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芋虫が部屋にやってきた!
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あなたは深夜目覚めた。
先日届いた親戚の訃報はあなたにわずかな感傷を抱かせるのみであったが、それでも何か無意識に思うところがあったのだろうか。
この目覚めに自問自答しながら水道水を注ぐ。
鳥の声さえ響かない夜に自分の喉の鳴る音だけがやけに響く。
ごくり、ごくり。半分ほど残る水。
それをあなたはことり、と置こうとして、それよりもっと早くに音が鳴ったことに気が付く。
大したことはない。草木も眠る、などと比喩であろう、と何の気なしに目を向けると、小さな女の子の顔が見えた。
目が浮かんでいた。
輝く瞳がじっとあなたを見ている。
ちょこんと扉から顔だけ出しているその姿は不自然に高すぎることも、低すぎることもなかった。
その様子に水を取り落としそうになりながら、同時に水を持っているという意識がそれを紛らわせた。
黒髪のおかっぱの少女はじっとあなたを見つめている。
どうしますか
>>3
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レイプ
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水を与えてみる
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江戸川乱歩かな?
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「……」
あなたが震える手でコップを差し出すと、少女が一歩踏み出した。
ずるり、と。
上半身は着物と言っていいのかよくわからない、布を何枚も重ねたものだった。
あなたはその重なる端をみて十二単だろうかと足りない知識を振り絞る。
そしてもう一歩、そして音の異常に気が付いた。
かりかりと床をこする音。
そして一息に部屋に入り込む。なにか。
それは芋虫のようだった。
いくつか見える足というべき部分が複雑に動き、地面を叩く。
上の少女は素知らぬ顔であなたのコップをかきりと噛むと、ぐいと乱暴に水を飲んで見せた。
「けぷ」
>>7
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フランツ・カフカかな?
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触ってみる
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このスレを待っていたんだよ!
コミュニケーションを試みる
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果たして我々はこの少女でシコることができるのでしょうか?それでは、ご覧ください
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「こら」
怒られた。
服をちょっと撫でる程度は許してもらえたがあなたの手が下の、白い芋虫部分に向かうと睨まれつつ口にも出されてしまった。
しかし一瞬触れた肌触りは滑らかで、それでいてしっとりしているようだった。
触れた瞬間その芋虫部分は生きているように――実際生きているのだろうが、蠢いた。
その部分だけでなくあたりに波及するように。波打つように。
そして内側に赤いものが見えたような気がした。
>>12
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どこから来たのかを聞く
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なでる
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「……」
あなたが少女の頭を撫でると、無反応でただされるがままになっていた。
くしゃくしゃと乱されて目を細めている。
手触りも普通の少女のようだとあなたは思った。
もちろん、下に目を向けなければだけれど。
>>15
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何者なのか聞いてみる
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ビールをのませる
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あなたはライオンスタウトを取り出し、飲ませることにした。
しかし慎重に注ぎながら横目で少女を見ていると気が付いた。
先ほどの水のときもそうだけれど彼女の肩あたりが揺れ、なんとも膨らみが足りない気がする。
つまりは、腕がない。
「……? さっさとよこせ」
溢れそうになるビールを慌てて止める。
深呼吸をして、強めに瓶を置くと少し落ち着きを取り戻す。
あなたはコップを傾けて手ずから飲ませるという貴重な経験をした。
「ん、悪くない」
少女は喜んでいた。
>>18
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ビーフジャーキーも与えてみる
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オクラの一本漬けをお出しする
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ライオンスタウトとはまた洒落たものを
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小料理屋 NaN志衛
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あなたがははー、と平伏してオクラの一本漬けを手渡すとそのまま食べてくれた。
ちょこんと顔を伸ばして噛みつくように。
「ん、悪くない。んむ」
なんだか長いものを食べさせていると餌付けをしているようだと思った。
つまみは減った。
>>23
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何しに来たのか聞く
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酒を酌み交わしながら、何しにきたのか聞く
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あなたは自分もまた酒を飲むことでこの幻想を忘れることにした。
もちろん相手にも飲ませて。
「ん」
少女は間接キスを嫌がる様子もなく、ただ飲んでいる。
そこで多少慣れてきたあなたはこの闖入者に理由を聞いてみることにした。
端的に、なるべくさりげなく。
しかし――
「死んだからな。つまらん。……ほら、よこせ」
少女は何の気なしにそんなことを言った。
あなたの手はぴたりと止まり、催促で慌てて飲ませた。
酔いかけた頭はすっかり冷めてしまった。
>>26
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芋虫ってことはいつか羽ばたける…?優しくしなきゃ(使命感)
安価なら↓
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ニャッキを一緒に見る
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「うん、ゴミのようで面白いな」
少女はニャッキを笑ってみている。
テレビの前に彼女はそのまま佇み、その横に椅子に座るわけにもいかずあなたは正座している。
少女のほがらかな笑顔に硬かったあなたの笑顔はほぐれていく。
もっとも、未だ続いている飲酒の割合が強いだろうが。
「ふふふ」
少女と二人で教育テレビを見るという行為はある種普通ではあったのだが、明らかに異常な状況であった。
>>29
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おもむろに自分の手元でマッチを燃やしてみる
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はらぺこあおむしする
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何を食べさせますか
>>31
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みかんの葉
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食べたいものを聞く
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「ぺっ」
あなたはみかんを食べながらその葉っぱをちぎり、差し出した。
青々としたそれをあなたは目を細め、見つめていたのだが彼女には不愉快だったのかひらひら口の回りをくすぐっていた葉は奪い取られるように噛まれ、すぐに吐き出された。
「馬鹿にしているのかお前」
睨まれた。
あわててお詫びにと差し出したみかんは一緒に、指の皮膚をもっていかれてしまった。
>>35
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特技を見せてもらう
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うんちして?(提案)
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「……そんなものはしない」
あなたはじっとりとねめつけられた。
物理的な圧力を持つようなそれはあなたの汗を増進させる。
その視線に耐えられなくなったあなたがお菓子を取りに立ち上がると、足の指を壁にぶつけてしまうのだった。
>>38
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ご飯を食べさせる
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めっちゃ叫びながら床をゴロンゴロン転がる
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「……」
あなたは奇声をあげながら転がりまわった。
痛みを抑えつつストレスを発散する生きるテクニックである。
ああああと肺から吐き出しきり、笑いながらひゅうと息を吸い込む。
少女は楽しそうなあなたを一瞥するとどうでもよさそうに目をそらした。
>>41
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セクハラする
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道路の真ん中に放置する
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やめなされ!(迫真)
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「ん? どこぞに行くのか」
あなたはよっこいしょと彼女を抱きかかえた。
背負って初めてその肉体の薄さと、芋虫部分の長さに気が付く。
足らしき部分が不規則にあなたのふとももをひっかき、それは一本でなく歯ブラシの束のようであった。
「……うんうん。がんばれがんばれ」
深夜の道路は誰もおらず、じじと電灯の音だけが響いている。
ひきずるとたいそう怒られるため背負子にするように極端な前傾姿勢であなたは歩いている。
そして道路の真ん中にぽいと少女を捨てると、あなたは走り去った。
後ろから声がした気がしたが、それもきっと気のせいだと。
たったったと今までの腰への負担を晴らすように駆ける。
走りつかれて数歩、立ち止まって白い息を吐き出すとようやく安心感があなたを包みこんだ。
その上気した頬でここはひとつジュースでも買おうとがこがこと自動販売機で買ってしまうほどだった。
そして抱えて家に戻り、機嫌よくあなたは扉を開け――
「おや、おかえり」
少女がのんびり過ごしていた。
>>45
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イザナミだ
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疲れたといいながら抱き着いてみる
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「……重い」
あなたは少女に抱き着いた。
すると着物らしきものは重ねられた布であり、割とそこまで高価でない、薄いものであることがわかる。
また、そのまま手を下げていくと腰当たりから人外の手触りに変わった。
「ん、くすぐったい」
>>48
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下腹部と思われる所を優しく揉みしだく
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>>47
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「ひゃっ」
あなたは彼女の腰に手を入れた。
横から探ると腰の、やや上あたりから斜めにベルトがかかっているように硬い膜がついている。
境目は外殻の甲羅、あるいは何かつるりとした殻ではなく不思議な感触であった。
表面の蝋質をつつと指で伝い、前に進めると人間でいう下腹部へとたどり着いていた。
「こら、やめろ」
手のひらを当てると肉が震えた。
呼吸のうねり。
そしてへそだろうか、わずかなくぼみも感じ取れた。
「……ん」
見た目相応に引き締まっていない柔らかい腹。
押すとそのまま内臓が帰ってくるような感触。
するりと手首を返すように撫でるとあなたの熱が移ったように、少し熱くなった気がした。
>>51
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味も見ておこう
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キス、それも濃厚なのを
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「! ……んん……ぺっ、ぺっ」
あなたはキスをした。
反応のないままに舌をいれようとして、激痛にうめく。
少女は目を見開き、一瞬ののちにあなたの唇を食いちぎっていた。
そして唾液と共に血が混じったそれを吐き出した。
「……気持ち悪い」
>>54
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ごめんなさい
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ゆるして
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「しっしっ、あっちにいけ」
謝罪をするとカチカチ逃げてしまった。
彼女の腹足は細かな鉤爪が付いて音を鳴らしている。
よくよく見ると芋虫部分の各部位ごとに一対、その先が毛のような先端で地面をこすっていた。
「はぁ……」
>>57
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抱き締めて撫でる
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レタスを献上する
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「……」
少女はあなたから差し出されたレタスをかじっている。
ぱりぱりと軽やかな音をさせながら頬を膨らませる姿は少女じみていて見ていて楽しいものだった。
「あまり見るなよ」
少女はけぷと軽く息を吐き出し、あなたの手元が空になる。
慌ててまたレタスをはがし、少女へと差し出すまでに絶え間なくあなたに文句を投げつけていた。
>>60
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お詫びに何かしてほしいことを聞く
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おいしい?
