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淡「絶対に許さない…」
139
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 21:52:05 ID:rP.zXGZ.
京太郎「へ?あー……ぁ」
…私たちが付き合ってるの 皆に内緒ね、からかわれたら……
京太郎「…まさか、付き合ってるわけないだろ」
咲『そうなの?お姉ちゃんから2人っきりで行ったって聞いたから…てっきり』
京太郎「確かに2人で行ったけど、元は宮永先輩と弘世先輩…〜」
京太郎「…〜で、俺とアイツで行ったわけ」
咲『そうだったんだ…』
咲『…よかった』ボソッ
京太郎「ん?」
咲『ううん、なんでもないよ』
140
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 21:54:14 ID:pyuSTGwo
あっ…(察し)
141
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 22:10:21 ID:xUGJodHM
うわー…
142
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 22:21:01 ID:rP.zXGZ.
咲『………』
京太郎「…咲?」
咲『あ、ごめんね なに…?』
京太郎「いや、なんか押し黙ってたから…やっぱり怒ってるよな…」
咲『怒ってないよ、それは本当』
京太郎「…」
咲『…でも、ね 少し不安だったかも』
京太郎「…!」
咲『本のこと勉強のこと、部活のこと そしてお姉ちゃんの事』
咲『沢山の話題を共有してきたけど…それがもうできないのかなって』
咲『京ちゃんは優しいからね用事があってもすぐ掛けなおしてくれてた…』
咲『ふふっ…でも10時回っても音沙汰なかったらね…』
咲『何か怒らせるような事しちゃったのかな 事故に遭ったのかなって思ったりもしたんだよ?』
京太郎「…ごめん」
咲『…な〜んて!』
京太郎「へ?」
咲『ちょっとした仕返し ごめんね?京ちゃん』
京太郎「あ、あぁ…良かった?」
咲『ぷふっ…なんで疑問形なの?…はい、これでこの話はおしまいね』
京太郎「ありがとな…気を付けるよ」
咲『うん』
143
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 22:38:26 ID:4dYDkeJU
そうかそうくるか
144
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 22:53:33 ID:rP.zXGZ.
咲『ね、京ちゃんどんなアトラクションがあったの?あの遊園地結構大きいよね』
咲『今日出来なかった分、少しでいいから…話したいな』
京太郎「ああいいよ、えっと…そうだな」
__
_
京太郎「それで 淡 のやつがひょええええ!とか悲鳴あげてさ」
咲『あはは、大星さん怖がりなんだね』
京太郎「そうなんだよあんな威張ってんのに…あとは…」
咲『…』
_
京太郎「…〜でさ」
咲『………』
京太郎「…咲?大丈夫か?もし眠いんだったら明日ゆっくり…」
咲『あっごめんね、ちょっと考え事してただけ』
145
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:00:22 ID:rP.zXGZ.
咲『…ねぇ京ちゃん』
京太郎「どした?」
咲『えっと…京ちゃんって冬休みいつから?』
京太郎「へ…?急に話変わったな えー…たしか12月の22日からだったと思う多分』
咲『やっぱそれくらいだよね、えっとね…24日の日に清澄のみんなとクリスマス会やるんだけど…』
咲『京ちゃんにも来てほしいなって』
京太郎「そういう事なら行きたいけど、ひと月あるし…とりあえず予定空けとくよ 練習試合でも入らない限り行けると思う」
咲『ほんと?やった!楽しみにしてるね♪』
京太郎「おう」
咲『ん、じゃあそろそろ寝ようかな…明日ゆっくり話してくれるらしいしね』
京太郎「あはは…おやすみ咲」
咲『うん…あ、さっき何の考え事してたか 教えてあげよっか?』
京太郎「え?あ、まぁ聞きたいかな」
咲『…クリスマス会の時に京ちゃんにどんなお土産持って来させようかな〜って』
京太郎「なっ!?」
咲『おやすみ京ちゃん!』
ピッ
146
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:06:30 ID:dVz5PQrw
https://i.imgur.com/lw9Lv3B.jpg
お口直しに咲さん貼っておきますね
147
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:08:21 ID:ejb0UGQs
良いですね
148
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:20:31 ID:y8lgkTU2
咲さんかわいい!
149
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:31:22 ID:WsuAMvGU
不穏になってきて楽しいなぁ
150
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:35:13 ID:rP.zXGZ.
京太郎「…なんか、敵わないな」
京太郎「あっ、宮永先輩と話してる途中だったんだ」
京太郎:すみません、いま咲から電話が来て
照:話せた?
京太郎:はい、許して貰えた...のかな
照:良かった
京太郎:宮永先輩のおかげです ありがとうございます
照:別に何もしてないけど...
照:ね、京ちゃん
京太郎:はい
照:文字打つの疲れた 電話にしよ?
京太郎「え」
151
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:36:36 ID:4dYDkeJU
3股はあかんで
152
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:37:12 ID:dmCtaZJM
わかるわかる…文字打ちつづけるのダルいんだよなぁ
153
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:44:56 ID:74ITwdW6
おっ、おっ、おっ(テンションアップ)
154
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/14(水) 23:59:29 ID:rP.zXGZ.
prrrr prr
京太郎「はい、須賀です」
照『ごめんね京ちゃん』
京太郎「いえ」
照『えっと…なんだっけ』
京太郎「あー…咲の」
照『そうだった、そういえば京ちゃんって咲と中学から一緒なんだよね』
京太郎「はい」
照『そっか…』
照『……咲は、全国で友達ができたと言ってたけど、やっぱり清澄の子達や京ちゃんには別格の感情があると思う』
照『人間関係は崩れるのは一瞬だけど積み上げるには膨大な時間がいる…私もそうだった』
照『咲はそれが崩壊するのが怖いんだと思う…元々友達が少ない子だったから』
照『それに京ちゃんは長い付き合いの人だから…余計心配をする』
京太郎「…」
照『咲は優しいし物事の変化に敏感だから…ううん…もういいよね、ごめんね長々と」
京太郎「…いえ、咲は愛されてますねとても」
照『ふふっ、…勿論さっきのは私の思い込みにすぎないけどね…自分の気持ちは自分しか分からないよ』
照『…電話だけで大変だと思うけど咲を気にかけてあげてね』
京太郎「分かりました」
照『うん………で』
京太郎「…で?」
155
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/15(木) 00:09:51 ID:pkHnnpKE
照『遊園地楽しかった?』
京太郎「…あっはい、とても」
照『いいな〜…』
京太郎「アハハ…皆さんにはおみやげを買ったのでそれでご勘弁ください」
照『ほんと?』
京太郎「はい、宮永先輩には好みそうなお菓子を、今度部活の時持っていきますね」
照『今から届けに来てもいいよ?』
京太郎「鬼ですか…」
照『…冗談』
京太郎「本当ですか?なんか普通に落ち込んでる雰囲気が伝わってますけど」
156
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/15(木) 00:16:14 ID:pkHnnpKE
菫『風呂あがったぞ〜』
京太郎「今の声って」
照『菫、今日学校から帰ってそのままお泊り』
菫『誰と話してるんだ?』
照『京ちゃん』
菫『須賀か、私も話したい』
照『ん、スピーカーにする…』ポチ
菫『須賀聞こえるか?』
京太郎「あ、はい お疲れ様です」
菫『お前もお疲れ、淡と一日一緒で大変だったろ』
京太郎「あはは…少しは」
菫『そうか、まぁそんな事はどうでもいい……で、告白したのか?』
京太郎「へ?」
菫『へ?じゃないだろ 大チャンスだったろうに』
照『……菫待って、淡から連絡来てた 私から告白してお付き合いすることになったよ〜(^^)v だって』
京太郎「へ?淡からですか?」
照『…ウン』
京太郎「アイツ自分であんな事言っておいて……てか告白したの俺からだし!」
照『そうなんだ』
京太郎「…え?」
菫『なんだやるじゃないか須賀、少し見直したぞ』
京太郎「…カマかけました?」
照『ごめんね』
京太郎「うわー死にたい…」
菫『見事にかかったな』
京太郎「3年生2人が最下級生にすることじゃないですよ…」
照『…ねぇ菫聞いた? 淡 って名前で』
菫『たしかに言ってたな、おい須賀 どのタイミングで 淡 に変わったんだ?』
照『…キスはしたの?京ちゃん?』
京太郎「あ、あーすみません家に着いたんで、また学校で…失礼します」
菫『あっまt』
157
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/15(木) 00:28:53 ID:pkHnnpKE
京太郎の部屋
京太郎「あー…疲れた…風呂朝でいいや寝る…」
ポコン
京太郎「…ふぁ〜…だれ…」
淡:京太郎ちゃんと帰れた?京太郎がくれたぬいぐるみ飾ってみたよ〜!ど〜かな?
