胡桃「バカみたい！」 - 1538313442

1：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:17:22 ID:I7mnGJ0o: 胡桃「一人でこっちに来るなんてどういうつもりなの！」
京太郎「どうしても会いたくて…つい」
胡桃「いきなりメールが来たからびっくりしたよ！」
エイスリン「クルミ、アノコキライ？」シロ「…さっき歩いてるのみて喜んでた」
胡桃「うるさいそこ！そういうこと言わない！待ってたのバレる…あっ」ｶｱｱ
豊音「ツンデレさんだねー」
塞「アツいねーここ、雪国なのに」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
エイスリン「ナカヨシ、フタリキリ！」
シロ「動くのダルい…」ｽﾞﾘｽﾞﾘ
塞「見てた方がダルいことになると思うよ」シロ「確かに…」
ﾊﾟﾀﾝ
2：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:20:23 ID:nWyPJqXk: 優しい世界
3：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:23:50 ID:I7mnGJ0o: ダメなワードって何よ！
4：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:25:54 ID:oiJnXEr2: 胡桃ちゃんは強い言葉を吐いた後一人で籠もって泣いてそうだから行って欲しい
5：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:26:00 ID:I7mnGJ0o: ドアの外

エイスリン「クルミ、タノシソウ！」
塞「なんかなぁ、ここからキスに発展！みたいな雰囲気ではないなあ」
豊音「キキキ、キス！？」
シロ「バレる…」
豊音「あっ、ごめん」

胡桃「ん？なんか聞こえなかった？」
京太郎「気のせいじゃないかな…(覗かれてるな)」
胡桃「ねえねえ、そろそろ充電させてよ」
京太郎「はいよっ」
ｺﾞｿｺﾞｿｺﾞｿ…
胡桃「シロくらい京太郎の膝好きだよ私」
京太郎「それはよござんした」
胡桃「京太郎自身も大好きだよ…(ﾎﾞｿｯ)」
京太郎「なんか言ったか？？」
胡桃「今充電中だから返事できない」
京太郎「誤魔化したな…」
胡桃「(もしかしてこのまんま寝たふりしたら、キスとかしてくれるのかな…)」ｺﾃﾝ
京太郎「おいおい眠くなったのか？」
胡桃「…ｽｰｽｰ」
京太郎「やれやれ、床に寝かせるわけにもいかないし、我慢しますか」
胡桃「(やったっ)」
京太郎「……」
胡桃「……」
京太郎「…胡桃の左手はこっちか」ﾋｮｲ
胡桃「(手に触られちゃった！！)」
京太郎「薬指はやっぱ小さいか…」
胡桃「(？？？)」　
京太郎「将来はここに、俺の買った結婚指輪を入れてやりたいな」
胡桃「結婚指輪ァ！！？」
京太郎「うわっ！起きてたのかよ！」
胡桃「そんなことより！結婚指輪をって今言ったよね！」ｸﾞｲｯ
京太郎「ああ、まあ…」
胡桃「聞いてたからね！これもう約束だからね！」
京太郎「わかったから落ち着いてくれぇ～！」

