわよ?あの『ゼロ』…中々の食わせ者かもしれないわよ?
彼は貴方と『同じ』だから」
バーボン「僕と同じ?」
321
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:34:56 ID:t3LMDzz2
ベルモット「ええ。ヘラヘラと無害を装っておきながらその実、何を考えているかわからない…」
バーボン「…。」
ベルモット「いえ、もしかしたら『ゼロ』は貴方以上の切れ者かも…」
バーボン「へぇ…それはお会いしてみたいですね」
バーボン「その『ゼロ』さんに…」フッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
安室「…。」
コナン「…?」
322
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:36:10 ID:t3LMDzz2
蘭「安室さんどうしたんですか?
安室「…ん?なんでもないですよ」
コナン「…。」
テレビのキャスター「…番組の途中ですが臨時ニュースです。
先程本日午後14時21分頃、米花ホテル前で爆発事故が発生しました。
警察関係車両が爆発したと見られ、ホテルから護送される予定だった
3人の容疑者が即死したと見られ数十人規模の怪我人も出ている模様です。
警察関係者の中にも重傷者がいるという情報も…」
コナン「な!?」
323
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:36:46 ID:t3LMDzz2
小五郎「米花ホテルっていやぁ…俺達がさっき事件を解決したところじゃねえか!!」
蘭「容疑者は死亡って…まさか、スブターさんたちが…?」
安室「…!」
コナン「…ッ!」ダッ
蘭「あ、ちょっとコナンくん!どこ行くの!?」
コナン「大丈夫!夕飯までには戻ってくるから!」
蘭「もう、危ない事件が起こってるっていうのに…!」
324
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:37:12 ID:t3LMDzz2
コナン「(爆発事故だって…?偶然にしては都合が良すぎる…!)」
コナン「(絶対にこれは事故なんかじゃねえ…計画的な殺人…!)」
コナン「(だが目的は何だ…?何かの証拠隠滅?口封じ?)」
コナン「(…証拠隠滅のために殺人までするような奴ら…)」
コナン「(そこまでするような奴らなんて…)」
コナン「(…!?)」
コナン「(まさか…)」
バーン(コナンの背後にジン・ウォッカ・ベルモットたちのシルエットが大写しになる)
325
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:37:55 ID:t3LMDzz2
【ビルの屋上】
(屋上に立ち、ニヤニヤと笑いながらビルの下で起こる爆炎と煙を見つめる男2人)
ウォッカ「…。」
ジン「…クク…。」ニヤリ
326
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:38:15 ID:t3LMDzz2
ギィーーバタン!(CM前の扉が閉まる音)
327
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:39:24 ID:t3LMDzz2
やっと話が動いたので今回はここまでです
書き溜め分が終わってこの先は詳しく考えてないのでちょっとペースが落ちるかもしれませんが
1〜2週間お待ち頂ければまた続きが書けると思います
気長にお待ち頂ければ幸いです
328
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 17:50:09 ID:qGAqjIYA
おま投稿ま!
唐突なオリジナルメニュー要素で変な笑い方しちゃった
329
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 20:47:18 ID:94nU1RWI
さらっとsyamuさんがボロクソに評されてるのほんと草
330
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/18(金) 21:42:54 ID:GJDedHSo
>サッポロ極ZERO
ここで笑ってしまいました
これからsyamuさんが何やらかすのか楽しみゾ
331
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/19(土) 04:00:20 ID:nSN9dsDo
(オリジナルメニューがちゃんとしてて)笑っちゃうんすよね
332
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/20(日) 13:58:02 ID:WYL640q2
ユーチューバー安室さんのオリジナルメニュー動画とかすごい視聴数になりそう
333
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/20(日) 14:11:36 ID:vmqimp06
まともなオリジナルメニューで草
僕も安室さんの手料理食べたいです
334
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:31:51 ID:RxFbDRJA