京太郎「…ぁわ……zzz」
淡:あれ?寝ちゃった...?
淡:きょーたーろー
淡:大好き
淡の部屋
淡「よし♪既読付かないうちに消去…ってメッセージこっちから消せないんだった!」
淡「あ、べ、別にもう付き合ってるんだし…おかしくはないよね…うん…///」
淡「はぁ…寝よ…おやすみきょーたろー…」
__
_
158
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/15(木) 13:29:11 ID:WgZdT5Sk
タイトルでフルーツバスケットを思い出す
159
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/15(木) 17:26:15 ID:r0yAPlTE
曇らないで…(届かぬ想い)
160
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/15(木) 21:19:06 ID:Dd6Lv4p6
平和で終わって欲しい
(争え…もっと争え…!)
161
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/16(金) 22:28:24 ID:AuKT5etk
翌日 部室
照「…」ソワソワ
誠子「…」
誠子「あの〜…弘世先輩」
菫「あぁ、淡と須賀が向こうで土産を買ったらしくてな、楽しみなんだろう」
誠子「あー…納得しました」
ガチャ
京太郎「お疲れ様です」
淡「こんにっちわ〜♪」
照「!!…京ちゃん」
京太郎「へ?…あっお土産ですね、ちゃんと持ってきましたよ」ゴソゴソ
照「…」ワクワク
京太郎「はいどうぞ」
照「クッキーだ…ありがと、京ちゃん」
京太郎「いえいえ、亦野先輩にも」
誠子「えっほんと?」
京太郎「っと…あった、どうぞ割れ物なので気を付けてください」
誠子「なんだろ……あーアハハ、なるほどね」
https://i.imgur.com/HuN2qmT.jpg
京太郎「魚釣りが好きだと聞いていたので…実用面も考えてこれを」
誠子「うんうん、好き ありがとう須賀君 今度からこれでお茶飲むよ」
京太郎「喜んでもらえてよかったです」
菫(遊園地によくあったな…)
162
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/16(金) 22:37:13 ID:AuKT5etk
ガチャ
尭深「お疲れ様…」
淡「あっ尭深せんぱい!おつかれ様〜」
尭深「うん、遊園地楽しかった…?」
淡「ちょー良かったよ!まぁきょーたろーの子守も大変だったけどね〜」
京太郎「このやろ……あ、渋谷先輩にもお土産買ってきました」
尭深「本当?嬉しい」
京太郎「えっと、…あった、どうぞお茶葉です」
尭深「わぁ…ありがとう」
京太郎「なんか色々種類あったから手当たりに買ったんで、飲み比べでもして頂けたらと」
尭深「うん、じゃあ皆で試飲しよ?…淹れてくるね」
誠子「手伝うよ尭深 あっ私にはこれに注いでね」
尭深「湯呑…魚?」
誠子「そ、須賀君が買ってきてくれて…〜」
163
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/16(金) 22:48:17 ID:AuKT5etk
京太郎「…あとは弘世先輩の」
菫「!…そ、そうか私にも買ってきたのか、別によかったんだが」
照(ずっとそわそわしてたけど…)モグモグ
京太郎「あー…」
菫「なんだどうした?忘れたのか?」
京太郎「いえ、あるんですけど……怒りませんか?」
菫「…怒らせるようなものを買ってきたのか?それなら怒るだろ」
京太郎「…ごもっともです、…これです!すみませんでした!」
https://i.imgur.com/Xt7vRAd.jpg
菫「…」
照「あ…良かったね菫 これ前欲しいって」
菫「い、言ってない」
京太郎「…え、もしかして本当に」
菫「違う!」
照「でも昨日泊まりに来た時録画したのを…」
菫「やめっ…!///」
京太郎「えっと…別に年齢とか関係ないんじゃ…実際面白いですし」
菫「…須賀も見てるのか?」
京太郎「あっいえ、今は見てないですけど中学のころ割と、戦隊ものの後流れで…」
菫「そ、そうか…」
照(あれ、淡がいない)モキュモキュ
164
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/16(金) 22:55:14 ID:AuKT5etk
菫「…須賀」
京太郎「は、はい!」
菫「…この事、亦野と尭深には絶対に言うなよ」
京太郎「…!」コクコク
菫「よし……ありがとな」
京太郎「あはは…どういたしまして」
菫「さて」
スタスタ
京太郎「?」
バァン
淡「わっ!?ばれた!」
菫「お前、誰にも言うなって言ったはずだったんだが」
淡「だって〜ほんとに喜ぶと思ったんだもん…」
菫「はぁ…もういい、淡もありがとう」
淡「! 弘世せんぱぁい〜!」
菫「調子に乗るな」ペシッ
淡「あうっ!」
165
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/16(金) 23:13:06 ID:AuKT5etk
菫「そろそろ打ち始めるか」グニグニ
淡「しぇんぱい…いひゃい…」
照「お茶飲んでからがいい、喉が砂漠…」
菫「一度に食うからだ」
誠子「お待たせしました〜」
尭深「良い香り…」
コポポポポ
__
_
照「ふぅ…」
誠子「丁度いい苦さで美味しかったですね」
淡「おせんべい欲しくなるね〜」
尭深「うん…ありがとね、須賀君」
京太郎「いえいえ!」
菫「さて、そろそろ本当に始めるか」
照「…」コクッ
淡「お〜!」
166
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/16(金) 23:24:48 ID:AuKT5etk
__
_
菫「ロン 7700」
淡「あっきょーたろー飛んだ」
京太郎「また…」
誠子「う〜ん、そこで現物に転がってない發を切るのは危険だよね」
京太郎「はい…、なんか字牌は何だかんだ通るってイメージが付いてて…」
誠子「あはは、ちょっと分かるかも」
菫「よし次は亦野と照が入ってくれ、須賀と尭深は休憩だ」
尭深「…」コクリ
京太郎「はい…」
照「そんなに落ち込まないで、まだ1年なんだしまだまだ強くなれる…」
京太郎「ありがとうございます…宮永先輩」
淡(私も1年なんだけど〜…って言うのはやめとこ 怒られそうだし)
淡「きょーたろー3年になったら私と同じくらいになんないとだめだからね〜?」
京太郎「…精進します」
淡「よろしい♪」
167
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/16(金) 23:31:04 ID:AuKT5etk
_
prrrr pr
京太郎「俺です…えっと」
菫「咲ちゃんからか?いいぞ行って来い」
京太郎「はい、すみません」
ガチャ
淡「…」
誠子「淡の番だよ」
淡「…へ?あ、うん」パチッ
照「ロン 8000」
淡「うげっ…」
菫「……」チラッ
照「…」コクリ
菫「少し中断するか」
誠子「え?あ、いいですけど」
照「…」
淡「?」
菫「淡、お前」
淡「え?な、なに?」
菫「須賀と付き合いはじめたそうだな」
尭深「!」
淡「ふぃ!?な、な、なんでそれを?…あっ」ムグッ
照「遅い…」
誠子「ほんとなの?おめでとう淡!よかったね」
淡「むぅ〜きょーたろーのばか…内緒にしてって言ったのに〜」
菫「別にアイツは悪くないんだけどな、まぁ話すと長くなるからいいか」
ガシッ
淡「…ぇ」
菫「どういう経緯なのか詳しく教えてくれ」ワクワク
誠子「…弘世先輩って意外と好きモノだよね」
尭深「うん…」
168
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/17(土) 00:06:15 ID:TnHJSiwY
もう始まってる!
