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胡桃「バカみたい!」
1
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/09/30(日) 22:17:22 ID:I7mnGJ0o
胡桃「一人でこっちに来るなんてどういうつもりなの!」
京太郎「どうしても会いたくて…つい」
胡桃「いきなりメールが来たからびっくりしたよ!」
エイスリン「クルミ、アノコキライ?」シロ「…さっき歩いてるのみて喜んでた」
胡桃「うるさいそこ!そういうこと言わない!待ってたのバレる…あっ」カアア
豊音「ツンデレさんだねー」
塞「アツいねーここ、雪国なのに」パタパタ
エイスリン「ナカヨシ、フタリキリ!」
シロ「動くのダルい…」ズリズリ
塞「見てた方がダルいことになると思うよ」シロ「確かに…」
パタン
301
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/04(火) 00:34:55 ID:nFRPXqr2
照「帰す前に、少しだけ話をさせてほしい」
菫「駄目だと言っても聞かんだろう?」
照「ありがとう、菫」
照「行こう、京太郎」
京太郎「いいのか?」
照「いいって言われたからいい」タッタッタッ…
淡「ねーねー菫先輩、あの二人なんか雰囲気怪しくない?」
菫「怪しいもなにも、終わった関係だ」
淡「ふーん…元サヤだったってこと」
菫「照いわく、互いに恋愛を知らなかったからダメだったらしい」
淡「それって今なら脈アリなんじゃないの?」
菫「既に彼氏側には新しい彼女がいるんだよ」
淡「テルを振るなんて、もったいない野郎だなぁー」
菫「それは同感だが、人はそれぞれだからな、口出しすると馬に蹴られて死ぬらしいぞ」
淡「なにそれ怖っ!」
302
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/04(火) 22:53:08 ID:nFRPXqr2
照「…元気してた?」
京太郎「ま、それなりに」
照「それならよかった」
照「…さっきまでの記憶はある?」
京太郎「いや、目が覚めたらこのホテルにいて…確か永水の人たちを送り届けてきた後だったような」
照「そっか」
照「…さっきも言ったけど」
京太郎「え、さっき?」
照 (店での記憶はないんだった)
照「いや、何でもないよ、彼女とは元気してる?」
京太郎「はい、仲良くしてます」
照 (店の中でと答えが違う…いやそもそもあの時は答えてもなかった)
照 (でも何の証拠もなく動くのは愚策、ここは様子を見る)
京太郎「照さん?」
照「昔の事を思い出してただけ」
京太郎「やめてくださいよ恥ずかしい…」
照「本当に京太郎は優しかったし、私も一緒にいて楽しかった」
京太郎「言って、全然子供の時の話じゃないすか、デートもろくにしたことなかったような」
照「…キスはしたのに」
京太郎「お、覚えてるんですね」
京太郎 (記憶力はんぱねえ…)
照「…」ペタッペタッ
照「今の彼女も小さいんだっけ…」
京太郎「?」
ーー
ー
胡桃「へっぶしゃーーーい!!!」
303
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/05(水) 10:09:09 ID:F8Nnivhc
胡桃ちゃんかわいい
304
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/06(木) 00:04:00 ID:EvU8LDhc
照「京太郎、彼女…いや、鹿倉胡桃との付き合いは楽しい…?」
京太郎「えっ、なんで急に」
照「いいから、正直に答えて…」キィィィイン
京太郎「!」ビクッ
京太郎 (あれは本気の目だ…)
京太郎「昨日、ちょっとごたごたしまして、俺が…怒鳴っちゃって」
照「そっか、ねえ京太郎」
京太郎「?」
照「きっと鹿倉胡桃はそんなに怒ってないと思う、だから気にやまない方がいい」
京太郎「照さんにわかるんですか?」
照「京太郎を好きになる者どうし、きっと通じる部分があるから」
照「だから…今度はちゃんと手を握ってやっていて欲しい、私の分まで」
京太郎「照さん…」
照「ごめん、本題に入る」
照「京太郎、もし今度記憶が消えるような事があったら相談して、私もその頃には確証を得ているから」
京太郎「確証?」
照「今は話せない、それより迎えが来た」
咲「京ちゃん!なんでこんな遠くまで来ちゃったの!」
照「咲、あんまり責めないであげてほしい」
咲「…うん、わかった、お姉ちゃんがそう言うなら」
咲「それじゃあ帰るよ京ちゃん!お姉ちゃんもまた今度」
照「うん、またね咲」フリフリ
照 (今は確かに彼女ではない)
照 (それでも私は、あの笑顔を守りたいから)
照 (それが報われないとしても、京太郎のために京太郎を助ける)
305
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/06(木) 00:17:37 ID:QLZscFYQ
照は仮面ライダーかなにか?
306
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/06(木) 00:17:48 ID:EvU8LDhc
ーー
京太郎「電話してみっかぁ」
胡桃「あっ、京太郎!!」
京太郎「おう胡桃、昨日は…」
胡桃「よかった…電話かけてくれて」
京太郎「胡桃…」
胡桃「京太郎も疲れてる日はあるよね、ごめん!」
京太郎「いや、俺こそ昨日は悪かった」
胡桃「んーん、いいの!京太郎が電話して、声を聞かせてくれたただけで私嬉しいから!」
胡桃「でもこれからは、少し控えるよ」
京太郎「いやいいんだ、これからも」
胡桃「いいよ!無理しないで!」
京太郎「無理とかじゃなくて本当に」
胡桃「いいのっ!!!」
胡桃「私、少しベタベタし過ぎたと思ってるから、ね?」
胡桃「あ、もうこんな時間だね!」
胡桃「それじゃ、おやすみ!」ガチャ!
京太郎「胡桃……」
307
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/07(金) 01:44:00 ID:NXMSqm8Q
胡桃「今の、昨日の当て付けみたいだったじゃん私!」
胡桃「でも、なに話していいかもわかんなかったから切るしかなかったよ…」
胡桃「今は1:41か…早く寝ないと明日に差し支えちゃうよ」
胡桃「明日も塞に相談しよう、うん、塞ならきっといい考えを出してくれるからね!」
胡桃「だから、寝ないと…うん、寝なきゃ」
胡桃「…眠れないよ、今からでも謝りたいよ」
胡桃「クリスマス…楽しくやりたいもんね」
308
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/07(金) 05:52:53 ID:W5BFz1fI
お願いだから曇らないで…
309
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/07(金) 22:50:08 ID:Xgg1xnQ.
翌日
塞「んで?私に何を期待してるんだい?」
胡桃「塞なら、こんな時どうする?」
塞「…それを聞いても何の解決にもならないよ、胡桃は京太郎と向き合うべきなんだから」
塞「私に向かって話すのは壁に向かって話すようなものだよ」
胡桃「塞…」
塞「泣き言を言っても始まらないんだから、まずどうしてこじれちゃったのかとか思い返してみなよ」
胡桃「思い当たらないんだよっ!!!!」
塞「!?」ビクッ
胡桃「京太郎は電話するの楽しいって言ってくれてたよ、嘘じゃないよ!」
胡桃「こないだの京太郎は確かに疲れたようだったけどでも…でも!」
胡桃「何かが噛み合わないの、もっと大きな何かを隠してるんじゃないかって」
胡桃「例えば、そう…他の」
塞「それはだめ」
塞「それを口にしたら本当にダメになる、亀裂で済まなくなるよ」
胡桃「そんな事わかってる…」ギリッ
塞 (よっぽどキツいんだな、胡桃…)
塞「なら、会いに行ってしまえばいいよ」
塞「クリスマスまで我慢?正直にこう言えばいいじゃん」
塞「私は京太郎と会えないと寂しくて死んじゃうって」
塞「私は京太郎じゃないから、どんな風にすればいいかはわかんないけど、少なくとも今の胡桃が辛くて辛くて、こんなんなってるってのは知ってるよ」
胡桃「塞…」
310
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/07(金) 22:54:00 ID:iNXHC07I
悲しいなぁ
311
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/07(金) 23:01:08 ID:Xgg1xnQ.
塞「明日、電話しなよ、会いたいって電話」
胡桃「いいのかな…約束したのに」
塞「そこを押し通して「もぉ〜仕方ないなぁ」ってなるようなのがあんたらでしょ?お互いに」
塞「いわゆるバカップル、違う?」
胡桃「ち、違わないよ!」
胡桃「少なくとも私は、そう思ってるから」
塞「なら答えはひとつよね?頑張りなさい」
胡桃「ありがとう、塞」
塞「あーあ、ほっとこうと思ったのに結局面倒見ちゃったわ」
シロ「…最初っから真剣だったよね」
塞「うわぁ!?シロ!」
胡桃「居たんなら言ってよ!」
シロ「ダルい…」
胡桃「ようし、とにかく明日は勝負の時だ、自分でしっかりと京太郎を確かめる!」
塞「おー、頑張りなー」
312
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/07(金) 23:10:47 ID:Xgg1xnQ.