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「ふつう」
好き勝手食べておいてさんざんな言い草だった。
少女はあなたの手から最後のかけらを取って飲み込むと、またぷいと顔を背けてテレビをみはじめた。
がやがやと騒がしい映像を何が楽しいのかじっと見つめている。
>>63
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肉うどんをたくさんこさえて、目の前でこれ見よがしに食べる
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一緒にお出かけ
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今さらだけど画像支援
http://kurobine.sakura.ne.jp/mamonogirllover/zukan/greenworm/page.shtml
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「めんどくさい」
と言われたものの、ずりずりと二人でおでかけすることになった。
少女は面倒そうにしているがあなたについてきてはくれるようである。
かりかりと足元を掻く音が聞こえ、少女の下半身のうねるような動きはあなたの視界の端をぞわぞわと犯すように。
「はぁ……」
小さな溜息は闇夜に溶けていった。
どこにいきますか
>>67
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コンビニ
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スタミナ太郎
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「……」
少女は横をついてくる。
コンクリートを傷つける音にもだんだんと慣れてきたあなたは軽口をたたいてみるが反応は薄い。
溜息を吐きながらまぁこれからと思いながら二人で目指す先はすたみな太郎であった。
コミュニケーションがてら、と安くてとりあえず満腹になれる脂身の多いモツ鍋がおいしい子どものワンダーランドに彼女を連れて行こうとしたのだ。
そして臭いまでも安っぽく感じるその店の看板が見えたころ、隣の足音、爪音が消えた。
「……臭い」
あなたもまた足を止め、疑問を口にすると少女はただそれだけをもう一度呟き、帰ろうとした。
しかしせっかくだからと手を伸ばし、少女をあなた――つまりあなたを通して、店が見えるように振り向かせてしまった。
「チッ」
瞬間、声がした。
少女が舌打ちするといまだ目をこらさなければ見えない店内が騒がしい。
ぎゃあぎゃあ、きゃあきゃあと子どもの金切り声、老人のか細い声、若者の怒号、そして皿が割れる音がする。
「ああうるさい」
あなたが止まっているうちに少女は店から離れてしまった。
>>70
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追いかける
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店の前で待ってみる
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あなたが彼女を放置して店に行くとあちこちで人がのたうち回っていた。
ただし血痕も、嘔吐の痕もなく、ただみな自分の顔を抑えているのみである。
と、それはともかくと少女を待ってみたあなただけれど、時計がてっぺんを指しても来ることはなかった。
ただ、仕方ないと家に戻るといつかのように少女は一人佇んでいるのであった。
>>73
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SEX
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人になにしたの?
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「んー?」
少女はあなたのお酒をストローで飲んでいる。
ちうちうと吸いながらあなたを見る姿は童女じみているが相変わらず不穏な音がする。
そういえばと足を見るとかたかたと揺れるばかりで、フローリングには泥などはついていなかった。
「臭いのは嫌いだ」
少女はけぷと半分ほどを吸い上げると、そんなことを言ったきりだった。
どうでもいいのか、思い出したくもないのか。
しかしまぁあなたは率直な疑問を口に出してはみたものの、そんなことより目の前の減っていく酒の方があなたを悲しい気分にさせるのであった。
>>76
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桃のお酒を飲ませてみる
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お酒まだ飲む?
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「飲む」
間髪入れずの答えにあなたはうーむと今度は強い酒を取り出した。
色鮮やかな入れ物のボンベイサファイア。
器で香りを楽しむということを考え、ストローではなくきちんとグラスに入れておいた。
「ん、はやく」
顔をちょいと突き出している。
肉付きの薄い体ではあるが唇は桜色で、アルコールで水分が足りていないのか舌をもごもごと動かす動作は色香があるようであった。
「……んむ、んん、んんん」
あなたはゆっくり傾けようとしたがその瞬間くいと少女が顔をずらした。
少女の口内にはするりと音を立てるように液体が流れ込み、常人ならむせてしまうほどである。
「おいし」
けれど一息で飲み干した少女はにこりと、強がりでない自然な笑顔を見せていた。
そしてもうキスするように顔を伸ばし、もっとと無言で要求していた。
>>79
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http://nazr.in/11ci
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スピリタスを飲ませてみる
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「……おいしくない」
あなたは今度はスピリタスを飲ませた。
ただよう酒精だけで酔いそうなそれを先ほどより伸ばした手で少女の唇につける。
しかしわずかに傾けただけで眉をひそめ、口の中でもごもご転がして末にそんなことを吐き出した。
「さっきのがいい。あーん」
結局罰ゲームにでもと用意したそれはまた戸棚の奥に隠されることになった。
>>82
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飲み食い以外にやりたいことはないのか聞いてみる
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口直しに桃を食べさせる
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「さっさとしろ」
あなたが桃を手に取り、もたついていると怒られた。
縦に切れ目を入れてねじって裂くというどこかで見たようなやり方で桃を割り、切り分けていく。
そして爪楊枝に刺すとさきほどと同様差し出すのだった。
「ん」
あなたは今度は自分が食べて甘いなと思い、同様に少し柔らかいかとも思っていた。
「うまいうまい」
もっとも、少女はあまり気にしていないのか喜んでいるようだった。
少女が二口、あなたが一口、そんなペースで桃を平らげた。
「まぁ、悪くはなかった」
>>85
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桃かな?
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ドンタコスを取り出す
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かわいいねと言って頭を撫でる
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桃を食えたって事は魔物じゃないのね
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あなたはドンタコスを取り出し、封を切る。
そしてその独特の香りとぱりぱりとした食感を楽しむのだった。
おいしいおいしいとわざと言ってもとくに食いつくこともなく、少女は何かじっと見つめている。
一度手を止めたあなたであったが、結局それを無視してぱりぱりと食べ続けることにした。
あなたは口内を噛んだ。
>>90
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食うかい?
