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狼が部屋にやってきた!
-
あなたが家に戻ると玄関が汚れていることに気が付いた。
見たくもないそれは混ぜて汚れた土の色。
異臭と、つんと直接的に喉と鼻が痺れるような感覚。
一歩下がる。
何か嫌がらせを受ける理由でもあったかしら。
あなたがそんな現実逃避をしていると、声がした。
「あ゛っ」
目が合う。
赤いそれはなんとなく潤んでいるようにも見えた。
「えーっと……いや、違うの、ホント。……ね?」
バケツを持った少女はしばらく意味のない言葉を並べていたけれど、最後には諦めて掃除を始めた。
なぜか掃除が終わっても、部屋に上がり込んできたのだけは予想はできなかったが。
「はー……やっぱりお水ね」
どうしますか
>>3
-
よくきたわね、いらっしゃい
-
お茶でもどうぞ
-
「これはご丁寧に」
すっとジャージ姿の少女が頭を下げる。
頭はツインテールか、何やらごちゃごちゃとした髪型が揺れた。
目つきが悪いのはそういうものなのか、お茶を飲んでいるときも変わらない。
だらしない恰好のわりには正座が堂に入った少女だ。
「はー……」
>>6
-
フフフ…
-
お名前は?
-
「いや……今個人情報とかあれなので……具体的には警察とか倍賞とか……」
あなたが尋ねると少女は真顔でそんなことをいっている。
いつの間にかお菓子を図々しく食べながら。
「……な、なに?」
あなたは少女をじっと見つめている。
どちらかというと呆れ混じりのそれは恫喝とかいう意味は当然含んではいない。
しかし何を思ったのか今度はえへんえへんと咳ばらいをし始めた。
「ええと、その……あっ、辻と申します」
少しお菓子をかじるペースが落ちた気がした。
>>9
-
今回はいい子そうだな
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汚れについて聞く
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辻さん見てるー!?
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「ああ、ちょっと飲みすぎたのかしらね。ちょっと」
目が泳ぐ。
少女は隠すように口元にお菓子を運んだ。
小さな女の子が両手に持ってかじる姿はなかなかかわいらしい。
「ん……あによ。あんまり見ちゃ駄目よ」
>>13
-
かわいいのでお菓子を足す
-
>>12
-
「あぐむぐ」
あなたはかまどパイを少女に差し出した。
リスのように受け取り、もそもそかじる。
「悪くないわ。……むぐ」
辻と名乗る少女はこぼさないように小刻みに口を動かしている。
やや生真面目すぎるようにも見えた。
>>16
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洗う
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汚れてるのでタオルで拭いてやる
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「汚れてないから」
手のひらを向けてきた。
つるつると皺の少ない手のひら。
しかしなんとなく違和感もあるのだった。
「……?」
>>19
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なでなで
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指フェラする
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今泉影狼か、もしくはヴァンパイアのガロンを知ってるか聞く
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「ていっ!」
あなたが顔を伸ばすと辻に目を突かれた。
鋭い一撃はあなたの瞳の少し下、眼窩に当たり眼球そのものを揺らした。
「まったく……ヘンなことしないでよね」
まっとうな意見であった。
>>23
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うんこたべる
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あまりに綺麗だったもので・・・
-
とりあえず今日のところは帰らせる
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謝る
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「はーうっさいうっさい」
辻は顔を少しだけ赤らめてお菓子を頬張った。
もごもごと小さな口を一杯に。
八重歯が鋭く光って見えた。
「むぐ、ん゛ん」
>>28
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もっとお菓子をあげる
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料理を振る舞う
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自分もお菓子を食べる
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うんこたべる
-
「えっ、料理できるの? あ、いや、あたしも人のこと言えないけど」
あなたは慌てる少女に自慢げに笑いかけた。
あなたの料理ちから
秒数の末尾が奇数で小さいほど上手
偶数で大きいほど上手
>>33
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わーい
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がんばります
-
「へー。……うん、まぁまぁね」
自分の方がうまい、という呟きをあなたは聞き逃しながら料理を作った。
包丁さばきもほどほどではあるがもたつくことはなく調味料の用途位置迷いなく。
「ふーん」
何が楽しいのか少女はにやにやしながら見つめている。
あなたはほどほどらしく、適度に手を抜きつつ安く量もそこそこな料理を作り上げた。
鶏肉を焼いて皮と肉汁をスープに使いつつ出汁で味を調え、肉そのものには市販の豊かなスパイスで味付け。
栄養バランスを考えスープには卵とネギ、そしてキノコも入れた。
繊細な味付けができているかはともかく味はそこそこであるようだと味見を一度。
野菜はほうれん草のお浸し、と言っても正確には違うらしいそれを用意し、鰹節をふりかけなんとなく満足した気分になる。
さらに色味もかねてサラダ代わりにトマトをスライスした。
中華スープにはトマトを入れることもあるというがあなたにはチャレンジ精神はないようだった。
「……おー……じゃなくて、こほん。いただきます」
料理を並べるのを手伝ってもらった。
お盆にのせてひょいひょいと運ぶ姿はアルバイトの経験でもあるのか妙に手慣れている。
そして座り、あなたが来るのを待って手を合わせた。
いただきます。
声を重ね、食事をはじめる。
「……まぁまぁね」
食器の音。
箸を進めていると少女の端を咥えて、そのまま掻き消えるように小さく呟いた。
あなたはそれを聞かなかったことにして、スープの器で浮かんだ笑みを隠すのだった。
>>36
-
自分も食べる
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デザートも作る
-
もっと作る
-
「まだ作るのー?」
食事は進み、やがてバランスよく減り8割がた互いの胃に収まっていた。
男らしく先に食べ進めていたあなたはごくりと水を飲み干し、デザートを作ることにした。
ケーキなどは面倒。オーブンで時間がかかるのも、ということで。
「ごちそうさまー!」
背中に聞こえる声のためにパンケーキを作ることにした。
少女の声はわざとらしく大きい。あなたに聞かせるためか、なんとも。
パンケーキでもしっかり泡立て、膨らませる店のようなものがあるがあれも善し悪しであろう。
あなたは男らしくざくざくと力に任せ、具材を混ぜ合わせていく。
生地よりも大事なものがあるのだ。
焼き上がりもそこそこにメインの作業に取り掛かる。
オンナノコが好きなものはむやみな飾りつけだろうと冷蔵庫のもらった果物を切り、飾る。
果物なぞ腐らせるばかりという人もいるだろうし、缶詰の方が手軽だろうがやはりものが違う。
クリームは胸焼けするほど。
塔のようにはさすがに馬鹿らしいけれど。
正直ジャムの酸味は好き嫌いがあるだなんて勝手なことを思いながら色のために、ちょっと手首を振り生意気な感じで飾り立てる。
アイスクリームはさすがに市販であった。
しかし酒を少し足して味わいを。
「わー……」
先にナイフとフォークだけ運ばせて待ってもらっていた少女はにこやかに笑っている。
「えーっと……ど、どうしよう」
蜂蜜が光り、熱であちこちが少しずつ揺れる。
「わ、わ」
最初に食べたのは素に近い果物だった。
しかしそれでも、なんとなく喜んでいる気がした。
「んんっ……んふー……」
>>41
-
一息ついた所で何しに来たか聞く
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バケツの事を聞く
-
>>39
-
世間話
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観察する
-
「えっ、あー……いや、今聞くんだそれ」
深い溜息。
辻はフォークを口内で数度ならし、抜き取った。
「さすがに悪いから掃除しに戻っただけよ」
唾液でてかるフォークが揺れている。
特に焦ることもなくそれだけのようだ。
>>46
-
まあ気が済むまでゆっくりしていって下さい
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掃除屋さんですか?
-
部屋でのんびり過ごす
-
「は?」
真顔で見つめられた。
割と怖かった。
>>50
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泣く
-
すみません
-
とぼける
-
「いや、いいけど。というかアレだし」
なんとなく気圧されてあなたは頭を下げた。
少女は気にする様子もなく、お茶を飲んでいる。
>>54
-
どこ出身ですか?