ガチャ、バーン!(CM明けの扉が開く音)
335
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:32:28 ID:RxFbDRJA
【「大黒第三ビル」と書かれた建物の屋上】
(眼下の爆炎と煙を見つめる黒ずくめの男2人)
ウォッカ「へへ、良い眺めですね兄貴」
ジン「ああ、中々綺麗な花火じゃねーか…。
さしずめあの爆発は葬送の炎と鎮魂曲といったところか…」
ウォッカ「まずは計画通りってやつですね。次の段階に…」
ジン「!?」
チュイン(ジンの後ろの壁、頭のすぐ横に銃弾が突き刺さる)
336
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:32:56 ID:RxFbDRJA
【別の廃ビルの中】
赤井「…」(4キロほど遠方の廃ビルに隠れ、二人のいるビルに向けてスナイパーライフルを構えている)
337
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:33:17 ID:RxFbDRJA
ウォッカ「兄貴!?」
チュインチュイン(何発もジンの周囲に弾丸が着弾する)
ウォッカ「狙撃!?一体どこから…」
ジン「フン…こんなところにもう用はない。さっさとズラかるぞウォッカ」
ウォッカ「へ、へい!」
ジン「フッ…どこかのネズミが嗅ぎつけたようだがもう遅い…」
ジン「導火線に火は付いた…既にこの街全体が巨大な漆黒の棺桶の中なんだからな…」
338
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:33:57 ID:RxFbDRJA
【廃ビルの中】
赤井「…。」(2人が撤退したのを見てスナイパーライフルを下ろしながら)
赤井「…やはり少し遠い。逃したか」
キャメル「やっぱり無茶だったんですよ赤井さん!4キロ以上離れた場所の狙撃だなんて!」
ジョデイ「そうよシュウ、いくら彼らに気付かれないためとはいえ…」
赤井「2400ヤード(2200m)程度の狙撃なら以前したことがあったが、やはり倍離れていると難しいものだな」
赤井「…だが、次は外さん」(ニヤリと笑う)
339
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:34:29 ID:RxFbDRJA
【喫茶ポアロ】
蘭「コナンくんやっぱり事件現場行ったのかな…やっぱり心配…」
小五郎「ほっとけほっとけ!どうせ警察がいるから安全だろうよ」
蘭「やっぱり私行ってくる!すぐ戻ってくるから!」
小五郎「お、おい!ったく、どいつもこいつも…」
安室「…。」
340
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:34:58 ID:RxFbDRJA
(事件現場に行くために博士のスケボーで道路を駆けるコナン)
コナン「(もしこの事件が黒ずくめの男たちの仕業なら…)」
コナン「(狙いは一体何なんだ…?)」
コナン「(あの3人の中に組織と通じていた人間がいたから…?)」
コナン「(もしくは、組織にとってあの3人の存在が都合が悪いものだったから…?)」
コナン「(わからねえ…わからねえが…)」
コナン「(とてつもなく…嫌な予感がする…!)」
341
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:35:30 ID:RxFbDRJA
【米花ホテル前】
(野次馬や警察が大量に集まり騒ぎになっている。車からはまだ黒煙が上がっており、救急車も何台も詰めかけている)
通行人の男「爆発事故だってさ」
通行人の女「ユーチューバーが死んだんでしょ?」
通行人の男「ピカキンを殺したんだからきっと天罰だぜ」
警察官A「近づかないで下さい!危険です!」
コナン「(流石に事件現場に入れるような雰囲気じゃねーな…)」
警察官B「テロの危険性もあります!関係者以外の方は即刻退去して下さい!」
コナン「(警察もテロの可能性を警戒してかなりの厳戒態勢だ、とてもじゃねーが調べることは…)」
342
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:36:01 ID:RxFbDRJA
コナン「(ん…?あそこのビルの屋上、誰かいる…?)」
(眼鏡のフレームをいじってズームさせる)
コナン「(な!?あれは…)」
(眼鏡をズームし、ビルの屋上に黒ずくめの謎の男を見つける)
コナン「(黒ずくめの男…!?)」
343
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:36:32 ID:RxFbDRJA
【「大黒第三ビル」と書かれた建物の前】
コナン「(このビルか…)」
コナン「(テナントは1軒も入ってない、使われていないビルなのか?)」
コナン「(ビルの入口は…開いてねーな…)」ガチャガチャ
コナン「(ん…?あれは…)」
(ビルの真横、地上から屋上まで続く錆びた階段を見つける)
コナン「(非常階段!あれを登れば屋上まで行ける…!)」
コナン「(ここを登ってあの男を問い詰めれば…ジンやウォッカ…黒ずくめの男たちに近付けるかもしれねぇ…!)」ダッ
(建物の非常階段を登るコナン)
344