169
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/17(土) 00:29:56 ID:F6.NLJVo
__
_
淡「〜…で観覧車で告白されて…」
菫「ほう…」
尭深「ロマンチスト」
誠子「須賀君も結構やり手だね〜」
照「……」
照「キスはしたの?」
淡「!?」
菫「私も知りたい、須賀にも言ったが逃げられたからな」
淡「…えっと、…した…///」
尭深「…///」
菫「ほうほうほう、で、どんなキスだ?深くか?」
誠子(なんかセクハラしてるおっさんに見えてきた…)
淡「こう、ぎゅーってしながら軽く…30秒くらい」
照「…素敵」
淡「も、もういーでしょ…はずいんだから からかうの禁止!」
菫「何言ってるんだ、私たちは別に揶揄っている訳じゃないぞ、お前たちを祝福してだな…」
淡「ふ〜んだ!」
170
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/17(土) 00:36:34 ID:F6.NLJVo
ガチャ
京太郎「すみません、戻りました」
淡「あっ!もーきょーたろー酷いよ!バレてるんならなんでお昼休み言わなかったの?」
誠子「お昼も一緒なんだね」
京太郎「悪い…どうせ言及されるんだろうから、いいかな〜って…」
淡「…ばか」
菫「まぁ何はともあれだ、私たちは淡と須賀を応援するぞ」
照「うん、凄くお似合いだと思う」
誠子「おめでとー!」
尭深「…」パチパチ
京太郎「だってよ、淡」
淡「…帰り、なんかおごってね」
京太郎「へーへー」
淡「…♪」
171
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/17(土) 00:46:24 ID:F6.NLJVo
__
_
京太郎「よし、帰るぞ淡」
淡「もうちょっと待ってて〜」
京太郎「ったく…」
照「京ちゃん」
京太郎「あ、お疲れ様です」
照「お疲れ様、お菓子美味しかったよありがとね」
京太郎「お口に合って良かったです」
照「うん、また買って来てくれたら嬉しい…」
京太郎「あはは、機会があれば是非」
照「あ…京ちゃん、さっきの咲からの電話って」
京太郎「ええ、もう普通に、昨日ちょっと口を滑らせて今日沢山話すみたいな事になって」
照「そうだったんだ」
京太郎「はい、ご迷惑をおかけしました」
照「ううん、また言うようでしつこいだろうけど…咲をよろしくね」
京太郎「はい!」
172
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/17(土) 01:11:33 ID:F6.NLJVo
菫「何の話をしてるんだ?」
照「ちょっとね」
菫「そうか…ん? 須賀そんなの付けてたか?」
京太郎「へ?あ、これですか?これは…えっと 遊園地で淡から貰ったもので」
淡「そーそー!お揃いなの!いいでしょ〜?」
京太郎「うお、びくった」
淡「えへへ〜」
誠子「なになにどんなの?あ、クローバーじゃん 淡にしては良いセンスだね」
淡「む!」
誠子「冗談だよ」
尭深「…これ本物?」
淡「…!そーなの!あ、えっとねクローバーの花言葉にはね 幸運とか愛情とか…わ、私を思ってとか…///」
京太郎「だから自分で言って照れるなよ!」
照「…くすっ」
菫「なんか…ほんとピッタリだなお前ら」
173
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/17(土) 01:20:47 ID:F6.NLJVo
_
京太郎「じゃあお先に失礼します」
淡「またね〜」
菫「ああ、気を付けて帰れよ」
照「じゃあね」フリフリ
誠子「もうバカップル一歩手前だね…」
尭深「…」コクリ
尭深(…たしか、クローバーの花言葉って……まぁそんな事言うの野暮だよね)
尭深「……」ズズッ
尭深「…おいしい」
174
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/17(土) 08:48:10 ID:ZQUb5bo2
興奮してきたな
175
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/17(土) 16:34:00 ID:sGjwxTJ2
ここで京太郎が言えばまだ勝機はある
176
:
ホモビで対抗する24歳
:2018/11/17(土) 16:41:08 ID:???
京太郎が冷蔵庫にあった淡のプリンを勝手に食べてスレタイにつながるんだよね・・・?
177
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/17(土) 23:13:35 ID:s.vZ9Bio
京太郎が淡のプリン(意味深)を食べる展開と聞いて
178
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/18(日) 05:38:25 ID:0f7U//2E
帰路
淡「あーまさか初日でバレるなんて〜」
京太郎「まだ言ってんのか ぶっちゃけ俺も被害者みたいなもんなんだけど」
淡「知らないよ!きょーたろーが居ない間にいっぱい質問されていじられたんだからね!」
京太郎「あーそれはうん、ごめん」
淡「こうなったらコンビニの商品全部買っちゃうんだから」
京太郎「もうただのヤバい奴じゃねーか」
淡「ぷっ…ふふ」
店内
京太郎「何がいいかな…」
淡「…」ジー
京太郎「なんだよ」
淡「いや?えっちな本のコーナーちら見するかな〜って」
京太郎「しねーよ!」
淡「もー冗談だって〜」
京太郎「バカな事言ってないで、はよ決めい」
淡「は〜い」
_
179
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/18(日) 05:42:27 ID:0f7U//2E
帰路
淡「ありがとねきょーたろー」
京太郎「あいよ」
淡「はい、半分こ」
京太郎「さんきゅ」
淡「…」ハムハム
京太郎「もうケーキ予約してるんだな」
淡「ごくん…私も見た〜」
京太郎「…コンビニのケーキってどうなんだろうな」
淡「分かんない、ケーキ屋さんのしか食べたことないや」
京太郎「俺も、淡は何のケーキが好きなんだ?」
淡「私?う〜ん…迷うけど、一番はモンブランかな〜」
京太郎「へぇ、俺はショートケーキ」
淡「きょーたろーって大きいイチゴ最初に食べそうだよね」
京太郎「え、なんで分かったの?」
淡「別に勘だけど、なんかそーゆうイメージ」
京太郎「さいですか」
180
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/18(日) 05:46:29 ID:0f7U//2E
淡「……あ!」
京太郎「ん?」
淡「ね!イブの日 一緒にスイパラ行こ!」
京太郎「イブ?…あ、24日はn」
淡「テルーと前行ったんだけどね凄く美味しかったから一緒にケーキ食べよ?私がおごったげるから!」
京太郎「いや悪い、行きたいんだけど予定あるんだ」
淡「…サキと?」
京太郎「まぁ咲も一緒だけど」
淡「……」
京太郎「てかあれ清澄の面子でなんか会をするらしくてそれに呼ばれたんだよ」
淡「…!ほんと?」
京太郎「ほんと」
淡「そっか…よかった…」ボソッ
京太郎「あー、っと日帰りだから25日は行けるんだけど、それじゃダメか?」
淡「ん、いいよ25で、でもその日そこ定休日だから別んとこ探してみるね」
淡「イブにしよって言ったのもそゆこと」
京太郎「そっか、…なんかごめんな」
淡「ううん、楽しんできてよ!」
京太郎「ああ、ありがと 俺もスイパラ行った事ないから楽しみにしてるよ」
淡「うん!」
181
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/18(日) 05:54:44 ID:0f7U//2E
大星宅前
京太郎「着いたぞ」
淡「ありがと〜」
京太郎「じゃあまた学校で、風邪引くなよ」
淡「ぁ…まって」
京太郎「ん?」
淡「ちょっと着いて来て」
京太郎「なんか居たのか?」
淡「いいから」
淡「ここでいいかな…京太郎しゃがんで」
京太郎「え?あ、おう」
淡「…ん、ふ……あ…♡」
京太郎「…あわ…」
淡「待っへ…もうひょっと…ふ…ぁ…」
京太郎「…」
淡「えっへへ〜」
京太郎「…こんな暗いとこ引っ張ってきて薄々分かってたけど」
淡「だって明るい所だとはずいじゃん!誰かに見られるかもだし」
京太郎「まぁ俺も明るい所だと…うん」
淡「でしょ?……ね、京太郎 私とのちゅーいや…?」
京太郎「聞き方がずるいわ 嫌な訳ないだろ、…正直ここ連れて来られた時ちょっと期待してました」
淡「そうなの!?…えへ、そっか…」
淡「…ね?家着いたらさ…するようにしない?これ」
京太郎「え、あぁ俺はいいけど…てかむしろ嬉しい」
淡「…あ…わ、私も嬉しい!じゃあ決定ね!」
京太郎「改めて…また学校でな、風邪引くなよ」
淡「うん!きょーたろーもね〜」フリフリ
_
京太郎「まさかあんな…でもマジで嬉しい」
京太郎「…あ、そういえば、なんであいつパッと咲の名前挙げたんだろ」
京太郎「ま、いいか…スイパラって男も入れるんだな」
182
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/18(日) 05:59:08 ID:0f7U//2E
淡の部屋
淡「えへ…えへへ〜キスの約束しちゃった…しかも毎日…」
淡「それにスイパラデートも…京太郎はデートって分かってるのかな〜?」ニコニコ
淡「そだ、テルーに自慢しよっもうバレちゃってるからいいよね〜」
淡「…む?」
Linenews
クリスマスとクリスマスイブの違い!恋人とデートするならどっち?