ドアの外
エイスリン「クルミ、オコッテル？」
塞「いやぁ？顔はふにゃってにやけてるよあれ」
エイスリン「テレカクシ？」
塞「それそれ、照れ隠ししてるよあれは」
豊音「京太郎くんビックリしてるねー！」
シロ「…ダルい」
6：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:28:10 ID:9r9caCXY: 玉も竿もでけえなお前 (誉めて伸ばす)
7：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:28:15 ID:I7mnGJ0o: 何が制限に引っ掛かったのかこれもうわかんねぇなあ…
京太郎胡桃はなんだかんだ噛み合いそうだから流行って(切実)
8：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:30:35 ID:nWyPJqXk: 定期的に書けば流行る！
9：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:34:10 ID:I7mnGJ0o: ばんがいへ
なんだかんだキス解禁してから
胡桃「京太郎はまだ一年生だったよね」京太郎「うん、そうだけど…」
胡桃「勉強ちゃんとやってる？」
京太郎「それなりかな…」
胡桃「そっか、ダメダメなら教えてあげようかと思ってたんだけどなー」
京太郎「今から言い直しちゃダメ？」
胡桃「ダメ！どうしてもってなら…キスして？」
京太郎「しょうがないなぁ…どっちが先輩だか」
胡桃「んなっ」
10：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:43:31 ID:N4pUTmjM: キース！キース！
11：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:46:35 ID:I7mnGJ0o: 胡桃「寒くなってきたね！」
京太郎「秋も深まってるしなぁ」
胡桃「それなのにうっかり半袖でデートに来てしまったんだね…」
京太郎「判断ミスだった…」
胡桃「はい、マフラー」ｸｲｯ
京太郎「そんな、胡桃が寒くなるだろ？」
胡桃「わざわざこっちに来てくれたんだから、これくらいは当然だよ！ﾍﾌﾟｼ！」
京太郎「…どこかあったかい店見つけて早く入りますか…」胡桃「そうだね…」
12：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:49:45 ID:N4pUTmjM: 咲「ドチビが…！！」
13：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:50:19 ID:9r9caCXY: 続きいいぞ～コレ
出来れば一行開けて？（傲慢な要求）
14：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:53:40 ID:I7mnGJ0o: 胡桃「焼肉屋があるよ、肉王者だって！」
京太郎「いかにも体が熱くなりそうな…」
胡桃「入ってみよう！」ﾀﾄﾀ
京太郎「あ、待ってくれよ胡桃」

店員「案外(客)少ないっす…(だからどこにでも座っていいよ)」
胡桃「だって！どこに座るかなっておわっ！」
京太郎「どど、どうした」
胡桃「向こうの席に、シロとエイスリンが…」
京太郎「相席させてもらう？」
胡桃「デートに来ておいてそれはないね！女心わかってない！」
京太郎「うっ…じゃあ反対側行くか」ｺｿｺｿ
シロ「(二人してなにやってんだろ…でもダルいからいいや)」エイスリン「？」
15：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 22:55:33 ID:a5j5nr4k: （微笑ましくて）笑っちゃうんすよね
16：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 23:00:36 ID:I7mnGJ0o: 一行開ける…なるほど

京太郎「それじゃあなに頼む？」

胡桃「京太郎がこう言うところ来るときの半分くらいで、私にぴったりなんじゃないかな」

京太郎「そうするか、すいませーん！」

店員「(俺が)来いすか？」

京太郎「カルビにタン塩、ねぎタン…」

胡桃「(案外食べるんだなぁ…)」

京太郎「…で、やっぱり無理だったか」

胡桃「お腹一杯…」ﾎﾟﾝﾎﾟｺﾘﾝ

京太郎「そのお腹妊婦さんみたいだな」

胡桃「妊婦って…気が早い！めっ！」ﾋﾞｼｨ!

京太郎「ってー！あんまり騒いだらバレるぞ！」　
エイスリン「キョータロー、コンニチハー」

京太郎「あっ」

胡桃「！！！！」

シロ「(あんな騒いだらバレるに決まってるじゃん…)」
17：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 23:10:22 ID:I7mnGJ0o: 翌日

エイスリン「デート！クルミ！キョータロー！」

塞「中々スミに置けないねぇ(多分シロは最初から気づいてたな)」ﾆﾔﾆﾔ

胡桃「う、うるさいそこ！そもそも二人はなんで居たのさ！」

シロ「デート」

胡桃「なんだデートか、え？」

エイスリン「ホントハシロ、クーポンモッテタダケ」

豊音「びっくりしたよー！本気にしちゃった」

塞「それでそれで？京太郎くんとはその後どうだった？」

胡桃「別になんともなかったよ…あっ！」

エイスリン「？」

胡桃「京太郎、私のマフラー持ってった！」

塞「よかったじゃん、デートの口実ができて」

胡桃「ぐぬぬ…今日の電話でとっちめちゃる！」ﾌﾟﾝｽｺ
18：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 23:16:16 ID:pjaTD3uI: 接点警察は俺が足止めしとくから早く続きを
19：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 23:20:56 ID:I7mnGJ0o: 胡桃「と言うわけで今月中にもっかい遊ぶからね！」