翌日
清澄
高久田「おーい京太郎」
京太郎「ん、どうした?」
高久田「わりぃ、こないだ借りたCDの有りかがわかんなくなっちまってさ」
京太郎「はぁ!?」
高久田「ほんと不思議なんだ、急に…とにかく、帰ったら探して、見つかったら電話するよ」
京太郎「ったく、しゃーねーな」
咲「何の話?」
京太郎「おお、咲聞いてくれよ、誠のヤツが」
高久田「勘弁してくれよ…」
ーー
ー
久「いやぁこないだの交流試合はよかったわね」
優希「またやりたいじぇ〜」
和「ええ、とても参考になりましたからね」
まこ「そう言えば咲はどうしたんじゃ?」
優希「咲ちゃんなら掃除当番やってるじぇ、京太郎も」
久「そ、まあもう少ししたら来るでしょ」
313
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/07(金) 23:38:11 ID:Xgg1xnQ.
京太郎「咲と掃除当番やるのは久しぶりだな」
咲「そうだねっ」サッサッ
京太郎「こないだ照さんに会った時、ちゃんと話できてたな」
咲「あれはー…京ちゃんのお陰だよ」
京太郎「えっ、俺っ?」
咲「うん、たぶん二人っきりなら駄目だったよ、間に京ちゃんが居てくれたから、安心してられたんだもん」
咲「京ちゃんはいつでも私にきっかけをくれるんだよっ?」ニコッ
京太郎「そっか?まあ咲はもっと気持ちを前に出していいと思うぜ」グシャグシャ
咲「んもーっ、髪の毛ぐしゃぐしゃにしないでよ京ちゃん!」
京太郎「そうそう、こんな感じにさ」
咲「今のだって、きっかけってか原因は京ちゃんじゃん!」ポカポカ
京太郎「あっははは…はぁ」
咲「どうしたの?」
京太郎「いや実は…咲ならいっか」
京太郎「実はさ、ちょっと女の子とこじれちゃってさ…」
咲「………知り合い?」
京太郎「ああ、まあ」
咲「もしかして、こないだの鹿倉さん?」
京太郎「そっか、咲は一度電話で話してんだったな、その胡桃だよ」
京太郎「最近会ってないし、それもあってかポロっと愚痴みたいなのをこぼしちまってよ、それが糸ひいてな」
咲「大変だね…私でよかったら力を貸すよ?一緒に考えよう!」
咲「一応私だって女の子だし、わかることもあるかも…」
京太郎「それは助かるぜ、感謝するよ咲」
クラッ
京太郎 (あれっ、なんだか目眩が…)
314
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/07(金) 23:51:31 ID:Xgg1xnQ.
咲「きょっ、京ちゃ」
咲 (急にもたれ掛かって来たっ!?)
咲「おも、重いよ…」
ズリッ
咲「あっ!」ズテーーン
ドック、ドック、ドックドックドック…
京太郎 (なんだこの音…?)
京太郎「それに、頬になんか柔らかいのが…柔らかい?」
京太郎「まさか」ガバッ
咲「…えっち」
京太郎「わっ、悪気は」
咲 (わかってるよ、急にクラクラしだしたんだもん)
咲 (やっぱり、京ちゃんは私にきっかけをくれるんだね)
咲「えっちな京ちゃん、このまんま叫んじゃおうか」ヒソヒソ
京太郎「ぐえっ!」
咲「優希ちゃんに和ちゃんがこの状況を見たら大変だよね」
京太郎「ぐぬぬっ…」
咲「取り引きしよう」
咲「今度、駅前通りでパフェを奢って?」
315
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/08(土) 00:27:00 ID:37iAIquY
京太郎「そ、それで許してもらえるなら」
咲「決まりっ!今度の日曜だよっ?駅前通り」
京太郎「わかった、OK咲さん、だからその」
咲「?」
京太郎「乱れてる服を早く元に戻してもらっても…」
咲「!」ガバッ!
咲「…見た?ブラ」
京太郎 「ああ…」(顔が青ざめてる…)
咲「パフェ、いっこ追加ね」
京太郎「理不尽…!」
咲「後片付けもお願いしちゃおっかなー」
京太郎「へいへーい」ガタガタッ
コイルオトコノユクエハー
咲「ん?電話?」
京太郎「あー誠だろ、今朝のCDの件、咲出て内容聞いてくれ」
咲「う、うん」
咲「あ、高久田君?」
「!?」
316
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/08(土) 22:31:14 ID:37iAIquY
胡桃「また…あなた?」
咲「それはこっちの台詞かな、鹿倉さん」
胡桃「とにかく、京太郎と変わって?」
咲「京ちゃん今、忙しいから無理です」
咲「連絡してくれたことは伝えておきますから」
胡桃「内容聞いてないよね?」
胡桃「私、京太郎に近々会いに行くの」
咲「…それっていつですか?」
胡桃「今度の日曜」
咲「…わかりました、伝えておきます」
胡桃「…そう、ありがとね」
ガチャ
京太郎「おう、高久田なんだって?」
咲「…間違い電話だったよ、何でもない」ピッピッピッ
→履歴を消去しますか?
ピッ
317
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/08(土) 22:41:58 ID:37iAIquY
咲 (イケないな、私)
咲「うふふっ、京ちゃんが悪いんだからね?」
京太郎「?」
咲「さっ、部活行こっ?」
京太郎「うん、そうすっか」
京太郎 (やっぱ根に持ってっか…咲よ)
ーー
ー
永水
小蒔「…なんだか、思いも知らない方向に神様が動いてるような気がします」
霞「神様って降ろしてからは基本自由なもんよ、でも当初の目的通り、鹿倉さんとはギクシャクになってるっぽいわよ?」
初美「私達には見えないから、何とか姫様が最低限抑えてほしいのですよ」
巴「どんな指示してるの?」
初美「ガンガンいこうぜ、貞操を大事に、とかですよ」
巴「ゲーム感覚…」
318
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/09(日) 23:18:46 ID:JtKhtZRs
ーー
ー
咲「さっ、京ちゃん出掛けるよー?」
京太郎「あいあーい」
咲「財布の中身は大丈夫かな?」
京太郎「うへえ、怖いなぁ」
咲「京ちゃん、寒いから腕を借りていいかな?」ギュッ
京太郎「お、おう…別に構わねえけど」
京太郎「珍しいな、いつも赤っ鼻にしてからマフラー借りるのに」
咲「いいでしょっ?たまにはこんな風に近づいて暖をとってもさ?幼なじみなんだし」
京太郎「そ、そうだよな、幼なじみだしな!」
京太郎 (とは言ったものの、やっぱり意識しちまうなあ…)
京太郎「…」ジーッ
咲「?」
京太郎 (よく見ると、顔つきも女性って感じに…いやまて、まて!!)