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:37:30 ID:RxFbDRJA
【ビル屋上】
(ビル屋上には黒服を着た一人の謎の男。階段を登り切る手前で身を隠し、様子を伺うコナン)
コナン「(相手の人数は1人か…)」
コナン「(これだけ見通しの良い屋上、他の人間が潜んでいる気配もない)」
コナン「(相手が一人なら腕時計型麻酔銃で動きを封じればなんとかなりそうだ)」
コナン「(それにあの服と帽子…ジンやウォッカたちと同じ黒…)」
コナン「(やはり黒の組織なのか…?)」
コナン「(ただ黒い服を着ただけの不審者という可能性もあるが…)」
コナン「(だがこんな場所から爆発現場を見下ろす怪しい男…)」
コナン「(組織に関係なくとも、事件に関係があるかもしれない)」
コナン「(少し危険だが、探りを入れてみる必要があるな…)」
345
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:40:12 ID:RxFbDRJA
コナン「あれれー?ここどこだろうー?」
コナン「友達とかくれんぼしてたら迷ってビルの屋上まで来ちゃった!」
コナン「うーん、どうすれば帰れるんだろう?」
コナン「どうすれば帰れるのかなー…」
コナン「…。」(後ろ手で腕時計型麻酔銃の蓋を開け、いつでも発射できる体勢を取りながら)」
コナン「(さあ…どう出てくる?)」
黒服の男「…。」
346
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:40:56 ID:RxFbDRJA
コナン「ねえねえおじさん!ここどこか知って…」
(振り向く男の顔を見て驚くコナン)
コナン「な!?」
コナン「(こいつは…!)」
syamu「ウィィイィイィィィィィイィッス!!どーもー、syamuでーーす!YO!YO!YO!YO!YO!YO!YO!YO!YO!(クウガ変身音)」
コナン「(syamu_game!?)」
バーン(黒服と黒帽子を身に付けたクソデカグラサンのsyamuとコナンが対峙)
347
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:41:27 ID:RxFbDRJA
ギィーーバタン!(CM前の扉が閉まる音)
348
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 13:43:23 ID:RxFbDRJA
スレが立って2ヶ月でやっとコナンとsyamuさんが出会ったので短めですがここまでにしておきます
また1〜2週間くらいお待ち下さい
次からsyamuさんVSコナンになると思います
ちなみに前回のオリジナルメニューのレシピは適当なので美味しいかはわかりません
349
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 21:45:51 ID:/B6PKLmE
もう始まってる!
と思ったらもう終わってた!
次回を楽しみに待ってます
350
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/10/27(日) 23:11:13 ID:grtq28eI
良いところで終わっちゃった
セリフひとつひとつに原作へのリスペクト感じちゃう!
syamuさんとコナンくんの対決楽しみゾ
351
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/01(金) 19:04:05 ID:OG4vGFCE
ガチャ、バーン!(CM明けの扉が開く音)
352
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/01(金) 19:04:21 ID:OG4vGFCE
syamu「アウォウウォウウォウ!ウォウウォウウォウ!」
コナン「(なんでsyamuが奴らの服を着てここに…)」
コナン「(まさか…syamuが黒の組織のメンバー!?)」
コナン「(…もしそうだとしたら…)」
syamu「アランラカランラランラランラ!ウォウ!」
コナン「(爆破事件は、この貝塚勃起土竜が起こしたもの…?)」
コナン「(自分の名を騙って殺人に及んだ3人への恨み…あるいは別の理由で…)」
syamu「おかーさーん!コンドーム買うからお金ちょーだい!!」
コナン「(…なーんて、ハハ…んなわけねーか…)」
353
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/01(金) 19:04:45 ID:OG4vGFCE
コナン「(組織との接点なんてオーバーグラスがウォッカのサングラスっぽいだけ…)」
コナン「(どうせまたどこかの代理人に拾われてこの辺りで捨てられたか…)」
コナン「(もしくは、親に捨てられて前の代理人を頼って東京までやってきたか…)」
コナン「(親…?そういえばsyamuの家族は本当にあの3人に殺されているのか?)」
コナン「ね、ねえおじさん。おじさんってあの大物ユーチューバーのsyamuさんなんでしょ?」
syamu「自分は、知的障害者ではありません」
コナン「そ、そうじゃなくて…焼肉さんとカスゴリさんは元気にしてる?」
syamu「千本!桜!ビャオッ!!」
コナン「!?」
354