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一緒に買い物に行く
-
じっくり眺める
-
「買い物? いやまぁ、いいけど」
二人買い物にでかけた。
外は暗く、街灯にたかる虫も今では数を減らしている。
肌寒さを感じるが少女はジャージだからか割と元気そうだ。
「コンビニで買い物とか高くない?」
二人並んで歩く。
便利だからと定番の返しをしながら。
暗闇の灯りはなるほど安心する。
スーパーはもう閉まっているだろうしと言い訳をすることで財布のひもを緩める。
「いいよ自分のは自分で払うし」
適当に買い物を済ませた。
>>58
-
家に帰って客用の布団を用意してやったりして寝る
-
>>57
-
おでんをツンツンする
-
「んー……ま、いっか」
少女は気楽に返事をした。
コンビニの袋をざっくりと置き、あなたが布団、そして彼女は冷蔵庫を漁っている。
「何この調味料ー! 捨てていいのー? えっ」
布団を敷きながら軽口を交わす。
この順番がいいだの、美しくないという言葉は受け流した。
「冷凍庫にいれていいかわかんないし肉とか適当にパーシャルいれといたから」
割と同じくらいに整理は終わった。
使い慣れた薄い布団は当然自分で、友人用の布団はやや埃っぽいが少女に使わせることにした。
その前にお風呂はと気まずい気分になるが彼女はふらふらと手を揺らし、笑った。
「シャワー……は、今日はいいや。戻る時臭くて流したのよ。そのままとかありえないし」
ならばいい。と臭いを嗅ぐなど失礼であるし、流した。
あなたがシャワーを浴びている間財布がなくなるかと一瞬思ったけれど隠すのも不義理である。
あるいはスマートフォンで撮影しっぱなしにしてもいいがそれも気まずい。
結局信用して風呂に入り、けらけらとテレビを見て笑う少女に長い溜息をついた。
「じゃ、おやすみなさい」
寝るまではあっさり。
あなたの予備の歯ブラシを開封し、使わせる。
鏡の前でなんとなく気恥ずかしいがそれも一瞬。
布団は少しだけ離して。
「……すぅ」
あなたの緊張はともかく、少女はすぐに寝入った。
寝息。
静かな、規則的な。
かえって恥ずかしくなるような。
「……」
自分の心音だけが聞こえる気がする。
あなたはしばらくの間そうして瞼の裏を見ていた。
しばらく。
ぼんやりと、意識が落ちる寸前。
かたりと音がした。
>>63
-
起きて辺りを確認する
-
寝たふりをしながら聞き耳を立てる
-
>>62
-
あなたは聞き耳を立てた。
静かに、寝息のリズムを崩さないように。
ゆっくり。
早鐘を打つ胸とは対照的に静かに。
しかし、音はまるで聞こえない。
最初のそれが嘘であったかのように。
しかし影が揺らめき、わずかな月光を厭うようにするりと抜けていく。
音はしない。
次にあなたの耳に聞こえたのはがちゃりと扉を開く音。
そして、奇妙なことにもう一度、がちゃりと扉を閉める音がした。
>>66
-
怖いので布団をかぶる
-
>>65
-
あなたは布団をかぶった。
そしてそのまま静かに。
月光を慰めに震えて、そして。
朝が来る。
「――おはよう。朝だよ」
今日も一日が始まった。
>>69
-
<あなたが昨晩聞いたのは扉の鍵が一度開き、扉が開いて閉じてからまた鍵が閉まる音である>
-
昨日変な音しなかった?
-
「ん? 猫でもいたのかしら」
にゃん、と少女は小声でつぶやく。まだ寝ぼけているのか。
その後すぐに真顔になって、それでもうっすらと頬は赤かった。
「ああもう、昨日のスープあっためてくるから。パンでいいわよね?」
まくしてたてるようにそんなことを言って、小走りで逃げていった。
>>72
-
一緒に朝ごはん
-
↑
-
「はい、ごちそうさまでした」
二人で手を合わせる。
スープにパン、そして冷蔵庫にあったヨーグルトにジャム。
シンプル朝食を済ませた。
「さて、と」
今日は何曜日ですか
>>74
-
きんようび
-
また曜日か…
-
まぁ(手綱を握る指標になり得るから)多少はね?
-
「あ、今日はあたし忙しいから。お世話になりました」
少女は慌てて部屋を出て行った。
食器をあわただしく洗うあたりなかなかいい子である。
>>79
-
寝る
-
豪華な料理を作って帰りを待つ
-
行ってらっしゃい
-
あなたはのんびり過ごした。
とりあえず帰ってきてすぐ食べられるように下ごしらえをしたものの、少女が来るかすら不明である。
アドレスやSNSも知らないことであるし、むしろ何か盗まれていないかの心配をすべきだろう。
まぁ、そんなことはないのだけれど。
暇。
奏でる寝息。
あなたは午前中を寝て過ごした。
>>83
-
ツインテールをモフモフしたかったな
-
筋トレする
-
あなたは筋トレに励んだ。
筋肉の名前を呼びながら筋トレすることになんらためらいもなく。
運動後は昼食を済ませ、ゆっくり午睡。
筋肉が喜んでいる気がした。
日が陰ってきた。
>>86
-
筋トレ
-
フレキ!ゲリ!
-
フレキゲリってなんだよ(哲学)
-
あなたはよくわからないことをわめきながら夜を過ごした。
なんとなくもの悲しい気分でテレビを見て、筋肉を意味なく伸ばす。
何度も、なんとなく。
そして夕食を噛み噛みまたぼんやりと意識を揺らめかせた。
月が輝く夜。
あなたは目が覚めた。
>>90
-
玄関に足を運ぶ
-
外の様子を見に行く
-
あなたは外に出た。
風の音。
しかし虫や鳥の鳴き声はしない。
歩いていると世界に自分だけのような錯覚に陥る。
揺らめく影が街灯で揺らぎ、あなたを奇妙な気分にさせる。
普段は気にならない自然の作用がさも自分を狙い撃ちにしているような、そんな気分。
きっと気のせいだろう。何もかもが。
意味なく足を忍ばせがら歩く。
帰ろう。
天を見上げて月を見る。
あなたは家に戻り――
朝見送った少女を見かけた。
ふらふら、ふらふら。
扉に頭をごつんとぶつけてずりずりと落ちていく。
「うぷ、う、う……んぐっ」
あっ、と声が漏れた。
そしてもっと、すごい音が。
少女が気付いたかどうか、あなたはわからなかった。
しかし今日もまた玄関が汚されるのだった
>>93
-
拭いてあげる
-
>>92
-
「あ゛ー……げふっ、うげ、はぁ……お゛あ゛っ」
あなたは少女の体を丁寧に拭いてあげた。
吐瀉物は慌ててとってきた新聞紙とティッシュを駆使して掃除し、これまた新聞紙を敷き詰めたバケツを手渡した。
「あ゛りが、と」
目には涙。
けふと吐き出した咳に唾液と胃液の酸っぱい匂いがする。
さらに白湯を三度。そして思い切り甘くした蜂蜜スポーツドリンクを飲んでようやく落ち着いた。
「はー……はぁ」
お互い深夜3時ごろに無駄な体力を使うのだった。
>>96
-
看病する
-
>>95
-
「いや、大丈夫、うん。楽になったわ」
家に入る途中少女はなんとか体を伸ばし、気合を入れた。
荒い息を飲みこむように目を閉じて深呼吸。
「ありがとね。ホント」
額には汗が滲んでいる。
強がりではあれどそれを飲み込むのが度量というものだろう。
>>99
-
なにがあった?
-
何があったのか聞く
-
「ん、いや、別に珍しいことじゃないわ」
お茶を飲む。
甘く美味しい黄金糖と片手に。
ころころと頬が膨らむのはなかなかかわいらしかった。
>>102
-
遅くまで外に出歩いてると危ないと注意を促す
-
↑
-
「……ん? あー、そうね」
返事は曖昧に。
彼女の服装は朝のジャージと同じであった。
どことなく新しいふうであるし複数抱えているのかもしれないともあなたは思った。
>>105
-
落ち着いたら料理したものを一緒に食べる
-
>>104
-
一緒にお酒飲まない?