京太郎 (俺は何を考えてるんだ!?胡桃がいるってのに)
咲「京ちゃん?」
京太郎「ん、ああ、何でもないよ、それじゃ駅前通り行くか」
319
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/09(日) 23:25:34 ID:JtKhtZRs
咲「このパフェおいしぃ〜♪噂のYミルク入りパフェ、一度食べてみたかったんだよね〜」
京太郎「母親の味がする家庭的なパフェってなんだ…って思ったけど、うまそうならよかった」
咲「ま、その分お値段も張るけどね」パクパク
京太郎「くそっ!俺は一番安いクレープだってのに…」
咲「それじゃ、分けたげるよ」
咲「はいっ、アーーン?」
京太郎「わっ、ちょっ!」パクッ
京太郎「う、うめぇ」
咲「ね?美味しいよね」パクパク
京太郎「だからそんながっつくな!味わって食え!」
咲「はーい」
320
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/09(日) 23:43:07 ID:JtKhtZRs
咲「あー美味しかったぁ、ごちそうさま京ちゃん」
京太郎「咲は膨らまないんだな」
咲「へ?」
京太郎「いや何でもない……ブフォ!」
京太郎 (今日帰ったら胡桃に話してやろ)
咲「腹ごなしがてら、少し散歩しよっか」
咲「昔よく一緒に遊んだ公園がすぐ近くにあるよ」
京太郎「懐かしいな、行ってみるか」
ーー
ー
京太郎「全く変わってないなぁ!」
咲「私たちはおっきくなっちゃったから、ブランコとか足がついちゃうね」キコキコ
京太郎「ひひひ、昔は勢いつけすぎてずっこけて、泣いてたもんな」キコキコ
咲「そんなことばっかりは覚えてて!」ポカポカ
京太郎「あーっててて!くのやろー!」グリグリ
咲「こう言うとこも変わんないよね!」
トコトコ…
子供A「お姉ちゃん達だぁれ?」
京太郎「あっ、ここ使うのか?」
咲「ごめんね、すぐ降りるから」
子供B「しってんぜー!姉ちゃんと兄ちゃんはカップルー!」
京太郎「!?」
子供A「えー違うよ?カップルってのはキスするって言ってたし!」
子供C「そっかー、違うんだね」
京太郎「はっはっは、最近の子供はませてんなぁ、なあ咲…」
ソッ…
咲「そだよ、お姉ちゃん達はカップル!」
子供A「んわー!スゲー!初めてみた!」
京太郎「咲お前っ!?」
咲「ほっぺだからセーフセーフっ、どうせ子供たちと…」
咲「鹿倉さんしか見てないよ」
京太郎「胡桃っ!?」
胡桃「…京太郎」
カン!続
321
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/09(日) 23:45:29 ID:.CDfcFso
あーあやっちゃった
322
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/10(月) 07:11:51 ID:5pEFLVnc
こんな寒い時期は胡桃をだき枕にして眠りたいですね、最初冷えた体に文句言ってきながらも段々と仕方ないなぁって折れてくれて、いい香りだなあとか言って照れさせたり、抱き締めてることで恥ずかしさから顔を真っ赤にしてほしい
323
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 07:20:13 ID:M4dVK7LU
ホントに寒いので、お願いいたしますもふもふさせてくださいと頼み込んで
暖をとりたいですね
胡桃は暖かいことを気にしてて「体があったかいと心は冷たい」みたいなこと言い出すんですけど
そんなことはないとより強く抱き締めてあげる
324
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 21:48:22 ID:VhOFdE8s
胡桃「宮永咲…こうやって会うのは初めてだね」
咲「どうも、鹿倉さん」ペコリ
京太郎「……」ダラダラ
子供ら「退散するし…」
胡桃「嘘ついたんだ、この際どっちがなんてどうでもいいかな」
胡桃「京太郎がその子と楽しそうにデートしてたってのは見てたから」
京太郎「待ってくれ、胡桃、これは」
胡桃「言い訳なんか聞きたくない」
胡桃「少し会わないうちに、こんなことしちゃうんだ」スタスタスタ
京太郎「だから、誤解だって」
バチーーーーン…
胡桃「寂しくて会いに来た私、バカみたいじゃん、京太郎はこんなに楽しそうなんだから」
胡桃「帰るよ、ごめんね邪魔して」ダッ
京太郎「待てって胡桃!!」
ガッシ
京太郎「離せ咲!早く追わないと!」
咲「ほんの、意趣返しだよ」
咲「京ちゃん達がホテルに行ったときみたいにね」
京太郎「お前、居たのかあの日…!」
咲「別に京ちゃんが鹿倉さんを好きでもいいよ」
咲「だから、私の事も見てほしいって」
咲「だから、だから」ポロポロ
咲「今は追わないで…一緒にいて」
咲「私の足じゃ京ちゃんに追い付けないよ」
325
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 22:05:40 ID:VhOFdE8s
咲の腕なんて、簡単に振り払える、そう思ってた
でも、なぜかしがみつかれてる右腕をかかげることが出来なくて、不思議な感覚に襲われ、昔の事を思い出している
小さい頃の咲は今よりずっと歩くのが遅くて、少し走ってしまえば、追い付こうとしてこけて泣いてしまう、そうなると中々泣き止まない、今の咲も、置いてったらこけて、泣いてしまうんだろうか
ふとこんなことを思ってしまったから、俺はまたブランコに座って動けなくなる
326
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 22:18:18 ID:M4dVK7LU
咲「…京ちゃん?」
京太郎「あの日、見てたんなら」
京太郎「公園の後どこに行ったか覚えてるか?」
咲「……!」
京太郎「…あっ悪い、忘れろ」
咲「いいよ」
咲「京ちゃんいつも真面目なんだから、一日くらいワルになったって、きっと神様は許してくれるよ」
咲「そう、今夜くらい…」
327
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 22:35:21 ID:M4dVK7LU
京太郎「…頭んなかが「のっちまえのっちまえ」って」
京太郎「最近どうも調子がおかしんだ…」
京太郎「けれどどうしてもダメだ咲」
京太郎「確かに俺は足を止めた、最低だ」
京太郎「それでもダメだ、この一線だけは許すなと心が言う」
京太郎「わりぃな、お前なりに色々と考えがあるんだろうけど」
咲「…この後どうするの?」
咲「鹿倉さんにも、私にも歩みを止めて、一人になるの?」
京太郎「まだわかんない、どうしたらいいかなんて、だがここで俺がすべきなのは」
京太郎「さっさと家に帰って寝ることだ」
咲「…申し開きもしないの?」
京太郎「明日は明日の風が吹くさ、今はどうしようもないし」
京太郎「じゃあな咲、今日は面白かったぜ」
咲「…もう、次は戻ってきてくれないんだね」
京太郎「走らないから、追いかけてこいよ」
咲「そだね、ちょっと急に追っかけすぎたよ、またもう一度ゆっくり京ちゃんに近寄ってみる」
咲「…」
咲「ごめん、ね…」
京太郎「いいよ」
カン!続
328
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 22:44:02 ID:M4dVK7LU
胡桃には幸せでいてほしいですね
329
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 22:50:29 ID:M4dVK7LU
番外へ
とある日
胡桃「京太郎って、背が高いわりになんか柔らかいよね」モニモニ
京太郎「ほっぺたなんて誰でも柔らかいだろ」モチモチ
胡桃「ぐぇー」
京太郎「そういう胡桃は、お腹柔らかいよな」スリスリ
胡桃「!?」
京太郎 (あっあれ、何も言ってこない…)スリスリ
京太郎「…」スリスリ
胡桃 (京太郎の手で撫でられるの、好きだな…)
ぷに
京太郎「あっ」
胡桃「どどぉ、どこ触ってるの!変態!!」バッチーーン!!
京太郎「いってーーーっ!!!!ごめんなさい!」
エイスリン「ナカヨシ!」
豊音「ねーねー、シロのお腹さすっていい?」
シロ「なんで…?」
330
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 23:05:23 ID:M4dVK7LU
番外へ2
塞「ねえねえ、京太郎君って胡桃のこと可愛いと思ってるの?綺麗と思ってるの?」
京太郎「どっちもですね」
塞「へー?」
京太郎「まつげ長くて整ってますし、目は大きくて真ん丸で、服装もデートの時はわりと私服凝ってますし、それに…」
塞「京太郎君、ストップストップ、後ろ見て後ろ」
胡桃「…」プシューーー!