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/01(金) 19:11:03 ID:OG4vGFCE
syamu「テンテンテケテケテンテンテケテケテンテンテケテケテンテケテンテン!」
コナン「あ、あの…」
syamu「テンションッ!上げて!行こうぜぇぇワァァァァァオッ!!」
コナン「syamuさんの家族って…」
syamu「ミート、スパゲティ!カツカレー!親子丼!」
コナン「syamuさん!」
syamu「ハイル!ハイル!ハイル!アイアン!」
コナン「ねえってば!」
syamu「アーローベーロー!ガーゲットボレギャレェ!」
コナン「(話が通じねー…ま、元気そうだし多分家族も元気なんだろ)」
syamu「ヤーヤヤヤーヤ!」
コナン「(ってことは、syamuさんやその家族が殺害されてるってオレのあの推理は外れてたってことか…?)」
355
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/01(金) 19:14:13 ID:OG4vGFCE
(10分後)
syamu「ハッピシンセサイザキミノ〜ホィエィエ〜」(勃起させて踊りながら)
コナン「(結局10分くらい奇声を発して踊ってるぞこいつ…)」
コナン「(ま、事件には全く関係なさそうだな…灰原のためにサインでももらっとくか?)」
syamu「ほいじゃ、まったのう〜!」
コナン「(終わったのか…何しに来たんだこいつ?)」
(立ち去ろうとするsyamuのポケットから2枚のなにかが落ちる)
コナン「(…ん?)」
356
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/01(金) 19:37:48 ID:EJsN06C6
すみません急用が入ったので後日改めて書きます
357
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/01(金) 20:04:12 ID:.6CO/QZA
もう終わってる!楽しみにしてるので無理のない範囲で毎秒投稿して
358
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/01(金) 20:04:57 ID:kzXJEqZk
話の通じなさが怖いと思った(小並感)
359
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/02(土) 00:01:38 ID:ykrrrxmA
10分間付き合うコナン君も大概どうかしてますね…(恐怖)
360
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/02(土) 00:07:06 ID:EQq4Fp86
これはジン兄貴から最後までスルーされますわ
361
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:27:49 ID:kcPKlTls
コナン「ねえ、なにか落としたよ?」
syamu「ありがとうございますやでほんま」
(写真を拾い上げるコナン)
コナン「な!?」
(拾い上げると、コナンの写真と新一の写真だとわかる)
コナン「ね、ねえ…どうしてボクの写真持ってるの?それに新一兄ちゃんの写真も…」
syamu「…目の前におるじゃん」
コナン「え?」
syamu「工藤新一は、目の前におるじゃん」
コナン「な!?」
362
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:28:40 ID:kcPKlTls
コナン「(今こいつ…工藤新一って…)」
コナン「(そして、工藤新一が目の前にいるって…)」
コナン「(まさか…こいつ…!)」
コナン「おい!どうして工藤新一の写真を持ち歩いてるんだ!
お前は組織の人間なのか!?答えろ!」
syamu「タメ口のコメントする人がよくわからん…やっぱり〜あれだよね」
コナン「え?」
syamu「敬語使うべきじゃん」(サングラスの奥のモグラアイでコナンを睨みつけながら)
コナン「…!」ゾクッ
363
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:29:13 ID:kcPKlTls
syamu「敬語使うべきジャァァン…」
コナン「(もし…万が一…)」
コナン「(syamuが黒の組織の一員で…そしてオレを工藤新一だと知っているなら…)」
コナン「(そしてここでオレに出会ったことを組織に報告するとしたら…)」
コナン「(…オレにも蘭にも…多くの人たちにも危害が及ぶ…)」
コナン「(オレは…オレはこいつを…)」
コナン「(力ずくでも止めなきゃならねえ…!)」キッ
364
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:34:15 ID:kcPKlTls
コナン「言う気は無いってことか…」
コナン「(だったら…少し痛い目に遭ってもらうぜ!)」
コナン「(このキック力増強シューズでな…!)」
カチッ(しゃがんでシューズを起動、ベルトからサッカーボールを出して踏み狙いをつけながら)
コナン「素直にしゃべるなら今のうちだぜ?syamuさん?」(ドヤ顔)
syamu「おほ^〜(勃起)」
コナン「…」イラッ
365