淡「……」ポチポチ
断然、クリスマスイブをおすすめします!
理由の1つには、12月25日の夜はそもそも、本当はもうクリスマスでは…〜
淡「…そーなんだ」
淡「でも仕方ないよね…うん」
__
_
183
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/18(日) 07:29:03 ID:Uq2Sh3KA
あわあわかわいい!
184
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/20(火) 01:58:35 ID:WqCE552A
12月24日 早朝
京太郎「すみません、わざわざ雨の中」
照「大丈夫だよ、あ、忘れない内に…」
照「これ菓子折りだから皆で食べて」
京太郎「ありがとうございます!」
照「淡…来ないね」
京太郎「アイツの事だからまだ寝てるんじゃないんですか?」
照「そうかな」
ポコン
京太郎「噂をすれば…」
淡:今向かってるよ!
京太郎「だそうです」
照「まだ時間あるんだっけ」
京太郎「はい、えっと…そうですね後30分程度」
照「じゃあどこか入る?寒いし温かいもの飲みたい」
京太郎「分かりました」
_
185
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/20(火) 02:39:32 ID:WqCE552A
京太郎「…っと」
京太郎:○○で宮永先輩とコーヒー飲んでるよ
…ポコン
京太郎「はやっ」
淡:りょ!
ウェイター「おまたせ致しましたホットコーヒーと、フルーツパフェの方は…」
照「…」スッ
ウェイター「はい、ごゆっくりどうぞ」
京太郎「……」ズズッ
照「ふー…ふー…」
京太郎「雨、凄いですねこんな時期に台風とか」
照「うん、明日にはこっちにも来るらしい」モグモグ
京太郎「そうみたいですね、大丈夫かなぁ」
照「淡と出かけるんだよね」
京太郎「はい、なんかケーキを食べに……あ、もしよければ宮永先輩も一緒にどうですか?」
照「…本気?」
京太郎「はい…あれ?」
照「…京ちゃんはもう少し女心を分かった方がいい」
京太郎「え、すみません…」
照「ふふ、淡も大変だね」
186
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/20(火) 04:26:10 ID:WqCE552A
_
淡「ごっめ〜ん!おまたせ!」
照「うん」
淡「あれ?きょーたろーは?…行っちゃった!?」
照「お手洗い」
淡「なんだ…あ、すみませ〜んオレンジジュース1つください!」
照「それでね京ちゃんが私にも一緒にどう?って」
淡「ずずぅ…ぷはっ え〜しんじらんない!やっぱデートだと思ってないんだ!」
照「鈍感だよね」
淡「まったくもって!」
京太郎「ふぅ…」
淡「やっほ〜」
京太郎「あれ、来てたのか」
淡「さっきね」
京太郎「そっか」ゴソゴソ
淡「?」
京太郎「ほらタオル」
淡「おー気が利くね〜きょーたろー!」
京太郎「お前髪長いからな、あと来る途中雨で滑ってコケてそうだし余分に持ってきた」
照「ぷっ…」
淡「ちょっとなにそれ!?テルーも笑わないでよ〜!」
187
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/20(火) 04:33:34 ID:WqCE552A
照「京ちゃん時間は?」
京太郎「あーそうですね、出ましょうか」
淡「急いできたからお財布持ってきてないや」
照「大丈夫、私が払う」
淡「おーテルー太っ腹!」
京太郎「ありがとうございます」
ホーム
京太郎「お土産よし、特急券もある、財布スマホ…」ブツブツ
照「…淡」
淡「ん?なにテルー?」
照「ずっと気になってたけど、その荷物は?淡もどこか行くの?」
淡「…!忘れてた!」
淡「きょーたろー!」
京太郎「なん?」
淡「はいこれっ!お弁当!」
京太郎「…マジで?」
淡「まじまじ!新幹線の中ででも食べてよ!」
京太郎「サンキュー!朝全然食べてなかったから助かるわ」
照(…あ、だから遅れたのかな)
淡「それとタオルありがと、あとで洗って返すね〜」
京太郎「ああ、別に急がなくてもいいからな」
淡「おけー!」
188
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/20(火) 17:34:26 ID:bJJGgJEo
かわいい
189
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/20(火) 19:31:39 ID:WqCE552A
まもなく5番線発…〜
京太郎「じゃあそろそろ」
淡「うん」
照「咲によろしくね」フリフリ
京太郎「はい!」
京太郎「…そうだ、淡ちょっと」
淡「ん?なに〜?」
京太郎「ふぅ…怒るなよ?……」ギュッ
淡「!…ぁ…ん」
京太郎「…はぁ、明日のデート楽しみにしてるから」
淡「…へ?…う、うん!私も!」
ドアが閉まります…〜
淡「……///」
照「…ご馳走様」
淡「あっ!?ち、違うのテルー! もー京太郎のばか!」
照(…杞憂だったみたい)
190
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/20(火) 19:52:59 ID:WqCE552A
帰路
淡「テルーはこのまま帰るの?」
照「図書館で菫と勉強…推薦だけど向こうでも勉強あるから…英語とか必修」
淡「そっか〜大変だね」
照「淡も来る?」
淡「私は…ふぁ…朝早かったから、帰ってもっかい寝る〜」
照「そう」
照「…あのお弁当」
淡「ん?」
照「全部、淡が作ったの?」
淡「え、あ〜うん、まぁ…うん」
照「そうなんだ…凄いね 私も自炊の練習しないと」
淡(半分くらいコンビニなんだけど…知らぬがなんちゃらって言うしね)
車内
京太郎「…雨で景色が全く見えない」
グゥゥ
京太郎「食べちゃうか」ゴソゴソ
パカッ
京太郎「うおお!すげぇ綺麗!これ絶対お母さんがやっただろ」
京太郎「こほん…いただきま〜す」
パクパク
_
ポコン
淡「あ、きょーたろーからだ」
照「忘れものかな」
淡「!!…ううん、見て見て!お弁当美味しかったって!」
照「良かったね」
淡「んふふ〜」
191
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/20(火) 23:56:38 ID:WqCE552A
長野
京太郎「…着いた、疲れたような快適だったような…咲が着いてるはずなんだけど」
咲「……」ペラッ
京太郎「お、いたいた…そうだ」
咲「…」
京太郎「あの〜すみません、道を尋ねたいんですが…」
咲「えっ、あっはい…って」
京太郎「よっ」
咲「京ちゃん!?…驚かさないでよ」
京太郎「悪い悪い」
咲「もう……あ〜えっと、久しぶりだね」
京太郎「おう、まぁ電話だと一昨日も話したんだけどな」
咲「ふふ、そうだね…あれ?」
京太郎「ん?」
咲「もしかして京ちゃんまた背伸びた?」
京太郎「あー…どうかな身体測定4月だったし、正直もう伸びてほしくない気持ちもある」
咲「そうなの?」
京太郎「そうそう、屈まないと電車の広告にガンガン当たったり…後は」
京太郎「あっ、数学の先生がよく俺に当ててくるんだけど あれ絶対背が大きいからだと思うんだ」
咲「なにそれ?」クスッ