胡桃「何よ!京太郎だってガタイよくてさ顔も整っててスポーツも出来てデートの時はエスコート上手なくせに!」
京太郎「んだとぉ?リップクリーム塗ってるとき伏し目がちにしてる顔がとても可愛い胡桃め!」
胡桃「ずっと見られるとそっぽ向いちゃうくらい満点の笑顔の京太郎に言われたくないよ!」
塞「やめーーっ!どんな喧嘩してんの!?むしろ喧嘩なの!?ノロケなの!?」
胡桃 京太郎「「両方」」
塞「爆発しなさいよあんたら」
331
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/11(火) 23:59:29 ID:M4dVK7LU
番外へ3
胡桃「なんで私によくご飯をおごってくれるの?」
京太郎「もうちょい肉がついたらいいなあって」
胡桃「理由をもう少し包み隠そうよ」
京太郎「ほら肉食べろ肉」
胡桃「むぐぐむぐぐ」
京太郎「しかしここまで肉がつかないと、そういう体質なのかもしれないな」
胡桃「そだね、私太りにくいの!」
京太郎「そっかー…それじゃ仕方ないな」
胡桃「残念でしたーはい、あーん」
京太郎「しゃーねーな…あーん」
店員「(店の中でいちゃつくのは)あっ待ってもらって…」
ーー
ー
胡桃「111.112.113…」グイッグイッ
塞「京太郎君は知らない、食べた翌日からの胡桃の涙ぐましい姿を」
豊音「愛だねー?」
シロ「食べなきゃいいのに…」
332
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/13(木) 00:35:09 ID:QRuF08qI
翌日
京太郎「さて、とりあえず…」
京太郎「電話してみっかな、着拒されてるだろうけ…おっ?」
胡桃「まさかほんと電話してくるって…バカじゃないかな京太郎」
京太郎「胡桃?なんで着拒にしてなかったんだ」
胡桃「ま、色々あって」
ーー
ー
塞「そんな見え透けた罠に引っ掛かって、どうすんの!」
塞「京太郎君も京太郎君だけど有無を言わさずその場を立ち去ったあんたもよっぽど悪いよ!」
塞「私も京太郎君のケー番持ってるからね?もし胡桃が着拒したら私が無理矢理にでも繋ぐ!」
塞「わかったか!わかったね!?」
胡桃「わかったから、泣かないでよ塞…」
塞「京太郎君も、次ここに来たらお仕置きする…」
333
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/13(木) 00:49:21 ID:GH0J0NJI
塞さんのお仕置きとか興奮する
334
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/13(木) 06:58:44 ID:MQRnvb2s
興奮してきたな
335
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/13(木) 23:24:06 ID:QRuF08qI
京太郎「それで、昨日は悪かった…」
胡桃「何が悪かったかわかってないでしょ?」
京太郎「っ!それは…」
胡桃「はーーっ……やっぱり京太郎からじゃなかったんだね」
胡桃「あの場ではついかっとなったけど、そうだよね」
胡桃「宮永咲からなんだよね」
京太郎「…俺にはなんとも言えない」
胡桃「そっか、どうして?」
京太郎「こないだの電話と言い、なんか俺は最近よくわからない感覚になることがあるんだ…」
京太郎「記憶が抜けてたことも…あっ」
京太郎「まあこれは聞き流してくれ、言い訳にしかならないから」
胡桃「……気になるな」
胡桃「一度、塞に覗いてもらう?」
胡桃「お仕置きついでに」
京太郎「そうだな…お仕置き?」
胡桃「うん、お仕置き」
胡桃「今回はそれで、許したげるっ!」
胡桃「私、京太郎よりお姉ちゃんだからねっ」
胡桃「姉は弟に寛大なのよ!」
京太郎「…あんなことした俺を許してくれてありがとうな、胡桃」
胡桃「会えなくなる方が、喧嘩しながらでも一緒にいるより辛いんだ」
胡桃「惚れた弱味かな!」
胡桃「だからもう、気にしないで?」
京太郎「お、おう…」
336
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/13(木) 23:31:19 ID:QRuF08qI
胡桃「それに、ずっとモヤモヤっとした感じの雰囲気が続いてたから、今回のでそれがスッと晴れて、素直に話せるようになったし」
京太郎「そうだな、こないだからどうも歯車が噛み合ってなかったもんな…」
胡桃「もしかして、あの電話したときも不思議な感覚になってた?」
胡桃「疑わないから話してみて」
京太郎「ああ…確かに一瞬何かにぶつかられたような感覚がした」
胡桃「うん、やっぱり今度の休みはこっちに来て、塞にモノクルで覗いてもらおう」
京太郎「あれ、壊れてるって言ってなかったか?」
胡桃「割れただけだから大丈夫だと思う」
胡桃「何度も言うけど、直々のお仕置きが待ってるからね♥️」
京太郎「満を持してお受けいたします…」
胡桃「よし!それじゃあまた、次の週にね」
京太郎「わかった、んじゃおやすみ」
胡桃「あっ、待って待って!」
胡桃「…好きだから!好き!」
胡桃「愛してるから!京太郎っ!」
337
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/16(日) 01:08:27 ID:JPD2Yfq2
京太郎「そんな風に言われたら…なんと言うか、申し訳ないなぁ…」
京太郎「何が理由としても俺は…」
京太郎「とにかく、向こうに行かないとはじまんねえや」
ーー
ー
当日
塞「いったーいお仕置きしてあげる♪」
京太郎「ど、どんな…」
塞「ふふふ…」ジリ…ジリ…
京太郎「や、やめっ」
アーーーーッ!!!!
338
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/19(水) 02:02:02 ID:yKsA5mvo
胡桃ちゃん一途で可愛くてすき
339
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/19(水) 02:03:41 ID:.G8eL/VE
京太郎「…」ヘロヘロ
胡桃「ちょっとやり過ぎかな」
塞「いやあ反省反省、でも今のでわかったよ、モノクルで覗いたら確かにこう…なんとも言えない感覚が出てきたというか…前にも似たようなのを見たような?」
京太郎「前にも?」
塞「そう、確か全国で…うん」
塞「薄墨初美から感じたような気配」
塞「試しに塞いでみたけどどう?何か変わった?」
京太郎「うっ…体が何か重くなったような」
胡桃「大丈夫京太郎!?」
塞「おもいっきり何かに憑かれてるよこれ」
塞「どすんの胡桃?私もずっと見つめてるわけにはいかないし」
胡桃「どうするったって、お祓いとか?」
??「そんなものじゃどうしようもない…」
京太郎「!?誰だ!」
??「私は陰ながらに君を支えている謎の…」
豊音「お話終わったー?おやつもってきたよ?」
グーーーキュルルルルルルル……
京太郎「…照さんか」
340
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/21(金) 01:21:15 ID:PSyCtQfQ
??「ちがう、宮永照は東京にいるからわざわざこんなところにまで来ない」モックモック
鹿倉「ドアの後ろで豊音からおやつもらってるみたいだね」
京太郎「じゃあ、誰なんだ?」
??「私は………謎の美少女仮面」バサッ!!
京太郎「!!!!」
鹿倉 (白い付け髭にサングラス、赤マント!?)
塞「…っ!…っ!」バンバン
豊音「わぁー、美少女仮面さんだー!」
美少女仮面「…これは私の意思ではない」
塞「ひーっ!ひーっ!!」
美少女仮面「決して宮永照ではない」フルフル
鹿倉 (泣きそうになってるよ)
京太郎 (まずい、乗ってやらないと)
京太郎「わ、わかったよ美少女仮面さん…」
美少女仮面「…さすが京太郎、話が早い」グスッ
豊音「大丈夫?ティッシュでかむ?」
美少女仮面「ありがとう…」チーン
341
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/21(金) 01:23:00 ID:PSyCtQfQ
美少女仮面「話の続きをする」
鹿倉 (あくまでこの体を貫くつもりだ!!)
美少女仮面「私が独自に調べあげた結果京太郎、君の体にはとてつもない脅威、混乱の元となる存在がとりついている」
美少女仮面「とっても普通には取り払えない」
塞「それで?美少女仮面…さんはどうしたらいいか知ってるの?」
鹿倉「そうだよ、それが知りたいの!」
美少女仮面「祓うには、これを引っ付けた張本人たちに会わないといけない」
鹿倉「会わないとどうなるの?」
美少女仮面「だんだんと影響が強まってる、やがて自ずと仕掛人の方へ向かっていくようになってしまう」
豊音「そ、そしたらきょーたろー君と胡桃が会えなくなっちゃうの!?」
美少女仮面「…」コクリ
豊音「わぁーん!そんなのやだよ、せっかく仲直りしたのに!」
美少女仮面「私も、そんな風にされる彼は…京太郎は見たくない」
美少女仮面「でも、これを外部からは干渉することができない」
京太郎「なんだって!?」
塞「…辛いわね」
美少女仮面「察してくれた?」
塞「つまりは、京太郎君が自分で追い出すしかないのよ、一度完全に落ちきった後に」
胡桃「やっぱ、そうなるよね」
胡桃「私としては荒縄で縛って、ずっと一緒に居てでももう離したくないんだけど」キュッ
美少女仮面「怖い」
京太郎「ち、ちなみにその本拠ってのはどこなんだ?」
美少女仮面「…鹿児島、永水女子の面々」
京太郎「えっ!?そんなバカな!」
美少女仮面「有珠山の獅子原爽も疑ったけど、接点は無かったから除外した」
京太郎「まさかあの人たちが…」
京太郎「でも、そうすると時期にもつじつまが合う…」
豊音「だったら早く行って、やめてよーって言わないと!」
胡桃「はーーーーーっ…」
342
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/21(金) 01:24:10 ID:PSyCtQfQ
豊音「く、胡桃?」
胡桃「京太郎を信じて送り出してやりたいところなんだけど、前の事もあるし、不安!」
塞「押しに弱いのよねー京太郎君」
胡桃「違う、可愛い女の子のお願いが断れないだけ」
京太郎「言い返せないぜ…」
豊音「そこは言い返してほしかったなー」
シロ「…ついてけば?」
胡桃「シロ!」
塞「そうよね、変装でもすれば」
胡桃「でも、警戒されるだろうなぁ」
京太郎「…男装したらどうだ?」
美少女仮面「名案」
塞「あっ!そっか!バレる心配がないんだ!」
胡桃「…」ペタンペタン
胡桃「ハッ、そうだね」
豊音「なんか怖いよぉ…」
塞「付いていけるってのがわかってしまったのが嬉しさと悲しさでごちゃ混ぜになってるのよ」
塞「とにかく、京太郎君は何かまた違和感を生じたらすぐにメールをすること、そしたら胡桃を送り込むから」
美少女仮面「私は、影ながらに応援している…男装が出来ないから」
京太郎「えっ」
美少女仮面「…」ゴゴゴゴ
京太郎「出来ませんね」
塞「それじゃ、何か動くまではいつも通りってことで解散しましょ、もう夕方よ?」
豊音「うわぁ、もうこんな時間だったんだ」
塞「豊音は美少女仮面さんを送ってあげて?」
豊音「はいはーい!行こっ?」
343
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/21(金) 01:24:41 ID:PSyCtQfQ
美少女仮面「うん」
美少女仮面「京太郎、最後の最後は京太郎自身で打ち破らなくちゃいけない、頑張って」
京太郎「…はい、ありがとうございました、今度お菓子の詰め合わせ送っておきますね」
美少女仮面「!!!!」
豊音「スッゴい嬉しそうー」
美少女仮面「それじゃあ、また、お菓子は必ず送ること」スタスタ…
胡桃「行っちゃったね、宮永照」
京太郎「ああ、豪華な菓子を送ってやらないとな」
塞「京太郎君、宮永照も言ってたけど、胡桃がそばに居るってだけで、結局は京太郎君が頑張ることだからね、負けたら許さないよ?」
京太郎「塞さんもありがとうございました、胡桃との件についてはホントに塞さんが居なかったらどうなってたか…」
塞「いいのよ、昔馴染みの悲しむ顔は誰でも見たくないでしょ?」
塞「ね?京太郎君」パチッ
京太郎「…ですね」
塞「さっ、京太郎君と積もる話もあるでしょう?送りながら話しなさいよ胡桃」
胡桃「わかってるよっ!いこ、京太郎」
344
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/21(金) 01:25:26 ID:PSyCtQfQ
胡桃「塞のお仕置き、きつかった?」
京太郎「スゴかったぜ…」
「ほーら、まだだめよ?」
「もっと強くしてほしい?仕方ないなぁ」
「気持ちよくなっちゃ意味無いでしょ?めっ♥️」
胡桃「凄惨としてるね」
京太郎「夢にも出てきそうだぜ…」
胡桃「なんかそれ聞いたら、もう許しちゃえるよ…」
胡桃「あ、一つだけ私からも罰!」
京太郎「どんなのなんだ?」
胡桃「腕出して」
京太郎「肩パンか?」
胡桃「えいっ!」ガブッ!!ガブッ!!