京太郎「俺もうっかりしちゃってた…」

胡桃「しっかりしてよね！」

京太郎「ごめんごめん、でも持ってってよかったかもしれないな、胡桃とまたすぐにデート出来るってことだし」

胡桃「そういうことは思ってても口にしないの！私もそう思ってるけどあえて言わなかったのに」

京太郎「通じあってるのかもな俺たち」

胡桃「そう言うのもダメーーっ！！！」

胡桃「(もっと好きになっちゃうじゃん)」

焼き肉デート終わり
20：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 23:22:08 ID:/6ltUwg6: 胡桃かわいい
色々デートしてほしい
21：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 23:49:06 ID:I7mnGJ0o: 塞「そういや二人ってどこでどうやって知り合ったの？」

豊音「そうだよねー突然付き合ってるって言われたときはびっくりしたよー」

胡桃「それ言う必要ある？」

エイスリン「シリタイ、ダメ？」

胡桃「あーズルいなーもう！えっとね」

全国大会試合前日

胡桃「そう言えばこの辺ってあんまり来たことないなぁ」ﾄﾃﾄﾃ

京太郎「さっさとタコス買って帰るか…」ﾀｯﾀｯ

ﾄﾞﾝｯ!!

胡桃「あいたー！ちょっとそこ！ちゃんと前見る！」

京太郎「ごめん、見えなくて…」

胡桃「見えないって失礼だね！」

京太郎「いやだって…そもそもこんな時間にうろついてちゃダメだよ」

胡桃「これでも高三なんだけど！」

京太郎「えええっ！？そんな馬鹿な！」

胡桃「ホントだよ！」

京太郎「それより、足擦りむいてませんか？」

胡桃「あっ、痛っ…」

京太郎「動かないで…絆創膏貼りますから」

胡桃「そんなの持ち歩いてるんだ」

京太郎「いつも騒がしいのがいるんで、必需品なんですよ」

胡桃「へー、案外優しいんだね」

京太郎「よく面倒見が良いと言われますよ、家まで送るんで背中乗ってください」

胡桃「私泊まりだし、近いから大丈夫だよ！」

京太郎「さっき痛いって言ってたじゃないですか、ほらかつぎますよ」ﾋｮｲっ

胡桃「きゃっ！(この人の背中…大きくてあったかい)」
22：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 23:52:29 ID:I7mnGJ0o: 胡桃「そこからなんとなく連絡先交換して、何回かデートしていくうちに気があって、それで向こうに告白されたの」

豊音「なんていわれたのー？」

胡桃「…秘密っ！ハイおしまい！」

豊音「えー残念…」　

塞「流石に秘密にしたいこともあるんだろうね」

シロ「うぶい…」
23：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/09/30(日) 23:54:11 ID:rqEgZilE: こういうのでいいんだよこういうので
24：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/01(月) 00:43:04 ID:f0kbRxlA: あぁ＾～
25：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/01(月) 00:44:42 ID:lR8qIOIc: 豊音ちゃんめちゃめちゃ人の恋バナ好きそう
ひたすらキャーキャー言ったりエイちゃん抱きしめてそう
26：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/01(月) 07:05:30 ID:U9rE9jf2: すばらっ！
27：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/01(月) 20:46:44 ID:UoEfwBkA: 京太郎×宮守は伝説の16分割を思い出しますよね…読んだことないけど（にわか）
28：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/02(火) 01:25:35 ID:13HSUakE: 胡桃「今日は良い天気だね！」

京太郎「絶好のデート日和だな」

胡桃「まさか今から急に雨が降るなんて事は無いだろうし、散歩でもしよっか」

京太郎「ん？なんか急に暗雲が…」

ｻﾞｰｻﾞｰｻﾞｰ…ｻﾞｰｻﾞｰｻﾞｰ…

胡桃「と言うわけで私の部屋へと来てもらったよ」

京太郎「まさか本当に降りだすなんて、胡桃が呼び寄せたんじゃないのかこの雨？」ﾍｯﾌﾟｼ

胡桃「そんなわけないじゃん！偶然だって偶然」

京太郎「とんだ偶然もあったもんだな…化粧鏡に宮守の人たちとのプリクラとか、胡桃の部屋しっかり女の子してんだな」

胡桃「あったり前じゃん、イマドキ高校生だよ？」　

京太郎「だよな、ははは」

胡桃「冷えたでしょ、ココア淹れてくるからしばらく待っててね！」ﾀｯﾀｯﾀｯ
29：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/02(火) 01:36:56 ID:aOgs5wxA: また始まってる！
30：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/02(火) 01:38:38 ID:13HSUakE: ﾊﾟﾀﾝ