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>>89
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「は?」
あなたはドンタコスを少女にささげた。
すると少女は首をぎしりと傾け、吐き出すように一言。
あなたの右目が濁った。
「……チッ」
あなたは涙だと思った。
片目からたらりと垂れるそれは頬を伝い、顎へと落ちる。
ただ、ほんの少し異臭がした。
視界の少女がぼやける。
彼女がちかちかと閃光のように白く、そして黒く。
白は消火器のように片目をたちまちのうちに覆い尽くした。
そして片目を拭おうとする指がたどり着く前にどろりと、涙よりももっと濃厚なそれがとめどなく溢れていく。
ぼたぼたと地面を汚す真っ赤な血。
指がたどり着いた時には、空っぽの眼窩をさすることしかできなかった。
>>93
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止血して平謝りする
-
↑
-
「あはははは! うん、面白い!」
あなたがのたうち、片目を抑えながら歯を食いしばっているのを少女は笑いながら見ている。
血と液体が溢れ、目の奥に針が突き刺さるような痛みがあなたを襲った。
浅い呼吸と極限まで高鳴る鼓動は死を感じさせたけれど、それよりもとあなたは頭を下げた。
本能的に順序がわかっていたのだ。
そうして、涙のように血を流しながら謝罪することでなんとか許してもらえた。
「ま、今後は気を付けるように」
>>96
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何を望んでいるのか聞いてみる
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手料理を振る舞う
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何を作りますか
>>98
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フルーツあんみつ
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甘酒
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「おー……あっ、こほん」
あなたはフルーツあんみつを作った。とはいえほとんどができあいであるが。
四角くピンと立った固めの寒天。
シロップ漬けのみかんや果物。
果物ではイチゴだけは買ったばかりのものであり、新鮮なもののへたをカットして添えた。
そしてあんこは事前に作っておいたもので、熱くなる前にぜんざいをたくさん食べたいという気持ちで仕込んでおいたものだった。
「あーん」
バランスよく匙に取る。
歯触りを気にして木製のものだ。安っぽいのもそれはそれでいいのだろうが、と。
果物と、寒天と少しばかりのあんこ。
口の中で甘さと、さっくりという固めの寒天が混ざり、あんこと調和するだろう。
少女は目を細めてそれを受けとった。
「ん、うまい。これは中々……」
もぐもぐと口を動かし、頬を赤らめている。
ゆっくりとした咀嚼は味わっているのかしきりに頷いていた。
あなたはその姿をじっと見つめ、絶え間なく味わえるようにひょいひょいと食べさせ続けた。
シロップが零れないように慎重に、それでもしっかりと。
「おいひ」
>>102
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抱きしめて頭なでなで
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きげんをとる
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ご機嫌取りをしよう。
あなたのじくじくと痛む右目がそれを忘れないようにと警告しているようだった。
なにをしますか
>>104
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肩を揉む
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隻眼の主人公はこのシリーズだと新鮮ですね
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「肩? ふぅん」
あなたが揉み手をしてそう提案するといぶかし気な目で見られた。
少女の細さや胸のなさからそんなものは必要ないと思いつつも媚びといえばこれだろうかという考えだった。
「ま、好きにするといい」
結局面倒になったのか少女は後ろを向いてしまった。
肩まで程度の黒髪。
背中を見たことであなたは彼女の首回りに違和感を感じた。
布がかぶせられているが服というよりもそのままかぶせたような、そんな感じであった。
そして見下ろすと絶え間なく動く足の爪。
不規則なそれは恐ろしい。
後ろから見ることでその気持ち悪さがあなたに伝わっていた。
自分が焦点を当てた部分が動き、また視界の端で別な部分が同様に、また別な動きをしている。
本能的に足が生えた魚を気持ち悪いと思うように、あなたはこの巨大な芋虫の異様さに気持ち悪さを感じた。
あるいはナメクジのようであればよかった。しかし現実は一つのパーツごとに一対、しっかりとした足が突きでている。
その中に目印のような紋が見えたけれど、どうでもよいことだろう。
「? やるならはやく」
はっとなったあなたは一度許可を取ってから、またがるように少女の背に近付いた。
細い首、肩。
揉むといっても手を乗せた時点ですっぱり収まるほどの細さは、砕いてしまいそうな儚さがあった。
もちろん、そんなやわではないのだろうが。
「……ん」
>>108
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音楽をかける
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野菜ジュースをあげる
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「んく、んく……んー……なんというか、雑な味がするな……」
少女はあなたの用意した野菜ジュースを飲んで文句を言っている。
甘すぎても野菜ばかりが強くてもよくないのか。
「飲まないとはいっていない」
取り替えようとするとにらまれた。
少女はストローでちうちうと吸い続けていた。
あなたも飲んで夜更かしのリセット、などと都合のよいことを考えていた。
>>111
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なにかやりたいことがないか聞いてみる
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特技を見せてもらう
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「は? なぜ私が――ああ」
あなたの言葉に露骨に嫌そうな顔をしていた少女だったが頷き、よしと顔を近付けた。
そして囁くように、閨のトーンで呟いた。
「富くじが机にあったろう? 今から番号を言うから明日にでも買ってくるといい」
あなたは先日買った宝くじが机においたままであったことを思い出した。
そして囁かれた番号をなんとなく頭の片隅に入れ、はいはいと彼女を押すように眠りにつくのだった。
「……むう」
>>114
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添い寝
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↑
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「ほー……まぁ、いいか」
少女はあなたの布団にうつ伏せになった。
服が少しずれるとそれが鮮やかな何色かの重なりであることがわかる。
そして芋虫部分は呼吸するように縦にうねり、接合部がゴムのように揺らいでいる。
腹脚はシーツをひっかき、ぎちりと繊維の千切れる音がする。
左右対称の気門は見えても呼吸しているのかどうかはあなたにはわからなかった。
「ん? 寝ないのか?」
あわてて布団に入り、毛布をかぶせる。
少女はべたりと顔をつけて目を閉じていた。
「……」
果たして寝るのか、寝ているのかと疑問に思うことはあれど、あなたもまた目を閉じることにした。
密集した小鉤爪の間には繊維がからまり、細かくほぐされていくようであった。
>>117
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接合部に指を這わせる
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指でお腹をなぞる
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うるさい。
あなたが横腹をつつくと頭をがつんと殴られたような衝撃が走る。
その不意の一撃にあなたは思わず火に触れたように手を引っ込めてしまった。
不機嫌そうな薄目を見せる少女は布団に顔を埋めている。
口元は布団に埋まっていた。
>>120
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自分も朝まで寝る
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寝て起きたらクジの確認
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あなたが朝目覚め、新聞で先日買った宝くじを確認すると300円があたっていた。
ため息交じりにテレビをつけるとずいぶんと景気の良さそうな、耳障りな宝くじのCMが流れている。
>>123
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朝ごはんを作る
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モーニングコール
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あなたはモーニングコール――もとい起床の挨拶を行うことにした。
しかし少女はすでに布団におらず、そういえばいなかったなとあなたは寝ぼけた頭で考えた。
「おはよう」
あなたは覗いた部屋ではなく、今いた部屋から話しかけられた。
本人は特に意識したわけでないという表情であったが、あなたは少し飛び上がっていた。
「?」
>>126
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朝の歯磨きは食前派か食後派か聞く
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↑
-
http://url.ie/12aa4
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https://lndt.net/BEhtw7
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「知らん」