京太郎「ってー!!!」
胡桃「型を付けたかったから、強く噛んだよ!」
胡桃「血ってホントに変な味なんだね」
京太郎「いったいなんで…」
胡桃「その腕の型を見て、次あんな風になりそうになった時は私を思い出させるため」
胡桃「やっぱり京太郎優しいし、その場にいる人の方優先しちゃいそうだから」
京太郎「そう言うことか」
胡桃「これで負けないよね、京太郎」
京太郎「任せてくれ、こんな痛い思いしたからには、今度は絶対胡桃を真っ先に思い浮かべるぜ」
胡桃「うん!約束だからね!」
カン!続
345
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/22(土) 17:15:36 ID:n.ohSYM2
勝利フラグにも敗北フラグにも見える
346
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/24(月) 00:20:26 ID:0jwC.tbo
胡桃「神様神様、もし本当に神様がいるのなら」
胡桃「明日のクリスマスは京太郎とちゃんと会わせてください」
塞「そんな祈らなくても大丈夫じゃないの?」
胡桃「いや、不安だよやっぱり…」
塞「宮永咲の事?」
胡桃「うん、京太郎の手前あえて触れなかったけど」
胡桃「私すごく怒ってるよ!」プンスコ!プンスコ!
塞「あーはいはい、実はそんな胡桃にお話が」
胡桃「?」
塞「宮永咲、これから来るってさ」
胡桃「最近岩手と長野を佐賀長崎の感覚で来てるんじゃないかなみんな」
347
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/24(月) 01:58:15 ID:71HDREho
茅野駅→宮守駅って6時間以上かかるんですね…
咲は一人で来れるのか
348
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/25(火) 22:57:20 ID:ke0Xg6Bs
咲「…」
京太郎「…」
胡桃「…」
塞「迷子になって駅で立ち往生してた宮永ちゃんを?拾ってきたと」
京太郎「はい」
胡桃「バカみたい!」
塞「え、どっちが?」
胡桃「どっちもどっちも…どっちもどっちも!!」
349
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/25(火) 23:55:07 ID:ke0Xg6Bs
胡桃「せっかくのクリスマスなんだけどな、宮永咲」
咲「そうですね、何かされるおつもりだったんですか?」
胡桃「それってあなたに話すことかな?」
咲「話せないようなことを京ちゃんにするつもりなんですか?」
胡桃「そんなの私の勝手じゃないかな」
咲「一応、まだ学生なんですよ?」
胡桃「…」ピキッ
咲「…」ニコッ
塞「京太郎君、何とか出来ない?」
京太郎「うーん……」
350
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/25(火) 23:58:18 ID:Iuev2kqE
クリスマス回やったぜ。
351
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/26(水) 00:14:49 ID:h1LmhOWM
クリスマス終わったけど
他の国ではまだクリスマスかもしれないので続きます
京太郎「そこまでにしとけよ咲」ポンッ
咲「うえっ」
京太郎「三人で楽しめば…とか言ったら後ろから塞さんに狙われそうだな」
塞「うん、縛るよ」
京太郎「と言うことでだな、咲、わりぃ」
咲「…」フルフル
胡桃 (まあ、私が同じ立場でも引かないな)
胡桃「いいよ、3人でも」
京太郎「胡桃!?」
胡桃「せっかく宮守まで来たんだし、私はいいよ」
胡桃「別にいいよね?塞」
塞「まあ、胡桃本人がいいんなら…」
胡桃「でも、初詣は譲ってよね」
咲「それは、約束します」
咲「! まさか最初からこれを…」
胡桃「さぁ?どうかな」ニコッ
咲「…」ピキッ
352
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/26(水) 00:42:52 ID:h1LmhOWM
胡桃「さあて、3人でケーキでも食べようよ」
塞「あっ、私すでにノーカウント…」
胡桃「ごめん塞、このケーキは三人前なの」
塞「嘘をつけェー!!いいもん!帰るわよ!」
ーー
ー
胡桃「はい、あーーん」
咲「ほら京ちゃん、あーん」
京太郎「ふごふがふっふが」モゴゴゴ
咲「鹿倉さん、京ちゃん苦しがってますよ?」
胡桃「宮永咲、あなたがスプーンをどかせばいいんじゃない?」
京太郎 (誰でもいいからどかしてくれ…!)
胡桃「あっ、ほんとにヤバイ」スポッ
353
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/27(木) 23:12:45 ID:MYaLDhXs
胡桃「ねぇ京太郎?私甘いものが食べたいなぁ」
咲「あっ、ダメですよ鹿倉さん?こないだ私がパフェを…」
京太郎「勘弁してくれぇ…もう食えねぇ」
咲「あっ、気絶した」
胡桃「クリスマスにこんな目に遭うなんてついてないね」
胡桃「…ねぇ」
咲「はい?」
胡桃「一時休戦、しない?」
咲「鹿倉さんから切り出してくるなんて…どうしたんですか?」
胡桃「卑怯ものを引っ捕らえるためだよ」
咲「卑怯もの…」
胡桃「最近、京太郎の調子がなんかおかしいの、気がつかなかったわけじゃないでしょ?」
胡桃「むしろつけこんでたよねそれに?」
咲「あぅう……はい」
胡桃「でもそれが本心じゃなかったら、私たち対等な勝負じゃないよね、お互いにさっ」
咲「どういう…事です?」
胡桃「実は…」
354
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/28(金) 00:05:34 ID:Eg81xaK.
咲さんと胡桃ちゃんの絡みはなんだか新鮮
355
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 23:17:20 ID:S8PFoXFs
咲「…つまり、永水の人達が京ちゃんに何かしたって事でいいんですね?」
胡桃「簡単に説明すればそうなるよ」
咲「そぅかあ…いつもの京ちゃんじゃなかったんだ」シュン
胡桃「そんなわけで、京太郎が変な事しだしたら真っ先に教えて欲しいのよ」
咲「事情が事情ですし、仕方ありませんね」
咲「でも、教えてからどうするんです?」
胡桃「男装する」
咲「なるほど…」
胡桃「そこは「ええ」って反応がほしかったな」
咲「違和感無いですよ?」
胡桃 (ナチュラルに煽ってきてる!!)