胡桃「(うわああああ！京太郎が私の部屋にいるんだあ、なんとか取り繕ってるけどすごい恥ずかしい、掃除しとけばよかったかな)」

胡桃「ま、まあとりあえずココア淹れようココア！」ﾄﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ

胡桃「よし、こうやって三分くらい待てば完成だね、やっぱりインスタントは便利で良いよね！」

胡桃の部屋

京太郎「(これが胡桃の部屋…いい匂いだな、っておいおい変態かよ)」

京太郎「んん？なんか机の上とかにおいてあるな、これはアルバムか…どれどれ、ふむふむ、はー…」

ﾋﾟｶｯ!ｺﾞﾛｰｰﾝ!!ﾄﾞｶｰｰﾝ!

胡桃「きゃっ！あれっ？停電！？うそっ」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
　
ｶﾞﾁｬｯ

胡桃「京太郎！大丈夫？怪我とかない？」

京太郎「あ、ああ大丈夫」

胡桃「よかった…ねえねえ、そっちよっていいかな」

京太郎「どうしたんだ？暗くて怖くなったか？」

胡桃「違うよバカ！　…ごめん、ちょっと怖い」

京太郎「しょうがないなぁ、ほらいつもみたいに膝に乗っかれよ」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
31：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/02(火) 01:51:22 ID:13HSUakE: 胡桃「(いつもより静かだから、京太郎の心臓の音とか吐息とかが聞こえてくる…こんなに近く感じられるなんて照れちゃう)」

京太郎「どうした？顔が下向いてるけど、ホントに怖かったのか」ｷﾞｭｯ

胡桃「ひゃっ！突然抱きつくの禁止！私は大丈夫だから！　えっと、抱きつかれる方がビックリするかな」

京太郎「あっそうか、そうだよな、ごめんごめん」

胡桃「ゆっくりならいいよ！ゆっくりならね！」

京太郎「うーん難しい、こうか？」ｿｯ

胡桃「あっそんな感じ、暖かいよ京太郎の体」

京太郎「胡桃は冷えてるなぁ、結構雨にうたれたからか」

胡桃「じゃあ京太郎暖めてよね」

京太郎「はいはい」

京太郎「(こんな両腕で覆えるほど胡桃って小さいんだな…やっぱ可愛い)」

胡桃「京太郎が私を覆ってくれてる…暖かいな、あと照れちゃって体が熱くなっちゃう」
32：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/02(火) 02:01:32 ID:9DJCQYeE: かわいい
33：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/02(火) 02:10:03 ID:13HSUakE: ｺｲﾙｵﾄｺﾉﾕｸｴﾊｰ