京太郎「いやマジだって、目合わせないようにしてても『じゃあ須賀、答えてみろ』って」
咲「……ふふっ」
京太郎「なんだよ」
咲「あっ、ごめんね…なんか電話で話してる事とあまり変わらないな〜って」
京太郎「確かに、俺たちいつもこんなしょーもない話してたし何か…感動もなにもないな」
咲「…でも、私は安心したかな」
京太郎「…?」
咲「京ちゃん、おかえり」
京太郎「…あぁ ただいま」
192
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/20(火) 23:59:36 ID:WqCE552A
咲「ね、そろそろ行こうよ?雨これからもっと強くなるらしいし」
京太郎「うへぇ…マジか」
咲「うん、せっかくのイブなのにね…あっ京ちゃん傘持ってるでしょ?」
京太郎「もちろん、向こうもそれなりに降ってたからさ」
咲「そうなんだ…えっとね…」
京太郎「風で吹っ飛んでいったのか?」
咲「あはは…ちゃんとあるよ、えっと…来るときにね、風で壊れちゃったんだ…京ちゃんの入っていいかな?」
京太郎「あーなるほど大変だったな、もちいいぞ」
咲「…ありがと京ちゃん」
_
咲「京ちゃん、もっとこっち来ないの?…濡れちゃうよ?」
京太郎「へーきへーき、馬鹿は風邪引かないとか言うだろ?」
咲「だめ…もっと入って、おばかさんの方が風邪引きやすいんだからね」
京太郎「へいへい…ん?あれ?じゃあ俺が馬鹿なのは確定なのか」
咲「ふふふ、どーだろ?」
_
咲「でね、お父さんがもう少し電話は控えなさいって」
京太郎「そらあれだけ話してたらな…お前もLineやれよ電話無料だぞ」
咲「うん、一度入れてみたんだけど…なんか同意しますか〜とか、NTT回線とか出てきて」
咲「お金請求されるんじゃないかなぁって怖くなって」
京太郎「まぁ俺もワンクリック詐欺に引っかかったことあるし気持ちは分かるかも…」
咲「…」
京太郎「いやーあの時は人生終わったかと思って…あれ?どうした咲」
咲「ワンクリック詐欺って…えっちなの開いたらなるんでしょ?学校で習ったよ」
京太郎「…あ」
咲「京ちゃん…」
京太郎「いや違う!あれはネット小説読んでたら変な広告が出てきて…それを間違えて押して…!」
咲「ぷっ…ふふ、もう京ちゃん必死…」
京太郎「…咲さん、この事は」
咲「大丈夫みんなには言わないから」クスクス
京太郎「ほっ…」
咲「2人だけの秘密ね」
咲「それで…あれ、なんの話だっけ?」
京太郎「咲が機械音痴過ぎるって話だろ」
咲「むっなにそれ…あっじゃあさ、京ちゃんがやってよ」
京太郎「設定組み立てろって事か?」
咲「そうそう!私もっと京ちゃんとお話したいし」
京太郎「いいよ家着いたらな」
咲「やった!京ちゃん…」グリグリ
京太郎「こらっ引っ付くな」
咲「きこえないよー」
193
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/21(水) 00:11:24 ID:cIpGjeFg
咲さん強い
194
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/21(水) 02:02:16 ID:OJPPnbZA
江戸川nao is God
https://i.imgur.com/hyOQ1xB.jpg
195
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/21(水) 05:34:50 ID:MLcQ86ew
エドガーさんの透き通るポカリcm感の咲さん好き
196
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/21(水) 08:26:22 ID:MOGhPSNU
これは稀にみる恋愛強者の咲さん
197
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/21(水) 14:50:57 ID:qf9CP3Ao
>>194
ヌッ
198
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/23(金) 06:25:21 ID:sesx/p76
>>194
作者だれ?
199
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/23(金) 06:26:12 ID:sesx/p76
書いてあった
200
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/11/25(日) 19:20:10 ID:d2qF2e5Y
まだかな
201
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/01(土) 00:02:34 ID:4bk/E5Ew
もう来ないのかな…
202
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/01(土) 00:53:38 ID:eyGPtjDY
頼むから俺に京淡をくれよぉ!!
203
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/04(火) 01:53:39 ID:ZK8DrwRo
(完走させなかったら)絶対に許さない…
204
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/06(木) 07:44:08 ID:T69KgDxA
宮永宅
咲「ただいまー上がって京ちゃん」
京太郎「お邪魔します、親父さんは仕事?」
咲「うん、平日だしね」
京太郎「そっか他の皆はいつ頃来んの?まだ9時くらいだけど」
咲「えっと…10…11時には来る予定だよ」
京太郎「マジか結構早く着いちゃったな」
咲「そうだね、あっ先に部屋行っててお茶とタオル持ってくるね」
京太郎「おっけーありがとな」
咲「うん」
咲「えっと…ぶ…ぶ…あっ「も」に変えたんだった…」
prrrrr
205
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/06(木) 08:09:23 ID:T69KgDxA
_
咲の部屋
咲「おまたせ」
京太郎「おっサンキュ」
咲「なんで立ってるの?」
京太郎「いや、思ってたより濡れてたから座るのアレかなって」
咲「気にしなくていいのに、はいタオル」
京太郎「おう」フキフキ
京太郎「しかし相変わらず本ばっかだな」
咲「ごめんね女の子っぽくなくて」
京太郎「曲解するなよ…咲のおかげで俺も本を読み始めたんだからさ」
咲「推理小説が好きなんだよね京ちゃん…ぷふっ、いつ聞いても似合わないな〜」
京太郎「咲だって恋愛ものが」
咲「確かに恋愛も好きだけど色々読んでるもん!」プンッ
京太郎「小学生か」ペシッ
咲「いたっ!…ふふっ」
京太郎「え、どうした」
咲「なんか懐かしいなって…こうやっておふざけするの」
京太郎「そうだな…てっきり叩いた時変なスイッチ押してショートしたのかと」
咲「私いつの間にロボットに…」
京太郎「ぷ…ふふ」
咲「…」クスッ
206
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/06(木) 10:21:42 ID:IPl0m5i.