胡桃「そっちもいけるんじゃないかな」ツンツン
咲「ひゃう!」
胡桃「うん、行ける」
咲「行けません!!」
356
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/29(土) 23:25:42 ID:S8PFoXFs
京太郎「う、うぅ…」
胡桃「目が覚めるみたい」
咲「約束は守りますよ、でも終わったらまた私は私なりに京ちゃんを狙います」ゴッ
胡桃「うん、そう言うと思ってた」
胡桃「でも、私も易々と彼氏を譲るほどバカではないからね」キッ
咲「…はい」
京太郎「うぅ…はっ、俺は何を」
胡桃「寝てたんだよ京太郎」
京太郎「マジか、すまねぇな…」
京太郎「もう夕方になっちまってるじゃねえか!ホントにすまねぇ!」
咲「嘘!?」
胡桃 (時計とか持ってきてなかったのかな…)
357
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/31(月) 22:49:09 ID:YzKHaUcU
咲「電車そろそろ来るね京ちゃん」
京太郎「…」
咲「どうしたの?上の空で」
京太郎「えっ?いやあなんでもないぜ、な?胡桃」
胡桃「ーーあ、うん!そだよ!」
咲「…」
咲「あー私、トイレいきたくなってきちゃった!」
京太郎「おう…そうか」
咲「なるべく急ぐ!」タッタッタッ
358
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/31(月) 22:49:59 ID:YzKHaUcU
胡桃「…」
胡桃「ばれっばれじゃん!」
京太郎「咲にゃ悪いことしたな…」
胡桃「それで、京太郎…その」
胡桃「クリスマス、だったね」
京太郎「シャンメリーもモエシャンドンもツリーすら無い雰囲気ゼロだけど、いいのか?」
胡桃「たんたかたんなら探せばあるかも…」
京太郎「どう考えてもクリスマス向きじゃないな」
胡桃「ホントは夜景とか一緒に見たかったんだけどね」
京太郎「そこに関しては申し訳ない…」
胡桃「でも、初詣は二人っきりだもんね!」
京太郎「晴れ着姿楽しみにしてるぜ」
京太郎「だからその、晴れ着にあうようなプレゼントを用意してきたんだ」スッ
胡桃「これ、かんざし?」
京太郎「今度つけてきてくれたら嬉しいかなって」
胡桃「うん、つけてくるよ絶対!」
胡桃「それじゃお返しに私からもっ」ガサゴソ
京太郎「!」
胡桃「初詣、楽しみにしてるからね」コソッ
京太郎「お、お前、いいのか?」
胡桃「ん、いいよ」
京太郎「ものっすごいプレゼントだよ、ありがとう胡桃」
胡桃「えへへ」
咲「あースッキリした!」
咲 (今のははしたないな)カアァ
京太郎「それじゃ胡桃、メリークリスマス」
胡桃「メリークリスマス!京太郎、宮永さん」
咲「…メリークリスマス」
カン!続
359
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/31(月) 23:03:15 ID:YzKHaUcU
胡桃「京太郎!」
京太郎「なんだ急に電話してきて!」
胡桃「もう年越しだよ!今年最後は電話してたいよ」
京太郎「さっきまでクリスマスだったような気がするんだ」
胡桃「気のせいだよ!」
京太郎「そ、そうか気のせいか…それはそれとして」
京太郎「回線が埋まるから、LINEにしようぜ」
胡桃「気がつかえる京太郎は優しいね」
京太郎「と言うわけで切り換えよう」
胡桃「OK!」
360
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2018/12/31(月) 23:07:32 ID:YzKHaUcU
胡桃「来年もこうやって年越ししたいね」
京太郎「きっと来年はもっと賑やかにやれるさ」
胡桃「宮守のみんなでやりたい?」
京太郎「ん、まあな、胡桃もその方が楽しいだろ」
胡桃「私は京太郎独占したい」
京太郎「真っ直ぐだなぁ…」
361
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/01(火) 01:25:11 ID:pBUINK/w
胡桃「あけましておめでとう京太郎!」
京太郎「今年もよろしくな、胡桃」
胡桃「うん、よろしくね」
京太郎「さあ、寝るか」
胡桃「正直眠気がはんぱないよね」
362
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 07:52:28 ID:jwRaU5tA
胡桃「おはよう京太郎!そしてあけましておめでとう!」
京太郎「あけましておめでとう胡桃」
京太郎「うっわ、晴れ着似合ってるな!」
胡桃「ふふん、かんざしもちゃんと差してきたから、まさに完璧」
胡桃「しっかし…混んでるね神社」
京太郎「平成最後の初詣だからってのも相まって多いんだろうな」
胡桃「そっか、もう平成終わるんだった」
京太郎「あっという間で過ぎていくよな」
胡桃「てことは来年は「新年号だし行っとくか」になるのかな?」
京太郎「間違いなくそうなる…」
胡桃「でもほんと人多いね、息苦しいくらいだよ」
京太郎「大丈夫か?こっち寄れよ」クイッ
胡桃「ん、そうする」ススス
363
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/03(木) 11:52:48 ID:IKJA/cDY
新年ものんびり続けて、どうぞ
364
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/06(日) 22:24:21 ID:YHpJiRio
チャリチャリー、パン!パン!
胡桃「京太郎、何てお願いしたの?」
京太郎「んー、秘密だ」
胡桃「彼女にも言えないなんてあたっ!」ポコッ
京太郎「言ったら願い事叶わなくなるだろう?」
胡桃「あっ、そだった」
京太郎「それに胡桃だって答えてくんねえだろうし」
胡桃「おんなじこと言って断るかな」
京太郎「っと、おみくじ引くか?」
胡桃「ん、いいよ、一緒にやろう」
ーー
京太郎「小吉か…」
胡桃「勝った、吉」
京太郎「くじに勝ちも負けもないだろ」
胡桃「へっへー、今年はいい年になるかも」
京太郎「…ま、いっか」
胡桃「そうそ、そんくらい気楽に構えてないと、新年くらい」
365
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/07(月) 02:50:12 ID:5Gn/AMoQ
ほっこりする
366
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/07(月) 06:35:46 ID:5NhR2oeQ
こういう思い出の積み重ねすばら
367
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/07(月) 23:17:57 ID:XlexmY5.
豊音「んー?」
エイスリン「トヨネ?ドウカシタ?」
豊音「あっ、エイスリンさん、こっちきて…」
エイスリン「?」
胡桃「〜♪」
エイスリン「アッ、クルミ!」
豊音「ストーップ!ストップ!」
エイスリン「???」
豊音「隣にきょーたろー君がいるんだよっ」
エイスリン「ア、キョータロー」
豊音「二人で何してるのかなー、きゃー!」
胡桃「ゴム、ちゃんと買ってきたよね?」
京太郎「んあ?勿論だよ」
胡桃「お参りもしたし、おみくじも引いたし、そろそろエッチなことしに行かない?」
京太郎「ったく、胡桃はスケベだな」
胡桃「京太郎には言われたくない!」
京太郎「ははは、さて、じゃあホテルに…」
胡桃「なに言ってんの?神社の裏手でやるんだよ」
京太郎「えっ」
368
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/09(水) 00:52:28 ID:LJSdY9sk
胡桃「新年からさ、見せつけてやろう!」
京太郎「お前は時々そういうことを言う…」
胡桃「京太郎はしたくないの?」チラ
京太郎「!?」
胡桃「晴れ着姿の盛りに盛った高校生を火照ったまんまにするつもりかな」
京太郎「いや、だからホテルに…」
胡桃「もう我慢できない、ここでしよう」
胡桃「その浮気唇をもっかい私で上書き保存するから」
京太郎「浮気唇ってな…」
胡桃「せっかく神社に来たんだし、捧げ物は大事じゃない?」
胡桃「私の処女と京太郎の童貞でおあつらえ向きじゃないかな?」
京太郎「……後から泣いても止めないかんな!」
胡桃「京太郎なら、無理矢理なのも悪くないかっても、思って…」カアァ
京太郎「想像で真っ赤になるんじゃない」ボカッ
胡桃「てへへ」
京太郎「…しゃ!裏手に回るか!」
ーー
エイスリン「アッ!アルキダシタ!」
豊音「なんだかワクワクするよー!追いかけよっ!」
369
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/09(水) 10:15:34 ID:.rxVC8bU
かわいいからすき
370
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/12(土) 22:50:31 ID:5NKL8X5Y
胡桃「はぁ…はぁ」
京太郎「抱き締めるだけで真っ赤じゃねえか、やっぱり初めてってのは緊張するか?」
胡桃「ああ、当たり前でしょっ!」
胡桃「京太郎の、おっきいし…前に見たもん」
ーー
豊音「はわわ…きょーたろー君、ぎゅってしてる…///」
エイスリン「…///」
ーー
京太郎「…なんか視線を感じるような…」
胡桃「?」
胡桃「気のせいだよ気のせい!こんなところに今は誰も来ないって!」
アンッ!アンッ!