-
「あー……全部出しちゃったけど、まだ喉痛いから」
こほん、と一度。わかりやすくだろうが音は確かにそれらしいものだった。
今は胃に優しいものだけ収めればいいだろう。
「ごめんなさい」
その代わりといってか甘いものの消費ははやいようだった。
>>109
-
何かしてほしい事や食べたいものはあるか聞く
-
風呂の用意をする
-
↑
-
落ち着いたらお風呂に入るよう勧める
-
「入る入る! ……あ、お先にドウゾ」
家長から、と逆にかしこまるような気分になった。
脱ぐときもなんとなく左右を確認。
なんとなくそわそわと、そしてでるときは丹念に掃除を。
排水溝も綺麗にしてからあなたはお風呂を譲った。
「失礼しまーす」
女性の入浴は長いのだなと思った。
>>114
-
洗濯前に汚れた下着を拝借
-
終わったら自分も入る
-
「なにしてんの、こら」
風呂上がりの彼女とすれ違うように風呂場に向かったあなたは蹴り飛ばされた。
よからぬことを企んでいると思われたのだろうか。
「あーもう」
結局少女は風呂場に戻り、何か作業をしはじめた。
あなたはその間じっと立ち尽くすのだった。
>>117
-
アイスを一緒に食べる
-
>>116
-
「アイス? 食べる食べる。……なんだか色々あるのね」
二人で冷蔵庫を覗き込んだ。
ツインテールがかかる距離、少しこそばゆい。
少女はまるで気にすることもなくアイスを選んでいる。
冷凍庫の中身は少しずつ食べるように小さなパック、あるいは箱をそのままばらし、気が向くままに食べたそこは移動販売のような雑多なものだった。
「んー……二個貰うけど、いい?」
少女は指に二つ、アイスを挟んだ。
ピンクの苺とバニラの白。わかりやすい選択だった。
「そ、じゃいただきます」
>>120
-
セッ
-
彼女の容姿を観察してみる
-
「……?」
少女はアイスを舐めている。
じっと観察してみると赤い瞳があなたを見返し、きょとんとしてまたアイスに集中する。
風呂上がりでもツインテールはしっかりと元気である。
ヘアゴムは地味というかワンポイントにすらなっていない気がした。
それにしても全体的に肉が薄いように見える。
肉体に相応に顔は幼い、んだろうか。あなたには判別がつかない。
鋭い目をしたかと思ったら子どもらしく丸く開くこともあるようだった。
>>123
-
具合は大丈夫なのか聞く
-
↑
-
「ん、フツー」
がじがじとアイスを噛む姿はどんな感情があるのか。
いーと横に引き伸ばした歯は鋭く、実に綺麗な歯並びをしている。
「歯、磨かなきゃね」
>>126
-
今日は布団を隣に敷いて寝る
-
>>125
-
「おやすみなさい」
布団は無言で離されてしまった。
歯を磨き、二人眠りにつく。
とはいえもう、鳥が鳴き始め、瞼を閉じたと思ったらもう朝だった。
いつの間にか消えていた少女は朝からシャワーを浴びている
>>129
-
今日は一緒に出かけよう
-
↑
-
「バイトあるから午後までね」
湯気をたてる少女は勝手にアイスを漁っていた。
ジャージの下のインナーは黒の薄手であり、ぱたぱたと揺らしているとなんともいえない気持ちになるのだった。
>>132
-
遊園地
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公園に行く
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「……朝からみんなせわしないわね」
二人で公園にでかけた。
朝の公園は子どもが通路にし、騒がしい。
中には最初からサラリーマンが座り込んでいるベンチもあり、少しだけ奇妙な気分になる。
一部は露骨に撤去された器具もあるのだろう、物寂しい雰囲気もあるのだった。
「遊び道具とか持ってないんだけど……」
>>136
-
キャッチボール
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サッカーをする
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フリスビーで遊ぶ
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「あら、準備がいいのね」
フリスビー。
ちょっと古いようで新しいおもちゃ。
公園といえばこれだろう。
安っぽい派手な蛍光色がいい。
活発そうな少女とも相性がよくて――
「そら、とってこーい!」
宙を舞う姿は派手な方がいいものだ。
風を切り朝露を切るように、爽やかに空を飛ぶ。
そしてぽつんと、地に落ちる。
「……走って?」
二人で楽しく遊んだ。
>>139
-
キャッチボール
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軽めにキャッチボール
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テ ニ ス
-
「――えいっ」
キャッチボール。
無駄に豪華なグローブ。
ウォーミングアップにしても軽い遊びだ。
「――っとぉ」
二人で数m程度でキャッチボールを行った。
少女は投げるたびにツインテールが跳ね、大きめに下ろされた前からインナーがちらりと見える。
「ちゃんと投げてよねー」
快音が響く。
もっとも高さによるものが大きい。山なりに、ゆっくり。
「あ、魔球とかそういうのいいから」
からかうように。けれど口角はつりあがり、八重歯が見えていた。
>>143
-
テニス
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疲れたのでベンチで休みながら雑談でもする
-
「もう疲れたの?」
なんとなく笑われた気がした。
あなたは率先してベンチに座り、少女はその隙にジュースを買ってきてくれた。
「スポドリ。甘いのとあんまり甘くないの、好きなの取っていいわよ」
何か言おうとするあなたを遮るように音を立ててベンチを揺らす。
二人の間にジュースを置いたのは他意はないだろう。きっと。
「虫もいなくなったし、今がいい頃合いね。あそこにいるオジサンとか、なんか見ててつらいケド」
ね、と同意を求められてもあなたは曖昧な笑みを浮かべるばかりだった。
爽やかな朝。
肌寒さも運動でどこへやら。ただいい天気と、いい風がある。
のどを潤す水分が心地よい。
「あっ、電話でぺこぺこしてる。普通にサボりだったのかしら」
二人でのんびりすごした。
>>146
-
レストランに行ってご飯
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>>145
-
「ファミレスでもいく?」
少女がぷはとスポーツドリンクから口を離し、言った。
レストランからファミレスだとずいぶんと下がる気がしたけれど、特に異論もない。
「朝バイキングはさすがにやってないだろうし、ランチ目当てかしら」
ひょいと飛ぶようにベンチから離れる。
勢いで揺れ、あなたもまた追いかける。
「さて、行きましょうか」
二人でファミレスへと向かった。
>>149
-
ハンバーグ食べる
-
オムライス
-
「結構子どもっぽいの食べるのね」
なんとなく微笑まれた気がする。
くすっと声に出さないまでも、目を細めて柔らかい表情で。
もちろんファミリーレストランのものはドミグラスソースがかかった割としっかりした洋食である。
しかしそうしたものが伝わったのか、少女は慌てて手を振った。
「あ、いやいいと思うわ。本当よ?」
あなたはメニューを見つめる。
意地になっているわけではないがそう取られるのも仕方がない行動だった。
少女は何とも言えない表情で日替わりランチを待った。
「これが一番安いもの。それにええと、おすすめなんでしょう? きっと」
味は普通。
これがいいのかもしれないけれど、少女は満足そうで、あなたは塩分とやたらと高いカロリーとのはざまでひたすら口を動かすのだった。
>>152
-
何気なく彼女の仕事の話を聞いてみる
-
↑
-
「アルバイト? 今日はいつものとこでピッキング作業と、あと色々お手伝いね」
食事を終えてしばしの歓談。
少女は結局ランチのアイスまで食べていた。
「いい運動になるわ」
あむ、と白いアイスクリームを口に運ぶ。
口の中で転がし、ゆっくりとスプーンを抜き取り、無意識か微笑んだ。
>>155
-
満足したので家に帰る
-
>>154
-
「ん、またね」
バイトに行くという少女をあなたは見送った。
自宅に帰るとなんだかいつもの自分の家ではないような匂いがする気がした。
>>158
-
少女を思って自慰
-
辻さんの好きそうな料理を作って帰りを待つ
-
あなたはそういえば前もこんなことがあったなと思いながら料理の下ごしらえをした。
前のものは軽く調理して、保存できそうな方向性にシフト。
そしてまたあてもなく少女を待ち、夕方を迎えるのだった。
>>161
-
暇なのでちょっと散歩
-
>>160
-
あなたは周囲をうろつくことにした。
近くにはコンビニやスーパー。そして朝に行った公園、弁当といった割と住むには便利な場所である。
それゆえか野良猫がうろつき、あたりを見るとどこかの家のベランダで図々しく寝ていることもあった。のだけれど。
ここ最近は見かけない気がする。
綺麗になっていいことなのだろう、きっと。
>>164
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辻を探す
-
↑
-
あなたは周囲を探してみたがどうもわからない。
バイト先も固定ではないだろうし場所も聞いておらず、当然家も知らなかった。
やみくもに歩く。
少しだけ、あまり見ない場所が増える。
歩く。
さらに夜が更けてきた。
人は減り、タクシーをより見かけるような気がする。
>>167
-
辻さん見てるー?!
-
気温が下がってきた
-
あなたはなんとなく寒さを感じた。
寒風に体を震わせ、人の気配が消えていったからだろうかと長めに息を吐く。
帰りますか?
>>169
-
帰る
-
あなたは家に戻った。
夕食を済ませてのんびりとテレビを見ている。
>>172
-
風呂掃除
-
>>171
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あなたは風呂掃除を済ませた。
黒カビをこすることの是非はともかく気持ちがいいのでこするのだ。
夢中になる単純作業。
綺麗になるだけで気分が良い。
思いのほか時間のかかる作業を終えるとあなたの額にはうっすら汗が浮かび、疲れも出てくる。
そのままシャワーを浴び、ひと眠り。
倒れこむように、汗がシーツに吸い込まれていく。
ゆっくりと。
電気明るくテレビ騒がしく。
それでも喉が乾燥し、いやな気分で目覚めるまであなたは眠った。
扉を叩く音がするまでは。
正確には叩く音ではなく、がつんと頭をぶつけ、そのまま揺れたのだろう。
少女がまた嘔吐していた。奏でる音は夜に響かせようとばかりに。
マーキングか何かだろうか。
>>175
-
水を飲ませる
-
↑
-
「けほっ、うぷ、あ、あひはほうほはひはふ」
あなたは口元を手で押さえるのにも逡巡している少女に水を手渡した。
口に含んでは後悔したように頬を膨らませ、顎をあげて飲み下す。
そして嫌そうに息を吐いた。
「うげー……あ、ありがと」
また掃除をした。
新聞紙をこれほど短期間で消費していたためか、あなたの頭には焼き芋のイメージが浮かんでいた。
>>178
-
背中をさする
-
>>177
-
「あ゛ー……けふ、こほん。よし、大丈夫。平気よ」
あなたの手はそっと除けられた。
慣れているのか立ち直りは早いようだった。
「ありがと」
寝起きのあなたは彼女の謝罪を流し、ついでに深夜番組ばかりのつまらないテレビの代わりに彼女を歓迎した。
>>181
-
一緒にお酒飲まない?
-
なにがあったの?