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:35:50 ID:kcPKlTls
コナン「そっちがそのつもりなら…力ずくで聞き出してやるぜ!」
コナン「いっ…けええええええ!」
(シューズの出力を最大にし、全力でサッカーボールを蹴るコナン)
syamu「ハンターには硫酸弾が効く、ボスは強力な武器で挑む」(懐から拳銃を取り出す)
コナン「(拳銃!?)」
366
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:36:33 ID:kcPKlTls
syamu「こっちも容赦はしないけどな」(片手で拳銃を構えて引き金に指を掛けるsyamu)
syamu「ビャオッ!」プシュップシュッ(引き金に指をかけ、サイレンサー付きの銃を発砲する音)
パァン!(サッカーボールが撃ち抜かれ破裂する音)
ドサッ(撃ち抜かれたサッカーボールが落ちる音)
コナン「な…!?」
コナン「(サッカーボールを正確に撃ち抜いて防いだだと…!?)」
syamu「警告:0点…」
367
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:38:03 ID:kcPKlTls
コナン「な…何でお前が拳銃を!?」
syamu「おい!これってYO!のびハザの銃(ネタ)じゃんか!アッアッアッアッアッアッ」
コナン「(そうか…syamuは「のびハザで義務教育を終えた男」…)」
コナン「(蔑称だが逆に言えば「のびハザ関連ならばすべてをマスターしている」と言い換えることもできる…)」
コナン「(のびハザの武器として出てきた銃だから持ってるし完璧に扱えるってのか…!?)」
368
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:39:06 ID:kcPKlTls
コナン「(くそ、こうなったら腕時計型麻酔銃で…)」
syamu「それじゃ、調理するぜ!」
(サッカーボールを全力で蹴った反動で仰向けに倒れているコナンの眉間に狙いをつけて銃を構えるsyamu)
コナン「!?」
コナン「(まずい…全力で蹴りすぎたせいで倒れたこの体勢じゃ腕時計麻酔銃を使う前に撃たれる…!)」
コナン「(この至近距離じゃ逃げることもできねえ…!)」
コナン「(くそ…ここまでなのか…!?)」
369
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:40:30 ID:kcPKlTls
蘭「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
バキィッ!(突然乱入してきた蘭がsyamuの顔面に回し蹴りを叩き込む)
syamu「エッハァ!エッハァ!エッハァ!エッハァ!エッハァァァァ…」
ドサリ(回し蹴りを顔面に受け吹っ飛ばされ、対馬編集のように仰向けに倒れ込むsyamu)
コナン「ら…蘭!?」
蘭「大丈夫コナンくん!?」
コナン「蘭姉ちゃん!どうしてここに!?」
蘭「コナンくんがニュースを見るなり飛び出していったからバスで追いかけてきたの。
多分事件現場に行ったと思ったから。
現場近くのビルの屋上に上ってったのが見えたから登ってきたら、
そこのサングラスの人に銃で撃たれそうになってて…」
コナン「そ、そうだったんだ…ありがとう」
370
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:41:19 ID:kcPKlTls
蘭「もうコナンくんってばまた危険なことするんだから!」
コナン「ご、ごめんなさい…」
蘭「いつもいつも危ないことばっかりして、今日は帰ってお説教を…」
syamu「めちゃめちゃ(蹴りが)上手いやんこれ」
コナン「え?」
syamu「ウリエルウリエルウリエル…」(対馬編集のようにゆっくりと起き上がる)
蘭・コナン「!?」
371
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:42:14 ID:kcPKlTls
蘭「下がっててコナンくん!はぁぁぁぁ!」(空手の構えから上段蹴りに入る)
syamu「コイニハッテンシテ…素敵なことやないですかぁ」ニヤァ
蘭「あ…!?」
ドサリ(急に蹴りの途中で倒れ込む蘭)
コナン「蘭!?」
蘭「…」(気を失ったように動かない蘭)
コナン「ら…!?」ゲホッゲホッ
コナン「(黒い煙…?これは下の爆発現場からの…?)」
コナン「(そうか、下の爆炎の煙が風向きのせいで大量にこのビルに…蘭はそれを吸いすぎたのか!)」
コナン「(この煙は一酸化炭素をも含む有毒ガス…オレもここに長くいたらマズい…!)」(片手に持ったハンカチで口を抑えながら)
syamu「処女は100点、経験者は80点」
(倒れた蘭ににやけながら近付き、抱き上げるsyamu)
コナン「!?」
372
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:42:53 ID:kcPKlTls
コナン「おい!蘭から離れろ!」
syamu「おほ^〜(勃起)」(気を失った蘭の足に触るsyamu)
コナン「離れろって言ってんだよ!!」
syamu「十分ニチィ!パワーをもらえますよぉ〜」(蘭の顔に触るsyamu)
コナン「離れ…ッ!?」