胡桃「あっ、メール」

京太郎「誰からだ？」

胡桃「豊音から、「急に電気が落ちちゃってアワアワしちゃったよー！京太郎くんとのデートは大丈夫？」だって」

京太郎「また来たぞ？」

胡桃「塞からだ「便乗して京太郎君に抱きついてみたら？」余計なお世話！」

京太郎「塞さんらしいなぁ」

胡桃「もう抱きついてもらってますよーだ」

京太郎「あ、そう言えば胡桃、机の上にアルバム置いてたろ」

胡桃「！！　見たの？ねえ見たの！？」

京太郎「…見ちゃった、俺との写真が沢山…」

胡桃「わー！わー！何も聞こえないんだから！それにプライバシー侵害！」

京太郎「悪かったよ、今度俺の方も見せるから許してくれ」

胡桃「京太郎も私との写真をアルバムにしてたの？」

京太郎「そうだよ、大切な思い出だからな」

胡桃「ふふっ、私たち似た者同士だね」

京太郎「全くだな…おっ、停電収まったみたいだぞ」

胡桃「そうみたい、折角いれたココアもう冷えてるかな」

京太郎「一緒に淹れにいこうか」

胡桃「そうだね、手繋いで一緒にいこ」

京太郎「部屋からキッチンまでそんなにないのにか？」

胡桃「手はまだ冷たいから！カップ落とさないように暖めてよ」　

京太郎「そう言うことか、了解了解、ほら行こうぜ」

胡桃「うん！(…もうちょっと停電続いてて欲しかったな)」

カン！
34：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/02(火) 03:22:51 ID:KlYWBaDM: かわいい…
35：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/02(火) 08:56:08 ID:L//jL9EM: こういうのでいいんだよこういうので
36：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 00:40:00 ID:7WToMWLw: 胡桃「ロン！」

京太郎「あーやられた…」

胡桃「まだまだ弱いね、頑張らないと！」

京太郎「二人麻雀のアプリでも勝てないなんて…」

胡桃「たくさん打っていけば京太郎も強くなれるよ！」

京太郎「胡桃みたいなダマテンとかも出来るようになりたいな」

胡桃「わっ、私になんか憧れなくていいから！プロの打ち方とか見た方がいいよ」

京太郎「結構好きなんだけどな胡桃の打ち筋…それはそれとして、実践あるのみってことなら、雀荘で打つのが手っ取り早いかもな」

胡桃「あてがあるの？」

京太郎「まあな、今度そこで麻雀デートと洒落こもうぜ」
37：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 00:49:01 ID:7WToMWLw: まこ「いらっしゃーい…ってお？京太郎か、隣のは確か宮守の中堅じゃったの」

京太郎「はい、今日はここでデートでもしようかと」

胡桃「あっ！エイちゃんと試合してた人」

まこ「染谷まこじゃ、ほーう…かわええややこを連れてきて、京太郎もスミに置けんのう？」

京太郎「いやあ、ははは…」

まこ「そう言うことなら向こうの比較的若いもんが多い卓にいくとええじゃろ、今日は休みじゃけ、結構おるんよ」

京太郎「ありがとうございます、それじゃあ行くか胡桃」

胡桃「うん！」ｷﾞｭｯ

まこ「(あんな手を繋ぐほど仲がエエんじゃの…しかし彼女がいたなんて初めて知ったわ、咲は知っとるんかのお)」
38：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 01:06:08 ID:7WToMWLw: 数時間後…