待ってたよ
207
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/07(金) 23:59:57 ID:nuH.kMII
_
ピロリン
咲「メールだ」
京太郎「迷惑メールなら後でブロックのやり方教えるぞ」
咲「ありがと でも違うみたい元部長から……一斉送信だって、京ちゃんのにも来てる?」
京太郎「ん?…あ、ほんとだ」
咲「えっと、台風がお昼くらいから直撃するみたいなので…」
京太郎「会は明日の17時に延期します ごめんね☆」
京太郎「マジか」
咲「…そういえば皆でショッピングする予定も入ってたっけ」
京太郎「じゃあこの雨はなぁ…そっか今日ダメか」
咲「…あ、京ちゃん日帰りなんだっけ?」
京太郎「そうだよ」
咲「…」
咲「…私はいいと思うけど」
京太郎「え?」
咲「明日は会えるんだから別に日帰りじゃなくても…今日泊まってけばいいと思うけど、ダメなの?」
京太郎「ん?あぁ、そういえば咲に言ってなかったか、明日は別に用事あるからさ帰らんと」
咲「用事?」
京太郎「そうそう、色々あんの」
咲「ふーん、そうだったんだ…残念」
京太郎「てか大体泊まるってどこに…」
咲「え、ここ…に」
京太郎「…な」
咲「…ぁ///」
咲「ご、ごめんね!今のなしだから!」
京太郎「お、おう…」
208
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/08(土) 05:58:38 ID:0z0/IRJ6
咲(変なこと言っちゃった…)
咲「えっと…皆に会えるの楽しみだったよね 本当にごめんね…」
京太郎「いや咲が謝ることじゃないだろ こんな天気じゃ仕方ねーよ」
咲「うん…」シュン
京太郎「…っと、まぁ俺は別に咲に会えただけでも良かったと思ってるけどな」
咲「…へ? わ、私も同じだよ!ずっとずっと会いたいなって思ってたから」
209
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/08(土) 06:05:12 ID:0z0/IRJ6
京太郎「嬉しいこと言ってくれるじゃんかこの文学少女さんは」グニグニ
咲「ふひゅ…きょうひぁん…いひゃい」
パッ
咲「あう…えへへ」
京太郎「なぁ、いつも電話でしてるようにまた本の話とか教えてくれよ、難しいのはパスな」
咲「もちろんいいよっ……あ、お茶冷めちゃったかな、また淹れてくるね」
京太郎「さんきゅ」
咲「いーえ、くつろいでてね」
バタン
咲「もう…不意打ちだよ京ちゃん…あ、そうだ電話しないと」
210
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/08(土) 06:13:04 ID:0z0/IRJ6
prrrrr
咲「あ、もしもし宮永です ご協力ありがとうございました元部長!」
久『なぁにお安い御用よ、それより随分嬉しそうね上手く手懐けたのかしら?』
咲「はい!…って京ちゃんは犬じゃないですよ!」
久『ふふっ、咲からノリ突っ込みが貰えるなんて…何か嬉しい事でも言われたの?』
咲「え?いやまぁ…』
久『ね、ね?なに言われたのよ』
咲「い、言いません!秘密ですっ」
久『そう?じゃあ当てちゃおうかしら…そうね… 大 好 き とか?』
咲「へ?ち、違いますっ まだ言われていません!」
久『ふ〜ん…まだ ね』
咲「あっ…//」
久『言って貰えるといいわね』クスクス
咲「もう…揶揄わないでください」
久『冗談よ、でも改めて咲にしては大胆な事をしたわね』
咲「そうですか?」
久『そうよ、既に25日に会を催す予定なのに須賀君を前日に呼びつけるなんて』
咲「あはは…京ちゃんにとっては今日が当日だったから…ばれなきゃ大丈夫です…大丈夫」
久(恋は盲目とはよく言ったものねぇ)
咲「あの…それで皆には?」
久『大丈夫よ、和とまこには説明して置いたし優希は和が煙に巻かせとくらしいわ』
咲「そうですか、本当にありがとうございます」
久『いいえ可愛い後輩の為だもの、それで須賀君は明日は普通に参加できるのかしら?何だかんだ皆会いたがってたわよ?』
咲「……」
久『なにかあったの?』
咲「それが…」
211
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/08(土) 06:18:26 ID:0z0/IRJ6
_
久『そうなの?』
咲「はい…」
久(25日に用事って…ケンタッキーに買い出しかしら?…なんてことはないわよね 私ならそうさせちゃうかもだけど)
久(やっぱりアレか…うーん、須賀君に聞く?でもせっかくの二人きりを壊すのもね…咲に追及させるのも同意)
咲「あの、どうしたんですか?」
久『え?まぁちょっと考え事をね』
咲「…引き留めるためにあんな…は、恥ずかしい事まで言っちゃったのに」
久(…恥ずかしい事はあとで絶対聞き出すとして そうねぇ…)
ゴォォォ
咲「…雨、また強くなりましたね」
久『ほんとね………あ、ねぇ咲、須賀君って向こうからこっちに来た時どこの駅使ってた?』
咲「へ?なんでそんな事」
久『いいから』
咲「…たしか、長野駅だと思います新幹線で来るって言ってましたから」
久『ありがとっ ちょっと待っててね』
咲「?」
久(長野から…あら大宮で一回止まるのね…えっとそれで…あ、やっぱりこれなら)
咲「何かあったんですか?」
久『ふふっなんでもないわ、二人の時間を楽しみなさいっ!じゃあね〜』
咲「あ、まっ…切れちゃった…なんだったんだろ」
咲「あ、早く戻らないと…時間が勿体ないよ」
_
久「これなら別にしょうがないで片づけられるからいいわねぇ」
久「あ、でも…いやいやそんな事で怒る人なんていないか、余程の子供でもない限りね」
久「さっ明日着る服決めちゃいましょう♪」
212
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/08(土) 06:57:28 ID:BryA/Pgs
淡ちゃん曇らないで(切実)
213
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/09(日) 05:44:26 ID:qeYULEJQ
_
ガチャ
咲「お煎餅とか探してたら遅くなっちゃったよ」
京太郎「おう ありがとな」
咲「うん」
京太郎「あっそうそう、せんべいで思い出したわ宮永先輩から土産物があんだよ」
咲「お姉ちゃんから?」
京太郎「菓子って言ってたぞ お、あったあった ほら」
咲「ありがとう 開けちゃうね」
ビリビリ
咲「わぁ...チョコだ!」
京太郎「これまた高そうな...」
咲「美味しそうだね、食べよ?京ちゃん」
京太郎「いや俺はいいよ、明日皆で食ったらどうだ?」
咲「いっぱい量あるから大丈夫だと思うよ?ね、食べよ?」
京太郎「まぁ咲がそこまで言うなら...」
咲「とか言いながら、目が凄く物欲しそうにしてたよ」
京太郎「ばれてたか」
咲「京ちゃん分かりやすいもん、チョコだからお茶より紅茶とかの方がいいかな?」
京太郎「いんやお茶でいいよ」
咲「りょーかい」
214
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/09(日) 05:45:13 ID:10A13Ejw
も始!