-
「飲みすぎかしらね。ん゛ん゛、ん、酒やけしてなければいいけど」
少々男らしい咳払いだった。
慌ててお茶を飲むあたり自分でも微妙だと思ったのか。
「あによ」
ちょっと睨まれた。
>>184
-
かわいいね
-
>>183
-
「あーはいはい」
しっしと手を揺らす。
そしてお茶を一息。顔を隠すように。
白い喉が鳴った。
「……はぁ」
>>187
-
君のことが好き
-
何か食べたいものはあるか聞く
-
「基本的にだいたいは好きよ。生もの以外はね」
うげーと舌を伸ばし、ピンクのそれを見せつけるように。
短く幅広。所作も合わせて子どもっぽい。
「ローストビーフもぎりぎりね。叉焼は好きよ。ラーメンも」
酒の締めを想像しているのだろうか。まだ酒が残っているのか笑っている。
>>190
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アイスにする
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デザートにプリン
-
「……プリンかぁ」
プリン。
最近は安く面白いものが買える。今回のものはかなり滑らかなものだ。
「柔らかいのも硬いのもなんというか、なんかあれよねー」
あむ、と小さく。
ほどほどに美味しく甘いそれを頬張った。
「好きだけどその、わかるでしょう? このカラメル部分も――」
彼女の言葉は同意を求めているようでどうでもいいのだろう。あなたの返事を待つことなくスプーンは進んだ。
>>193
-
バイトについて聞く
-
彼女にプリンをあーんしてみる
-
「あーん、じゃなくて」
なにするのよ、と避けられた。
緩やかにだるそうに。
「自分の分は自分で食べなさいな」
少女は容器の底を削っている。
>>196
-
バイトはそんなに大変なのか聞く
-
>>195
-
「ま、大学もあるしね。色々と大変」
少女は溜息と、それを隠すように何もないスプーンを口に含んだ。
目を閉じ、顎をテーブルに付け、そのままかぷかぷと揺らしている。
「はー」
>>199
-
大学名を聞く
-
今度見に行ってもいい?
-
「それは意味が分からないけど。そうね、学食くらいならおごってもいいわ」
微妙な目をされた気がする。
じっとりとした目は数秒続き、何やら懐を探っている。
あ、と一言。
彼女は携帯、それもガラケーを取り出した。
「じゃ、わからないと困るし交換しておきましょう」
そういうとあなたはSNSで彼女と繋がるのだった。
「ふふ、別にこれでもいろいろできるの。……あ、美春って呼んでくれていいわ」
>>202
-
良い名前だね
-
ありがとう美春
-
「はいはい」
手を揺らしている。
それでも美春は少し顔を赤らめているようだ。
目をそらし、手元をいじっている。
かちかちかち。
不意に、あなたのスマートフォンが鳴る。
美春だけど
大丈夫?
ガラケーは入力がうるさいのが考えものね
SNSでの彼女のアイコンは簡素で、地味なものだった。
当の本人は恥ずかしいのかお茶を入れに台所に行ってしまった。
>>205
-
その後ゆっくりお茶でも飲みながらのんびり会話でもする
-
>>204
-
返信する
-
「お茶……ってそういえば眠れなくなっちゃうか」
そういいながらお茶を啜る。
丑三つ時を過ぎ、静けさはやがて鳥に破られるだろう。
「あー、そっか。明日休みだし、まぁいいかな」
ふぁとあくびを一つ。
あまり気を抜いては風邪をひいてしまうだろう。
お茶を飲んで温まり、軽い会話で頭を働かせる。
のんびりすごした。
眠るまで何をしていたか、その記憶もぼんやりとしたまま二人で朝を迎えた。
>>210
-
朝ごはんを準備しておく
-
二人分の朝食を作る
-
↑
-
安価取ったのに更新無いなと思ってたら取ってなかったのか(池沼)
-
今日はお休みかな?
-
「あ、おはよ。顔洗ってきなさいな」
あなたが寝ぼけ眼で朝食でも作ろうと思っていると、美春が台所に立っていた。
エプロンでもなくジャージでそのままだけれど、妙にこなれた様子で鍋をかき混ぜている。
振り向いてここ、と顎をさす。
「顔に痕ついてるわよ」
彼女はあなたの顔をふ、と一度笑ってもう調理に戻っていた。
小さな背中が見える。
背筋をぴんと伸ばし、足先がたまに揺れている。
いい匂いがする。それは自分が料理するときとはまた別なものを思わせた。
料理はおいしかった。
「ん」
あなたが下ごしらえしておいたものでも結構変わるのだなと、そんなふうに思った。
>>215
-
今日はどこか行きたい所あるか聞く
-
良い嫁さんになるよと言ってみる
-
「――そう」
美春は目を細めた。
呼吸は、ゆっくりと。
衝動的に息を吸い込んで、そのままただ、静かに息を吐いた。
>>218
-
食後のお散歩
-
>>217
-
「洗ったらね」
美春はあなたの提案を食器をがちゃがちゃと運びながら聞き流した。
重ねるのではなく一枚一枚水で流してから水につける。
それから滞りなく洗っている。慣れているのだろうか。
手袋は当然付けていない。
どこかに使い捨てがあった気がするけれど、なんとなく遠慮されてしまうきがした。
食器同士が当たる音。
水で流し軽く揺らし、後は水切り。
「じゃ、行きましょうか」
ひらひらと手を揺らす。
ぴんと伸びた五指はとてもきれいだった。
「……?」
二人で散歩にでかけた。
>>221
-
今日はバイトあるのか尋ねる
-
>>220
-
「今日はどっちもないわ。土曜日も、ほんとは嫌だけどね」
歩きながら雑談をする。
何とも言えない表情で美春は笑っている。
隣を歩くと彼女の小柄さがわかるようだった。
「楽しいと言えば楽しいんだけど」
そう言い訳のようにこぼして、先を歩いた。
>>224
-
今日は映画館でも行こうか
-
↑
-
「映画、映画ね」
美春は何か口の中で転がすように、ふぅんと頷いた。
映画館は少し足を延ばせばショッピングモールにある。
ゆっくりと行けばすぐにということもできるだろう。
「映画館にはいい思い出がないの」
少女は顔を見せないまま呟いた。
なるべく平坦な声を出そうとしているのか、それとも素なのか。
見たいものを見たことがないから。という続きについてもあなたは口を挟むことはできなかったけれど、次に少女が見せた顔は明るいものだった。
「ま、色々見てきたし、別にいいけどね」
二人で映画館にやってきた。
何の映画を見ようか。
>>227
-
アクション映画
-
ファンタジーバトルもの
-
「……」
菓子とジュースを静かに食べる音がする。
映画館はさすがにまだ人はちらほら、という程度だった。
静かでいいけれどいささかもの悲しいと言えばそうなのだろうか。周囲にマナーが悪い人もいない。
映画もよくある流行りもののようだけれど、とりあえず色々な人向けというものだ。
無難と言えば無難。
ファンタジーだから映画館で見る価値がある、というとおかしな話ではあるがなかなかの迫力である。
乗り出すほどではなく、菓子を食べる余裕もある。
つまりはほどほどだった。
「――んー……ん」
美春が体を伸ばす。
映画は進み、そして人が少しずつ立ち去っていく。
エンドロールだ。
彼女はややうがった目で見るともう終わりだという姿勢になっている気がした。
もう興味は次に移っている、そんなふうに余った菓子を豪快に食べている。
ん? と空っぽの中身を見せる少女は何を思っているのか。あなたはとりあえずそれに倣うことにした。
「いや、面白かった、んだけど。まぁうん、そもそもバトル? 自体あんまりだったかな。嫌いじゃないつもりだったんだけど」
まばゆい。別世界のよう。
明るい場所に二人、適当に映画について話す。
不満点ではなく何がいいかを話すほうがいいとかなんとか。
それでも言葉の端々には漏らすように、少し。
「見る予定はないけどパンフレットだけ……お昼食べながら見よっか」
ショッピングモールのレストラン街へと二人向かった。
>>230
-
食べたいものはあるか聞く
-
↑
-
「ん、こういうとこだしあんまり悩むより気軽な方がいいかな」
美春が顎をあげて見上げる。
視線の先には店の地図があった。
どこのショッピングモールにもあるレストラン街。
和洋中当然のようにあるけれど、見知ったチェーン店も多い。
こういう時食べるのは何がいいか。
彼女の独り言に相槌を返し、結局――
「じゃああたしはあっちの買って来るからそっち並んでおいてね」
フードコートへやってきた。
開けた場所。
昼には少しばかり早いためか席はまだ空いている。
活気にあふれ、騒がしい。
子どもが走っているのは目をつぶるべきだろうが。親も苦笑交じりだ。
あなたは何か適当に揚げ物の詰め合わせらしきものを。
美春は特に何も言っていなかったけれど、特に問題があるものは買わないだろう。
全体的に安っぽく、しかしそれがまた楽しい。
「――おまたせ!」
二人は数分の差で席に戻った。
シンプルなあげものに、彼女が買ってきた粉ものやらなにやら。
チリソースもついて赤と青のりにフライドポテトと鮮やかに見えてなかなかどうして。
「中々壮観ね。じゃあ、いただきます」
両手を合わせ、チープな味を楽しんだ。
雰囲気を食べるというものだろう。文句はでなかった。
>>233
-
お互いの食べ物を少し交換する
-
>>232
-
「お好み焼き? や、ちょっと恥ずかしいかな」
二人分のお好み焼きは食べやすくするためか巻かれた、縁日のものをより大きくしたようなものだった。
味は違うけれど、割と大口を開けて食べるそれを交換するのはためらわれるのか。
「ほら、たこ焼きならあげる。あーん」
開けた口に放り込まれたのはたこ焼きだった。
むぐ、とあなたの口から湯気が漏れる。
かりかりではなくふにゃふにゃで、それでも熱々のたこ焼きだった。
「こういうのもいいわよね、やっぱり」
あむと美春は二口に分けて、同様に湯気を口から抜きながら、飲み込んだ。
>>236
-
ショッピングモールにある服屋を見に行く
-
↑
-
「見たい服でもあるの?」
美春は適当なニンギョウを見ている。
服屋は服屋。
彼女は自分がジャージ姿であることに思うところはないようで、単純な好奇心のようだ。
「うひゃー」
>>239
-
美春に似合いそうな服をプレゼントする
-
>>238
-
「悪いわ、そんなの」
美春はすすすと数歩下がった。
両手を控えめに前に出して体で拒否をしめしている。
問答をしても店に迷惑がかかるという言い訳は便利な逃げ口だった。
「あんまり動きにくいのもその、面倒だしね」
じゃああたしが、とごまかすようにあなたは服を買ってもらった。
シンプルで無難なデザインであった。
>>242
-
喜ぶ
-
もらってばかりじゃ悪いのでこっそり帽子でも選んで家で渡すために買っておく
-
「何してるの? 行くわよー」
あなたはこっそりと帽子を購入した。
もらった服についての相談だというとふぅんと特に追及されることもなかった。
>>245
-
ショッピングモールのペットショップを見に行く
-
↑
-
「あたし動物にめちゃくちゃ嫌われるんだけど」
美春は長い溜息と、だるそうな目を見せた。
昔はよかったんだけど、などと愚痴る姿は少し寂しそうである。
「嫌がる姿もかわいいけどね」
うひひ、と奇妙な笑い。
半分自虐、そしてもう半分は本心でもあるようだった。
移動中も軽く動物について話しているあたり動物は嫌いではないのだろうか。
しかし結局、彼女が行くと猫がわめきちらすので入口の柱に隠れるようにしてずっと見ているだけしかできなかった。。
あなたは良いからと送り出され、後ろからの視線に耐えるのだった。
>>248
-
おうちにかえる
-
食品売り場で夕飯の買い物をする
-
家に帰る
-
「チラシあるかしら」
美春は食品売り場に行くとさっさとチラシを探しに行ってしまった。
広告の品狙いだろうか。
それはさておき、とあなたはとりあえず足りない食材を買い足すことにした。
慣れた手つきでいつも使うものをかごに入れる。後は季節のものを。
消耗品が切れていないか思い出しながら、シールが貼ってあるものを横目で見る。
「……あっ」
目が、あった。
美春がアイスを食べていた。
併設されている店で買ったのか、後ろめたそうにしても食べるのをやめることはなかった。
「や、買うものなかったし、仕方ないわよね。……あむ」
バニラのシンプルなソフトクリーム。さらに空いた手には御座候。
あなたは何とも言えない表情を浮かべてレジに並ぶのだった。
袋詰めは手伝ってくれた。
>>252
-
帰り道に手を繋ぐ
-
アイス好きなの?