胡桃「…どこかに先客はいるみたいだけど」
371
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/15(火) 00:45:23 ID:XklEKjsM
胡桃「ほ、ほらっ!そんなこと言いながら、ここはカチンコチンじゃない」ギウウウウウ
京太郎「あ"あ"お"ーーーっ"!"!"!"!"あ"お"ーーっ"!"!"」ピクピク
胡桃「あっ、根元からいっちゃった…」
京太郎「これは、流石にキツいぞ…」
胡桃「見られてるとか変なこと言うから!じ、自業自得!」
京太郎「ひでぇ…」
372
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/17(木) 00:03:22 ID:3BHHpQM6
胡桃「おっきいね…♥️」
胡桃「口の中収まんないかもしんない」
胡桃「この生臭い感じ、癖になっちゃうかも…咥えたらどんな味がするのかな?」
胡桃「はむ、んんっ…」
胡桃「んむっ…ぷはあっ…」
胡桃「んぐっ、はっ、はちゅっ、んんんっ!」
373
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/17(木) 00:04:08 ID:3BHHpQM6
胡桃「ふふっ、気持ち良さそう…」
胡桃「こう…先っぽをチロチロするのも気持ちいいんだっけ」ピチャッ、ジュルルル、ジュルル!
胡桃「こないだから、だいぶ違うでしょ、塞にエッチな本貸してもらったからね!」
胡桃「っと、喋ってたらもうこんなはち切れそうになっちゃって、可愛いんだから」ツンツン
胡桃「どうする?おへそに出す?胸に出す?それとも…」
胡桃「私に口で受け止めてほしい?」
胡桃「ちょっ、ちょっと急きすぎっ!」
胡桃「むぐっ、んぐっーー」
胡桃「…げっほげほ、おえっ、おえっ」
胡桃「鼻から出てくるかと思ったじゃん!もう!」
胡桃「んでまだまだ、そっちは元気そうだね」
胡桃「でもだーめ!次はさ、私も気持ちよくしてくれなきゃ、ねっ?」
374
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/19(土) 00:11:20 ID:3Q5QI2t2
胡桃「んは…」
胡桃「はぅ、うっ、はっ、ああっ」
胡桃「舌が入って…っ、気持ちいよっ」
胡桃「奥まで届いてくる…」
胡桃「あっ、あ、ああーーーーっ!」プシャーッ
胡桃「……♥️…♥️」
胡桃「まって、腰が立たない…容れるの待って」
胡桃「今入れられちゃったら壊れちゃうからあっ」
胡桃「待って、待ってって!心の準備が」
胡桃「ーーーー〜〜〜〜っ!!!!」
375
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/19(土) 00:12:25 ID:s2K.0P1E
興奮してきたな
376
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/21(月) 23:06:35 ID:RMHxFzw.
胡桃「ダメって言ってるのに入れるなん…てえっ」
胡桃「普通なら失格ものだからぁっ」
胡桃「でも好きだから、合格」ギュウウウウ
胡桃「もっと沢山ぎゅっとしてくれるんだよね?」
胡桃「おいで、私の中全部埋め尽くしちゃってよ」
…
胡桃「ふぁああっ!!おっ、おおきいよぉ!」
胡桃「私の大事なとこ、壊れちゃ…ひあああっ!」
胡桃「んんっ、ふーーっ、ふーーっ」
胡桃「おっきすぎて、反則級だよっ」
胡桃「痛いのとか気持ちいいのとか、全部ごっちゃになって、あたまんなかどうでもよくなって」
胡桃「もう…腰を動かすので精一杯だよっ!」
377
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/21(月) 23:14:37 ID:RMHxFzw.
胡桃「っーーー」
胡桃「はぁ…っ、はぁ」
胡桃「んくっ、ひくっ、あっ」
胡桃「やぁあああっ!!」
胡桃「こんなはしたない声、宮守のみんなに聞かれたら死んじゃうかも…」
胡桃「でも気持ちんだもん、子宮の奥ノックされて、精液が何回でも溢れ帰ってきて」
胡桃「卵子にロンされちゃう…ねぇ」
胡桃「もし、この精子が通ったら私、飛ぶからさ」
胡桃「その時はちゃんと責任、取ってよねっ!」
胡桃「なんてねっ!ゴムあるからだいじょぶだいじょぶ!」
378
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/21(月) 23:23:24 ID:RMHxFzw.
豊音「…はわわわ」
エイスリン「………!!??」プシュー
豊音「エ、エイスリンさん!?」
エイスリン「クルミ、キョータロー…ケンカ?」
豊音「ち、ちがうよー///あれはね…あれは」
豊音「(適当に言っちゃったら、学校で聞いちゃうかも…うまくなんとかしないと!)」
豊音「あ、あれは新年明けましておめでとうってのをやってるんだよ!」
エイスリン「アケマシテ、オメデトウ?」
豊音「う、うん!ほら、胡桃足広げてるよね?だから明けましておめでとうってやってるの」
エイスリン「ヘー」
豊音「そして実はあれはナイショの事なんだよー、だから、見たことは誰にもしーっ、だからね」
エイスリン「…ン、ワカッタ!」
豊音「(はーよかったよー)」
379
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/21(月) 23:33:00 ID:RMHxFzw.
胡桃「も、もう腰が立たない、限界、フィニッシュして…」
胡桃「!?」
胡桃「ダメだよ!ダメえっ!そっちは…そっちはあっ!!」
胡桃「いづづぁああ!!」
胡桃「あっおうっあえっ」
胡桃「ふぐうううう!!!」
胡桃「お尻はおちんちん入れる穴じゃないよ…バカ」
胡桃「でも…きもち…ゴニョゴニョ」
胡桃「な、なんでもない!」
胡桃「…」
胡桃「あーそうだよっ!お尻でも感じたっ!」
胡桃「笑わない!!わーらーわーなーい!!」
胡桃「だって、おっきいの、きもちよかったんだもん…」
胡桃「…っはぁ、はぁ、もう出ない?よね」
胡桃「服、着なおそっか」
380
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/22(火) 00:02:54 ID:beE7PzEU
胡桃「…初めて、だったからね」
京太郎「俺だって、初めてだよ」
胡桃「………」
京太郎「………」
胡桃「……あーもう!」グイッ!
京太郎「おわっ!」
胡桃「これから何千何百何億回だってヤるんだから!気にしない!」
京太郎「何億って…いつまでだよ」
胡桃「サッカーチームを作れるくらい」ツヤツヤ
京太郎「(俺、きっと枯れるぞ俺…)」
胡桃「でも、もうお尻はダメだからね!」
胡桃「…たまにしか」
京太郎「ハマったか?」
胡桃「んなわけない!」バシッ!
京太郎「あいてっ!」
京太郎「さーて、これからどうすっかな」
胡桃「そうだねー…ん?」
豊音「おーい!二人ともー!」
エイスリン「キョータロー!クルミー!」
胡桃「あっ、トヨネ!エイスリン!明けましておめでとう!」
豊音「おめでとー、京太郎君も、おめでとー」
京太郎「はい、おめでとうございます」
胡桃「折角だし、これから四人で遊ぼっか!」
豊音「わーい!楽しみだなー!」
エイスリン「ヤッター」
胡桃「もち、京太郎のおごりね」
京太郎「だよなぁ…トホホ、新年早々財布が泣くぜ…」
カン!続
381
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/24(木) 00:02:43 ID:o8UewgOI
胡桃「2月になったらバレンタインだね!」
塞「どうせ京太郎君にあげるんでしょ?」
胡桃「うん、はじめてあげるから!」
塞「ところで、私たち今センター終わったばかりだよね」
塞「自己採点どうだった?」
胡桃「ん、まあまあかな!」
塞「良かった、もしダメだったら京太郎君に会わせる顔がないもんね」
胡桃「その時はチョコはちょこっとにするつもりだったよ、なんちゃって」
塞「……」
382
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/25(金) 21:44:29 ID:yNWo5f4E
憧出てくるかと
383
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/27(日) 22:28:07 ID:aPcBOlB6
胡桃「その前に、節分だよね」
塞「鬼役は京太郎君にやらせるの?」
胡桃「あったり前!」
塞「……夜も鬼のまんまで行くぞとか言われると思うよ」
胡桃「そんなこと言う口はキスで塞いじゃうから!」
胡桃「節分だけに接吻!そして塞だけに……」
胡桃「許して、ご、めん」ギリギリギリ
塞「もうちょい許さない」
384
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/27(日) 23:40:13 ID:kCXhwJ0.