215
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/09(日) 06:00:11 ID:qeYULEJQ
京太郎「食うなら早く食っちゃおうぜ、暖房効いてるから溶けちゃうぞ」
咲「あ、そうだね 何食べようかな どれも美味しそう」
京太郎「だな、うーむよしこれにしよう」
咲「じゃあ私も同じの」
京太郎「いただきます宮永先輩」
咲「いただきます... ん...美味しい」
京太郎「甘いのよりさ、こういう少し苦い方が好きだわ俺」
咲「分かるかも、苦いと途中で飽きるっていうか...」
京太郎「そうそう あ、俺はもういいよ」
咲「そう?じゃあ冷やしてくるね」
京太郎「はいよ」
バタン
京太郎「ずずっ ふぅ...あっと、俺からも咲に渡すものがあったんだった」
京太郎「どこやったか...あれ?ねぇぞ 財布の中だったっけ...あったあった」
ガチャ
咲「うぅ〜寒い寒い...あれ?なにこれ?封筒なんて置いてあったっけ」
京太郎「俺からのプレゼントです」
咲「ほんと?嬉しい!開けていい?」
京太郎「どーぞ」
咲「なんだろ...あっ図書券だ...!」
京太郎「結構考えたんだけどさ、まぁこれが一番だろうって」
咲「ありがとう京ちゃん...!とってもとっても嬉しいよ!」
京太郎「うむ 大事に使ってくれ」
216
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/09(日) 06:52:16 ID:qeYULEJQ
咲「何買おうかな...京ちゃんは最近なにか読んだの?」
京太郎「ん?そうだな...あぁそうそう聞いてくれよ咲」
咲「なに?」
京太郎「お前が少し前勧めてくれた推理小説あったじゃん」
咲「うん、あ、読んだの?どうだった?」
京太郎「読んだんだけどさ...いやな、金欠だったから通販で中古のやつ買ったんだよ130円くらいだったか」
咲「へぇ〜安いね」
京太郎「で、無事届いて さぁ読もうとしたら、なんか人物の所に○を消した後があったんだよ」
咲「あー...もしかしてその人物 慕って名前じゃなかった?」
京太郎「そうそうお察しの通り...んで薄々勘づきながら読んでみたら案の定よ」
咲「あはは...それはひどいね」
京太郎「話は綺麗にまとまっててすげぇ面白かったから余計にな」
咲「うーん ......私はやっぱ新品の質感が好きだし中古のは避けてるなぁ」
京太郎「俺は読めればなんでもいいけど 今回ので少し考えるようになったわ」
咲「せめて自分で前もって中見れた方がいいよね」
京太郎「ほんとな、次から古本屋だ」
咲「だね...あ、ねぇ京ちゃんその作者さんの新作持ってるんだけど読むかな?」
京太郎「マジ?」
咲「うん、今月出たばっかで200ページくらいだから京ちゃんも読みやすいと思うよ」
京太郎「じゃあせっかくだし...って咲はもう読んだのか?」
咲「当然だよ」
京太郎「流石、本が友達なだけはある」
咲「...犯人に○付けちゃうよ?」
京太郎「勘弁してください...」
咲「冗談だよ」クスッ
217
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/10(月) 00:43:09 ID:N9hT5cNY
__
_
京太郎「......」ペラッ
咲「......」
京太郎「なんだこの漢字...スマホスマホ...」
咲「...」ウトウト
京太郎「っと...山翡翠(ヤマセミ)か...咲は読めたのかこれ」
咲「...zz ぁ...」
京太郎「なぁ咲 って」
咲「......へ?あっご、ごめんね!なに京ちゃん?」
京太郎「...眠いなら寝てたらどうだ?」
咲「え?あっ いや別に眠くないよ」
京太郎「嘘つけ今にもノックダウンしそうだったじゃねぇか」
咲「ばれてましたか...」
京太郎「どうせお前の事だから徹夜で本読んでたんだろ?」
咲「あはは...」
218
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/10(月) 00:45:14 ID:N9hT5cNY
咲(京ちゃんが来るの楽しみ過ぎて寝られなかったんだけどね...)
京太郎「無理して起きてると気分悪くなるし寝とけって 明日も忙しいんだろ?」
咲「でも時間が......勿体ないし」ボソッ
京太郎「時間?んなの大丈夫だって 言っとけばその時起こすから」
咲(...鈍感なのは変わってないなぁ...もう)
219
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/10(月) 02:17:01 ID:N9hT5cNY
咲「......」
咲「うん、じゃあ寝ようかな」
京太郎「そうしとけ、俺はリビングとかに行ってた方がいいよな」
咲「...?なんで?」
京太郎「なんでって...」
咲「いいよここにいて、というか居ないとだめだよ」
京太郎「いや意味が分からんが」
咲「...こほん、では失礼して...」モゾモゾ
京太郎「...なにしてんだ」
咲「え?膝枕してもらおうかなって...だめ?」
京太郎「...別にいいけどよ」
咲「ありがと京ちゃん」
京太郎「てか痛くないか?自分で言うのもなんだけど結構硬いだろ」
咲「うん...痛い」
京太郎「じゃあやめとけよ」
咲「うーん…あ、京ちゃん手ちょうだい?」
京太郎「は?手?」
咲「いいから片手」
京太郎「なんだよ」
咲「膝の上に置いて...京ちゃんまくらの完成」
京太郎「お前...人の手を」
咲「えへへ...ちょっと緩和できたかな」スリスリ
220
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/10(月) 03:40:03 ID:N9hT5cNY
京太郎「はぁ...いつ頃起こせばいい?」
咲「別にいつでもいいよ?」
京太郎「へいへい じゃあこれ読み終わったらでいいか?」
咲「はーい」
京太郎「先に言っておくけど、本落としても怒るなよ顔に当たるかもしれないけど」
咲「大丈夫だよ、その時はお姉ちゃんに言って1日中麻雀を楽しませるようお願いするからね」ニコッ
京太郎「ははは、笑えない冗談はよせよ」
咲「......?」
京太郎「え?」
咲「おやすみ京ちゃん」
京太郎「...え?」
_
咲「......んぅ」スリスリ
京太郎「...手の感覚がねぇ」
咲「……」スゥスゥ
京太郎「なんつー安らかな...とてもインハイ優勝校の大将とは思えねぇよ本当」
咲「......zzz」
京太郎「...スマホっと」
パシャ
京太郎「あとで宮永先輩に送ろうかな、もちろんちゃんと咲に許可取ってからだけど」
京太郎「...続き読むか どこからだっけ」
__
_
221
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 00:50:29 ID:INhJmEdw
咲「...ん......」
京太郎「覚めたか?」
咲「...あれ...京ちゃん? そうだ...私寝ちゃってたんだ」
京太郎「ぐっすりな」
咲「......」ボーッ
京太郎「あの小説なかなかになかなかだったぞ」
咲「...そう、良かったよ」
京太郎「で、お前を起こそうと思ったんだけどな...あまりにも熟睡してたからもう1冊別の読んでた」
咲「そっか...」
京太郎「勝手に取っちゃまずかったか」
咲「ううん全然...気に入ったんなら幾らでも貸すよ」
京太郎「ありがとな」
咲「...」コクン
222
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 01:09:35 ID:INhJmEdw
咲「...そうだ、ねぇ京ちゃん何時に帰るの?」
京太郎「そういえば言ってなかったっけ?5時にはここを出る予定」
咲「...今、何時...?」
京太郎「そろそろ3時になる所だぞ」
咲「...え?」
京太郎「眠いなら別にまだ眠っててm」
咲「だめだよ!」
京太郎「うおっびくった」
咲「もう寝すぎだよ...!私のばか...」
京太郎「咲?」
咲「ご、ごめんね...えっと...あ、お腹空いたよね?簡単なものなら」
京太郎「あぁ大丈夫大丈夫、朝結構食ったからそんな腹減ってないわ」
咲「そう?...じゃあケーキならどう?明日のために買って置いてるんだよね」
京太郎「いいって明日皆で食えよ」
咲「大丈夫だよ 京ちゃんのは別に買っておいたから」
京太郎「...なんで俺だけ別?」
咲「だって京ちゃんしか今日来な...こほん、京ちゃん男の子だからたくさん食べるかなって」
京太郎「ふぅん...まぁケーキなら食いたいかも」
咲「うん、持ってくるね」
223
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 01:51:29 ID:INhJmEdw
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咲「おまたせ〜」
京太郎「おぉ美味そう」
咲「ショートとチョコ買ったんだ 両方食べていいからね」
京太郎「いや1個でいいよショートケーキもらうな」
咲「京ちゃんショート好きだよね」
京太郎「おうよ見た目も味も一番だわ じゃあいただくな」
咲「どうぞ ......あれ?京ちゃん左利きだっけ?」
京太郎「ん?あー... 誰かさんがな ずっと手を占領してたから感覚がまだ戻らんのよ」
咲「...へ?ぁ...ごめんね!大丈夫!?」
京太郎「へーきへーきちょっとからかっただけだって すぐ収まるから」
咲「...本当に大丈夫?痛くない?」
京太郎「大丈夫だって、心配しすぎだろ」
咲「でも......あ、そうだ、ならケーキ食べさせてあげるよ」
京太郎「は?いやいや別にフォークくらい左でも使えるから」
咲「いいのっ お皿貸して京ちゃん」グイッ
京太郎「おま、落ちるから気を付けろよ...」
224