-
「ん、面白いから好きよ」
二人で荷物を持って、生ものもあるのでさっさと帰宅することになった。
頭が飛び出ている葱が少し気恥ずかしい。
「別に高いものが好きってわけじゃないけどね」
空の色がだんだんと暗くなる。
季節の移り変わりを肌で感じた。
>>255
-
帰りはさり気なく手を繋いでみる
-
>>254
-
お手て繋いでもいい?
-
「あっ」
あなたは袋を彼女のいる側とは違う方に持ち替えた。
そして指先をあて、横目で美春を見た。
少しだけ、顔が赤い。
夕焼けがそのまま残ったような顔であなたと目は合わせないように。
「まだだーめ」
彼女は数歩先を歩く。
乱暴なそれに彼女の持った荷物が雑音を立てる。
卵は入っていなかったろうか。
音のする方に目線が操られる。そのためかどうかはわからない。
無粋な考えを浮かべながらあなたも足早に歩いた。
>>259
-
一緒に夕飯を作る
-
じっと彼女の顔を見つめる
-
「ん? ジュースでもおごってほしいの?」
ちょうど自動販売機があった。
美春は何を言えばいいか悩んでいるあなたをさておき、さっさとお金を入れてしまっていた。
「適当に二本、っと」
聞きなれた音。
髪がつかないようにか膝だけ曲げて、かわいらしく取り出す。
下もジャージでも足は丁寧に揃えられていた。
増えた荷物は彼女の手元に収まった。
>>262
-
家に帰って夕飯の仕度
-
>>261
-
あなたは夕飯の支度を始めた。
美春はジュースを一人飲みながらテレビを見ている。
今日は鍋である。
涼しくなってきた夜に鍋。
野菜にキノコ、鳥に肉団子。栄養満点であった。
「いただきまーす」
>>265
-
観察する
-
美春にあーんしてみる
-
「あーん。……う゛っ」
箸を伸ばし、口に入れる。
煮えたぎる鍋から直接のそれは当然のように彼女の喉を焼いた。
なぜか目を閉じて受け止め、一瞬で爆発するように。
「……ん゛、ん、う゛、んく、む……はー……はぁー……あっつい!」
口を抑えて顔を真っ赤にする姿がかわいらしかった。
>>269
-
セッ
-
ごめんごめん、でもそういうのもかわいいね
-
>>268
-
「ふ。……じゃあ、あたしからもしてあげるわ」
美春は震える煮えたぎった豆腐を取り出した。
煮え端が華とされる豆腐にして少々野暮なものであるが、それを器用にあなたの口へと運んだ。
湯気放つ絹ごし豆腐。
「はい、あーん」
差し出されるそれは口を開かなければ鼻を焼く速度で。
白く光る豆腐は滑らかにあなたの喉を焼きながら、するりと胃まで痛めつけるのだった。
「ふふふ」
>>272
-
デザートも食べる
-
デザートも食べる
>>271
-
「じゃあ取ってくるね」
食事は進む。
締めは適当に、うどんもおじやも中途半端ともいえるが作った。
そして最後に冷たく体を冷やすものが欲しかった。
「手に持つ奴はさっき食べたからこんどはカップアイスかな。はい」
ひんやりと冷たい。
湯気が未だ残る鍋をさておきスプーンを差し込む。
二人もくもくと。
塩分が多めな鍋の残り香を爽やかな風が洗い流すのだった。
>>275
-
テレビを見る
-
一緒にテレビでもみる
-
「……」
美春は体育座りでテレビを見ている。
のんびり見ながら二言三言交わすけれどそこまで意味がある会話ではなかった。
「あ、洗い物しようか?」
ニュースもあまり見ていていい気分にはならないものもある。
逃げた猪がいなくなったという話は持っているという病気よりもそのものが恐ろしい。
>>278
-
つい抱き寄せてしまう
-
>>277
-
「ん」
あなたは洗い物を済ませてまた座った美春の横に近付くと、そっと抱き寄せた。
腰に手を回しぐっと近づく。
体温が感じられる。
細い体は手を回してから驚いて一度離してしまうほどだ。
思いのほか筋肉質なのはジャージの上からでもわかる。
肩と肩がぶつかり、一瞬の震えが伝わる。
それでも彼女はそのまま赤い瞳にテレビの画面を映していた。
>>281
-
緊張しておしっこしたくなる
-
お尻に手を這わせる
-
興奮してきたな
-
かわいい…
-
「ん……だめよ、もう」
あなたの指先は美春の服の上を這いずり、指が歩くようにゆっくりと臀部へと到達した。
安物の感触の下には弾力有る肌。
しかし柔らかさを堪能する前に彼女は片足を崩し、あなたの手をお尻で潰してしまった。
「変態」
指先に体温を感じる。
美春はやってからなんとなく恥ずかしくなったのか、そのままうつむいてしまった。
>>286
-
後悔で泣く
-
そのまま抱き寄せながらテレビを観る
-
「……」
二人は無言で密着している。
潰されたままの手は痺れてきた。
テレビは相変わらずニュースを垂れ流し、内容などよりもわずかに一言キャスターが噛んだ言葉だけがあなたの頭に残った。
>>289
-
お尻に敷かれた指をちょっと動かしてみる
-
↑
-
くすぐったそうな声が漏れた、気がする。
あなたの指先は彼女を持ち上げられるほど強くはなく、痺れたそれではなおさらだった。
それでも声を聞くだけでもなんとなく楽しくなるのだった。
>>292
-
頭を撫でる
-
>>291
-
「……」
あなたは未だに顔が赤い美春の頭にもう片方の手を乗せた。
一瞬硬直し、彼女が自分の膝に押し付ける強さがより顕著になった気がする。
そのまま揺らすとツインテールは自然と揺れ、ぐらぐらと首の座っていない子どものようになすがままになっていた。
「……ぁぅ」
顔がさらに赤くなった。
>>295
-
優しく抱きしめてみる
-
↑
-
おセッセの予感
-
「……どうかしたの?」
あなたは一旦離れると、美春を後ろから抱きしめた。
身長が小さいことは分かっていても実際抱きしめるとなるとより華奢であるように思えた。
ただしっかりと筋肉もあるようではある。
呼吸をゆっくりと。
近付くとより彼女の存在を感じることができた。
当然のことながら一日過ごした以上汗もかいているはずだけれど、不思議と不快ではなかった。
>>300
-
なでる
-
下着越しにお尻の穴をいじる
-
キスする
-
>>299
-
「……んっ」
キスをした。
回り込んで、肩に手を置き、そっと。
目は丸く見開かれ、鏡のようで。
その中に自分がいる。
唇が触れる瞬間それを厭ってか、あるいは無垢な少女を直視するのがつらかったのか目を閉じると美春も慌てて、閉じた。
キスの味よりも他人の熱というものを感じた。
すぐそばで、顔を真っ赤にして目を閉じて、唇もまた閉じている。
きっと嫌われているわけではないのだろうけれど。
「……ぁ」
数秒。
離れてもなんだか目を閉じたままの少女はなんだかおかしくて。
あなたが距離を取ったのを何を勘違いしたのか、小鳥のように唇をつきだして、あれと自分の勘違いに気付いてまた丸くなるのも。
今度は耳まで赤くなっていた。
>>304
-
AVでも見る
-
パンツ脱がす
-
>>300
で安易にエロに走らなくて良かったと思ったらチクショウ
-
「やっ! あっ。……し、シャワー浴びてくる!」
彼女の服に手をかけたあなたは突き飛ばされた。
思いのほか強いそれにあなたは尻もちをつき、追うことはできない。
美春は走って風呂場へと向かっていった。
>>308
-
いきなり過ぎたのであとで謝る
-
風呂から出たら謝っておく
-
「いや、その……」
あなたは風呂上がりの彼女に謝罪した。
けれど美春は体にバスタオルを巻き、頭をタオルでまとめている。
つまりはそれ以外は着ていないようだった。
まとめられていない髪が肌に張り付き、彼女はそれを指先でつ、といじくっている。
「お、お布団しこうか」
顔は茹るようだった。
>>311
-
綺麗だね
-
抱きすくめる
-
興奮してきたな
-
「きゃっ」
あなたは美春を抱きしめた。
衝撃でタオルが落ち、水分と、体が密着する。
「……ちょっと痛い、わ」
強く抱きしめる。
柔らかく、まだ湿った肌が美しい。
同じものを使っても匂いが違うというか、まるで別世界のようだ。
「……ん」
つん、と脇腹をつつかれる。
あなたはいつまででも抱きしめられるような気がして、実際そうしていた。
しかし彼女の反応にどうしたのだろうと見下ろし、唾液を飲み込んだ。
見上げる彼女はやっと気が付いた、とばかりに目を細め、閉じた。
顎をあげて、唇からちろりと舌を出す。
自分の唇が渇いていないかどうかを確かめるように。
「……ぁ」
また唇が触れた。
控えめに彼女の手があなたの腰に回る。
一秒、二秒。ずっと。
今度は香料のような味がした。
>>315
-
おまえのが好きだったんだよ!