あなたの言葉にもぷいとそっぽを向いている。
食後に磨くのは早すぎると唾液がどうの、という話を思い出したあなただったが、まぁどうでもいいかとも思っていた。
少女はしらんとあくびをしている。
>>131
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↓
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何か食べたいか訊ねる
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「ああ、やはり気持ちが籠っているものがいい」
少女はそんなしらじらしいことを言った。
しかし言った本人は怪訝そうな顔のあなたにはてと首をかしげるばかりで、特に意識はしていないようだった。
「うんうん」
>>134
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野菜炒めとお酒をふるまう
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野菜炒め定食をお出しする
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あなたは野菜炒めを作ることにした。
作った野菜炒め
1.豚切り落としとキャベツを中心とした油たっぷりの中華風野菜炒め
2.季節のアスパラ、タケノコ、そしてきくらげを炒めた野菜炒め
3.ウインナーやにんじん、玉ねぎなどを均等な大きさに切った食べやすく、どこか懐かしい野菜炒め
4.魚肉ソーセージを使ったジャンクな味付けの野菜炒め
>>136
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2
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ホタテのダシか何かであっさりいただきたい
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「あーん」
あなたの作った季節の野菜炒めは旬だからか油を纏って輝いているようだった。
それを箸にとって少女へと運ぶ。
「ん、ん……うん、うまい。褒めてやろう」
ははぁと大仰に頭を下げるあなたにいいからよこせと口を開け、あなたも粛々と従った。
「あむ、ん、次はもっと一杯。ん」
こりこりした食感やしゃきしゃきした食感、そして風味豊かな全体のまとまりを楽しんでいる。
多めにとると少女はあーんと淑女としてはあまりよろしくはない大口で受け止めていた。
「水」
はいはいとコップを傾け、次は言われる前にタイミングを計ろうと決めたあなたは少女の喉と、頬のふくらみをじっと見るのだった。
「ご飯……多い。もう少し、よし」
>>140
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ksk
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いっぱい食べる君が好き
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「そうか。お前もほどほどに食べるといい」
少女は特に変わらない様子だったけれどただ手を動かすあなたに食事を勧めてくれた。
そうして手を止めて何回か口に運んでも特に何も言わず、じっと見ているだけではあるが。
>>143
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デザートに杏仁豆腐でも
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一緒にテニスをする
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「なるほどなるほど目が見えていないようだ」
あなたの提案に少女は頷き、そっぽを向いた。
ぷくーと頬を膨らませている横顔が見える。
その姿は子どものようで可愛らしくあったけれど、見惚れている間にあなたの右足は倒れてきた箪笥で粉々になった。
>>146
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治療する
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救急車を呼ぶ
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静かな町に救急車の音が鳴り響いた。
あなたは血まみれの片足をどこか他人事のように見て、電話を掛ける動作も驚くほどスムーズだった。
血を見ることを嫌がり、天井を見てなんだか眠いと思い、目を閉じる。
広がる血にいっそ心地よさすら感じていた。
結局、ぼんやりと運ばれた先で大腿骨膝蓋骨脛骨下腿骨踵骨が砕けたことにより右足は切り離された。
もっとも、あなたはそれを術後に医者から聞かされてはじめて知るところとなる。
目覚めたばかりのあなたは痛みもなく、どうして病院にいるのだろうと思うほどであった。
両足に力をこめ、バランスが取れないことで初めて自分の身の軽さに気が付き、叫ぶ。
パニックは痛みを引き起こし、ない場所が痛みを訴え、晴れることのないかゆみはあるいは痛み以上に体を蝕んだ。
胸を裂き、爪の痕が痛々しく残り、薬を塗っても寝ているうちにその傷は引き裂かれた。
結局そのせいか足に感染症だろうか、水泡ができ、治療が伸びに伸びた。
そして紆余曲折あってあなたは義足を手に入れ、家に戻り――
「おや、おかえり」
少女は変わらず、あなたを出迎えた。
>>149
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いない間不自由してなかった?
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とりあえずご飯を一緒に食べる
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「ん、食べる」
とりあえず、とあなたは疲れ切った様子でご飯を食べることにした。
缶詰や瓶詰、乾物などと古くなった米はあるようだった。
何を食べますか
>>151
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チャーハン作るよ!
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肉は抜こう(提案)
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卵というのは存外長期間持つらしい。
割れていないならば数か月という話もある。
と、あなたな冷蔵庫の卵を持ち、チャーハンを作った。
冷蔵庫にはペットボトルのようなものに詰められたネギとチューブのニンニクがあった。
それと缶詰の帆立を油ごと入れ、調理する。
家庭用の火ではしっかり焼かないといけないという話もあるが結局あなたにはよくわからなかった。
かんかんと意味もなく叩き、出来上がったチャーハンはしかし、並べた時点であなたの視界から消えた。
暗闇よりもなお暗い。
瞼の裏の神経の煌めきすらなく、真の闇であった。
両眼が虚のように、なくした右目を懐かしく感じるような痛みがあなたを襲い、べちゃりと音を立てた。
>>155
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動物性はダメだったか…
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チャーハンが冷めないうちに食べた後で今後の身の振り方を考える
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あなたはチャーハンを食べた。
匂いをもとに場所をつきとめ、レンゲと器の奏でる音を過剰に、やや不快なほどにかきならした。
噛みしめるたびに筋肉が引き攣り、涙の代わりに何か液体が溢れている気がする。
食べているうちにあなたの口内は不自然にひきつり、顔面麻痺のような状態になっていた。
口の端を釣り針で引っ張られたように、けれどそのまま無理やり顎と顎をぶつけるように食事を続けるのだった。
「……」
あなたから少女は見えない。けれど存在を感じることはできた。
さてこれからどうしようかと暗闇で考える。
見えないならば集中できるというのは勘違いで、不慣れな刺激があなたを襲っていた。
どうすればいいのだろうという堂々巡りな思考はあなたの指先が震え、器を慣らしていることにさえ気付かせなかった。
>>158
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俺を食べるのか?
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目が見えないのを相談する
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「ん、治すか?」
声が聞こえた。
今の過敏なあなたには無味乾燥な声色でも自分の中で勝手に色づけしてしまう。
鼓動が高鳴り、その誘惑をなるべく丁寧に、うまくやらなければとあなたは思った。
「敬い、毎日祈りを欠かさず、穢れたものを遠ざけ、心と知を尽くせ」
少女の声はあくまで平坦であった。
>>161
-
手始めに今少女が望むものを訊く
-
お祈りをする
-
あなたは平伏した。
額を地にすりつけ、意味のない言葉を呟く。
その間瞳からこぼれた液体は顔を汚すように広がり、そのまま逆立ちしそうなほどの前のめりは体液全てを流さんばかりだった。
そして痺れるような痛みと幻肢痛が与える電気信号が極限に達すると、呼吸を忘れた。
「……」
あなたは目を開き、目の前のどす黒い血に驚き、そしてそのまま立ち上がり、たたらを踏んだ。
右足で。
「……近い」
キスするほどの距離であなたは少女を見た。
いつもと変わらない表情で、ただ佇んでいる。
>>164
-
早速お供えものを用意する
-
失礼がないように、供えてはいけない食べ物を教えてもらう
-
「不快なものを指折り数えろと」
光を取り戻すとあなたの世界は輝かんばかりだった。
すりこみのように少女が美しく見えたけれど、その少女はどうも不機嫌そうであった。
>>167
-
冷蔵庫にあったとちおとめを供える
-
↑
-
「ん」
元気になったあなたはとちおとめを備えることにした。
無言の催促に指先を伸ばし、口をあけた少女に運んでいく。
「悪くない」
久々の両眼に少し手間取ったあなたはうっかり距離を間違えることもあったけれど、指を噛まれる程度で済んでいた。
>>170
-
体を綺麗にする
-
名前を聞く
-
「白と呼ばれたこともある」
少女は苺を噛み噛みそんなふうに名乗った。
白は髪は黒く、白いのは下半身だけだなぁなどとあなたは思った。
>>173
-
じゃあしーちゃんって呼ぶわ
-
買い出しに出かける
-
あなたは買い出しにでかけることにした。
1.場所+一人で行く
2.場所+二人で行く
>>175
-
ジャスコに一人で
-
あなたはジャスコで買い出しをした。
食料品やもろもろの雑貨を買いため、使用した乾物なども仕入れておいた。
>>178
-
ご飯を作る
-
シロちゃんへのお祈りは為になるなぁ!