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 01:54:14 ID:INhJmEdw
咲「えっと...あ、そうだ京ちゃんっていつも大きいイチゴから食べてたよね」
京太郎「あぁ よく覚えてんな」
咲「幼馴染だもん、とーぜんです さ、あーんして京ちゃん」
京太郎「...あー......うまっ」
咲「よかった はいもう一口どうぞ」
京太郎「...あっと...もう痺れも引いたし自分で食えるからさ」
咲「だめ」
京太郎「ダメって...」
咲「......あー...京ちゃんがえっちなもの携帯で見てたの明日言っちゃおうかな〜...」
京太郎「んなっ!?...てかあれは違うって言っただろ!」
咲「もううるさいよ京ちゃん、嫌なら黙ってあーんされててね」
京太郎「理不尽すぎる...あむっ......うまいけど」
咲「ふふっ はいもう1口」
225
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 02:08:17 ID:INhJmEdw
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京太郎「...ごちそうさま っぷ」
咲「いっぱい食べたね」
京太郎「咲が食わせたんだろ...1個でいいっつったのに...」
咲「あはは...なんか食べさせるの面白くて...」
京太郎「こえーよ...ったく でもマジで美味かったわありがとな」
咲「いえいえ、じゃあお皿洗ってくるね」
京太郎「それくらい俺がやるぞ」
咲「ううん大丈夫、京ちゃんはゆっくりしてて」
京太郎「そっか?じゃあよろしくな」
咲「うん」ニコッ
226
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 02:14:28 ID:INhJmEdw
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咲「ふぅ...さむさむ」
京太郎「おかえり」
咲「ただいま〜」ピトッ
京太郎「冷たっ!?」
咲「京ちゃんぽかぽかだね...手が凍えちゃいそうだから温めてほしいかも」
京太郎「そうだな...確かカイロ持ってきてたからそれやるよ」
咲「......京ちゃんの手がいいなぁ...なんて」
京太郎「いやカイロの方がいいだろ ちょっと待ってろ探すから」
咲「む...」
ピタッ
京太郎「いたっ!?いや痛くはないけど...」
咲「あれだね、冷たいと咄嗟に言っちゃうやつだね」クスッ
京太郎「首はやめてくれよ」
咲「じゃあ手で」ニコニコ
京太郎「...わーったよ」
咲「やった」ギュ
227
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 03:47:25 ID:INhJmEdw
京太郎「あぁ...体温が奪われていく」
咲「もう大袈裟なんだから、でも冬場の食器洗いって辛いよね」
京太郎「ほんとな、親が遅い時とかたまにやってるけど正直だるすぎる」
咲「私はお父さんと交代でずっとやってたから少しは慣れたけど......なんかお母さんの偉大さが分かるなぁって」
京太郎「......」ギュ
咲「えへへ...労いのつもりかな?ありがと京ちゃん」
咲「あと1時間くらいだね...」
京太郎「そうだな」
咲「...あ!そうだすっかり忘れてた」
京太郎「ん?」
咲「ほら、こっち来るとき言ってた...なんだっけ京ちゃんがえっちなサイト見て引っかかって...」
京太郎「......あぁ Lineな、なんでそれを記憶の引っ掛けにしてんだよ やめろよ」
咲「ごめんごめん...で、お願いできるかな?」
京太郎「はいよ、ちょっとスマホ借りるぞ」
咲「はーい」
228
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 05:41:51 ID:INhJmEdw
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京太郎「後は......っと...そうだ、IDはどうする?」
咲「え?IDって?」
京太郎「他の人がお前を登録したりする時 必要になるやつ」
咲「えっと...おまかせします」
京太郎「ほいほい...じゃあ単純なので ...saki1027 とかでいいか?」
咲「あ、うん それがいいな」
京太郎「...できたぞ ほらよ」
咲「ありがと!」
京太郎「じゃあ最後に軽く使い方をな」
咲「うん」
229
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 07:40:13 ID:INhJmEdw
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京太郎「...てな感じ、電話はこのボタン、取りあえずなんかメッセ送ってみ?」
咲「うん...えっと こ...ん...に......」
ポコン
咲:こんにちは
京太郎「グッド」
咲「ほんとだ、簡単...」
京太郎「だろ?...そうそう多分使わねぇだろうけど一応写真や動画も送れるぞ」
咲「へぇ...すごいね」
京太郎「1枚送ってみるわ」
咲「うん」
ポコン
…
咲「あれ?...え?こ、これ私の寝顔じゃん!いつの間に撮ったの...!?」
京太郎「なんかあまりにも無防備だったからつい 悪かったな」
咲「もう...恥ずかしい」
京太郎「他の誰にも見せてねーし、あ、でも宮永先輩にも送ろうかなって思ってるんだけど、もちろん嫌なら今消すぞ」
咲「うーん...お姉ちゃんならいいけど...」
京太郎「マジで?じゃあ早速」
230
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 07:47:02 ID:INhJmEdw
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図書館
菫「......」カリカリ
照「......」ペラッ
ブーブー
照「...?」
照「...ふふっ」
菫「なんだ急に、気味が悪い」
照「見てこれ...咲」
菫「...天使みたいだな、とてもお前の妹とは......あ、ごめんなさい」
照「もう... ねぇ菫 ちょっと休憩したい」
菫「休憩って...お前 開始1時間で勉強ほっぽりだしてずっと本読んでるじゃないか」
照「それは読書、休憩ではない」
菫「はぁ...」
231
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 07:53:31 ID:INhJmEdw
休憩ルーム
照「......」ポチポチ
菫「...ふぅ、目薬持ってきた方がよかったな目が疲れる 照なんか飲むか?」
照「待って......壁紙にしてる...できた」
菫「...何やってんだか、というかそれ撮ったの須賀だよな」
照「うん、送って来たのも京ちゃん」
菫「あいつ...淡が知ったら怒るんじゃないか」
照「そうかもね..でも私はよく知らないけど、咲と京ちゃんは長い付き合いだからこれが普通なのかも」
菫「...まぁあまり人の間柄にとやかく言うのもな」
照「うん」
菫「あ、そういえば須賀は明日 淡と出かけるんだろ?淡から聞いたぞ」
照「そう...デートだって...ふふっあれは良いものを見た」
菫「...?まぁ何を見たのかは置いといて、大丈夫なのか?」
照「なに?」
菫「何?じゃなくて...この台風だよ、電車止まったりしないか?」
照「......」
菫「......」
照「菫...ちょっと調べて」
菫「まったく...どこからだ?」
照「うん、えっと...」
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菫「...運転見合わせで復旧は未定...だそうだが」
菫「あいつ知っているのか?」
照「分からない 京ちゃんに連絡してみる」
232
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 08:10:13 ID:Kjj/WLL2
これは確かに許されなさそうな雰囲気…
233
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 21:50:12 ID:mweBHMCU
ちょっと他の女性とイチャイチャしすぎじゃないですかね…?
234
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 03:28:56 ID:wlpzwJWw
続きはどこ…ここ?
235
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/07/22(月) 21:56:51 ID:ltx7yhmE
エタってるじゃないか・・・・・・・たまげたなぁ
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/07/23(火) 01:05:27 ID:jGUM3xKY
ちょっと(途中放置あわあわSS)多いねぇ...
落とされず残してるってことはAILE君も続きを待ってる可能性ありますねぇ!
237
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/12/15(日) 16:11:22 ID:qzQDXw6E
待ち続けて1年経ちました
238
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/12/15(日) 19:24:47 ID:LBQ0jjO.
エタるなんて絶対に許さない…
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