syamu「アッアッアッアッ!」(蘭を盾にし、近付こうとするコナンを牽制するsyamu)
コナン「蘭!!」
373
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:43:34 ID:kcPKlTls
コナン「…っ!」(腕時計型麻酔銃を構えるコナン)
コナン「(だめだ…蘭を盾にしているせいで腕時計型麻酔銃が撃てねえ…!)」
コナン「くそっ!」(蘭の方に走り寄ろうとする)
syamu「しまいにゃ、骨が砕けるぞ!アッアッアッアッ!」(蘭の首に絞め技をかけながら)
蘭「あ…あっ…!」(気を失いながらも苦しそうな表情の蘭)
コナン「らーーーーーーーーーん!!!」
374
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:44:14 ID:kcPKlTls
コナン「(武器になるようなものもねえ…周りは煙で時間がねえ…蘭も人質に取られてる…)」
コナン「(くそっ、どうすれば…!?)」フラッ
(突然のめまいに襲われるコナン)
コナン「え!?」
コナン「(何だ…?意識が…体が、動かねえ…)」
コナン「(オレもあの煙を吸いすぎたか…!)」
コナン「(くそ…このままじゃオレだけじゃねぇ、蘭が…)」
コナン「(蘭…お前だけは…)」
(苦しそうな顔で膝をつき四つん這いになるコナン)
375
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:45:08 ID:kcPKlTls
syamu「この感じ、いい感じだで」
ドサリ(興味を失ったように蘭を無造作に放り出し、コナンに歩み寄るsyamu)
syamu「自分の身は、自分で守ることはできるはずです」
カチリ(拳銃を取り出しながらコナンに歩み寄るsyamu)
コナン「(ら…ん…)」
ドサリ(苦しそうな顔でうつ伏せに倒れ込むコナン。拳銃をコナンに向けるsyamu)
syamu「ほいじゃ、まったのぅ〜!」
パァン!(syamuが倒れたコナンに向けて発砲し、暗転)
376
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:45:43 ID:kcPKlTls
ギィーーバタン!(CM前の扉が閉まる音)
377
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 14:50:32 ID:kcPKlTls
syamuさんにコナンくんが完全敗北したのでここまでです
また1〜2週間くらいお待ち下さい
もし失踪したらコナン死亡でバッドエンドということにしといてください
今回は語録を調べながら書いたのですごく楽しかったです
昨日危うくしたらば閉鎖になりかけたので今まで投稿した分のバックアップを取りました
NaNじぇいブログの方にこのスレが楽しみだったってコメントがあったので最後まで頑張ろうと思いました
378
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 22:31:02 ID:4pD3b/hQ
劇場版単位で見てもここまでコナンと蘭を圧倒したのはなかなかいませんね..
379
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 22:35:21 ID:qchaxegY
>>377
がんばれー
380
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 22:50:35 ID:lZ.09xrc
蘭の蹴りくらって対馬編集で吹っ飛ぶsyamuさん想像して草生えた
381
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 22:53:50 ID:mGUKOPZg
土竜のくせに身体能力が高すぎる 警告:-5128点…
382
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/04(月) 23:49:14 ID:IesK4BF2
なんだこの超大作は‥たまげたなぁ
383
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/09(土) 13:33:56 ID:kjXiCldw
ガチャ、バーン!(CM明けの扉が開く音)
384
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/09(土) 13:34:20 ID:kjXiCldw
コナン「……」
コナン「………」
コナン「……うん…」
コナン「…………!!」ガバッ
コナン「あれ…?」
コナン「そうだ、蘭!蘭は?」
(起き上がって見回すとそこは同じビルの屋上、誰もいない)
コナン「syamu…あいつもいない…」
コナン「2人とも一体どこへ…?」
385
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/09(土) 13:34:43 ID:kjXiCldw
ブブブ…(スマホに着信が入る)
コナン「…?」
コナン「はい?」ピッ
スマホからの声「コナンくん!今どこにいるの!もう夕方よ!」
コナン「え?ら、蘭!?…姉ちゃん…?今どこにいるの?」
スマホからの蘭の声「何言ってるの、家に決まってるでしょ?