-
あなたはよくわからないことを言いながらスキップで帰宅した。
同じことを当人にもいってみたが首をかしげて何かかわいそうな人を見るような目で見られた。
もっとも、あなたはそれはそれで珍しい顔を見られたと満足そうであったが。
「頭が限界を迎えてつらくなったら一度砕くといい。治してやろう」
>>181
-
昆布で出汁をとる
-
お祈りする
-
あなたはお祈りをした。
白はそれが当たり前のように振る舞い、特にあなたに何かすることはない。
しかしちらりと見られただけであなたのかつて失われた両目と片足がじくじくと痛み、それは昇華されて不思議な感覚を与えていた。
その目はあまり正気とは言えず、見つめられた白の方も怪訝な目で見つめていた。
>>184
-
ご飯を作る
-
>>183
-
気が付くと夜も更けていた。
ひとまずあなたはここは腹を満たさなければ、とご飯を作ることにした。
材料はふんだんにあるが――
何を作りますか
>>186
-
精進料理
-
上
-
あなたは精進料理を作った。
タケノコのお粥に蕗の汁物、箸休めの独活をさっと煮て味をつけたものを数種類。
「あーん」
そして今白に差し出しているのは飛竜頭であった。
もっとも、できあいの品なのだけれど。
「ん、まぁまぁ」
小さな口が半分かじり、せわしなく動いてからまた二口目と食べている。
あなたはバランスよく料理を食べさせ、それでも匙などは丁寧にしても限界があった。
「……む」
白は口の端に付いた滴をべろと少し下品に舐めとり、下から見上げるようにあなたを見て、わざとらしく唇を舐めた。
>>189
-
目を治してくれたことへの感謝を伝える
-
「よしよし、たやすいことだがまぁせいぜい感謝するといい」
白は満足そうに笑っている。
あなたは目と足の感謝を余すことなく伝えた。
むしろ前よりも調子がいいくらいだ、というのは世辞にすぎただろうか、などと思いながら。
>>192
-
お風呂入ります?
-
心眼の練習
-
あなたは心眼の練習をした。
目を閉じ、集中する。
心を無にして、あるがままに受け入れる。
「……」
白の気配はとらえているがそれは彼女が佇んでいるからである。
きちんと、もっととあなたは閉じた闇の中で彼女をとらえ、さらに集中する。
そして集中が極限に達する。
白を見た。
「……」
あっ、とあなたは口に出し、嘔吐した。
一度目の波で胃の中身を吐き出し、二度目で食道を焼く胃液を。
そしてそれでもまだ足りないとカエルのようにできもしない内臓吐きでも試すように吐き続けた。
頭痛は常にあなたを蝕み、涙がとめどなく溢れた。
「ああ、残滓でも刺激が強いか。こっちにこい」
白がやれやれとため息をついた。
あなたは地に伏し祈るような姿勢のまま這いずり、近付いていく。
口の端からはもはや血が溢れている。
そしてべたりと倒れこんだあなたに影がかかり、頭にそっとキスが落ちた。
それでようやくあなたの痛みは止まった。
震えも止まる。
疲れと傷も癒え、それでも戻らない体力を癒すようにあなたはただ眠りに落ちた。
「まったく」
>>195
-
お風呂に入ろう!
-
>>194
-
あなたは部屋で一人目覚めた。
昨日のこともまばらな記憶で、しかし嘔吐の痕は確かに残っていた。
それゆえにお風呂で綺麗にしなければならなかったのだ。
「臭い」
追い立てられるようにあなたは掃除をし、体を洗い流した。
>>198
-
改めて精進料理を作って食べる
-
>>106の紋について聞いてみる
-
「んん……これか」
白はううむと体を左右に揺らし、こほんとせきをした。
「まぁ、血の現れとでもいうべきか。いや、どうだろうな」
本人もはっきりしないのかなんとも歯切れの悪い答えだった。
あなたには彼女はごまかしを言っているわけではないように思えた。
>>201
-
山にキャンプに行く
-
↑
-
あなたは山にキャンプに出掛けた。
整備されていないけもの道はハチェットを振るわなければ歩くのも面倒なほどだ。
「……いい空気」
それでもその場は清廉というべき雰囲気があり、あなたは汗だくになりながらも爽やかさを感じていた。
道を切り開き、飛び出た木の根に足をかける。
それを繰り返すこと数時間、ようやく開けたところにでることができた。
「さて、何をするのか」
>>204
-
まずはテントを設営しよう
-
テントを設営する
-
「がんばれー」
白は棒読みであなたを一度応援すると森をのんびりと見ていた。
一方汗だくなあなたはテントのための釘を地面に打ち込んでいる。
思いのほか硬い地面に四苦八苦し、額を拭っては設置に励んだ。
立派とは言えないがそこそこの仕上がりである。
とあなたは思った。
>>207
-
もってきたおにぎりを食べる
-
湧き水を汲んできて、白にも飲ませてあげる
-
「ん、ありがとう」
あなたは湧水を汲んできた。
実際の所よくなかったりするのだろうがそれはその場の盛り上がりというか、いいものだろうという結論である。
その水は冷蔵庫で冷やしたものよりは暖かいのだろうけれど、あなたの体に染み入るようだった。
「……ふぅ」
次に白に。
あなたはまるで毒見だなんて思いながら、唇を濡らす彼女を見ていた。
>>210
-
晩御飯を食べて天体観測をする
-
ロープワークでキャンプに役立つ家具を作る
-
「……何をしている?」
あなたは言葉を投げかける白を無視してロープを結んでいる。
ランタンを通したり飯盒用の道具の作成などやってみたかったことを試していた。
金を出せば器具はあるだろうがロープを購入して、というのも男のロマンであった。
「ほー」
後ろから聞こえる声になんとなく自尊心をくすぐられながら慣れないとはいえ立派に完成させた。
実際使うかは別として。
>>213
-
山菜採りを手伝ってもらう
魚はアウトなんですかね
-
↑
-
たぶん血は穢れだからアウトなんじゃないですかね
-
「それは毒だ」
あなたは山菜取りを手伝ってもらった。
持ってきた植物図鑑ではわからない範囲も白は把握しているようで顎で危ないものを示してくれた。
結局二人で手分けして見つける、というものではなく二人で探して選別するという状態であった。
もっとも、楽しむという点では悪くないのだが。
「足元に根っこが突き出ているから転ぶなよ」
あなたが汗だくで山道を歩いているのに対し白は汗一つかかずしれっとしている。
「……顔を見ている暇が合ったら地面をもっと見ろ」
>>217
-
炊き込みご飯!