-
好きだと告白する
-
もっとキスする
-
「そう」
唇が触れ合うようなような距離で告白した。
美春は目を見開いて、そのまま絞り出すように声を漏らす。
沈黙。
鯉のように口を開閉する彼女をその距離で見つめる。
じっと待つこと数分。見上げる彼女の首が心配になるころ。
体に力が入った。
「あの、うん。……あ、わ、私、も。あなたが好きよ」
微笑んだ。
花のような笑みだった。
>>319
-
とりあえず一緒にお昼寝
-
またキスする
-
「……ちゅっ、んっ……ん。……ぁむ……ん……はぁ……」
キスをした。
少し強めでも歯は当たることなく、それでも顔を動かすのに慣れないのかぎこちなく、少しずつ唇を合わせていく。
「もっかい。……ん」
何度も、離れればまた繋がり、もう一度。
唾液がずれ、唇の端からさらに広がる。
伸びる糸は下品でそれを目にすると恥じるように、そちらの方がいいのか唇をぶつけてくる。
何度も、何度も。
しかし。
「体冷えちゃうから、ね」
囁くような声。
いつまででもキスしていそうだった。
ずっと裸の彼女の背中に手を回していると少し冷めたところもある気がする。
慌てて振り向いた彼女からなるべく目を離し、布団を敷く。
敷き終わると。
「……」
美春が無言で布団に入って、毛布で体を隠す。
それでも、眠る様子はなかった。
>>322
-
愛撫する
-
>>321
-
「あ、電気消して。……いいから消すの」
あなたは電気を消し、布団に潜り込んだ。
脱いでいいのか迷っているとむしろ怒られた。
布団の中。
熱がこもっている。
そしてそれ以上に、すぐそばの美春の熱が感じられた。
覆いかぶさるようにして、風邪をひかないようにかけなおす。
「……」
もう何も言う気が無いのか彼女はじっと見つめている。
夜闇の月光が彼女の瞳を丸く輝かせていた。
「……ひあっ」
愛撫をしよう、となると実際どうだろう。
彼女の胸は貧しく、されどお腹というのも失礼な気がする。
そこであなたはふとももに触れたのだけれど、触れただけで驚き、跳ねた。
曲がった膝があなたの体に少し触れて危うくというところだったけれど、なんとか。
「ご、ごめん。……もっかい」
深呼吸。
真っ赤な顔は想像に難くない。
そうしてゆっくりと、太ももから、滑るように根元へと。
「……ぅぁー」
小声でも響く。
股間は痛いほど張り詰め、緊張していた。
手はまずは、と周りを撫でまわす。
そこであなたは彼女の陰毛に気が付いた。
年齢としては当然。その体躯からは少し意外。
むっという雰囲気が伝わり、慌てて下へ、そしてお互い声をもらす。
「うあ……」
それは二人同時の声だった。
彼女は羞恥から、あなたは、濡れそぼったそこの熱から。
指で縦になぞる。肌は吸いつくようで、濡れたそこは円を描けばどろりと痕が残りそうで。
「……んっ」
こらえる声。
膣口に指が侵入し、指の円の大きさにだけかろうじて拡張し、また追い出される。
「……はぁ……あ……ふぅ」
ゆっくりと、足が開いていった。
迎えるように。歓迎して。
指がもう少し入る。
膜がどうので思い出したあなたが慌てて指を引いて、くちりと鳴った音が、じんじんと頭に響いていた。
>>325
-
おっぱいを吸う
-
↑
-
優しさ3割、激しさ7割のクンニ
-
キスしながら挿入
-
怒濤の書き込みで草
-
NaNじぇい民の理性はボロボロ
-
「やんっ……もう、子どもじゃないんだから」
体を縮めて、乳房に吸い付く。
小さくとも柔らかく、吸い付けば甘い気がした。
「……はいはい、ゆっくりね」
最初噛むような強さだったのが、彼女の手が背を撫で、頭を撫でるころにはゆっくりと、咥える程度になった。
少し押せば離れる強さ。優しく、弱く。
唾液が口の端からこぼれるのはやや不格好だったけれど。
「こら、歯当てないの」
小さな悪戯はお互い微笑んで、なんだか気恥ずかしくも心地よかった。
>>332
-
今度は受け身になってみる
-
今度はしゃぶってもらう
-
濡れた指をアナルに挿入
-
「うえ゛っ……え、ほんと?」
あなたは美春を起こし、毛布で包んで下半身へと誘導した。
薄暗い場所でさらに暗く、彼女の眼前で肉竿がそそり立っている。
「……なるほど?」
びんと跳ね、威圧するようなそれを前に彼女はなぜか頷くと、舌を伸ばした。
「……ぇれ」
ひたり。
竿に触れる。
舌先がそのまま委縮するように下がってはまた、と触れる。
「うひゃー……うわー……なんか、段あるんだけど……いいのかしら」
つんつんと恐る恐る。
れろ、と舐めあげるとあなたも快感に背筋を震わせ、その不意の動きに彼女もまたおおおと離れた。
「じゃ、じゃあ行くわよ。行く、うん、よし。……よーし」
熱がかかる。
カリに吐息がかかり、まとわりつくようだった。
舌を伸ばし若干乾燥した口の中で唾液が粘つき、絡むように。
ゆっくりと、唇が鈴口に触れて、止まった。
「……ん゛、む」
ゴムのような感覚だろうか、不慣れなそれに彼女の思考は停止し、あなたの快感で半ば反射的に揺れるそれをわずかに受け止めるのみだった。
「……ぁ、う」
唇がめくれる。
わずかに引きずり出され、わずかにすぼまる。
カリ首まで到達しないその口淫ともいえない行為は長く、長く続いた。
我慢汁が唇を濡らし、唾液よりも量が上回ったころ。
「むぐっ! んっ」
どくり、と射精した。
彼女の舌に精子があたる。
びしゃりと舌を汚し、反射的に下がった彼女の顔に向けて二度、三度。
びゅるびゅると濃い白い糸が顔に当たり、ぬめりを残した。
絞り出すようなそれは数度吐き出した鈴口が開き、呼吸するような勢いであった。
「……ぁ」
美春の口は半開きのままだった。
呆然と、息白く。
そしてやがてそれはより大きく、開いた。
「飲んだ方がいい、のかな。うん、そうね。……あー、ん」
彼女がゆっくりと、指先で頬を掻いては口に運ぶ様子をあなたはじっと見つめていた。
ごくん、と一度飲み込むたびに陰茎が跳ね、あなたもまた、唾液を飲み込むのだった。
>>336
-
69
-
いよいよ挿入
-
「ん、いいわ。いや……うん、そうね。おねがい、します」
美春は微笑んだ。
顔にはまだ蚯蚓のような精液の痕があったけれど、それでも自然な、美しいものだった。
あなたはそっと、背中に手を回して万が一もないように彼女を押し倒した。重さもまた愛らしい。
髪の毛が広がる。まとめてタオルはぱらりとほどけて落ちる。
「……キス、は、さすがに嫌?」
指先を唇に当て、むにと開く。
先ほど自分のものが入っていたそれにあなたは口づけ、舌も入れた。
「……ぁむ、ん、ふふ……ちゅっ、ちゅ」
キス。また何度も。
けれど先ほどとは違い、目的があった。
キスしながらも足を、恥ずかしがって閉じられたそこをやや強引に。
目で責める彼女をキスで黙らせて。
「……いいよ」
ゆっくりと、挿入した。
濡れそぼった場所は一度ぬめってずれた。
そのときはあなたの焦る顔からか彼女は別段気にしてもいないようだった。
布団に染み込む流れた愛液を数度亀頭に塗りたくる。
ゆっくり、小さな穴を広げた。
「……っ、は、あ」
お腹に手を当てる。呼吸を読む。
キスを呼吸に合わせ、腰を合わせ。
「あ゛っ」
ずるりと、入った。
「……ひゅ、う、は、あ……ふ、う」
分娩台の女性というのはこういうものかと思った。
のけぞり、白い首をさらし。腰を締め付ける両足は万力のようだ。
首には筋が浮かび狭い膣内はそれこそねじきれるようだった。
「……ぁ」
股間に力を入れて、小刻みに体を揺らす。
そしてまたお腹を撫でた。
陰毛を少しばかり愛液でなじませても今は怒られないという悪戯心を混じらせながら。
「……」
目があった。
にっこりと、わざとらしく。
美春は微笑み、あなたを抱き寄せた。
「気持ちいいわ。とっても」
今度はあなたの耳が赤くなった。
彼女の表情は少し崩れた。
言って安心したのか、奥歯を噛みしめているような、少しの歪み。
小さな体に相応に、狭く、きつい。
彼女はもっとだろう。
だからこそと、あなたは腰を揺らした。
「あっ、あ、あっ……は、はぁ、ん、ちゅっ……ぷはっ、あっ」