もう、突然出ていっちゃうんだから…歩美ちゃんたちも待ってるわよ?」
コナン「え?」
スマホからの蘭の声「今日は博士とみんなでご飯に行くんでしょ?
歩美ちゃんたちもう待ってるんだから早く帰ってきてよね?」ガチャ
コナン「え?え?」
コナン「……夢、だったのか?」
386
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/09(土) 13:35:55 ID:kjXiCldw
【毛利探偵事務所前】
コナン「(しかし、どこまでが夢だったんだ…?)」
コナン「(ピカキンさんがホテルで殺害されて…帰ってきてポアロで爆破事件のニュースを見て…)」
コナン「(事件現場に行ったらビルの屋上に黒ずくめの男を見て…)」
コナン「(…そこで貝塚勃起土竜と出会って…)」
コナン「(…オレは、蘭を守れずにsyamuに負けた…)」
コナン「(わからねえ…ま、あとでゆっくり考えるか)」
コナン「ただいまー!」
387
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/09(土) 13:36:31 ID:kjXiCldw
コナン「ん?妙に静かだな…」
(机に突っ伏し寝ているように見える歩美・元太・光彦)
コナン「なんだ、皆寝てんのか。しかし元太はともかく光彦や歩美まで…」
コナン「おい元太、起きろよ。帰ってきたぞ」ユサユサ
コナン「げん…」
(テーブルが血まみれなのに気付くコナン)
コナン「!?」
コナン「げ…元太?」
(元太を起こすと、恐怖に目を見開いた顔で眉間を撃ち抜かれて死んでいる)
コナン「元太!!」
コナン「あ…あ…」
コナン「光彦!歩美!」
(2人を起こすと、2人とも元太と同じような表情で撃たれて死んでいる)
コナン「そ、そんな…」
ガタッ
コナン「!!」
388
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/09(土) 13:37:32 ID:kjXiCldw
(物音の方を見ると、椅子に座って目を閉じた小五郎)
小五郎「…。」
コナン「おじさん!おじさん!大変なんだ!みんなが…」ユサユサ
バタリ(椅子から力なく倒れる小五郎)
コナン「…え?」
(倒れた小五郎に触れると手に大量の血液がつく。目を閉じたまま眉間を撃ち抜かれて死んでいる小五郎)
コナン「おっちゃん!!!」
コナン「なんで…なんで…!!」
コナン「(そうだ、蘭!!蘭が…!!)」
???「探偵ゴッコは、そこまでだ…」
(何者かに頭の後ろに銃口を突きつけられるコナン)
コナン「!?」
コナン「(この声は…ジン!?)」
389
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/09(土) 13:39:00 ID:kjXiCldw
ジン「まさかバラしたはずの探偵が生きていたとはな…」
コナン「(なぜこいつがここに…!)」
ジン「あの組織の新入りのsyamuとやらにお前が小さくなって生きていると聞いてやってきたが…」
コナン「(やはりsyamuは黒の組織だったってのか…!!)」
ジン「…クク、ということはシェリーも小さくなっている可能性があるというわけか…」
コナン「(灰原…!)」
ジン「まあいい。お前の関係者を一人ずつ消していけばいずれわかる…。
さっきそこでウォッカが毛利探偵の娘も殺した」
コナン「(蘭…!!そ、そんな…蘭が…)」
ジン「あとはお前の家族と…隣に住んでいるとかいう博士と…
全員、そこの毛利探偵やお前の友達とやらと同じ場所に送ってやる」
コナン「(父さん…母さん…博士…!!)」
ジン「話はここまでだ…探偵ごときが出過ぎた真似をしすぎたな…」カチッ
コナン「!!」
ジン「もう一度言ってやるぜ…『あばよ、名探偵』…!」
パァン!
390
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/11/09(土) 13:39:50 ID:kjXiCldw
コナン「うわあああああああああ!」ガバッ
歩美「あ、コナンくん気が付いた!」
元太「ムシャムシャ…お!起きたかコナン!!」(お見舞いのフルーツを食べながら)
光彦「ずっと起きないから心配してたんですよ!」
小五郎「やっと起きたか…たっく、世話かけ過ぎなんだよオメーはよ」
コナン「え?え?」
(辺りを見回すと病院の個室。コナンは白いベッドに寝ており、ベッドの周りには皆がいる)
コナン「夢…?」
哀「…まったく。今回は私も少しは心配したわよ」
コナン「灰原…お前ら…おっちゃん…?」
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