-
上
-
「灰汁抜きならばもっと時間が――」
あなたは山菜の下準備を済ませ、炊き込みご飯を作った。
独活や蕨は取れたてがいいというものでもなく、少々雑な下ごしらえと言えた。
「……ま、よかろう」
出汁は固形であったりはしたがそれでも見栄えはよくできた。
見栄えは。
「……」
正直えぐみが残っている。
下処理を短時間しただけでは当然足りない。
「……ま、悪くない」
それでも食べた白はふっと笑い、次と催促をしてきた。
合間に食べたあなたは少しばかり表情をこわばらせたけれど、流した汗と環境がアクセントとしておいしく感じさせてくれていたのだった。
>>220
-
催促に合わせてあーんで食べさせる
-
天ぷらにして、あえてゴミ箱に棄てる
-
星を眺める
-
http://url.ie/12aa4
-
「ほう」
あなたは山菜をてんぷらにすることにした。
下茹でし、様々な山菜を準備して高温の油で揚げる。
「ほー」
ばちばちと輝くようなそれをしばらく眺め、取り出した懐中時計で時間を見る。
そしてしばしの時間待つ。
「おー」
時計を見る。
あなたは鋭い目で時間を確認するとてんぷらを次々と取り出していった。
黄金色に輝くてんぷらはどんどん積み重なり、厚めの衣のものは特に光っていた。
そしてそれを捨てた。
「は?」
あなたは油の処理を済ませ、満足げに汗を拭った。
「は?」
>>225
-
捨てたのはドッキリでした〜
-
↑
-
と見せかけて
-
「……」
あなたは静かな瞳で見つめられた。
溜息すらつかずにじっと。
悲しんでいるような怒っているようなそれにあなたはただ汗を流し、目をそらすことしかできない。
そして、隠したてんぷらはしっかりあなたが食べた。
少ししんなりして胃が持たれるような気持ちであった。
>>229
-
懺悔の念も込めてお祈り
-
↑
-
優しい世界
-
あなたは御祈りをした。
目を閉じてむにゃむにゃと懺悔と何か願望のようなものが混じっているようなそれを呟く。
どこぞの聞きかじった言葉などは気に障るかという配慮のような、そうでないような。
「……」
その間もじっと見られていたが機嫌がよくなったのかあなたにはよくわからなかった。
>>233
-
木いちごとかなってないか探す
-
↑
-
あなたはこれは詫び案件だろうと山に踏み入った。
都合よく果物があるわけでもなく、山を登るのにかかった時間や調理も含めて暗くなってきて迷い始めた。
火は危ないからと消してきたのがあだになったのか煙で位置を確認することもできない。
そうして最初暑いと思って肌を伝っていた汗が急に冷たく、氷のようだと感じるようになってはじめてあなたは焦りを感じた。
しかし、闇を前にして足がすくんだあなたに声が聞こえた。
「左」
小さく、しかししっかりしたその声は聴きなれたものであり、思わず左を向いた。
しかしそこは周囲と変わらず薄暗く、まともな道があるとは思えない。
それでもその言葉に従いあなたは歩いた。
「そのまままっすぐ。ああ、足元の注意を忘れていた」
ときに転がり、ときに木に服をひっかけた。
しかしあなたは無事拠点に戻ることができていた。
「おかえり」
少女は変わらずのんびりと佇んでいる。
>>236
-
キャンプファイヤーをする
-
家に帰ったら何食べたいか聞いて今日はもう寝よう
-
「おやすみ」
あなたの質問に対して答えることもなく隣に入り込んだ白は寝てしまった。
テントの閉塞感は童心に返った気持ちで楽しむことができ、むしろこのまま話してもよかったのだが、食事についてはあまり話は広がらなかった。
あなたは目を閉じた。
都会よりも静かなはずで、実際そうなのだがなんだかまた別の喧騒に包まれているようで、不思議な気持ちであった。
そして心の片隅で蟲はそこまで多くないと思いつつ、虫よけはどうなのだろうと悩み、結局そのままのあなたは朝にはあちこち蚊に刺されてしまっていた。
>>239
-
服がいつまでもボロボロなのはアレなので繕ってさしあげる
-
↑
-
「ああ、触らないように」
あなたは白に伸ばした手を止めた。
そのまま視線を向けると彼女の纏っているものはくたびれてあまりいい生地ではないようである。
ウールのセーターをそのままというレベルのものでないならいいのかもしれないが――
「いやなに、これに触るのもあまりいい気分でもあるまい」
納得できるような、納得できないような言葉で諭された。
>>242
-
ロープで縛ってもらう
-
山を探索する
-
あなたは山を探索した。
なんとなく、とだけ言ってついてきた白と風光明媚な景色を楽しむことはできたが別段面白そうなものは見つからなかった。
もちろん普通の山なのだから当然なのだけれど。
>>245
-
水浴びで汗を流す
-
お背中流しますよ!(水浴び)
-
「……好きにするといい」
水場にたどり着いた二人は特に葛藤もなく水を浴びることにした。
そびえたつ岸壁があり、透き通るような水の中には魚が呆けている。
唐突に頭に浮かんだあなたのさりげなくもない言葉は意外にも許可を得ることができた。
服をたたんだあなたであったが白は特に気にすることもなくそのまま水に入り、腰までを浸かっている。
そうしているとただの濡れ鼠の少女にしか見えないけれど、水面下では砂利を爪が抉っていた。
「?」
あなたはしっかりと水を吸い込んだ布の下から指をさし入れ、見えないままの中に指を這わせた。
「ん」
すべすべした感覚と、薄い肉と骨がある。
ざぶざぶと水をなじませるように撫でているとふやけないかと心配になるほどの細さと薄さであった。
>>248
-
πタッチ
-
SEX
-
「……ずいぶんと盛っているようだ」
あなたは白の背に触れながら腰を揺らしていた。
水流で自慰するようなそれはときたま触れる布地の刺激だけで歯を食いしばるほどだった。
そして口から放たれる野性的な言葉にからかうように、憐れむように白は微笑んでいた。
「……ん」
白が振り返る。
下半身はざんぶと大きく水を揺らし、上の人間らしい部分は悪戯っぽい笑みを浮かべている。
くるりと正面を向いた少女にあなたはどうしようかとまごついてしまった。
あるいは怒られる子どものように。
しかし白はこほん、と咳ばらいをわざとらしく一度。
教えるように静かな声で呟いた。
「まさかここでするわけでもあるまい?」
いつもと変わらない声色であったが水を浴びていたからか色っぽく、あなたの熱が移ったようにいつもより顔色がいいようだった。
では、とあなたは白を抱きあげた。
水を含んでもなお軽い。
しかし、下半身が恐ろしい。
彼女の重心の腰付近、片手は人の部分だが、片手は当然蟲だった。
滑るような感覚は蟹を思わせる。
そしてさらに恐ろしいのが蟲の腹と、足だ。
水気を帯びて光り、それがうねっている。
乱反射する光はそれを際立たせ、黒々と光る爪は踊るようだった。
「さ、はやく。……このままでも私は構わないが――」
にやにやという声はあなたの目線を追ってのものだった。
滑りそうになる手を抑え、あなたはなんとか水辺を抜け、なんとか大丈夫そうな場所を探した。
しばらく動いたせいかすぐに拠点に戻ることもできず、自分のたたんだ服を足で蹴って動かし、器用にばらまいた。
「むっ、少し乱暴だな」
あなたはなるべく優しくその服の上に白を置いたのだが微妙に機嫌が悪い。
文句を言われた。
地べたに数枚服が乗ったからといって硬いものは硬いからしかたなくはあるのだが。
-
「どうした? ああ、そうか。うむ」
白は仰向けになり、じいとあなたを見ていた。
股間を膨らませる姿に笑いながら、しかしなぜ襲ってこないのかというふうに。
そして納得し、小さな声を漏らした。
「んっ……ふ……はぁ……ふぅ」
深呼吸。
あなたが乱暴にめくり上げた布は腹と乳房を晒していた。
その下腹がうねるように動き、さらに下の、段のような芋虫の部分をずらした。
甲羅のような硬質な部分がずれる。
それを追って、パーツを繋げている部分がぐにゃりとずれる。
そして見えたのが――白い、筋のようなものだった。
「敏感だからな。乱暴にするなよ」
人間の膣のような、しかし妙に白い。
狭い幼子のようなだけでなく、その肉自体が茹でたてのような、白くふわりとしている。
「……そんな見るな。しっかり濡らせ、ささ」
恥じる姿は珍しい。
しかしそれ以上にあなたは股間に釘付けになり、顔を寄せた。
呼吸に合わせて揺らぐ肉。
「ん」
指を沈める。
すると、本当に沈んでいく。
はりがなく、柔らかな肉だった。
離すと痕が残り、ゆっくりと浮上していくような。
戻っても少し赤いそれは火傷したようにも見える。
「唾液で――あ、こら、舐めるな」
あなたは思わず舐めていた。
味は何とも言えない。愛液もなく、ただの器官というべき肉。
舌のざらつきでけがをさせないようにべっとりと。
指で押し広げるとそのまま戻らないような繊細さに恐れながらためた唾液を舌先にのせ、まぶし、送る。
それをひたすら続けた。
「……」
またがるあなたの体に蟲の足が絡みつく。
その動作に思わず下がってしまったが、顔の赤い少女はもう準備ができているのか、その合図なのか、無言であなたを見ていた。
一度立ち上がり全体を見ると何とも異形である。
人間のように直立するとそれが際立つ。
人間部分より多い蟲の体は腹を見せて、腹部を覆う灰褐色のキチン板がしっかりとしている。
足は常に蠢き、あなたに爪を向けている。
毛か何かがびっしり生え、さらに爪が十、四五と黒々と光っている。
その大小の鉤爪はあなたをひっかくことはないがそれらが視界の端に映っているだけでどこか背筋が凍りつくようだった。
そして一番下は爪のような、牙のような太いものがある。
すべてが生きているように、人間の呼吸のリズムで揺れていた。
「……? まだか?」
あなたは少し萎えてしまっていた。
しかし白の腹と膣を見て奮い立ち、おおと跨った。
熱い肉棒は手よりも熱く肉を焼く。
挿入は簡単だった。
柔らかくふわふわと包み込むようなそれはただ入れるだけで肉を裂くようで腰が引けた。
奥まで入れて中を小突くとぐちゃりと潰れてしまいそうなもろさがある。
「……ふ、人の心配をするか早漏が」
ちらりと白を見てもあなたを嘲るだけだった。
しかし乱暴につけば豆腐のように砕けてしまいそうで、入った道を戻るような注挿しかできずにいた。
それでも、気持ちが良かった。
彼女の肌が冷たく感じるほどに熱く、自分の唾液である粘液は気持ちよく竿を包んでいた。
形を変える膣内はけなげに締め付け、柔らかな舌のようにカリ首をなぞっている。
「……ん、もう少し激しくしてもいいぞ」
リズムが速くなる。
とんとんと奥を突く。
たまに中心を外れ、ずるりと膣の横側をえぐる。
すると中はまた形を再構築するようにうごめき、あなたを迎えた。
「まぁ、うん、悪くは、ないな」
白の表情は変わらない。揺れる声も喘ぎというよりはただ揺れているふうだ。
しかしそれでもあなたは疑似的にでも彼女を喜ばせているという快感に浸ることができた。
そして目的に向かうことも。
「うむ、その気遣いの無さは、ああ、かわいらしい」
射精の瞬間は土を握りしめていた。
抱きしめると壊れてしまいそうで、その硬さが彼女の性器の柔らかさを感じさせた。
「……元気元気」
どくりと震え、中を汚す。
精子の熱さで溶けてしまいそうな肉はもちろんそんなことはなく、ちゅうちゅうとかわいらしく吸うようだった。
「まだ出るか。……ああ……ん、こら、抜くときもちゃあんと、優しく、な」
抜き取るときは慎重に。
当然性器を見ていた。
白い肉は精子でさらに白く汚れ、締まることなくぱくぱくと蠢いている。
あなたが名残惜しそうにその穴を見ていると、少女は無言でそれを一瞥すると体を揺らした。
ぬぐい取るように言うでもなく、何をするでもなく、ただ最初にしたように、その穴を透明な部分、柔らかな部分、そして硬い部分と徐々に覆っていくのだった。
「……ん? 足りなかったか?」
あなたは風邪をひいた。
>>252
-
アーイク!