京太郎「中々勝てなかった…」

胡桃「ドンマイ、でも牌の捨て方とか段々良くなってたし、次は勝ち越せるよ！改善点はたくさんあるけどね！」

まこ「いやいや、ウチの部員を鍛えてもらって悪かったのぉ、だいぶ京太郎にも自信になったと思うけえ、感謝する」

胡桃「京太郎が強くなったら大学で一緒に全国大会出れるからね！今のうちに鍛えとかないと」

まこ「ほおほお、のろけとはやりおるわ」ﾆﾔﾆﾔ

胡桃「…京太郎には内緒にしてね」ｺｿｺｿ

まこ「ああ、乙女の約束じゃ」ﾋｿﾋｿ

京太郎「どうしたんだ？二人して楽しそうに」

胡桃「えっとー、京太郎のミスしてた所を話してたんだよ！」

まこ「何切るをしっかり彼女に教え込んでもらうんじゃな」

京太郎「手厳しいな二人とも…」

胡桃「当たり前だよ！」

まこ「そろそろ日も暮れるぞ京太郎、送り届けて来た方がええんじゃないか？」

京太郎「あっそうですね！今日はすいません急に来ちゃって」

まこ「ええんよええんよ、またいつでも二人できいよ」

京太郎「ありがとうございましたー！」

胡桃「ねえねえ、帰りにパフェ買ってかない？」

京太郎「食いしん坊だなあ胡桃は…」

胡桃「疲れたんだからいいでしょ！そんなこと言うからおごり決定！」

京太郎「ゲー！」
ｷｨｲｰ…ﾊﾞﾀﾝ

まこ「やれやれ、最初はちぐはぐコンビにしか見えんかったが、しっかり噛み合っとるようじゃの、中々お似合いのカップルじゃ」

カン！
39：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 01:09:11 ID:vJ1SIMyg: かわいい(かわいい)
必要以上に大人ぶる胡桃ちゃんすき
40：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 01:47:31 ID:q7QoN5kQ: やだ！小生終わるのやだ！
41：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 01:53:13 ID:JUdytFSA: ああああああ！！！良い！良い！良い！
42：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 02:02:29 ID:QuYa7Lf6: まこさんが乙女とか言うの好き
43：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 06:17:56 ID:ArJyq.hY: 長野の大学に進学して清澄で臨時コーチしてほしい
44：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 07:04:14 ID:7WToMWLw: 胡桃「朝だよ！起きて！」

京太郎「えっ！？なんで胡桃が朝から部屋にいるんだ」

胡桃「何言ってるの、もう結婚してる！」

京太郎「え～！！」

胡桃「(何て夢を見たなんて言えないよ…)」

エイスリン「クルミ、ドーカシタ？」

胡桃「なっ、なんでもないよ！」

おはようございます
45：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 07:30:31 ID:3bcKakhc: また始まってる！
46：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 20:40:11 ID:7WToMWLw: 胡桃「カラオケとか行ってみたことなかったよね」

京太郎「胡桃は歌がうまいのか？」

胡桃「勿論！今度の休みはさ、一緒にカラオケ行こうよ！」

京太郎「そうするか！オレの美声に酔いしれるなよ？」

胡桃「そっちこそ惚れ直しても知らないからね！」
47：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 20:50:07 ID:bfS46DzA: こういうのでいいんだよこういうので
48：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 20:55:45 ID:7WToMWLw: 数日後

胡桃「あっ、おーい、こっちこっち！」

京太郎「先に来てたのか、待たせちゃったな」

胡桃「ううん、私も今来たばっかだから！」

京太郎「久しぶりにきたなージャンカラ」

胡桃「私は時々豊音とかみんなで来てたよ」

ｳｨｰﾝ

店員「いらっしゃいませー」

胡桃「五時間でいいよね？」

京太郎「そんくらいだな」

店員「お二人が付き合ってらっしゃるのならただいまカップル割と言うのをやってまして、首から上にキスしたら一時間分安くなりますので、オススメですよ」

胡桃「キッ、キス！？」

京太郎「首から上にですよね？」

店員「はい」

胡桃「(えっ！京太郎からキスしてくれるの！？)」

京太郎「胡桃、こっち向いて」

胡桃「う、うん…」

ﾁｭｯ

胡桃「おでこ？」

店員「(そういう手段)ありますあります」

京太郎「OKだってさ、よかったな胡桃…胡桃？」

胡桃「別になんでもないよ！」

胡桃「(唇って思ってたのに京太郎は鈍感！)」

店員「ありゃ～」
49：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 21:12:33 ID:7WToMWLw: 胡桃「このまま君を連れていくと～♪」

京太郎「ホントに上手いなぁ、バンドとかでもやれるんじゃないか？」

胡桃「ふふん、そうでしょ！」

京太郎「今度はデュエットするか」

胡桃「いいね、どんな曲にする？」

京太郎「そうだな～扉を開けてとか…」

ﾋﾟﾄｯ

二人「「あっ！」」

京太郎「…」

胡桃「偶然手がちょっと触れたくらいでそんなに照れちゃって！いつも握ってるじゃん」

京太郎「いや、胡桃の手ってこんなに可愛かったんだなって…暗いからかな、初めてちゃんと見た気がする」ﾏｼﾞﾏｼﾞ

胡桃「かわっ…！　あ、ほら次の曲始まっちゃうよ！」

京太郎「お、おう！そうだな、それじゃあ歌うか！」
50：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 21:29:32 ID:7WToMWLw: 京太郎「そろそろ終わりだな」