草生えた
385
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/01/28(月) 21:52:47 ID:mG.RaFts
京太郎「……っ?」
京太郎「あれ、ここはどこだ」
霞「お待ちしてましたよ、京太郎君」
京太郎「霞さん!?ってか、ここはどこなんです!?」
霞「どこって……永水に決まってるじゃないですか」
京太郎「なんだって!いったいいつの間に……」
霞「何を仰っているのですか?」
霞「自らの足でここまで来られたのですよ?」
京太郎「!」
386
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/01(金) 00:39:54 ID:IczFPgmo
咲「あれ?京ちゃんお休みなのかな?」
優希「昨日部活も休んでたじぇ」
和「心配ですね……風邪でもひいたのでしょうか」
優希「まさか!京太郎が風邪なんてありえないじぇー」
咲「……」
和「咲さん?なにか思い当たることでも」
咲「ん、まあそんなとこかなあ」
優希「雪に興奮して外遊びしまくってたとかに決まってるじぇ!」
387
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/02(土) 23:00:23 ID:Nu9gtN1g
誕生へ
胡桃「ハッピーバースデー!京太郎!」
豊音「おめでとー!」
塞「おめでたいねぇ、胡桃」
胡桃「? うん!」
シロ「……あまったるい」
塞「胡桃ったら、喜んじゃってまー」
エイスリン「キョータロー、オメデトッ!」
京太郎「ありがとうございます皆…わざわざケーキまで」
胡桃「一生懸命選んだんだよっ!」エヘン
塞「いやー最初は手作りだったんだけど」
胡桃「作りなれてないことやろうとするもんじゃないことがわかったよ」
京太郎「そんな難しいのに挑戦してたのか…」
塞「さっ、とにかく座って座って、今日の主役は京太郎君なんだからさ」
豊音「そーそー、いっぱい楽しんでねー!」
京太郎「それじゃ、お言葉に甘えますか!」
388
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/05(火) 06:37:19 ID:JqXBnx/o
咲「(んーまだ確信が持てないんだけど)」
咲「(もし明日も来なかったら、念のため鹿倉さんに連絡しようかな)」
咲「京ちゃんのためだもんね」
優希「何か言ったじぇ?咲ちゃん」
咲「んん?なんでもないよ?」
389
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/05(火) 09:32:08 ID:XkkSeeJY
誕生日祝ってていいゾ〜これ
390
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/07(木) 22:19:59 ID:Nn9yJEYw
胡桃「バレンッタイン♪バレンッタイン♪」
豊音「ウキウキだねー」
胡桃「ほら、付き合って初めてのクリスマスだし!誕生日は手作り渡せなかったから……」
豊音「どんなチョコが好きかとかは聞いたの?」
塞「そのくらいなら電話してもいいんじゃない?」
胡桃「そ、そっかな」ピッピッパ!
ガチャ、ピロピロピロ…ゴーウィwwwゴーウィwww
ツーツーツー……
胡桃「ワンコされたんだけど」
豊音「ホワイトキックしちゃった……」
391
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/10(日) 00:18:01 ID:xJ0r3yuI
胡桃「……こんな時期に電話に出てくれないなんて、きっと何かあったにちがいない!」
胡桃「私、いかなくちゃ!」
豊音「てことは、ついに?」
塞「男装姿を受け入れると?」
胡桃「そうでもしないと、京太郎があんなことやこんなことになるんでしょ?」
胡桃「やるよ!むしろ女には戻れないほど男になってやる!」
392
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 23:09:47 ID:9482NCNc
胡桃「ようし、これでどう?」
塞「まごうことなき男の子にしか見えないよ」
胡桃「……それはそれでなんかやだなぁ」
豊音「胡桃君状態だねー」
シロ「似合ってるから大丈夫」
胡桃「シロまで〜」
塞「それで?鹿児島までどのくらいかかるの?」
胡桃「わかんないけど、鈍行じゃダメかな?」
塞「……そのくらいは調べないとダメかなぁ」
393
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/12(火) 23:33:26 ID:wxei6/tg
宮守〜霧島神宮を鈍行移動は草
394
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/14(木) 21:55:02 ID:G4l/Jsdg
バレンタインかぁ
京太郎はチョコを受け取ってくれるかな
胡桃「ちと早く着きすぎたかな」
胡桃「また鼻の頭赤くなってるって言われちゃうかも」ブルルッ
京太郎「おーい!」タッタッタッ
胡桃「!」
京太郎「わりぃ、待たせたか?」
胡桃「うん……いや、さっき来たばっかりだよ!」
京太郎「そっか、それならよかった」
京太郎「でも、チョコを渡しに来るだけなら俺が宮守行ったのに、どうしたんだ今回?」
胡桃「んも!昨日電話で言ったじゃん!私が会いたくなったから出向くって」
京太郎「あっ、そっかそうだったな」
胡桃「しっかりする!」ビシッ!
京太郎「はは、相変わらず手厳しいなぁ、安心した」
胡桃「またやっちゃった……もっとおしとやかになりたいんだけどな」
京太郎「いいんだよ胡桃はこれで」ナデナデ
胡桃「ーーーっ///」プシュー
395
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/14(木) 21:55:32 ID:G4l/Jsdg
あっ、バレンタインへだゾ
396
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/14(木) 21:59:14 ID:G4l/Jsdg
胡桃「手作りで作ったんだからね!」
………
二日前
胡桃「塞、隠し味にイチゴとかどうかな」
塞「んー、風味としてはともかく入れるのはどうかなー」
胡桃「そっか、じゃやめとく!」
ーー
胡桃「うわっ!クッキーが焦げてる!?」
塞「ちゃんと時間計ってた?」
胡桃「ぐぬぬ……次こそは!」
ーー
塞「よし、こんなもんでしょ」
胡桃「いやったー!ありがとう塞!」
塞「渡すまではわかんないけど、少なくとも私はこれを渡されたら嬉しいわね」
胡桃「えへへ、京太郎も、喜んでくれるかなぁ……」
397
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/14(木) 22:03:01 ID:G4l/Jsdg
………
今日
京太郎「それで、持ってきてくれたバレンタインチョコはどこだ?」
胡桃「そうがっつかない!」ビシッ!
胡桃「待ってて、今鞄から出すから……あれ?」
胡桃「鞄……かば」
胡桃「っつぁーーーー!!!!」
京太郎「おおぅ!?」ビクゥ!
胡桃「……京太郎ぉ」ポロポロ
胡桃「ごめんね、チョコ、電車に、落としちゃった……」
398
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/14(木) 22:03:44 ID:G4l/Jsdg
京太郎「……」
京太郎「(んー、ここで「気持ちだけでも嬉しいぜ」は違うよな)」
京太郎「なあ、また今度……」
胡桃「ダメだよ、バレンタインチョコはその日のうちに渡さないと思いが伝わんないの」
京太郎「そう言う事か(あっぶねーーーー!選択肢間違うとこだったぜ)」
京太郎「んー、塞さんに電話してみようぜ、なんか解決策をくれるかも」
胡桃「塞……」ピッピッ!
塞「はぁいもしもーし、胡桃どうした?」
胡桃「実は……」かくかくしかじか
塞「ふむふむ、なるほど」
塞「……ぶふっ!」
399
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/14(木) 22:04:49 ID:G4l/Jsdg
胡桃「な、なに笑ってんの!?」
塞「いや、すっごい動揺してるなーって」
塞「終点の駅に電話して、車庫で確認してもらえばいいじゃん、フフフフッ」
胡桃「あっ!」
塞「アンタ京太郎君の事になるとバカになるわよね」
胡桃「否定はしない……」
塞「いい?わかったならもう切るわよ」
塞「あーお腹痛い」ピッ
胡桃「明日、思いっきりネタにされるんだろうなぁ……」
京太郎「よ、よかったじゃないか、なんとかなるんだろ?」
胡桃「ん、なるって」
京太郎「よかったな胡桃」
胡桃「とりあえず、終点の駅に電話しなきゃ……」
京太郎「まあまあ遠いし、一緒に電車乗っていくか?」
胡桃「そうしよう!」
400
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2019/02/14(木) 22:07:08 ID:G4l/Jsdg
京太郎「いやー、駅員さん、笑ってたな」
胡桃「「毎年いるんですよーこう言うカップル」って言われちゃったね」
京太郎「それで、中身は大丈夫だったか?」
胡桃「う、うん、大丈夫だった」
京太郎「それじゃ……食べさせてくれるよな」
胡桃「んもう、ワガママなんだから」
胡桃「はい、あーーん」
カン!続
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