安価下
-
看病してもらう
-
「ふむ……体力は如何ともしがたいか」
あなたは朦朧とする意識で青空を見上げている。
ふらふらと二人で拠点に戻ったはいいが水びだしのままさらに汗をかいて長時間そのままなせいでひどく体力を消耗していた。
「ま、静かにしているんだな」
白の声はいくらか優しい気がした。
血液だけ急に増量することはできないように、あなたの体力も風前の灯火といったところだった。
もっとも、白は看病という名目でそばにいてくれるだけだったけれど。
>>255
-
キスする
-
感謝をのべる
-
「……」
あなたはぼんやりと感謝をした。
白は特に何もしゃべらず喉を震わせるあなたを見ていた。
熱は徐々に引き、体の疲れだけが残っている。
風邪と言っても悪化することはもうなさそうだ。
>>258
-
ご飯食べる
-
眠ってる間にキスされる
-
あなたは眠っている間にキスされるという夢を見た。
目覚めると唇に葉っぱが張り付いているというオチが付いていたが。
「ん、起きたか。……なんだその顔は」
>>261
-
体調チェック
-
トランプでもして気を紛らわす
-
白ちゃんトランプできるんですかね…
-
「ふむ」
あなたはトランプを取り出してから当然のことに気が付いた。
そして流れる冷や汗を抑え、自然な流れで自分が持つという答えを出した。
「……やりにくそうだがいいのか?」
あなたは片手で反対側を見せるようにカードを持ち、自分のカードもまた手に持ち、両手に扇のようにしてトランプを持った。
ポーカーでもしようということだがカードの交換のたびにせわしなく手を動かしていた。
「右から二番目……いやその反対のだな。そう」
なんだか二倍疲れて楽しいかそうでないかあなたにはよくわからなかった。
>>265
-
ksk
-
抱きつく
-
「ん……じゃれるな」
あなたは白に抱き着いた。
彼女の柔らかさより布地ばかりが気にはなったが、どことなく本人も感じ取れる気がする。
「鼻を鳴らすな。ああもう」
細い体は力を入れれば折れてしまいそうだ。
>>268
-
食事の準備
-
上
-
何を作りますか
>>270
-
たけのこを掘ってじっくりあく抜きして筍ご飯
こんな事もあろうかと持ち歩いていた味噌と山菜でお味噌汁でも作ろう
-
キノコか何か見つけておかずも作ろう(提案)
-
あなたは筍のあく抜きをした。
米粒を入れたり、聞きかじった行動ではあったが問題はなさそうだった。
タケノコは若竹だろうか、小さいもの取らずに置いておくモラルを中途半端に発揮した。
山菜なども結局あく抜きに数時間かかってしまったけれど、汁ものもできて適当に焼いたキノコも添えてなかなかのできであるといえた。
「ん」
そしていつものように白に食事を勧め、こぼれないように慎重に食べさせていく。
手皿も考えたがマナー的に云々、と思いつつ彼女の口の端に光るものを拭くのも楽しみであった。
「もう少し薄いほうがいいな」
白はあなたとは逆の感想を述べた。
若い男としてはなかなかつらいものがある、と滋味あるふれる料理を口に運びながらあなたは思った。
いささか渋すぎるとも。
そして朝から山の散策をし、はては情交。さらに拠点であく抜きやらでだいぶ時間を使ってしまったようだ。
>>273
-
帰ってきてお風呂に入ろう
-
「そ」
下山後のあなたの提案は軽く流された。
そもそも白の体長的にお風呂はどうなのかとか思うところはあったがなんともいえないものであった。
「汚れておらんし、別にいい」
少女の服はいつものようであるし、姿もいつものようだった。
あなたが鼻先を近付けてもそれは変わらない。
どちらかというとあなたの匂いに少女が顔をしかめていた。
「ちゃんと綺麗にしてこい」
あなたは一人寂しく体を洗った。
>>276
-
SEX
-
ポリネシアンセックス
-
フフフ…SEX…
-
「ぽりねしあ……ん?」
あなたはそんな提案をした。
もちろん詳しい知識など持ち合わせてはいないのだがいわゆるスローセックスだろうという程度の考えである。
「ふむ。……ま、よかろ」
白はまぁいいかと横になりかけて、ごろりと天井を向いた。
横でくっつきあうとどうしても足がしっかり触れるだろうという配慮が感じられた。
さて、それはともかくあなたは水分や軽食の準備をはじめた。
少女は釈然としない顔でそれを見つつ、溜息をついた。
「私はこのままで? 楽にこしたことはないが……」
部屋は薄暗く、水は落としてもいいようにペットボトルと、しなびた野菜サンドイッチを作った。
そしてあなたはまずは、と愛撫をはじめた。
「……ん」
相変わらず白い柔らかい肉を露出してもらう。
できたてのようなそれはパンのようにふかふかで、あるいは赤子のそれを思わせ、背徳感をあなたに与えている。
「ん……なんだか、優しい、な……ふむ」
愛撫はゆっくりという話を思い出し、あなたは本当に優しく、あるいは臆病に愛撫をした。
白もぴくりと震えはするものの深呼吸で押さえられる程度の快感は、荒く息を乱すこともなかった。
「……はぁ……ふぅ」
30分かけてようやく小指を滑り込ませた。
その瞬間だけこほんとわざとらしい咳が聞こえた。
入れた指を動かすと中まで透けるような気がする。爪を立てようものならえぐれてしまいそうだ。
あなたはそっと動かし、ちらちらと少女を見ながら愛撫を続けた。
じんわりと肌からうっすらと汗がにじむような感触を何度も超えてようやく糸を引く程度である。
「ふ、随分とそっちはやんちゃだが……」
あなたの股間は隆起し、我慢汁を湛えている。
白は余裕たっぷりの視線を向けるがそれでもとあなたは手を止めなかった。優しく、たっぷりと。
そしてついにと、あなたは少女へと跨った。
白はふっと笑みをこぼし、ない手を広げるようにあなたを迎えた。
「さ、おいで。手加減はしてやろう」
先に床に手をつき、ゆっくりと体重をかける。
むぎゅうという情けない声はただの生理現象で、肺からのものだろう。
つぷと亀頭が埋まり、割り開いていく。
足を延ばす代わりにだろうか蟲の部分がうごめき、波打った。
「……ふぅ……はぁ……ん、で、どうするんだったか、ん?」
これで完成とあなたがいうとなんともいえない表情を浮かべ、白はため息をついた。
「ただの同衾のようなものか」
その言葉には諦めを感じた。
しかしあなたはそれはともかく、とあえて無視し、覆いかぶさったまま深呼吸。
閉じた部屋の中でゆっくり。
少女の呼吸に合わせると白もまた、ふふんと笑ってゆっくりと呼吸を始めた。
「繋ぐ手がないのが残念か? 唇を合わせてもいいが……初物のように吐き出しては終わってしまうか」
膣がうねる。
彼女のお腹が揺れるに合わせて膣でしごかれているような気分になる。
射精に耐えるという行動自体がきっとよくないのだろうが、あなたはしばらく歯を食いしばらねばなかった。
息をして、余裕そうな彼女とは違ってふっとこらえるような呼吸。
「おおがんばる。撫でてやりたいくらいだ」
と、最初の限界が訪れた。
優しい声に促され、吐精。
吐き出す精子はぬるぬるとゆったりと押し出されるようだ。
「熱い……うむ、よしよし」
とくんと流れ出るような精子は彼女のお腹にたまり、それを数度。
仰向けだからこぼれることもなく、密着したままで泡立つこともない。
ただ精子はあるがままに揺れている。
「このままで、なるほど。……抜けてしまわぬように何かいうべきか」
あなたの荒い息はわたわたと探った手の先の水で収まった。
その水を飲みながら萎えいく股間に力を入れようとすると、ぐいと顔が寄せられた。
「私にもよこせ。いや、口で、な」
白の声は揺らぎ、奇妙な音に聞こえた。
誘惑のそれに水を含んだまま乗せられ、近付く。
「さ、おいで。……ん、ん」
こぼれないように唇を合わせ、入りすぎないように舌でゆっくり送ろうとして、あなたの口は決壊した。
白の舌がぬるりと入り込み、水を奪い取る。
慌てて止めようとした唇は彼女の舌をしごきあげるように抑え、唾液のぬめりはそれ以上の滑らかさで吐き出される。
「ちゅっ、ちゅ……ん、ふ……ぁ……っ」
帰ってきた水は多少暖かく、そして抜群に甘い。