胡桃「最後の一曲は私が歌うね？」

京太郎「？　別にいいけど、何歌うんだ？」

胡桃「しっかり聞いててよね！「今すぐkiss　me」」

京太郎「！」

数分後

店員「まいどありー」

京太郎「今日は楽しかったな、胡桃の歌はホントに聞いてて惚れ惚れしたよ」

胡桃「でしょでしょ？また来ようね！」

京太郎「…胡桃、目になんかついてるぞ」

胡桃「へっ？ホコリでも持ってきちゃったかな」

京太郎「取ってやるから瞑ってろよ」

胡桃「うん、わかった」

ｸﾞｲｯ、ﾌﾟﾆｯ

京太郎「うん、取れた、じゃあ帰るか」

胡桃「…ありがと」

…

胡桃「あっ、私ここで分かれ道だから、じゃあね！」

京太郎「おう、また今度な」ﾆｺｯ

ﾀｯﾀｯﾀｯ…

ﾍﾆｧ～

胡桃「やられたぁ～！腰から力が抜けて立てない、覚えてろ、京太郎！」ｶｰｯ

京太郎「今ごろ胡桃怒ってんだろうなぁ…先に挑発したのはあっちだけど、後が怖いぜ…」

カン！続！
51：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 21:30:31 ID:7WToMWLw: (話の区切りの場合のカン！に値するものってなにかありますかね)
52：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/03(水) 21:55:42 ID:7WToMWLw: 後日談

エイスリン「クルミ、コノマエ、キスシテタ？」

胡桃「エイちゃん！？」

塞「ほうほう？どういうことか詳しく聞かせてもらおうじゃないの」

豊音「気になるなー！気になるよー！京太郎君とどんなデートしてたのかなー？全部聞かせてほしいよー」

胡桃「エイちゃん、いつ見てたの！」

エイスリン「カラオケ、カウンター、シロトイタ」

胡桃「(ってことは唇キスは見られてないか…)あれはカップル割がきくから、京太郎におでこにキスさせたんだよ！」

豊音「キャー！京太郎君すごいよー店員さんの前でキスするなんて！」

塞「なーんだ、もっとすごいのかと思った」

胡桃「残念！そんな都合のいいことはない！」

シロ「(唇にキスしてたのも見たけど、言ったら豊音が大騒ぎするから言うの)ダルい…」
53：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 00:51:22 ID:j6rePbUw: すばらっ！
54：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 08:50:26 ID:G9dlLQ7A: >店員「ありゃ～」

すずさんかな？
55：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 22:53:36 ID:io3DQKoM: 胡桃「…ダメ人間！」

京太郎「ですよね」

豊音「どうしたのかなー」

塞「テストで赤点取っちゃったんだってさ」

豊音「あちゃあ、それは怒るよね」

塞「多分そろそろ「しばらく会うの禁止！」とか言い出すよ」

豊音「えーほんとかな？」

胡桃「しばらく会うの禁止！」

京太郎「電話やメールも？」

胡桃「ダメっ！追試終わるまで我慢！」

豊音「ほんとだったー！さえすごいねー」

塞「まあ付き合いはそれなりに長いからね」

エイスリン「キョータロー、ションボリシテル」

豊音「ねー、京太郎くん大丈夫かな？会えなくて」

塞「うーん、どっちかと言うと胡桃のが見てて面白くなるかも」

エイスリン&豊音「？」
56：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 23:01:32 ID:io3DQKoM: 会うの禁止！した翌日

胡桃「…」

豊音「ケータイをずっと見てるけどどうしたの？」

胡桃「もし電話かけてきたらとっちめてやろうと待ってるの！」

豊音「そろそろ部活終わっちゃうよ？」

胡桃「え！もうそんな時間！？」

塞「声をかけるにもかけられなくてさ」

胡桃「声はかけていいの！電話がめっ！なんだから」

エイスリン「クルミ、ズットマッテタ」

塞「初日からこれとは…」

二日目

胡桃「…」

塞「ケータイ没収！」ﾋｮｲｯ

胡桃「べ、別にいいよ！練習しなきゃだもん」

塞「そうそう、今日はちゃんとしないとね」

胡桃「京！？」

塞「今日はだよ！」

豊音「上の空だね」

エイスリン「ウン」ｺｸﾘ

豊音「いいなー、私もあんな風になれる彼氏がほしいよー、シロもそう思うよね？」

シロ「(彼氏とか作るの)ダルい…」

豊音「んもー、ちゃんと聞いてよー」
57：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 23:15:10 ID:io3DQKoM: 三日後