さっさと達すればいいと思いながらも、片手で小さなクリトリスを愛撫する。
陰毛にしたようにゆっくり指先で毛一本一本をほぐすような繊細さでなぞる。
するとまた白く濁った交合部の液体が増えるようで、美春の表情もまたふにゃと崩れるようになっていた。
「あっ……あ゛、はっ……はぁ、キス、ん、ん゛っ……っ」
やがて竿全体に絡みつきこそげるような狭さは慣れという段階に近付いた。
彼女自身の慣れと、あなたの慣れ。
そしてそれは快楽へとつながる。もちろん彼女はまだまだだろうが。
「……あっ」
震え。
そもそも飲精を見ている時点でまた暴発しそうだった。
狭い膣内、目の前には可愛らしい少女が声を漏らしていて。
もう一度、あっと小さな声。
どくっ、どくん。
絞られた矢が放たれるように。
腹まで反り立っていた竿は彼女の膣内でも上向きに。
お腹の裏をこすりながら放精した。
「……う、わぁ……」
ぼんやりとした声。
あなたはぐったりとまだ残る静止をとくんとくんと吐き出しながら、彼女にかぶさるように抱きしめた。
「わ、重、えっ、あ、あれ? あっ……あ」
ぴくんと、震えた。
美春は目を開いて一瞬あなたから焦点を外し、赤い瞳が月光に揺らめいた。
やんわりと達していた。
じんわりとお腹に広がる感覚。
そして快楽でなく、覆いかぶさり包まれるというある種の安心感。
顔と顔を突き合わせているという事実で。
「……ん」
最後はキスで。
転がるように横にずれてあなたが倒れこんだのは彼女を思ってのことか。
それでも、毛布は彼女の手でかけ直されるのだけれど。
二人が寝る布団に。
一人分のスペースで。
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これは…ハッピーエンドじゃな?
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いいゾ〜これ
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久々のハッピーエンドか?
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「ほら起きなさーい!」
あなたを呼ぶ声がする。
もう何回も聞きなれた声。
優しく、かわいい少女の声。
いい匂いに目覚めると食器を並べるのを手伝ってほしいという。
あなたは起き上がって伸びをして、綺麗な布団に気が付く。
「ばっ、何見てんの! ぐーたら寝てるから交換も楽だったわ! もう!」
視界の端にシーツの塊が、ポリ袋に包まれていた。
湿り気と、赤い血が見える。
「……あっ、それもう二重にして捨てるから!」
ゆっくりと立ち上がる。
眠気を掃う味噌汁の香り。沸騰すると確かに台無しだろう。
近寄って、顔を見る。
いぶかしげな表情のまま彼女は動き回り、よしと呟き火を消したタイミングで。
あなたはなんとなく、美春にキスをした。
「……息臭いわよ。ばーか」
もう一度。
ちゅっ、と音がした。
今度は彼女から。
そのキスは味噌汁の香りがした。
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その日はとてもお腹がすいていたの。
楽しみにしてたのに、山でわざわざカレーだなんて。
それでつい、ちょっと、いや普段はそんなことないのよ? ほんとうに。
飴玉みたいに見えたのが悪いわ。
あんぐりって、誰も見てないだろうし。
食べたらぐるぐるしてほわほわで。とってもいい気分。
そのときは思い切り叫んだわ。山だし、いいわよね別に。
それだけ。
ケド、たまにぐるぐるする。
夢みたいで、だけど消えない。
悪夢はずっと覚えているというけれど、目覚めると胃がむかむかして、涙が流れる。
今はもう、うん。きっと大丈夫。
でも寝る前と朝は一緒に、ね。
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エンディング
「人狼の少女」
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やったぜ。
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こういうのでいいんだよこういうので
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素晴らしい
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狼の魂は乾きに飢え。
彼女は何かに飢えていた。
ダンテの神曲に曰く。
狼は貪欲を表す。貪るものであるという。
ライカンスロープ。ルー・ガルー。
あるいは、人狼。
狼が変幻自在なのは世界のあちこちでの伝承にあらわれている。
西洋ではその身を変ずる「小さな」スプーリキン。
日本では遠野物語に草の長さ三寸あれば狼は身を隠すといえり、という言葉がある。
さらにそれらは民間伝承では大小あれど枚挙に暇がない。
世界に普遍的な、人狼。
それらは最初からそういうモノ。あるいは呪い。
あるいは、取り込むといったこともあったという。
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途中ボロボロになって家に帰ってきたのはなんだったのか
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彼女は昔狼の魂を食べた少女です
狼の魂を取り込むと気が荒くなるといいます
互いに影響され死という結果を導くこともあるでしょう
彼女の場合夜間影として徘徊します
三次元でありながら二次元的な、シルエットだけが揺らぎ蠢き人を襲う
もっとも、毎回ではなく今回は狼や、野良猫を食べたりもしています
食べる瞬間は影絵が絵を飲み込むように
彼女は夢と思い込みたくとも現実感のあるその光景に毎回嘔吐しています
肉体は強靭でなんら問題はなく、ただ精神が蝕まれる
狼として悪人を見抜くことは可能ですが今回あなたという存在に関しては真っ白の、純粋なものを感じました
最初は頼り、あとは半分依存のように
一緒にいることで精神の安寧を得ます
しかしそれでも夜、彼女が彼女に戻るタイミングでいないのならば彼女の精神は削られていきます
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脱走した猪が消えてたのは食べられちゃったの?🐗
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狼は飢えていて彼女は愛に飢えています
孤児院の出であり、下手に人を見抜く性質があるばかりにひどく臆病でそれでも愛情が欲しい
愛を与えることも、受けることも不慣れです
カレーに文句を言うのはカレーや煮物ばかりでるから
料理はそこそこ、けれど煮物や多人数メインのものが多いです
最後の言葉では夜キャンプでのことですが、文句を口に出すでもなく一人で散歩に行くくらいの配慮はできています
狼は山で魂が抜けたまま死んだ狼
狼よけの木、という伝承があるそこでは狼の魂は放浪することしかできません
愛に飢えている少女と、乾いた狼
狼の魂は黒く、毛が生えていると言います
黒い闇の中、艶やかなそれは宝石のように、飴のように
二人とも中途半端に弱かった
その状態を解除するためには愛情が必要です
ただし、デートし、手料理を与えられ、性交渉、それもキスからと丁寧に
丹念に溶かし、彼女の微笑みを受けることができればもう狼は彼女の中に溶けることでしょう
彼女の存在が大きくなった中にそっと
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優しい世界いいゾ〜これ
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すごい久しぶりにハッピーエンドを見た気がする
ええぞ!ええぞ!