あなたの脳を痺れさせ、二人の唾液でシェイクされたそれを気まぐれに飲み、あなたは少女の喉がなるのに奇妙な充足感を覚えながら、また股間を膨らませた。
「ふふ……」
股間が膨らみ、腰をむずがるように揺らす。
それだけで彼女の狭い膣内は精子を潰し、混ぜ、白濁液を作った。
ふとももに蟲の足が絡みついてもあなたはもはや気にすることはなかった。
「さぁて、何発出すか、数えられるかな?」
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あなたは死んだ
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ファッ!?
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異形はのんびりと日々を過ごしていた。
少女との暮らしは悪いものではなかったが、寿命の差というものがある。
蘇生を望まない彼女に強制するほど我儘でもなし。
いなくなると寂しさなどとうに乾いたはずだけれど、それでもなんとなくでかけたくはなる。
そしてわずかなつながりをたどり、飛んでみた。
それだけの話。
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悲しいなぁ
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白
公明正大でやさしいおんなのこ
慈悲深く、物静かで穏やか
望むものもなくのんびりと過ごすのが好き
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オシラサマの系譜
彼女の姿はあなたの視線から
自分用設定イラストの角度からやや恣意的に
彼女の下半身は蚕である
血液は赤であり、たまに発光する
本来の体節とは違い10体節の腹部のみが下半身にある
気門は左右に
腹部の二番目に紋があるが服で隠されている
五番目の紋は見える位置にある
腹足は三から六に一対ずつ
足は密集したキチン帯があり、内側には爪がびっしりと並んでいる
子どもの育成は八腹で行い、羽が生えることはない
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ヒント部分
最初で親戚の死の情報+安価での彼女の目的の答えとして死んだから来た
つまり親戚の元にいた
親戚に関する安価があった場合情報が得られます
彼女はあなたが数年前訪れたときにすでに真っ白な、老婆であった。
やけに信心深くそれはあなたにとって煩わしいものだった。
また、食事もとても満足のいくものではなかった。
敬虔といっていいのかベジタリアンである彼女は肉を食べることがなかったからだ。
しかし今思えば精一杯のもてなしを受けていた気がしていた。それが彼女の信条の範囲内でできる最大限のものであったように。
あなたはいまさらながら後悔をしていた。
ベジタリアンという情報で彼女の好き嫌いにつながる。ただ序盤で情報が出た場合攪乱用に少女は魚の缶詰を欲しがる
また、テキストの都合上老婆の家に行っても情報はなし
ただ延命を断るという描写を入れる
これにより死は越えられるという描写(好感度)
今回は焼肉屋であったが基本同席させると呪いが発動する
肉の匂いがすると自動的に顔の神経を麻痺させる
コンビニならばフライヤーで、スーパーならば試食でそれを見せる
ただ今回焼肉屋で、中に入らなかったため詳しい情報はなし
ドンタコスに関しては食肉を模したもの、という要素があるのでダメ
ただし匂いだけならば軽度ですむ
貴方の場合麻痺して口の中を噛む、という一文を追加
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彼女は優しく、癒し、夢枕にたって色々な情報を教えてくれる
ただし今回は宝くじ+山道の誘導
といった要素がメインそもそもあまり寝なかったのもあり消化した、という感じにしてしまいました
捨てると戻ってくる
これはあらゆる現象を超えて戻ってくる
川に捨てるとそのまま逆再生で戻ってきたという伝承より
彼女の服は穢れを込めたものを重ねたもの
その枚数分の穢れがあるが、舞うことで晴らせる
あなたが服を買うではなく、古着をあげるという選択をした場合舞う
テレパシーができる
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呪い
獣の肉や卵を捧げられると目を呪う
三度重ねると死に至る
これは好感度が上がってもそれを受け取るという要素が彼女には許せない(自己性の否定)なので死ぬ
好感度がかなり高いと蘇生
臭いでも呪う
ただ顔面麻痺で済む
また、好感度が高い場合許してもらえる(オシラサマのために別な場所で食事をとろうとしたところ、オシラサマが我慢するから戻っておいで、といった話がある)
癒してもらえるが、そのときの契約により一日一回の祈りを欠かすと呪いが進行する
癒してもらっていても食い込んでいるので段階が進む
悪口を言うと呪われる
事故に合う。程度により変化
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結構めんどくさかわいいコでしたね
エッチな事はいけなかったのだろうか
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芋虫とイチャコラする趣旨のスレだと思ってたゾ…(池沼)
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だいたい芋虫だから……
えっちなことは大丈夫
好感度もりもりあがるタイプなので
らしく扱ってもらうとその分色々してくれる
その分扱いを間違えると死ぬ
基本的な流れとして
色々究明して好感度あげてエンディングに行く会話
だったり
地雷踏んで癒してもらう→そのかわり祈りが必要になり、そのまま死ぬか好感度あげて蘇生とか
今回の場合時間経過が含む行動で日を跨ぐであろうということで三回目の呪いで死にました
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目がやられた時はダメかと思いましたがなんとか続けられましたかね
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次の女の子
人間、ロボ、シスター、ゾンビ、忍者、盗賊、メイド、触手、口裂け女、蛭、スライム、エルフ、ラミア、女騎士、人魚、猫、ハーピィ、吸血鬼、女神、妖精、死神、宇宙人、天狗、天使、巨人、雪女、鳳凰、竜、大蛇、キメラ、オルク、妖狐、科学者、蛤、蟲、固有名詞以外
きた女の子>>294
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求道者(モンク)
ダメなら安価下
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夜な夜な襲い来る謎の勢力と戦うカラクリ剣士
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分類的にロボだと思うのであれですかね……
安価下
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海賊
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さまよえるオランダ人ですね
適当にアレな感じに
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1.小
2.大
>>299
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大
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おっぱいの話かな?
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