塞「追試が終わるのいつなの？」

胡桃「あと四日くらいかな」

塞「ふーん、ロン！」

胡桃「あっ！」

塞「結構分かりやすい筋を通すなんて珍しいねえ」ﾆﾔﾆﾔ

胡桃「うっ」

豊音「ねーねー、京太郎くんに電話したら？」

胡桃「なんか負けた気がするからやだ！」

塞「まあまあいいじゃないのトヨネ、好きにさせてやれば」

塞「(もってあと二日ってところでしょ)」ﾋｿﾋｿ

豊音「(そっかー)」ﾋｿﾋｿ

胡桃「そこ！コソコソ話さない！」

塞「はいはい、次やろうか」

四日後

胡桃「京太郎、ちゃんと勉強してるのかな？」

塞「心配することないんじゃない？」

胡桃「そ、そうだよね！私が心配することないよね！」

豊音「今度また、赤点とったら延長するの？」

胡桃「延長！？」

塞「勿論だよね、く・る・み・？」

胡桃「も、勿論だよ！当たり前じゃん！」

エイスリン「サエ、タノシソウ」
58：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 23:23:48 ID:io3DQKoM: 清澄高校

咲「あれ？京ちゃん？」

京太郎「お、咲！」

咲「珍しいね、図書館で勉強してるなんて」

京太郎「まあな、俺もたまには頑張らないといけないし」

咲「いつも頑張ってたら赤点取らなくて済んだのにね、まあ京ちゃんらしくないけど」

京太郎「んなっ！くのやろー！」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

咲「いたたた！ごめんごめん、おわびに私でよかったら手伝うよ、明日土曜日だし図書館で一緒に勉強しない？」

京太郎「土曜か、ああ、予定はないし手伝ってくれると言うならありがたいぜ！」

咲「また赤点を取られたら、部長がまた嘆くしね」

京太郎「「須賀くん？麻雀を頑張るのもいいけど勉強もよろしくね？」ってな」

咲「あ、今の似てた似てた！」
59：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 23:25:35 ID:9QlCXu/6: こういうのでいいんだよこういうので
60：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 23:35:18 ID:io3DQKoM: 五日後

胡桃「私やっぱり電話かけるよ」

豊音「その方がいいよー、きっと京太郎くん喜ぶと思うなー」

塞「(予想的中)」

胡桃「しっかりやってるかの確認！勘違いしない！」

ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…

胡桃「あれ？出ない、いつもスリーコールには出るのに…」

塞「きっと向こうも我慢してるんじゃない？」

胡桃「そうだよね！もう一回かけてみるよ！」

ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…

豊音「京太郎くん、出ないねー」

塞「普通何回もかかってきたら出ると思うんだけどなー…」

エイスリン「キョータロー、オコッテル？」

胡桃「まさか！京太郎が怒ってるなんて」

塞「胡桃が結構強く怒鳴ったから、気にしてるのかも」

胡桃「！」

豊音「はわわわ…どうしようどうしよう」

胡桃「…練習しよっ！きっと後からかけ直して来るはず！」
61：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 23:43:06 ID:io3DQKoM: その頃京太郎　

咲「あ、図書館では携帯の電源落としとかないと」

京太郎「そうだったな、それじゃあ勉強始めるか！」

～数時間後

京太郎「だいぶ勉強になったよ、これで追試はバッチリだ！」

咲「よかった、京ちゃんの力になれて」

京太郎「俺はこのまま帰るけど、咲送ろうか？」

咲「私、読みたい本があるから残るね」

京太郎「そっか、じゃあ今日はありがとな！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

咲「じゃあね～　ん？」

咲「京ちゃん携帯忘れていってる！おーい！もういないや…しょうがない、明日渡そっと」
62：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/10/04(木) 23:43:37 ID:Ju8yfVlM: やばい(恐怖)