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孤児院関係は一定好感度以上で聞けば教えてもらえます
映画の好みは他の子を優先
基本的に期限は一週間。それを超えた状態だと好感度が高くとも別々に寝た日に自殺します
一週間は大学、バイト、そして日曜日の全休が午前午後といった割り振り
大学に行っても学食のみ。尋ねてもわからず、友人の少なさを知ることができる
煙草嫌いは普遍的な伝承。吸うと文句を言われる
火は苦手ですがまぁ何とかという感じ
狼は食べられてます
猫に関してのニュースがなかったのは首輪付きは食べない、悪人以外は食べないという配慮は可能ということ
あ、初日の嘔吐だけは普通に酔っただけです
泥酔状態が進むと狼に寄る
催眠状態でも同様
彼女に傷つけられて警察にいっても取り合っても貰えない
教会やしかるべき場所で祈っても基本的にこちらが悪い
悪魔とかは力を貸してくれるけど揺れ動く不安定な魂には干渉も面倒なので力しかくれない
殺し合いにしかならない
好感度ボーナスは食事、一定好感度以上でのスキンシップ、嘔吐状態での一回
食事に関しての制限+毛がかなり生えやすい、ということで朝は絶対に彼女が早起きする
弱点はない
銀弾も聞かず。満月も意味はない
家に泊まる場合は人がいるという安心感から嘔吐はなくなる
ようは自分が何をしていたか、という不安。あまりにリアリティがある、恐ろしい夢からの逃避
一人だと押しつぶされる
夜は外出した後すぐにすり抜けて鍵を閉めてるだけ
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草の長さ三寸(10㎝)あれば狼は身を隠すといえり。草木の色の移り行くにつれて、狼の毛の色も季節ごとに変りて行くものなり。
遠野物語。カモフラージュ部分に関しては闇夜、というだけ。完全に闇です
狼状態では倫理観が薄れ、人や獣を食べる(死体等)。全部覚えています
人を食べる。「小さな」スプーリキン。丸のみであったり二口であったり。知能はいまいち
ちびっこと言われると怒る。今回はなし
狼は枯葉1枚あれば身を隠せる。そして槍が1000本来ても逃げ隠れできるという伝説
食事に関しては日にちごとに決まっている
あなたが目撃するかどうか、というだけ
一応悪人とわかるのとシビアな感覚を持ってはいるので安定した状態ではまぁしかたないよねくらいの感覚
好感度極大でかなり特殊なプレイ
動物に嫌われる
逆に犬を抑えるには虎を持ってする、という方法がある。まぁ狼
「左手を以て寅より起し、一口気を吹き輪って戌に至ってこれを掴めば犬すなわち退き伏す」
一応威圧は可能
魂が抜けることはない
完全に溶ける前に食人について言及するとかなり不安定
性行為を求めるが答えると魂は溶けないまま
エンディングでは基本行方不明
ただ水に長時間流されることで「水に溶ける」という現象が生じる
流された先で孤児院で一生を終える、というパターンも
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相変わらず設定がすごい(小並感)
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ある日のクリスマス。
「あ、待ってて。3分したら入って。3分」
二人で家に帰ったあなたは部屋の外に締め出された。
ばたりと力強く。
まるで振られたストーカーまがいではないか。
そんな被害妄想に苛まれながら待つこと数分。
扉を開いた。
「……」
沈黙。
美春が寝そべっている。
真っ赤な目と、よせばいいのに自分でやって、顔を赤く。
「じゃ、じゃーん……なんて」
裸に赤いリボン。
胸にはあなたが買ってそのままタイミングを見つけられなかった、後で渡した帽子を。
両手は頭の上でやんわりと縛られ、その頭には、犬らしき耳。
にっこり笑う彼女の口には牙がいつもより強く、尖っていた。
「や、待って、違うの。あー、あのね、クリスマスはなんかこう、なんかすごいから。縛ってみようかなーなんて」
ばたばたと足を揺らす。
目の毒である。
整えられた陰毛と陰部がライトの下にさらされている。
そして、わずかな反射も。
彼女の照れながらの言葉にはある種の真実があるようだった。
慌てながら、それでもわずかに開かれた口からは荒い吐息と赤い舌が頻繁に出ていた。
深呼吸。噛みしめるように。
そうして、閉じた目を開き、爛々と輝かせた。
「さ、どうぞ?」
あなたはとりあえず暖房をつけ、服を脱いだ。
せめて日付を跨ぐことが無いようにと思っても、彼女を見ているとそうは言いきれなかった。
「えへー……ん、愛してる」
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いい!いい!
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狼はクリスマスに変身するという
細かく出して行った情報の中には体重の重さがあります
具体的に70㎏とか
傷付くと中から毛が見える、耳があるのでツインテール等髪でごまかしている
ヘアリボンは黒く地味なもの、等々
ジャージは嘔吐するから、楽だから
辻 美春 20歳
エンディングは彼女が完全に人狼になった、狼と人でなく
「人狼の少女」というものでした
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後日談まであってウレシイウレシイ…
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今回は割と難易度優し目な感じでしたね
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完全な人間に戻ることも出来た?
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完全な人間に戻る場合は海に身投げした場合ですね
基本的には不可能
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後別キャラ
畑
ライカ(ライカンスロープではなく来夏という字を書く。自称)
口調がおばさん
金髪碧眼。いつも笑って、畑の前に座っている(あなたの家固定)
真っ白な服。身長は190㎝(一部の伝承)
見た目が美しいのはライムギ畑の露には特殊な効果がある、というもの
恩恵を得られるかどうかは好感度。あるいはエンディングで不思議ね、と返される程度に匂わせる
ある話ではアベルが死んだのはライムギ畑であるという
「主の呪いを受けた大地」
呪われた畑、ただし当然本物ではない
その慰めにレメクは子にノア、つまりそのまま慰めと名付けたという
彼女は子どももいないので自分を慰めるためにその大地の呪いを素に慰めに使っている
紙に染み込ませた麻薬
お願いすればくれる
穀物に関しては基本的に最後に刈り取った穀物を母に送ることで許される
この時女性の服装を人形の形に整えて持ちかえる
彼女は主であり、その子として形作り、持っていく
その子こそが本来の彼女の慰め、ノアである
長らく放置された畑をあなたが用いる(キャラクター性が固定、どうするか安価)
昼間彼女の前で刈り取りを行おうとすると投げ飛ばされる
それは可不可ではなく慎みの問題
彼女がいるならば、腰低く盗むように、見逃してもらう必要がある
それでも盗むだけならば罰される
物理的な呪いとしては穀物の麦角菌がある
血管収縮による血流減少、発熱、悪寒、手足の壊死、腹部への激痛、神経性痙攣発作
ライムギの母の黒鉄の胸は心臓であり、飲み込む血は血液を求めて
ただ基本的に問題がなければない
欲しいものを聞かれたときにあなたが与えられるものの範疇の場合舌なめずり
もう一度安価で少しだけ血を抜かれる
四肢がない?奇形(多肢)であるという伝承。毒と融合すべきか
六本足は六本指であるか
爪には毒、視線では家畜を動けなくするといる
爪には滲むような麻薬。触れられると蓄積
視線はウォルフを率いている故
スカンジナビア半島
麦角アルカロイドより合成されたリゼルギン酸ジエチルアミド(リセルグ酸ジエチルアミド;LSD25)は主として知覚、ことに視覚領域を主とする多彩な幻覚、陶酔感や陽気な気分、逆に不安な抑うつをきたす。乱用により脳障害をおこし、精神病症状や自殺傾向を生じる場合がある。
ライムギの母、ライムギの狼
狼は畑を走り、花咲く種子を祝福する
彼女の使い魔
ウォルフ・カブ
狼の子ども
ウルフカブと呼ばれることもあったボーイスカウトの源流
忠誠を誓い。善行を行い。常に自己を研鑽する愛すべき子ども
その動作で彼女の機嫌がわかる
尻尾を引くと好意、高く上げると殺意
第一星、第二星といった細かい階級がある(近くで調べると首のスカーフで確かめることができる)
10匹ほどいて階級が高いほど幅が大きい
その狼のスカーフを確認した時点で偶数奇数秒数確認好感度増減
というイベント扱いでの機嫌の変化、というもの
階級が高ければ増減も大きく、低いならば影響は少ない
エンディングとしては永遠に一緒、というものから狼藉で狼に食い殺されるまで
麻薬を一定回数以上であなたもまた彼女の慰めに
または一定期間彼女の領域にいると手足が壊死し、激痛に食いしばり、歯がボロボロになる
そのとき血を一定以上与えていると彼女が助けてくれる
小さな手足に牙のようにとがる。
あるいは、ウォルフ・カブのように
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毎回1スレじゃ消化しきれないくらいの設定練られててたまげる
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寝落ちする前に安価お願いします
消化済み
人間、ロボ、AI、教師、医療従事者、変身ヒロイン、女騎士、姫、巫女、女王、女帝、海賊、シスター、ゾンビ、忍者、盗賊、メイド、触手、植物、口裂け女、鎌鼬、蛭、火鼠、猩々、類人猿、毛女、イエティ、ニクシー、ウィンディーネ、ベルセルク、ワルキューレ、スライム、エルフ、サラマンダー、ノーム、ラミア、人魚、魚人、サハギン、コロポックル、アイヌ、タコ、イカ、パンダ、ネコ科、狼、イヌ科、牛、馬、羊、鳥類、鼠、甲殻類、バク、ハーピィ、クラーケン、吸血鬼、女神、妖精、死神、幽霊、宇宙人、麒麟、河童、水虎、天狗、天使、巨人、雪女、鳳凰、竜、大蛇、キメラ、オルク、海棲哺乳類、妖狐、科学者、人形、蛤、蟲、固有名詞以外
きた女の子>>368
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ゴブリン
-
象
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狼リクエストがハッピーエンドになってウレシイ…ウレシイ…
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象だとバクくらいな感じなのでそれも以前使っているというあれがあれで
追記しておきますのでご容赦ください
安価下で
あれな感じだったら妖精ゴブリンで行きます
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キリン
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キリンはあー……麒麟? 偶蹄目まとめてカットしておきます
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ライオン
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蝶
-
タヌキ
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ライオン、獅子ですね
水の精は前々回サブだったので獅子ということで水の精もどきになるかもしれません
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